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企業年金の運用環境の悪化とその対応について

2008-10-28 10:30:07 | 企業年金・退職金制度

昨日10月27日朝7時からのNHKの「おはよう日本」で、5分間ほど、
企業年金の運用の問題について、放送がありました。

株価の下落、急激な円高が企業年金の運用に深刻な影響を及ぼし
ているという内容でした。

10月24日のブログでお伝えしたように、この番組の中で、本当に少し
だけ、10月22日の勉強会の模様が写し出されました。
勉強会では、「悩み深まる日本の企業年金運用」と題して、元・朝日
新聞厚生年金基金常務理事で現在山梨学院大学の講師をしておら
れる吉田弘文氏が、講演されました。
お話はNHKの報道のニュアンスとは違い、「運用環境悪化は深刻な
問題だ、困ったことだ。」というような内容ではありませんでした。
現在の状況を踏まえて、年金基金の運用のあり方について、分かり
やすく解説してくださいました。
勉強会の内容は、DCプランナーのメールマガジンに掲載されると思い
ますので、それを待ってお知らせということにします。主催者より先に
内容を書いていいかということになりますので。

さて、企業年金の運用、確定拠出年金の企業型、個人型にご加入され、
掛金を運用されている方々や個人投資家の方々が株価の下落に悩ま
れていることは、最近よく報道されています。

株価の大幅な下落など運用環境の変化には、
①運用資産を時価で計算し、決めてある資産配分比率と大幅にズレが
 生じている場合は、リバランスする。→決めてある資産配分へ戻す。
②運用資産や配分比率そのものを見直す。→例えば株式を減らして
 債券を多くする。
③何もしないで、静観する。
 があると思います。

企業年金の運用は①で行うそうです。(上記、吉田弘文氏のお話)
新聞、マスコミでは、個人投資家には②をお勧めしているようです。
それから、③もあると思います。

どれがいいとかではなく、ご自分にあった方法はどれかということです。

→続く
                                      



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