多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

今日3月28日は金玉均事件の日です

2022-03-28 | 政治つぶやき 令和4(2022)
今日3月28日は明治27年のこの日、金玉均が上海で暗殺されました。
金玉均暗殺といえば日本史一夜漬け勉強でおなじみですが、事件の内容にはあまり触れられません。
左翼には都合の悪い内容だからです。

金玉均は日本と連携し朝鮮の近代化を目指そうとしましたが失敗し、日本に亡命していました。
金玉均を助けた日本人には福沢諭吉・犬養毅・頭山満らがいます。

その金玉均に李逸植・洪鐘宇の二人の刺客というか工作員が接近し、李鴻章の力を借りて朝鮮の改革を進める計画を金玉均に提案。
犬養らはこれが策略であることを見抜き、だまされないよう金玉均に忠告しましたが、朝鮮改革を願う金玉均はこの提案を信じてしまった。

こうして金玉均を上海におびき出し暗殺。
工作員と言いましたが拉致事件のようなものです。

そして朝鮮に戻された金玉均の遺体は八つ裂きにされ朝鮮各地でさらされました。
金玉均暗殺事件に多くの日本人は憤慨し日清戦争開戦の一因にもなっています。

当時の朝鮮は清朝の属国で今で言えばウイグルやチベットと同じ。
暴虐支配の清朝は中共に重なります。

その清朝からの自立や独立を目指そうとすればいかに危険な目に遭うか、これも今のウイグルやチベットの人たちと同じです。
そして朝鮮で日本と連帯しようとすると金玉均のような目に遭う。

金玉均暗殺事件の意味、あらためて確認すべきでは?

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ボケの花も咲いている | トップ | 田舎のガソリンスタンドがな... »
最新の画像もっと見る

政治つぶやき 令和4(2022)」カテゴリの最新記事