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事業主が納得するコンサルティング料とは?⇒費用対効果を示すこと。

2010-07-06 06:39:36 | 企業年金・退職金制度

先日、環境問題のセミナーに参加しました。
「C2C」のセミナーです。

「C2C]って、ご存知ですか?
私は知りませんでした。このセミナーに参加して初めて知りました。

「C2C」とは、cradle to cradle の略称です。
「ゆりかごからゆりかごへ」ということで、商品やサービスの生産において、
原料の調達から廃棄方法まで、環境負荷の少ない方法を考えてビジネス
を行うことをいいます。
「C2C」の認証を取得する動きが欧米で始まっているそうです。

セミナーの後の質疑応答で、
「C2Cの認証の取得には、どれだけの費用がかかるのか?」という質問が
ありました。
費用はかなりかかるということでした。

確かに、「C2C」は、企業のビジネスモデル全体の変革を促す考え方で、
「環境への配慮」「社会的公正」「企業利益」の3つを同時に達成すること
が求められます。
これを認証するということは、安くはないですよね。

質問した方の意図は、
「ISOを取るのに、企業利益のほとんどを持っていかれた。『C2C』が
今後日本で必要になってくると、ISO以上の費用がかかるのは困る。」と
いうことでした。

さて、標記の件です。
確かに、コンサルティング費用の尺度は。。。これは難しい問題です。
どうやって、事業主に理解していただくか?
費用対効果を示すことだと思います。
企業年金・退職金制度では、変更前より変更後のほうがコストが減ると
いうことが示せると、ベストです。
もちろん、制度設計が事業主にも従業員にも、気に入っていただける内容
であることが前提の上の話です。

 6月29日の記事「育児・介護休業法の改正⇒6月30日から施行さ
れます。」に間違いがありました。
社会保険料の取り扱いについてです。
育児休業中の社会保険料は、従業員分も事業主分も免除されますが、
介護休業中は、どちらも免除になりません。
介護休業中は給与が支給されませんので、社会保険料の扱いについて、
会社と話し合っておくことが必要です。

6月29日のブログは、7月5日に訂正したしました。
申し訳ありません。宜しくお願い致します。