glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

今朝のNHK:ニュース深読み

2011-12-17 09:40:17 | 平和

 ニュース深読みと言うのは初めて見ました。座談会形式で出席や者はアナウンサーも含めて6~7人でいた。(人数まで数えていませんでした。)話は昨日、野田首相が冷温停止状態:原発事故収束と宣言したことから話は始まりました。但し廃炉まで後40年、かなり困難な作業が続くという事でした。

 さて、放射能を含む汚泥は現在、日本国内で69000トン、焼却灰は15400トン保管されているそうです。立川市などは毎日焼却灰が2袋ずつ増え、もうすぐ第2倉庫も満杯になるという事でした。

 あるジャーナリストは今のレベルの放射能は人体に危険ではないと、聴き方によっては焼却灰受け入れを拒否した自治体を非難しているようにも取れて不愉快でした。彼は放射能を受け入れるか受け入れないかの濃度は煙草と同じように個人で決めればよいとも言っていました。しかしその濃度を正確に伝えない政府が安全であるといってもだれが信じるのでしょう!

 レポーターの話では秋田県では焼却灰の放射能の濃度が最初に伝えられていたよりはるかに高く、運搬トラックが通学路付近を通るので母親たちが反対運動を起こしたという事でした。

 一番賛成できる意見は放射能を含んだ物質を拡散させず、各自治体固めて処理するというものでした。また、彼はタバコが18歳未満の人に禁止されていると同様、食物の放射能濃度も大人と子供は分けて考えるべきと言っていました。当然そうあるべきと思います。もう、人生きの先が見えている人間とこれか幾十年生き続けるであろう子どもと同じであってはならないはずです。子どもたちの未来は次の世代へと続くのですから・・・。

 放射能を含んだ廃棄物は各自治体が処理するのは土地の問題があって難しいという意見がありましたが、この問題は国が処理すべき問題です。各地にある国有地を使用すべきではないでしょうか。

[ 追記] 高性能の焼却炉で焼却すると焼却灰の量はずっと少なくなるそうです。しかしその場合、粒子が細かくなりすぎて飛散の恐れが増大するそうです。

 

 セシュウムには2種類あり一つは(番号忘れました!)半減期が2年程、他方は40年だそうです。100年経てば、人体に無害になるそうです。

 まだまだ多くの事が語られていましたが、だれか他に見ていた方に別の観点から意見を述べて欲しいです。

コメント
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