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企業年金加入者数の推移

2010-07-08 10:16:12 | 確定拠出年金・企業型

適格退職年金への新規加入が認められなくなってから8年になります。
この間、企業年金の加入者数は、どのように変化したのでしょうか?

適年の移行はで、中小企業では中小企業退職金共済を選択していると
いうことを、皆様もお聞きになったことがあると思います。
実際は、どうでしょうか?

平成14年度末は、
適格退職年金の加入者は、859万人
厚生年金基金⇒      1,039万人
確定給付企業年金⇒     15万人
中小企業退職金共済⇒   260万人
企業型・確定拠出年金⇒   33万人
でした。

平成18年度末は、
適格退職年金の加入者は、506万人
厚生年金基金⇒       524万人
確定給付企業年金⇒    430万人
中小企業退職金共済⇒   284万人
企業型・確定拠出年金⇒  219万人
となりました。

平成21年度末には、
適格退職年金の加入者は、249万人
厚生年金基金⇒       460万人
確定給付企業年金⇒    647万人
中小企業退職金共済⇒   302万人
企業型・確定拠出年金⇒  340万人
となっています。

確定給付企業年金が、適年の移行だけでなく厚生年金基金の代行返上
をうけて、加入者を伸ばしています。

一方、中小企業退職共済は、中小企業での利用が多いとはいえ、大きく
加入者が増えているわけではありません。
むしろ、企業型・確定拠出年金の加入者数がこの8年で、10倍になって
います。

では、企業型・確定拠出年金を導入している企業の規模は、どうなので
しょうか?     続く