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もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

カープ好発進

2020年06月21日 | カープ・スポーツ

 ペナントレースが3か月遅れで始まり、われらのカープが2連勝と好発進した。

 今年のカープの戦力は昨季と同等・若しくは以下とされ、カープをプロ生活のルーツとする達川・笘篠両解説者以外の順位予想では、概ね4位以下とされていた。事実、オープン戦や練習試合では13連敗を喫する等、カープファン同士の内緒話でも優勝を口にすることは避ける雰囲気であった。おまけに、開幕戦の対戦相手は優勝が本命視されるDeNAであり、重苦しいスタートは覚悟していたが、カープ球団には失礼と思うものの望外の2連勝を果たした。とりわけ、私のプリンス堂林翔太選手は開幕スタメンを果たし、2戦目では4安打と大活躍した喜びは大きい。堂林選手は野村謙二郎元監督から氏の背番号7を与えられるほどの逸材とされ、ブレイクしたシーズンのオールスター戦では本塁打を打った選手であるが、緒方監督の元では1・2軍を行き来するエレベータ選手になってしまっていた。今季はバチスタ事件や主力選手の故障で得た開幕スタメンであったとしても、1軍定着を果たして欲しいと願っている。それにもまして驚いたのは、初戦で完投勝利した大瀬良大地党首がプロ入り初のホームランを放ったことである。TBS「水曜日のダウンタウン」で大瀬良投手は、数少ない「柵越えホームランを打ったことが無いプロ野球選手」の一人と紹介されていたので、今回のホームランは”プロ初”どころか”人生初”の快挙ではと思っている。

 中国コロナ禍、中朝韓の不愉快な動向、時代遅れの買収に奔った国会議員・・・等々、暗雲ただならぬ世相であるが、自分にとってカープの好発進は一筋の光明に似ている。本日は、背番号18を背負ったゴールデンルーキーの森下暢仁(まさと)投手が先発する。大分県出身の森下投手に、初先発・初勝利、カープ開幕3連勝を託すものの、気負うことなく・悔いのない試合をしてほしいと願うところである。1シーズンに2回ほど書くカープ礼賛コメント、DeNAファンの方にとっては歯ぎしりしたいものかと思うが、鯉幟の季節が2か月ほど遅れただけと鷹揚な対応をお願いする。何故なら、どう贔屓目に見てもDeNAの投手陣には勝てないことを、大方のカープファンは自覚していると思うからである。