とうとう東京電力が電気料金金値上げを表明しました。原発が稼働できないので火力発電の燃料費高騰が経営を圧迫していると当然のことのように言っていました。まるで原発反対は電気料値上げの根拠のようにも聞こえました。
今まで、電力会社が各地に分かれて電力の供給を独占している事をおかしいと考えた事もありませんでした。でも、家の配電も東京電力のモノなのです。自家発電してもその電力は自分の家の配電線を使えないのです。初めて家を建てた時配電線はどうして東電のものなのかと聞いた。答えは安全のためです。故障があった時個人では修理できないでしょう。一ヵ月数10円使用量でみなさんは安全を買っているのですと言われそういうものかと思ったものでした。
今朝テレビで、東電はまだ売却できる財産がある。例えば送電線とか送電線する権利を売り、民間の発電所がそれを使えるようにすると言う意見を聞き、民間参入と言う方法もあったのだと改めて思うのです。
原発事故の責任は安い電気の供給のためには経費の安い原発が必要と推し進めた政府と電力会社にあり、消費者にあるわけではないと思うのは私一人でしょうか。この夏頑張って節電に協力したと同じように値上げする東電に同意するわけにはゆかないと若い主婦が街頭でインタビューに答えていました。
政府が支払うにしても、東電が支払うにしても事故の補償は国民が払う事になるのですね!