朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

黄砂、中国から。

2011-05-03 | 京都の文化(春)
昨日、5月2日、京都市内は黄砂で上空は白く曇り空となりました。中国大陸からの飛来です。

1980年まで、彼の国は大気圏核実験をゴビ砂漠で実施していましたから、当時砂漠など乾燥地帯に降り注いだ放射能、放射性物質は今でも残っているでしょう。セシウム137やストロンチューム90の半減期は約30年。まだ半分は残っている。

中国政府の責任で完全に除染してください。



朝8時半ころの出町柳橋から大文字山の眺めですが、白くかすんでいました。



鴨川デルタからの眺望です。



これは、清水寺から京都タワー方面。正午頃。

「黄砂」「放射線」あるは「放射能」で検索すると、最近、韓国では黄砂から微量の放射能が検出されたとの報道がありました。

また、独立行政法人農業環境技術研究所の研究報告には「黄砂とともに飛来する放射性セシウム(137Cs)」があります。2002年3月の測定値を元にして現地調査した論文です。

http://www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/result/result24/result24_68.pdf

怖い話が続いたので、元気をこの看板からもらいましょう:




== 追記(2011-05-05)==

黄砂の放射線が気になっていました。
京都府ウェブにて、環境放射線測定値を公開しています。毎時の数値もありますが、日ごとの変化が重要。

下記は、京都市内での過去1ヶ月のデータですが、幸い、黄砂が酷かった最近数日間の異常値がありません。


出典:http://www.aris.pref.kyoto.jp/map_7.html

なお、上のグラフで、針のようなピークの線は「雨雪量」(右の縦軸)。雨が降ると空中の降下物が多く落下するようですね。
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
黄砂に放射線の増加なし (geneve)
2011-05-05 10:53:04
自己レスです。
京都府の測定値(4月5日から1ヶ月間の変化)グラフを追記しました。とりあえず、本件については安心。
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