褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 天井桟敷の人々(1944) こんな素晴らしい名作を初めて観るとは馬鹿だね

2008年01月03日 | 映画(た行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ

 どうやらこの正月休みは,DVDや光フレッツから映画を観まくりです

 でも、もう直ぐ競馬が始まりますね。今年の競馬の目標は的中率70パーセント
回収率600パーセントとかなり低めに設定していますので、今年こそ新年にたてた目標をクリアしたいですね。自称馬券士として頑張ります。
 もう、明日は東西金杯の予想をしないといけませんね。やっと正月休みも映画ばかり観る生活から解放されそうです。

天井桟敷の人々

パイオニアLDC

このアイテムの詳細を見る


 また、自称映画評論家として、フランス映画の名作天井桟敷の人々を観ました実はこの映画は今頃初めて観るのですが、この映画を観てやっと自信をを持って自称映画評論家と言うことが出来ます。
 今までは天井桟敷の人々についてどう思われましたかとか、いったいどんな映画ですかとコメントにでも来たらどうしようかとビクビクしていました。
 大昔から知っていたのですが、3時間も掛かる映画なので、なかなか観る気が起こらなかったというのが真実ですが、この休み中には絶対に観ようと思っていました
 ちなみに天井桟敷とは、後方の高い席で、低料金で座れる席のことを言うそうですちなみに僕は映画とかは前の方で観るので、天井桟敷とはあまり関係ありませんねちなみにこの映画で天井桟敷から、舞台を観ている人の画像を下に貼ります。観てたら落ちそうな人もいますね


 それではこの映画の内容を書かないと駄目ですね
内容はこの映画は1部が犯罪大通りで、2部が白い男となっております
 それでは、1部の犯罪大通りから話をしましょうか
 この犯罪大通りは人々が大勢が行き来していて、劇場も多い。そして無職であるが、俳優をしていた事のある野心ありきルメートルが色々職を探すが、その途中で落ちぶれた女芸人ガランスを見かける。女たらしのルメートルは直ぐに声を掛けに行くが、その時はガランスも彼に興味はなく、この広いパリで会うことは、無いでしょうねと言うが、ルメートルこの広いパリも恋人同士にとっては狭いものさと、粋な台詞を言いますこんど、綺麗な女性を見かけたら僕も使ってみますとりあえず、二人はわかれます。
 ガランスは、泥棒をしたり、人を殺した事のあるマフィアの親分の彼女みたいです。親分はではありますが、戯曲を書いて成功を一応は夢見ているようです。ここら辺はフランス映画らしく丹念に描かれていますね。アメリカ映画ならマフィアはマフィアですからね
 そして、ガランスは無言劇場ヒュナンビル座の前で、客寄せにパントマイム役者のバティストを見ます。その間にガランスは隣にいた男から財布を盗まれたと言われますが、この時バティストがパントマイムで彼女は財布を盗んでいない事を、警察に知らせ、回りは大爆笑、僕もこのパントマイムに大爆笑でしたそして、ガランスは、お礼にバティストに持っていた花を1輪あげます
 そして、いよいよヒュナンビル座で無言劇が始まります。しかし、舞台上では喧嘩が起きてしまい、幕が閉まり役者の何人かが勝手に帰りますしかし、ここで職探しをしていたルメートルをいきなり採用して舞台に出し、また客寄せでパントマイムを演じるバティストも急遽舞台でパンとマイムで演じる事になってしまいます。ところがこの二人の演技が大好評何とか急場を凌ぎました

 そして、ルメートルバティスタ仲良くなり、泊まる場所の無いルメートルバティストの住んでいる下宿先に案内し、バティストは、ヒュナンビル座で、芝居を見ていた老人と酒場へ行きます。そしてその酒場に親分連中とガランスが一緒に入ってきます。バティストガランスに恋心を持ってしまい、一緒に踊る事になります。バティストは芝居中は顔を白く縫っているので、ガランスは最初は誰かわかりませんでしたが、すぐにバティストの事をわかります。結局バティストは、親分の子分を蹴り飛ばして、その場をガランスと逃げて、自分の下宿先にガランスも連れて帰ります。そして、一部屋空いていたのでそこでガランスを泊めますがバティストガランスを抱く事が出来ませんでしたなぜなら、彼には同じヒュナンビル座で働くナタリーと言う彼女がいたからだと思います。しかし、ルメートルガランスは窓から顔を見合わせることになります。二人は逢引を重ねる事になります。結局ガランスはヒュンナンビル座ではたらくことになります。

 しかしその舞台を観ていた伯爵がガランスに一目ぼれなんか話がややこしいですね。ガランスは親分、ルメトール、バティスト、伯爵から好かれていますねある日殺人事件が起こりガランスは容疑者になるが、冨と権力を持つ伯爵の愛人になることによって、無罪をうったえる

 そして2部の白い男に変るが、6年後の話になる。そのころルメートルは、無言劇から離れ、別の劇場で名声が高くなる一方バティストはファンナンビル座でスターとなり、今はナタリーと結婚し、子供がいる。
 ある日、バティストが作家3人の言う事を聞かずにアドリブで舞台を演じたら大成功しかし、楽屋に戻るとガランスを隠していると思った親分がいるが、たちまち、彼のユーモアに親分は惹かれる。そして楽屋で飲むのだが、明日作家3人と決闘する事になっていた。決闘で右腕を負傷するルメートルだが、無言劇のバティストの舞台を観に行くが、偶然ガランスと出会う昔の思い出を語るが、ガランスルメートルにお願い事をする。私(ガランス)にバティストを会わせて
 ルメートルバティストは久しぶりに出会い、お互いの成功を喜び合うのだったしかしナタリーの策略で二人は会うことが出来なかったしかし、今度はバティストルメートルオセロを観た時に偶然ガランスを見つけて、ついに二人は夜を一緒に過ごしてしまう。伯爵は親分にガランスルメートルの恋人と勘違いされ、殺される。
 最後ガランスは子供の居る、バティストと一緒になれないことを悟り犯罪大通りを駆け抜けるのだった。
 それにしても、男と女の関係の複雑さ、犯罪大通りを通しての人間模様に興味ひかれるが、二人の主演男優の演技は笑った。流石は名作だと思ったよ
 そうか、最初からガランスはバティストが好きだったんだ




 
 




 

 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする