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退職金制度のご相談、従業員への説明で大切なのは、相手の主張を受け止めるということ。

2009-03-24 09:17:31 | 企業年金・退職金制度

昨年秋に社労士の先生を介して、ある社労士の先生をご紹介頂きました。
その方から、「みとめ3原則」ということを教えていただきました。

原則1・・・見とめる(=受け止める)
原則2・・・認める(=受け入れる)
原則3・・・皆豊める(=受け入れあう)←「みなとめる」を「みとめる」と読む。

特に保険業界の方では、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これは、木戸一敏先生の「みとめ3原則」です。
同名の本も「こう書房」から出版されています。

いろいろ考えさせられました。

私の場合、どうしても自己主張してしまいがちなので。

実際、人と会ってお話しする時、考えが違う場合は、余り反論しないことも
あります。面倒なので、聞き流してしまっているのです

企業年金・退職金のコンサルティングは、最終的には事業主と従業員に認め
てもらえる、喜んでもらえる制度をお届けすることです。
つまり、企業も従業員も笑顔になれる制度をお届けすることです。

適年の移行に際して、
・確定給付企業年金は負担が重くなる
・確定拠出年金は従業員に掛金の運用させるのがどうも。。。
というお考えに、よく出会います。

ここで、私の方から結論を急ぎすぎないほうがいいわけですね。
そうしてしまうことが多いかもしれない。

プレゼンがうまくいかなかった時、つまり有料コンサルティングに関して、直ぐ
にお返事をいただけなかった時は、本当に落ち込んでしまいます。
何がいけなかったのだろう?から始まり、自分のどこがいけないのだろうまで、
ひたすら自分を責めてしまうことが多いです。

そうではない、と、「みとめ3原則」は教えてくれました。

まずは、いろいろ勉強させてもらう機会を頂戴し、「ありがとうございます。」
なのです。

そう考えると、違った観点から前に進めますよね。

最終的には、事業主と従業員が笑顔になれる制度をお届けすることを目指し
ているのですから。