先週のブログで報告した、個人型DCの改正点のうち、
「個人型DCへの小規模事業主の掛金納付」ですが、
これが実現するといいですね。
対象となるのは、企業年金を導入することが困難な小規模な事業主です。
従業員数100人以下の企業です。
個人型DCに加入している従業員に、事業主が追加で掛金を拠出できる
ようになります。
従業員と事業主の掛金合計額は、個人型DCの拠出限度額を上限と
する等の制限がもうけられるようです。
つまり、掛金の拠出限度額は、年間276,000円、月額23,000円です。
今の国会で改正法が成立し、いつから施行になるか気になるところです。
厚生年金基金の後継制度として使えると思います。
基金の残余財産で、個人に分配されたお金は、個人型DCに持ち込め
ませんが、基金の上乗せ部分(基金の独自給付)に替わる仕組みを
個人型DCを使って作ることができます。
事業主の負担を減らし、その上で、事業主の掛金の追加拠出がある
ということになると、従業員の納得感も得られると思います。
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