https://the-liberty.com/article/20048/?pageId=2
《ニュース》
オーストラリア保健当局は15日、コロナワクチンの5回目接種(3回目の追加接種)を推奨しないことを発表しました。
《詳細》
保健相のマーク・バトラー氏は同日に行われた記者会見の中で、少なくとも2回の接種を済ませている人がほとんど重症化しなかったことを示すシンガポールの事例を紹介。その上で、5回目のワクチン接種を行ったとしても、その効果はほとんどないとの見解を示しました。
続けて、「ワクチンに関する技術的諮問委員会(ATAGI)は(シンガポールのような)国際的な事例や、国内のワクチンの接種人数や感染状況などのデータを踏まえて、5回目の接種を推奨しないことを決めた」と述べました。
またATAGIに所属する研究者の一部では、「ワクチン接種の回数を重ねるほど、ワクチンの効果よりも副作用の方が大きくなる」と指摘する声も見られています。
ワクチンを繰り返し接種すると、人間の免疫が抑制されるなどの副作用効果が強くなり、その結果、逆にコロナに罹りやすくなってしまう状態になりかねないとも指摘されています(本誌2022年11月号特集「コロナワクチンは本当に大丈夫か?」参照)。
また、ワクチンの副作用事例も多数報告されており、アレルギー反応であるアナフィラキシーや心筋炎・心膜炎、血小板減少症は明確な関連があると考えられています。その他にも、自己免疫性血小板減少症や、くも膜下出血、心不全、心筋梗塞なども、一部、因果関係があるのではないかとする指摘も出て来ています。
では、こうしたリスクを抱えながらも、ワクチンを接種するメリットはあるのでしょうか。厚生労働省のデータや研究では、ワクチン接種者の方がかえって感染しやすくなるという現象が報告されています。また、現在、感染が広がっているオミクロンの変異株ウィルスには、現行のワクチンでは対応できず、接種者がかえって感染しやすくなっているのではとする声も出て来ています。
感染予防効果がなくとも、「ワクチンは重症化を防ぐ」とする向きもありますが、そもそもオミクロン型になって、コロナ自体がかなり弱毒化しています。ワクチンの効果よりも、コロナの変異の影響の方が大きいと見られます。
次々と変異株が出現する新型コロナウィルスに対して、ワクチンは十分な効果を発揮しません。それどころか、ワクチン副作用で苦しむケースが多数、報告されてきています(関連記事参照)。ワクチン接種が2年近く経過する中で、現状を冷静に受け止め、ワクチン依存の構図を改める必要があるでしょう。
【関連記事】
2022年11月号 コロナワクチンは本当に大丈夫か? - Part 1 専門家インタビュー集
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2022年10月号 効かないワクチンと政府の隠蔽
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2023年11月12日付本欄 厚労省の分科会は「ワクチン接種後の死亡例は1900件超」と報告 国民を危険に晒していると認識し、政府は「ワクチン依存」を考え直すべき
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2022年10月13日付本欄 「ワクチン接種後に335万人が有害事象に苦しむ」とする米CDC(疾病予防管理センター)のデータが公開 ワクチン政策を見直すべき時が来ている
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2022年9月29日付本欄 イギリスのワクチン推進派医師が「接種中断を求める」論文を公開 ワクチン副作用はもはや無視できないほど数多く報告されている
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2022年8月13日付本欄 政府は5歳から11歳にもワクチン接種の「努力義務」を適用 死亡事例を含め、深刻な副反応のリスクを明らかにすべき
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