玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々
一昨日の
足場設置に続き、
昨日からセメント詰めが
おこなわれています。
蔵の北の窓を
セメントでかためて
いただきました。
大枠ができれば
完成です。
細部まで補修すると、
手間がかかり
費用がかさみます。
保温、防音の効果が
維持できれば同じです。
現代では、
左官屋様がお一人で
窓一箇所を
一日でほぼ終了です。
昔は、
想像を超えて
手間をかけ、
原料、材料も
とことん選び、
ねっちり仕上げた、
ここまてやるのか、
それが伝わってきます。
3Dで
体をほぐし
できなかったことを
体験したり、
外側はとてつもなく
古臭いが、
中は近未来に。
中も古くして
ヨーロッパの
古い絵画のように
部屋を作り、
と言っても
板で作られた
窓のような
気がしますが、
内側に板で
窓の形に作り、
音楽を。
すべて土作り。
窓まで土で、
補修はセメントですが
やはり土。
徹底しています。
昨日、左官屋様の補修工事が
始まりました。
窓をもとどおりに
することが
できません。
開け締めすると、
粘土がこぼれ落ちて
中身が
なくなってしまいます。
セメントを詰めますが、
開閉できるかどうか
の状態です。
蔵の窓を直すには
わらを
練り込んだ土が必要です。
たとえ作れても
寝かせる必要があります。
セメントが簡単です。
原材料でさえ、
どれほど人手が
入っているか
想像を超えています。
百年前から百五十年前に
作られたものですが
土からこれだけのものを。
それをなおすには、
ものすごい費用が。
土で
できているのですが。
蔵は壁が厚いので、
窓を閉めれば
断熱が完全だ。
音も同じように
断音できる。
中でピアノをひいても
外へもれない。
トランペットも
どんな楽器でも、
練習に最適。
電気的に音響効果を
変えることができれば、
大ホールで演奏の感覚に。
背後から
オーケストラをながすと
カラオケ協奏曲。
壁をモニターにして
3Dで大ホールの
感覚が出せれば、
すぐになれる
名演奏家。
ゲームもできる。
3Dなら現実感が出る。
スポーツで一度も
やったことがなくても
スキーのジャンプ、
ゴルフ、
スキューバダイビング、
重量上げ、棒高跳び、
マラソン、
優勝とか。
できそうにもないことが
ゲームでできて
体も傷めない。
そのうち、
本当にプレーとか。
蔵の窓は、
米を入れたら
閉めておきたい。
光がいるのは、
作業中だけ。
夏の高温を避けるため、
窓が高い位置にある。
庇で直射日光が
入らないようにしている。
ヨーロッパの
古い絵画の窓は、
夏になったら
開けておきたい。
全開で光が必要、
庇も短い。
冬の寒さから守るため、
高い位置にある。
どちらも
掃除は二の次、
保温は同じだが、
窓の目的は正反対。
夏の日光がいらないか、
ものすごく必要。
日光の関係は、
住宅にも当てはまる。
庇が長いか、短いか。
保温の関係は、
昔から無視か
寒さ対応か。
やはり正反対。
壁も正反対。
土を練り上げたものは
ほっとくとくずれる。
石を積んたものは
永久、
部屋に鍵をかければ
入れない。
昔から蔵にしか
鍵をかけなかったところとは
だいぶ違う。
外から開けるか、
内側から開けるか。
蔵の窓は高い位置に
つけられている。
室温を一定に保つためだ。
住宅の窓はたいがい
床につけられている。
太陽光が必要、
掃除も必要。
蔵は太陽光も掃除も
必要ない、
誰もやらなかった、
と想像できる。
掃除はやっても
年に数回か。
ヨーロッパの古い絵画は
窓が高い。
そこから光が
差し込んでいる。
太陽光も必要、
室温も保持したい、
蔵と同じ。
それで蔵のように
掃除がいらない住宅だった、
と想像できる。
今でも、
どの部屋も普通に
靴で奥まで入るように
なっていて、
すごい習慣だと感心する。
全室がそれだから、
朝の始まりが
玄関の掃除、
と言う感覚は
出てこない。
靴がいつもきれいなら、
泥がつかなければ、
庭のホコリが
玄関におしよせなければ、
玄関の掃除はいらない。
ホコリが入らなければ、
畳の掃除もいらない。
となれば最高。
それは実現可能。
庭に草かあれば、
ホコリがない。
泥もない。
ヨーロッパは森で
覆われていた。
今は、
硬い地面と芝生、
夏の乾燥した空気、
冬は雪がサラサラつもる。
ホコリも泥もない。
蔵の窓に
花瓶でも置くと、
そのままヨーロッパの
絵画になりそう。
暗い冬から
太陽光があふれる、
さわやかな夏。
暑い湿気の夏から
秋の晴れた空気を
表現するにはーーー
夏は、
ホコリだらけで、
暑くて、
ジメジメしていて、
掃除もほどほどにしないと。