友人を介して思いがけない方から思いがけないプレゼントをいただきました。
頂き物はDVD。12月10日に行われた神奈川ザメンホフ祭で横浜エスペラント会の合唱部が歌った歌が入っていました。月に2回数年間練習を重ねているとのことでとても美しい歌声でした。指導者の牧野三男氏はもう80歳は超えていると私は推測するのですが、その上耳も聞こえなくなっていると言うのに、今なを精力的に指導しているのです。誰かYouTubeで流してくれたらその歌声をみなさんに聞いていただけるのではと思うのですがお聞かせできないのは残念です。
その他に仙台の白百合学園の3年生が歌った歌や沖縄出身の歌手読谷山こずえさんの歌ったふるさとも入っていました。
子どもたちがエスペラントを説明するのに宮沢賢治の詩がともに朗読されました。これも嬉しい贈り物の一つです。と言うのは私がエスペラントを学ぼうとした時、先生が宮沢賢治はエスペラントを始めてすぐにEsperantoの詩を書いたのですと教えてくれた時の詩だったのです。それ以来耳にすることはなく、tomatoという単語だけが心に残ってなにか大切なものを失ったような気持ちだったのです。本当に嬉しい出会いでした。
その詩をここに書いておきます。
はだしにて 雲落ちたる 十月の トマト畑に 立ちてありけり
Mi estas staranta nudpiede
En oktobra tomata formejo
kie nuboj faligxas.
今年も良いこともあった年でしたと言えそうです!