多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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自民党ピークアウト説

2023-12-24 | 政治つぶやき 令和5(2023)
自民党の最盛期は既に終わった。
岸田政権になってつくづくこう痛感するようになりました。

小選挙区比例代表制になってから自民党の議席のピークは二つあります。
最初は小泉純一郎で次は安倍晋三。
どちらも選挙で衆院の自民党の議席は占有率3分の2に迫りました。

なぜ小泉純一郎と安倍晋三がここまで議席をとれたかは別として、岸田やそれに続く総裁が、この二つのピークに並びさらには上回る議席をとることができるか?
多分、無理でしょう。

ところで衆院議席の3分の2と言えば重要な節目で、これだけの議席を狙おうとするのは憲法改正への意志とも重なります。
しかし岸田には散総選挙に打って出ようとする度胸はないようで、ましてこのライン越えを目指すとも思えない。

憲法改正に限らず、今の日本を変えるために何かをやるなら圧倒的多数の議席獲得が絶対に必要で、小泉や安倍はそれを意識して政治と選挙をやっていた。
一方、岸田にその意志がないのはヒシヒシと伝わってきます。
意志がなければピーク越えは厳しい。

繰り返すと岸田政権に小泉・安倍時代の再現はほぼ不可能で、この先も期待できそうにないのでは?
それでは保守と自民党はどうなるかですが、それに触れれば長くなるので今日はここまで。

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