褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

競馬 金鯱賞反省 あ~あ、参ったね

2010年05月31日 | 競馬予想結果
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 ちょっと展開を読み間違えたドリームサンデーが超スローペースの流れを作ったね上手く折り合ったね
 それに対して僕の本命馬◎のナムラエクセレントは、スローペースに折り合いを欠いてしまった前走の天皇賞(春)を経験したことで、今回のレースに折り合い面で活きるかとおもったけれど、ほとんどジョッキーの制御不能状態になっていた
 それでは反省しまう
 勝ったのはアーネストリー不安は休養明けだけれど、陣営が自信を持っていただけのことはあるスローペースで逃げたドリームサンデーを二番手でマークする形道中はナムラエクセレントに絡まれたりしら¥たけれど、馬がよく頑張ったね今回の勝利で休養明けを挟んで重賞2連勝宝塚記念は相手が強くなるとおもうけれど、この調子ならチャンスあると思う

 2着にはドリームサンデーが逃げ粘った絶妙のペースで逃げたけれど、相手が悪かったねしかし、もう少し速いペースでにげて、スタミナ勝負に持ち込んだ方が良かったと思うけれど、楽なレースをさせてもらって2着だけれど、よく頑張ったんじゃないかな

 3着にはスマートギアが大外から突っ込んで来たしかし、いつも同じパターンで負けているね今回もスローペースに嵌ってしまった上がりの3ハロンを34.2秒のエースで逃げ込まれる展開では、しかも京都内回りコースはこの馬には厳しい戦いになったもう少し積極的なレースをしてほしいね

 4着のホワイピルグリムはこの馬も位置取りが後方だったね最後は難とか3着争いにきたけれど、今後重賞を勝てる馬に思えないね。ちなみに僕の金鯱賞の予想は▲評価にしたけれど、今回休養明けを叩いた効果が次走に出るかも

 5着にアドマイヤオーラ今回は休養明けが長すぎたしかし、最後は外から差してきたように能力は感じたもしかしたら今年は無事なら期待したい馬復活して欲しい馬です
 
 7着にはアクシオン着たけれど、休養明けが響いているねだけど、叩いた次走の宝塚記念は楽しみになる馬

 僕の本命のナムラエクセレントは、スタートから折り合いに専念するかと思ったら、意外に仕掛け気味だった最悪なことに完全に折り合いを欠いてしまった1,000Mを1分1秒はスローペース小牧ジョッキーが乗っていたらと言う感じもするしかし、今回の岩田ジョッキーの乗り方は納得できないねどうせなら逃げてしまえば良いのにと思ったけれど

 今回の金鯱賞はナムラエクセレントの折り合いを欠いたことが大きな誤算です

今年の成績
 的中率 56戦 11勝45敗 的中率 19.6パーセント
 回収率 355,900円使用 回収276,310円 回収率77.6パーセント

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映画 天使(1937) 天使(エンジェル)を想像させる映画は多いけれど

2010年05月30日 | 映画(た行)
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 映画において天使を想像させるテーマを扱った映画はたくさんある
 ヴィム・ヴェンダース監督のベルリン・天使の詩、フランク・キャプラ監督の素晴らしき哉、人生、リュック・ベッソン監督のアンジェラ、フランソワ・オゾン監督のエンジェル(これは、天使とは内容が関係無いかな?)、最近はロン・ハワード監督の天使と悪魔など・・・題名から映画の内容まで”天使”を想像させる映画はたくさんある
 しかし、僕の持つ”天使”のイメージは絵画で見かける子供が頭の上に輪を浮かべて飛んでいる姿しかし、映画で描かれている”天使”を見るとそのような子供を描いた天使は少ない気がする
 よく見るのは、おっさんの姿をして天使が多いね
 そして今回紹介する、題名もズバリ天使は、女性が天使として美しいものの対象として描かれている
 監督はエルンスト・ルビッチ彼の映画は最近、よく見るようになった特に彼の映画でニノチカ街角/桃色の店天国は待ってくれるなど、まさにハリウッド黄金時代における理想と夢を描いたコメディー映画に卓越した監督としての凄さを感じる
 ちなみに僕はルビッチ作品で最も好きな映画(全部観ているわけでは無いけれど)は、第二次世界大戦中のポーランドの芸人一座を舞台にした、当時のポーランドに対する応援歌と言えるであろう生きるべきか、死ぬべきか
 この映画が製作されたのが1942年だから、第二次世界大戦中であり、まさにポーランドがナチスドイツや、ソ連の侵攻、迫害を受けていた時の作品しかし、題名にもなっているが、このシェイクスピアの名作ハムレットの台詞でもある生きるべきか、死ぬべきかを巧みに使った上手いと思わせる映画
 そんなコメディ映画の達人と言えるであろうエルンスト・ルビッチ監督天使を紹介しよう
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 旅客機に乗ってマリア(マレーネ・ディートリッヒ)がパリにやって来る
 彼女はパリに居るロシアの大公爵夫人を訪れるどうやら、その場所は男女が出会うための場所であるようだ
 そこへアンソニー(メルヴィン・ダグラス)という名の英国紳士がやって来た偶然にも部屋の一室でマリア(ディートリッヒ)とアンソニー(ダグラス)は出会ってしまう
 2人は夜に夕食をすることを約束して別れる

 夕食においてマリア(ディートリッヒ)とアンソニー(ダグラス)は良い関係になり、夕食後にデートするが、アンソニー(ダグラス)は彼女に夢中になってしまったしかし、デート中アンソニー(ダグラス)はマリア(ディートリッヒ)の名前を知らないために彼女のことを”エンジェル”と名付ける
 しかし、デートの途中にアンソニー(ダグラス)が目を離した瞬間にエンジェル、すなわちマリア(ディートリッヒ)が姿を消してしまった

 そして数日後にイギリスの優等生の外交官であるフレデリック(ハーバート・マーシャル)がイギリスに帰って来た
 そこでフレデリック(マーシャル)は、かつて第一次世界大戦において同じ部隊で一緒だったアンソニー(ダグラス)と久しぶりの再会をする
 フレデリック(マーシャル)とアンソニー(ダグラス)の会話は、アンソニー(ダグラス)がパリでデートしたエンジェル、すなわりマリア(ディートリッヒ)の話ばかりしているそして近々エンジェル、すなわちマリア(ディートリッヒ)を探しに再びパリに行く話しをしていた
 フレデリック(マーシャル)はアンソニー(ダグラス)を次の日に食事に自宅へ招待するアンソニー(ダグラス)はフレデリック(マーシャル)の家を訪れ、フレデリック(マーシャル)の妻の写真を見て吃驚するなんとアンソニー(ダグラス)の求め、探していた"エンジェル”すなわちマリア(ディートリッヒ)はフレデリック(マーシャル)の妻だった
 しかし、アンソニー(ダグラス)は、そんなことぐらいで”エンジェル”の事を諦めるわけにいかない
 一方、”エンジェル”と呼ばれるマリア(ディートリッヒ)も再び出会った瞬間は、アンソニー(ダグラス)を敬遠するが、マリア(ディートリッヒ)も彼との一晩だけのパリのロマンティックなデートを忘れる事ができなかった
 しかもマリア(ディートリッヒ)が度々パリを訪れていたのは、ワーカーホリックの夫であるフレデリック(マーシャル)がいつも家に居ない寂しさを紛らわすためだった
 再びアンソニー(ダグラス)とマリア(ディートリッヒ)はパリで会うことを、フレデリック(マーシャル)に秘密で会うことを約束するが・・・”エンジェル”と2人の男の三角関係の行方は映画を観てください

 エンジェルを演じるマレーネ・ディードリッヒだけれど、そう言えば天使つながりで嘆きの天使と言う映画にも出演していた
 実はこの映画で彼女は老教授を虜にして破滅させる悪女的な”天使”を演じていたけれど今回紹介したエンジェルでも、三角関係の元凶になる悪女的な”天使”を演じている
 しかし、彼女の魅力は僕たちが想像するような純粋な心を持った”天使”のような役よりも悪女的に匂いのする役が似合っているね例えば情婦の悪女なんかは彼女にピッタリの役だったような気がする
 この映画の魅力はストーリーよりも、ウィットに富んだ台詞にあると思う三角関係に陥った男女の結末は、感動度という点では、エルンスト・ルビッチの映画にしては普通の映画になってしまった感じはするけれど、マレーネ・ディートリッヒの魅力に拠るところが大きい映画です

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映画 デニス・ホッパー氏が亡くなる

2010年05月30日 | 映画関係
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 名優デニス・ホッパーが、癌で亡くなられた
 彼の名前を一躍有名にしたのは、やはりイージー・ライダーだろう
 しかし、僕の中では彼の印象は怪優のイメージがある
 とくに彼が悪役を演じると凄い迫力を感じるとくにデビッド・リンチ監督のブルー・ベルベットでのエキセントリックな悪役は印象深い
 他にもスピードでの悪役も印象的だった
 
 僕が彼の最も最近観た映画はイザベル・コイシェ監督、ペネロペ・クルズ主演のエレジーだけれど、この映画における彼の演技に正直物足りなさを感じた
 あの怪物の如く演じた悪役スターであるデニス・ホッパーが、脇役としてこのような老境に差し掛かった人物を演じていたことに時代の流れを感じる
 
 しかし、僕は彼の無名だった時代の名作を観ている。OK牧場の決斗、理由なき反抗、ジャイアンツ、暴力脱獄このような名作において、出番は少ないながらも若きデニス・ホッパーの姿が見ることが出来るし、扱いは普通の脇役であるが彼の存在は前述した作品において発見は容易であったあれっ!、デニス・ホッパーが出ているという感じだね

 無名時代に名作と呼ばれている映画に脇役で出演していた中で、大スターに登りつめる俳優は少ないけれど、これだけ無名時代に多くの名作に出演していながら大スターに登りつめた俳優は数少ない

 しかし、そんな彼も無名時代には相当苦労したと思うイージー・ライダーで名を上げた彼も、その後は麻薬、酒に溺れて俳優生活を続けるのにピンチの時代もあったが、そんな彼がリハビリ後に出演した映画がブルー・ベルベット
 まさに麻薬、酒による中毒症状の経験が彼の演じる悪役に投影されているように見えるのは僕だけではないだろう

 名優、怪優、悪役スター、超個性的スター、彼に対する賛辞は色々な言葉で表す事ができるけれど、他の俳優とは異なる存在感は一生忘れることができません合掌

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競馬 日本ダービー予想 本命は簡単だけれど

2010年05月29日 | 競馬予想
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 非常に残念だなんとダノンシャンティが骨折で出走回避とは
 今年の日本ダービーはハイレベルの戦いを期待していたが、意外にも有力馬が1頭回避してしまうと難解だと思っていた予想が簡単な予想になってしまった
 ところがこういう本命馬が簡単な時に、2、3着馬を失敗するときが多いのが僕の修業不足を表しているね皐月賞、ヴィクトリアマイルなんかは、その典型的なパターン
 しかし、今年の日本ダービーは、そんなミスをしないようにキッチリ馬券を的中させないといけない
 しかも日本ダービーの馬券はなおさら的中させなければ
 それでは馬印と各馬のコメントを述べよう
 ◎ 9 ペルーサ
 ▲ 5 コスモファントム
 ▲ 7 ヴィクトワールピサ
 ▲12 ヒルノダムール
 △ 2 レーヴドリアン
 △ 3 ルーラーシップ
 △ 8 ローズキングダム
 × 1 エイシンフラッシュ
 ×17 トゥザグローリー

 僕の本命は9番のペルーサ(画像)を挙げるデビューから4連勝ちょっと勝ち方において強烈なインパクトがある藤澤厩舎の悲願の日本ダービー制覇横山典弘ダービー連覇、更に横山典弘GⅠレース三週連続制覇
 世の中こんなに上手く行くのか、逆に不安になってくるねしかし、正直他の馬より能力が違う感じがあるし、もしかしたらディープインパクト級の強さを感じさせる馬ダービー馬の称号に最も近い馬だろう
 
 単穴には3頭あげる
 まずは5番のコスモファントムを挙げる残念ながら皐月賞には間に合わなかったが、休養明けの京都新聞杯では、この馬らしさを見せた当然休養明けを叩いた効果は充分に見込める
 そして実際にヴィクトワールピサと接戦を演じているし、しかも有力馬に差し馬が多いだけに、展開的に好位でレースを出来るこの馬に有利に働く可能性がある勝つ可能性は充分にある

 次に7番のヴィクトワールピサを挙げる皐月賞が完璧な騎乗と言えるが、1番人気の馬がするようなレースでは無いねしかし、その皐月賞が行きっぷりが良過ぎただけに今回の距離延長の事を考えると、少し不安はあるそれに追い出してからの反応が良すぎる面があるから、東京の長い直線を考えると追い出しのタイミングは難しい馬
 確かにそんな不安を吹き飛ばす能力は秘めているが、ペルーサが長く脚を使える東京向きの馬だけに、ペルーサの方を上に評価しないと仕方が無い充分に二冠達成の可能性はある

 次に12番のヒルノダムールを挙げるここに来てスタートの不安が解消されてきたのは大きい前走の皐月賞は外枠が厳しかった4コーナーでもスムーズさを欠いたし、その割に大外から突っ込んで来た脚はヴィクトワールピサよりも評価できる内容だし、東京コースはこの馬にとって望むところだろう
 しかし、若葉Sペルーサに子供扱いされているだけに、ペルーサとは勝負付けが済んでしまっているような気がするが若葉Sの時は、この馬もベストの状態では無かった可能性もある
 前走の皐月賞の走りから、今回は人気馬2頭を逆転する可能性はある

 勝つのは厳しくても2着なら可能性のある馬を挙げよう
 まずは2番のレーヴドリアンを挙げるどうも馬がボケているのか、スタートの行きっぷりが悪すぎるしかし、それを補う末脚の破壊力は今回の2,400Mという距離は魅力的だし、長い直線の東京コースは非常に魅力的だ
 ローテーションも今回の日本ダービーは良いと思うちょっと間隔は詰まり気味だが、闘魂注入されて2着に突っ込んでくる可能性はある

 次に3番のルーラシップを挙げる前走の勝ち方に母親がエアグルーヴという良血が開花した印象がある広い東京コースならこの馬の良さを存分に発揮出来る
 本格化はまだまだ先の馬かもしれないが、既に2着なら来ても不思議では無いだけの能力が現時点でも感じる

 次に8番のローズキングダムを挙げる中間のアクシデント、ジョッキーの乗り替わり、今年に入っての成長力の無さなど不安はたくさんあるが、無様なレースをすることは無いだろうここに来て評価が落ちてくるのは仕方が無いが、2歳時に見せていた瞬発力は一流馬前走の皐月賞にしても大きく負けていないだけに、あんまり評価を下げるのは危険だ2着には押さえる必要があるだろう

 それでは三連単の端っこ(3着)に来ても驚けない馬を挙げよう
 まずは1番のエイシンフラッシュを挙げるしかし、藤原厩舎も最近は悲劇続きだね今回エイシンフラッシュが前走の皐月賞では非常に不利な状態で底力を見せた当然今回の日本ダービーの方が状態は良いはず
 しかし相手関係を考えると頑張って3着までかな

 次に17番のトゥーザグローリーを挙げるこの馬は現在成長途上青葉賞の時よりも上積みは見込めるペルーサに大差を付けられているが、まだまだ奥が深そうだここは3着に来ても驚けないだろう

買い目 三連単フォーメーション
 1着 9
 2着 2、3、5、7、8、12
 3着 1、2、3、5、7、8、12、17

買い目 三連単フォーメーション
 1着 5、7、12
 2着 9
 3着 1、2、3、5、7、8、12、17    合計 63点

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競馬 目黒記念予想 正直つまらないメンバーだね

2010年05月29日 | 競馬予想
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 どうも重賞とは思えないメンバー構成になってしまっただいたいダービーデイに重賞を組むというのが問題だもうそろそろ目黒記念の日程を考えるべき時が来ていると思う歴史のある伝統のレースだから残して欲しい気持ちはあるけれど、同じ週に金鯱賞もあることを考えるとメンバーが手薄になるのも仕方が無いだろう
 しかし、それでも予想をしてしまうのが悲しいことの競馬好きの性ハンデ戦ということもあり、一筋縄の結果では終わらない可能性もある
 それでは馬印と各馬のコメントを述べよう
 ◎ 7 モンテクリスエス
 ▲ 3 スマートステージ
 ▲ 9 トップカミング
 ▲12 コパノジングウ
 △ 4 フェニコーン
 △ 6 ビエナグッドラック
 △11 ミッキーペトラ
 × 2 アルナスライン

 僕の本命は7番のモンテクリスエス(画像)を挙げるどうも松田国英厩舎というのが運が無さそうで不安だけれど
 しかし、ちょっとムラのあるタイプだけれど最近はダートで走っているけれど基本的には芝の長距離レースが向くタイプ今回の東京コースも自慢の末脚を活かせる絶好の舞台ハンデ戦だが56キロの斤量なら特に問題は無いだろう

 単穴には3頭挙げる
 まずは3番のスマートステージを挙げる中距離のレースを使われることが多いが、距離の2,500Mはもしかしたら合っているかもしかも前走で56キロの斤量で勝っていながら今回の斤量の54キロは良いねもしかしたら瞬発力勝負は向いているかもこのメンバーならこの馬が勝っても不思議ではない

 次に9番のトップカミングを挙げる重賞戦線だとやや頭打ちの感じもするが、今回のメンバー構成なら充分に通用する東京コースも合っているし、距離の2,500Mも良い斤量の56キロもハンデにならないだろう重賞で頭打ちと言っても、それなりに通じる力は見せているこのメンバーなと当然勝つ可能性は充分

 次に12番のコパノジングウを挙げるこの馬も前走で56キロで勝っていて、今回の54キロの斤量は良いね
 京都コースが得意なイメージがあるけれど、長い距離で結果を出しているから今回は重賞と言っても、このメンバー構成だからねスマートステージ同様に勝つ可能性充分にある

 それでは勝つのは厳しいが2着ならありそうな馬を挙げよう
 まずは 4番のフェニコーンを挙げる前走はちょっと無謀なレース運びだったが、相手に恵まれたしかし、東京コースは合うし斤量の53キロも良いしかし、それほど切れる脚が使えない馬だから、東京の長い直線において勝つまでのイメージが無いねしかし、このメンバー構成なら2着には押さえる必要がある

 次に6番のビエナグッドラックを挙げる前走は1000万条件を勝っただけの馬だが、勝つということはそれなりの調子は良いということそして51キロの斤量ならば、当然馬券対象内には入れておく必要があるここは2着に来る可能性は充分にある

 次に11番のミッキーペトラを挙げる普通ならこの馬が逃げる展開だろうしかし、ジョッキーがウィリアムズ外人ジョッキーはあんまり逃げないからねしかし、この少頭数で、メンバー的には逃げると思うけれど
 もし逃げたらスローペース濃厚なだけに粘る可能性はあるけれど、東京の2,500Mコースはスタミナがかなり必要スタート地点からいきなり坂があるからね前走の天皇賞(春)の内容が、GⅠレースで相手が強いのを差し引いても、直線に入るまでにダウンしているようではしかし展開的に2着には押さえる

 三連単の端っこ(3着)なら来る可能性のある馬を挙げよう
 2番のアルナスラインだが、トップハンデの58キロは長期休養明けを考えるとあんまり強く推せないね確かに能力通り走ればこの馬が1番強いが、ハンデ戦、休養明け、折り合いを考えると不安材料はたくさんある
 ここは3着に押さえるだけで良いだろう

買い目 三連単フォーメーション
 1着 7
 2着 3、4、6、9、11、12
 3着 2、3、4、6、9、11、12

買い目 三連単フォーメーション
 1着 3、9、12
 2着 7
 3着 2、3、4、6、9、11、12       合計 54点

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競馬 金鯱賞予想 今年は京都競馬場で開催

2010年05月28日 | 競馬予想
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 今週は日本ダービーがある非常に楽しみな一戦だ
 しかし、その前に土曜日に行われる金鯱賞も非常に重要な一戦だ
 しかし、今年の金鯱賞のメンバーを見ると非常に小粒な印象を受ける。
 大荒れも期待出来るメンバーだけれど、混戦のメンバー構成逃げそうな馬はドリームサンデーしか見当たらないがこの馬はスローペースに落として逃げるような馬ではないし、差し馬に厳しい流れにならないと思う
 しかし、トリッキーな京都内回りコースの2,000Mが舞台なだけに波乱の可能性は充分にある
 それでは馬印と各馬のコメントを述べよう
◎ 4 ナムラエクセレント
▲ 2 タスカータソルテ
▲ 5 アーネストリー
▲ 7 ホワイトピルグリム
△ 6 スマートギア
△ 8 アクシオン
△ 9 ドリームサンデー
△13 アドマイヤオーラ
×14 サンレイジャスパー

 僕の本命は4番のナムラエクセレントを挙げる折り合いの難しいこの馬にとって前走の天皇賞(春)は流石に距離が長かったそれでも4着と善戦している
 今回の2,000Mの距離はベストといえるここは有力馬に休養明けの馬が多く、実力的にも重賞初制覇のチャンス頑張れ!岩田ジョッキー

 単穴には3頭挙げる
 まずは2番のタスカータソルテを挙げるこの馬は平坦コースしか走らない前走の大阪杯は苦手の直線に急坂があるコース今回の京都2,000Mコースはこの馬に向く
 しかし、その前走の大阪杯も内容は悪くない
 ちょっとジョッキーが不安だけれど、実績的には勝つ可能性ある

 次に5番のアーネストリーを挙げる前走で中日新聞杯を制して以来の出走とレース間隔は開いている流れは問わないし、内回りコースもこの馬に向いているしかも、京都コースは得意不安は休養明けだけ好位で流れに乗ってそのまま押し切る可能性はある

 次に7番のホワイトピルグリムを挙げるこの馬も休養明けで、しかも休養明け前の2戦が意外な惨敗しかし、今回は立て直されてきたし休養明けが良い方に出る可能性がある
 去年の金鯱賞は、中京でのレースとはいえ3着重賞実績はあるだけに侮れない勝つチャンスある

 勝つのは厳しいが2着なら可能性のある馬を
 まずは6番のスマートギア恐らく位置取りは後方から数えて2、3番目ぐらいの位置取りだろうここ2戦は展開が全く向かずに着順は悪いが、この馬の不器用さが響いているしかし、今回は平均ペースで流れそうだが内回りコースでどれだけこの馬の追い込みが通用するか今回も頑張って2着までかな

 次に8番のアクシオンもはや数少なくなってきたサンデーサイレンス産駒の現役馬
 しかし、今回の休養明けはマイナスだと思うこの馬の本番は宝塚記念
 ここは叩き台と考えて評価を下げたいね

 次に9番のドリームサンデーを挙げるこの馬の単騎逃げが怖いね逃げる事ができればしぶとい馬ここは逃げられるメンバーであり、京都の内回りコースなら・・・勝つのは厳しくても2着に踏ん張る可能性はある

 次に13番のアドマイヤオーラを挙げる流石に1年以上のブランクは厳しい
 しかし、本来の能力を出し切れば怖い存在だ調教の動きも悪くない休養明け緒戦から走れる態勢にはあると思う勝つのは厳しいと思うが、2着に来る可能性はある

 三連単の端っこ(3着)に来ても驚けない馬を挙げよう
 14番のサンレイジャスパーを挙げる調教のタイム的に調子は良さそうだ今回は別定戦でもあり条件は厳しいが、展開が紛れれば3着に突っ込んでくるかも

買い目 三連単フォーメーション
 1着 4
 2着 2、5、6、7、8、9、13
 3着 2、5、6、7、8、9、13、14

買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、5、7
 2着 4
 3着 2、5、6、7、8、9、13、14     合計 70点

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映画 街のあかり(2006) 何をしても上手くいかない人生だけれど

2010年05月26日 | 映画(ま行)
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 フィンランドの映画監督でアキ・カウリスマキという人物がいるけれど、彼の敗者三部作という括りの映画が『浮き雲』『過去のない男そして今回紹介する『街のあかり』を言う
 僕は『浮き雲』は観ていないけれど、『過去のない男』は観ている中年男女の恋愛映画だけれど、人生の悲哀を感じさせつつも、そこにはこれからの人生に向かっていく姿が描かれていた
 所々でユーモアもあり、この1作でアキ・カウリスマキ監督の名は僕の心に大きく刻まれた
 『過去のない男』を観て、僕にはこれが”敗者”を描いた映画には思えなかったのだが、今回紹介する街のあかりの主人公の負けっぷりは、確かに敗者だ
 過酷な人生を描いた映画としてラース・フォン・トリアー監督奇跡の海ダンサー・イン・ザ・ダークがあるが、この映画はとことんヒロインが絶望に追い込まれていく酷さがあった
 しかし、アキ・カウリスマキ監督の作品にはラース・フォン・トリア監督ほどの絶望感は無いし、ユーモアがあるそして、今回紹介する街のあかりも主役の負けっぷりは凄いが、絶妙なユーモアは健在だ
 それではストーリーを紹介しよう
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 舞台はフィンランドのヘルシンキ警備員として夜勤をしているコイスティネン(フーティアイネン)だが上司や同僚からは嫌われていて黙々と仕事をしているだけの男だ
 彼は夜勤を終えると、いつもソーセージ売場に行き、そこで働く女性のアイラ(ヘイスカネン)に自分の夢を語るいつか必ず、独立して警備員会社を作り、今の会社をぶっ潰してやる
 アイラ(ヘスカネン)はコイスティネン(フーティアネン)の事を好きでいたが、彼はそんな彼女の気持ちを全くわかっていなかった


 コイスティネン(フーティアイネン)は昼間は自分の夢を叶えるために企業のセミナーの講習を受けていて、そして独立のためにお金を貯金していた
 彼は銀行へ独立するための融資をお願いするが、全く相手にされずに断られる
 コイスティネン(フーティアイネン)が1人で酒を飲んでいると、女が近づいてきたコイスティネン(フーティネン)はその女性と次の日にデートをする約束をするお互いにぎごちないデートに終わってしまうが、コイスティネン(フーティアイネン)にも、ようやく運が向いてきたと思っていたら、実はその女はミルヤ(ヤルヴェンヘルミ)という名前で、悪党が彼に送り込んだ女性だった

 コイスティネン(フーティアイネン)が夜警で宝石店を見回っている時に、ミルヤ(ヤルヴェンヘルミ)が偶然を装って彼の前に現れた仕事中だったが、彼はミルヤ(ヤルヴェンヘルミ)に自分の仕事ぶりを見せるが、ミルヤ(ヤルヴェンヘルミ)はしっかりと宝石店のドアの鉤をを開ける暗証番号を覚えていた
 そしてミルヤ(ヤルヴェンヘルミ)は更に仕事中のコイスティネン(フーティアイネン)をデートに誘い、彼が飲むコーヒーに眠り薬を入れる
 車に乗っていたときにまんまとコイスティネン(フーティアイネン)は眠り込んでしまい、宝石店の鍵をミルヤ(ヤルヴェンヘルミ)は盗み、悪党たちは宝石を盗み出す事に成功する

 宝石を盗まれたことがコイスティネン(フーティアイネン)の勤務の怠慢という理由で彼は警備員の仕事をクビになってしまった
 そしてコイスティネン(フーティアイネン)が家に居るとミルヤ(ヤルヴェンヘルミ)が訪ねてきたミルヤ(ヤルヴェンヘルミ)は彼が目を逸らした隙に、こっそりと宝石店の鍵と、盗んだ一部の宝石を返すそのことに対してコイスティネン(フーティアイネン)は彼女にすっかり惚れ込んでしまっていて、見ぬふりをするが彼女が出て行った後に、直ぐに家に警察がやってきて、彼は刑務所行き
 彼は警察に何を聞かれてもミルヤ(ヤルヴェンヘルミ)のことは警察には話さなかった彼は純粋で生真面目な性格であり、実は悪党どもがそんな彼の性格を充分に理解したうえでの犯行だった

 コイスティネン(フーティアイネン)は刑務所を出所して、アパートを借り、レストランの仕事に就く事になるが、そんな彼に対して更なる悲劇が・・・この外見はイケメンだけれど、何をやっても悲劇が襲うこのイケメンの男の結末は映画を観てください

 カウリスマキ監督作品の過去のない男は、正直、中年のブサイクな男女の恋愛が描かれていた
 しかし今回の街のあかりは、若くてハンサムなイケメンがとんでもない悲劇に襲われ、何をやってもうまくいかないギャップが笑える
 そして、非常に細かいカット割りの構成の映画だけれどそのワンカットに絶妙な間合いの笑いが取り入れられている
 確かにこの映画の主人公の男性は敗者だけれど映画全体の雰囲気は暗さが無く、ユーモアがあり、しみじみとした傑作です

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競馬 オークス反省 いや~同着とは!

2010年05月26日 | 競馬予想結果
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 今年のオークスは凄い戦いになったそれにしても、同着で勝った馬が2頭出てくるとは、僕も長い間競馬をやっていてGⅠレースで1着同着と言うのは記憶にない
 なかなか感動のレースだったけれど、僕の本命馬◎のコスモネモシンは全く馬券に絡めず
 正直写真判定の長い時間は退屈だった
 レース自体はハイペース僕の予想どおりニーマルオトメが逃げたアグネスワルツはスタートで出たなりで逃げられると思ったようだけれど、二番手からになってしまった
 道中、逃げたアグネスワルツを追いかけことになったけれど、馬場はやや重発表だけれど、実際は不良馬場と言って良いだろう
 かなり内の馬場が悪い状態になってしまったと思う

 それでは気になった馬に付いてコメントを述べます
 まずは勝ったアパパネだけれど、2,400Mの距離は問題なかったね折り合いも思っていたより完璧だった僕の予想では前走の桜花賞のようにジョッキーが持っていかれるぐらい折り合いを欠くかと思ったけれど、その時に比べるとずいぶん楽に折り合いが付いたね今回はこの馬の位置取りが予想していた段階ではどの位置に付けるかよくわからなかったけれど、ペース的にも最高の位置に収まることが出来たと思う
 これで牝馬二冠馬になったけれど、僕が思っていたより強いね
 三冠目の秋華賞が楽しみになったけれど、とにかく無事に夏を越して欲しいね

 もう1頭の勝ち馬のサンテミリオンだけれど、この大外枠からどのような競馬をするかと思ったけれど中団より後方の位置取りこの馬には今回の大外枠は良かったね
 もっと内の枠ならこれだけ思いどおりのレースが出来たかどうか
 しかし、ゴール前は勝負根性を見せた途中は明らかにアパパネに差されそうだったけれど、また盛り返したからねこの馬もこれで実力をしめしたから、今後更に楽しみ

 3着にはアグネスワルツが粘った今回は初めて前に馬が居るパターンで折り合いを少し欠いてしまった前走で折り合って逃げる事ができたけれど、元々はスピードで押し切るタイプの馬だと思っていたけれど、スタミナもあることを証明した
 今回は勝ち馬から差を付けられたけれど、秋華賞は舞台設定(京都内回り)もこの馬向きなだけに楽しみ

 他に気になった馬としてオウケンサクラは少し内で囲まれた位置に入ったのが厳しかった最後の直線では追い出しがかなり遅れてしまった2,400Mは向く馬だとおもっていただけに、もっとスタミナを活かせるレースをしたかったと思う
 不完全燃焼の一戦だったと思う

 アプリコットフィズは最内の悪い馬場を通らせられたのが敗因かな一瞬最内から伸びてきそうだったけれど、最後は止まってしまった距離よりも馬場状態が敗因だろうね
 しかし、この馬は今回も馬体重が減っていたけれど、夏を休養に当てもう少し大きくなって欲しいね

 僕の本命のコスモネモシンはどうしたんだろうね不良馬場で勝ったこともあるけれど、今回は他の馬に比べて悪い所を通ったことが厳しかったしかし、敗因はもっと別のところにあるんだろうねそして落鉄したことも、この悪い馬場ではどうなのかな馬体重は減っていたのが戻ったものだし良かったと思ったけれど、本当はもう少し走れると思ったけれどね

 ショウリュウムーンは絶好のポジションを取りにいくレースをしたけれど、4コーナーでは全く手応えが残っていなかった今回のような堂々とレースをしたんでは勝てないと思っていたが、ここまで大敗するとはね
 チューリップ賞では重馬場で勝っているけれど、あの時の阪神開催は馬場がそれほど悪化していなかった実際に重馬場で勝った経験があるといっても、今回も重馬場をこなせるとは限らないまだ良馬場の方が良かったかもしれないジョッキーを代えたのも、結果論だけれど、良い方向に出ると思わなかったからねウチパクも、もっと能力のある馬に乗るのだったら良いけれど、まともにレースをして勝てないと思われる馬に対する乗り代わりは良いタイプではない佐藤ジョッキーの方が、もっと考えたレースをしたと思う

 今週は日本ダービーがあるけれど、基本は3強の争いしかし、難解で楽しみなメンバーが揃ったレースになったね

今年の成績
 的中率 55戦 11勝44敗 的中率 20.0パーセント
 回収率 348,900円使用 回収276,310円 回収率79.2パーセント

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映画 袋小路(1966) 僕も人生の袋小路に迷い込んでしまった

2010年05月23日 | 映画(は行)
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 最近はロマン・ポランスキー監督の初期作品を観ることが多いけれど、彼の初期作品は面白いね
 彼の長編デビュー作である水の中のナイフは心理サスペンスと言うような映画で、名監督と呼ばれる人にはデビュー作品から傑作を撮り挙げてしまう人がたくさんいる
 他に彼の初期作品では反撥も面白かったカトリーヌ・ドヌーヴが精神に異常を来たしていくシーンは、今で言うところのサイコ・サスペンスとも言えるし、少しホラー映画みたいな感じもする
 彼の最近の評価が高い作品といえば戦場のピアニストがあるけれど、個人的にはナチスドイツの描き方が露骨過ぎて、僕には少しロマン・ポランスキーの作品としては不満
 むしろ前述した『水の中のナイフ』『反撥』の方が、ジワジワと追い詰めていく怖さの方がロマン・ポランスキー監督としての凄さを感じるし、ローズマリーの赤ちゃんチャイナタウンの方が僕の好みにあうね
 そして、今回紹介する袋小路も彼の初期作品の代表作と言えるだろう今回も登場人物が狂っていく様子はロマン・ポランスキーならでは演出力
 そして狭い空間を舞台にした作品は『水の中のナイフ』や『反撥』に通じる
 それでは袋小路を紹介します
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 2人組みのギャングが車が動かなくなってしまい、立ち往生している一人は眼鏡を架けていて、腹に銃弾を撃たれ瀕死の重傷で動けないアルバート
 もう一人はでかい体に、腕を負傷して肩から片腕を吊るしているリチャード
 リチャードは高台の方へ向かっていき助けを求めようとすると、そこには古い城のような家があり、リチャードはそこに居る人たちを見張っていた
 そこには若妻であるテレサ(フランソワーズ・ドルレアック・・・カトリーヌ・ドヌーヴの姉さん)と、妻の言うことに逆らえない夫のジョージが居た
 リチャードはこの夫婦を脅し、アルバートの乗っている車をこの城に運び込もうとするがどれだけ時間が経ったのか満潮になっており、車がもう少しで沈むところだった
 リチャードと夫婦3人で車を動かし、鶏小屋を潰してそこに車を隠す

 そしてリチャードはボスに電話をかけるがどうやらボスは大変なご立腹リチャードは電線を切ってしまう
 そしてついにアルバートは死んでしまう

 リチャードは満潮で海に囲まれてしまったことから脱出できないで居たが、ボスが迎えに来てくれることを期待していたしかし、ボスはリチャードを見放したようで迎えに現れない

 ここから奇妙な3人の生活が始まるリチャードはこの夫婦に命令を下すが、夫のジョージがリチャードの命令に逆らえない事に妻のテレサ(ドロレアック)はイライラする
 そんな時夫のジョージの友達がやって来るその友達は妻と娘夫婦とそして子供を連れてきた
 この友達が来たことによって、リチャードは今までジョージ夫婦を支配していたのが逆にテレサ(ドロレアック)からお手伝いさん扱いをされて、支配関係が逆転する
 しかし、夫のジョージは気が弱くリチャードに対して強く当たるどころか、優しさをみせてしまう
 テレサ(ドロレアック)は子供を虐げ、ジョージの友達は揃って帰ってしまい、再びリチャードがこの夫婦を支配する関係になるが・・・続きは映画を観てください


 ジョージは中年でテレサ(ドロレアック)とは再婚であるジョージはテレサ(ドロレック)を愛しているために、著名な作家であるウォルター・スコットがロブ・ロイを執筆した由緒ある城で住むことになるが妻は欲求不満であり、しかも外部からギャングがやって来たことに、ジョージが望んでいた平和な暮らしが壊されてしまう
 その事によって元々気が弱くて、テレサ(ドロレアック)には自分は軍隊に居たことをアピールしていたのが嘘だとばれてしまう
 突如訪れた悪夢に対して、精神的に追い込まれていくジョージの姿は滑稽にさえ感じる
 どうしたら良いかわからないジョージは袋小路に陥っているが、ジョージ夫妻の所に来てしまった腕を負傷しているギャングのリチャードも満潮によってまるで孤島のようになった場所から抜け出せない事によって、彼も袋小路状態

 しかし、この映画でギャングのリチャードは死ぬことによって袋小路状態から抜け出すが、気の弱い夫のジョージは死ぬことさえ出来ないような一生袋小路状態のまま生きていかなければならない姿はあまりにも皮肉的である
 今回紹介した袋小路は、賛否両論あるだろうね
 ちなみにロマン・ポランスキーの初期作品の『水の中のナイフ』『反撥』『袋小路』の3作品に優劣を付けると『反撥』→『水の中のナイフ』→『袋小路』の順番になります
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映画 ショート・カッツ(1993) 多くの人物が織り成す群集劇

2010年05月23日 | 映画(さ行)
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 群集劇というのは、多くの登場人物が出てくるだけになかなか人物関係を把握するのはわかりにくい映画は予備知識なしで観るのも良いことだけれど、群集劇の映画においてはあらかじめ予備知識を持って観た方が良いだろう
 最初から予備知識無しで観るのと、せめて群集劇ということを知っておいて観るだけでもその映画に対する理解度は違う
 今回紹介するショート・カッツは、観る前から群集劇である事を知ってうえで観ないと3時間という長時間を無駄にすることになる
 ジャン・ルノワール監督のゲームの規則という映画を予備知識無しで観た時は、全く人物関係がわからなくて最初観た時は殆ど内容が理解できなかったこの映画は1930年代の古い映画で、当時のフランス映画界を代表する俳優たちが出演していたみたいだけれど、いくら僕が映画が大好きだと言ってもそんな古い時代の、フランス映画界の俳優を知っているわけが無い
 しかし、今回紹介するショート・カッツは僕から見れば吃驚するぐらい豪華スターが多数出演しているのだが、やはり1993年の作品、つまり17年前の作品だから今や殆ど映画で見かけなくなった俳優が多いし、しかも故人になられた方も出演している
 今の若い人が観れば、殆どの演じている俳優たちを知らない人ばかりだろう
 しかも、この映画は主役が存在しないね20人ぐらいの俳優が平等に出演しているから誰がキーポイントと言う映画でもないだけに気合いを入れてみないといけない
 ちなみに監督はロバート・アルトマン彼の映画でゴスフォード・パークというサスペンス仕立ての群集劇があったまたこの映画が多数の人物が出演しているから人物関係、登場人物の顔を1回みたぐらいでは覚えられないので理解はしにくいが、しかしこの映画はゴスフォード・パークと呼ばれる屋敷内、さらに身分階級がポイントになっているので人物の顔が一致しなくても、この映画の面白さはわかると思う
 ならば今回紹介する『ショート・カッツ』の面白さはどこにあるのか今回はストーリーを述べると膨大の字数を書くことになってしまう
 今回はいつもと違う角度からこの映画を紹介します
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 冒頭において、場所はロサンゼルス真夜中において、上空をヘリコプターが通過している
 突如現れた害虫を駆除するために殺虫剤を巻き散らしているさて、ロサンゼルスに住む市民たちの生活の実態は

 バラバラと登場人物がたくさん出てくるここに登場してくる人物は、一般市民はもちろん白バイに乗った警察(ティム・ロビンス)、医者(マシュー・モディン)、ウェイトレス(リリー・トムリン)、プール掃除人(クリス・ペン)など、色々な職業を持った人物が登場し、また平凡な家庭の人物が総勢20人ぐらい出演してくる
 最初は10組ぐらいの夫婦や親子たちの別々の出来事がショートストーリーの如く描かれていくが、実はこの映画に登場してくる人物は間抜けな人間ばかり
 この間抜けな人物たちが起こす出来事によって、最初は全く縁の無い人物同士に思われた20人が次々と連鎖反応の如く繋がっていく
 しかも、この間抜けな行動によって、死者は出てくるし、事態は思いも寄らぬ方向に行ったり、登場人物たちの悲哀のある人生が見ていて可笑しくなる

 そしてラストシーンの出来事によって、約20人の登場人物が見事に繋がる
 バラバラの人物関係が間抜けな行動によって、繋がっていくストーリーは見事な展開を見せます是非1度見ることをお勧めします1度見てわかりにくかったら、しばらく期間をおいて再見してください
 ロバート・アルトマン監督らしく、ブラック・ユーモアが爆発しています
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競馬 オークス予想 関東馬が有利かな?

2010年05月22日 | 競馬予想
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 今回のオークスは難しいねなぜなら天気による馬場状態が非常に不安だ天気が良ければそれほど難解なレースだと思わないのだが
 先週の東京競馬場のレースは馬場の内側を通ってきた馬の活躍が目立ったけれど、今日(5/22)の東京競馬場のレースを観ていたらスローペースでも外からの差し馬が勝っているケースが目立つ
 メンバーを見ていてもどうも逃げたいような馬が何頭かいるから、スローペースにはならないと思う恐らくブリンカーを付けているニーマルオトメアグネスワルツの逃げ争いこの馬の後に続く馬にオウケンサクラサンテミリオンあたりが付けるとなると、有力馬もそれほどゆっくり構えていないだろうそうなると差し馬の有力馬を狙いたい
 それでは馬印と各馬のコメントを述べよう
 ◎ 1 コスモネモシン
 ▲ 3 アプリコットフィズ
 ▲15 エイシンリターンズ
 ▲18 サンテミリオン
 △ 4 ショウリュウムーン
 △ 6 オウケンサクラ
 △17 アパパネ
 × 8 プリンセスメモリー
 × 9 モーニングフェイス
 ×12 トレノエンジェル

 僕の本命は1番のコスモネモシン(画像)天気が心配だけれど、不良馬場で勝利もあるし馬場の心配はしなくて良いだろう
 最内枠で外からドンドン来られた時に位置取りが悪くなり過ぎると不安だけれど、外隣のアグネスワルツがスムーズに先行するから、中団には付けてくれるだろう思っているよりも自在性はあるからね前走の桜花賞では9着に負けたけれど、勝ち馬のアパパネから0.4秒差と大して差は無かったし、関西圏でのレースというのも馬体重の減少から少し苦しかったと思う
 しかし、今回は関東圏でのレースでもあり参考になるかどうかわからないけれど調教後の馬体重も大幅プラスだったのは心強い
 この馬の末脚を繰り出せれば勝てる

 単穴には3頭挙げる
 まずは3番のアプリコットフィズこの馬も前走の桜花賞では少し頼りない面を見せたが、関西への輸送がこたえた調教後の馬体重もあんまり増えていないのが残念だが2走前のクイーンCでの圧勝を見るとこの馬にとって東京コースは絶好の舞台だと思う脚質的に好位でのレースをすると思うけれど、前走の桜花賞で馬群でのレースが今回は良い経験として活きる可能性がある勝つチャンスある

 次に15番のエイシンリターンズを挙げるこの馬は距離の2,400Mは望むところだろうしかも母がエイシンキャロルならば血統的にも期待したい母親同様に成長力もあるだろうから前走の桜花賞で3着に来ているが、まだ奥の深さを感じるその奥の深さが出るのが今回の2,400Mの舞台かもしれないジョッキーの福永祐一というのも心強い

 次に18番のサンテミリオンを挙げる前走のフローラSで大外枠を克服してのレースにこの馬の能力を感じるその前走でスタート直後は枠順の差から後手を踏んでしまったが、直ぐに逃げ馬の2番手につけるレース振りを見ると全く折り合いに不安が無さそうだし、今回の2,400Mに対する距離も他の馬に不安な馬が多い中で、この馬には歓迎だろう

 それでは勝つのは厳しいが2着なら来る可能性のある馬を挙げよう
 まずは4番のショウリュウムーンを挙げる前走の桜花賞で4着に来たように能力があることを証明したジョッキーがウチパクに変更したけれど、少し微妙な感じがするしかし、この馬もレース振りから2,400Mは歓迎だろうし、馬場が悪くなっても耐えられそう勝つチャンスはあると思うが陣営が変に自信を持っているだけに、堂々と好位に付けて有力馬を捻じ伏せに行くレースをしてしまうと何かに足元をすくわれる気がするこの馬が4コーナーでサンテミリオンオウケンサクラを捉えに行くレースをすると差し馬の台頭を誘発するかも

 次に6番のオウケンサクラを挙げる前走の桜花賞は楽逃げで2着に粘ったことを評価して良いのか、最後に力尽きた事にたいして評価を割り引いて考えないといけないのか
 僕は厳しいローテーションだったから良く頑張ったとみているこの馬は単なる逃げ馬ではないから恐らく好位からのレース運び2着に押さえる必要はあると思う

 次に17番のアパパネを挙げる前走の桜花賞は勝ったけれど、スタート直後は折り合いを欠いてしまった上手く好位で折り合いが付いたけれど、しかし今回のオークスで折り合いの不安は消えない血統的にも距離が2,400Mになるのも良い材料では無いし、折り合いが付いてもどうかな折り合いと距離を考えたら恐らく後方からのレースになると思うけれどそれに、去年のブエナビスタ級の能力を感じないから牝馬二冠を制するほどの能力も感じない今回は頑張っても2着までかな

 それでは三連単の端っこ(3着)に来ても驚けない馬を挙げよう
 まずは8番のプリンセスメモリーを挙げる前走の桜花賞は流れが向かなかった今回はスローペースにはならないここはどうせ馬も人気が無いから、勝浦ジョッキーがヤケクソで最内を突っ込んでくるだろう3着には押さえたいね

 次に9番のモーニングフェイスを挙げるこの馬も距離の2,400Mは良いかも前走を勝っているし、抽選をクリアしての出走で運もある3着にはマーク

 次に12番のトレノエンジェルを挙げるここは連勝中なだけに勢いがあるから、馬券的に無視できない距離の2,400Mは走ってみなければわからない部分はあるが雨の影響を受ける馬場は向いている可能性がある3着ぐらいなら来ても驚けない

買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 3、4、6、15、17、18
 3着 3、4、6、8、9、12、15、17、18

買い目 三連単フォーメーション
 1着 3、15、18
 2着 1
 3着 3、4、6、8、9、12、15、17、18   合計 72点

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映画 カティンの森(2007) ポーランド国民の悲劇性が伝わる

2010年05月20日 | 映画(か行)
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 2010年4月10日において、ポーランドのレフ・カチンスキ大統領を乗せた大統領専用機の墜落事故によって、大統領以下政府の要人など乗っていた人たちが全員死んでしまった事故のニュースを聞いた時は驚いた
 レフ・カチンスキ大統領たちはカティンの森事件の70周年の追悼式典に向かう途中での出来事であった
 実は今年の1月に京都で今回紹介する映画カティンの森が公開されていたのである
 製作国のポーランドでは既に2007年に公開されていたが、日本では3年ぐらい遅れての公開である映画館で観たいと思っていた映画だったのだが、終わるのが早過ぎる最近の劇場で公開される映画の公開期間が昔より相対的に短く思うのは僕の気のせいだろうか
 ちなみに『カティンの森』の監督はアンジェイ・ワイダ
 彼の映画では地下水道(1956)、灰とダイヤモンド(1958)の2作品を観ている
 『地下水道』では第二次世界大戦におけるポーランドの抵抗組織がナチスドイツに追われ、毒ガスの恐怖に怯えながらひたすら地下水道を逃げ回っていたのが印象的
 しかし、アンジェイ・ワイダ監督と言えば僕の中では『灰とダイヤモンド』である第二次世界大戦直後のポーランドのワルシャワにおいてソ連の影響下の新政権に対して、その新政権の要人暗殺の使命を受けた青年が、暗殺者の道を選ぶか、または出会った女性との恋愛を選ぶかの選択を迫られる苦悩が描かれていたこの映画の青年の名前のマチェックという名前が忘れられない

 この2作品を観てもわかるように、アンジェイ・ワイダ監督はひたすら自国ポーランドの歴史的悲劇を映画で描き続けてきたそして80歳を超えてまだ彼の映画監督としての力量が衰えていない事を今回紹介する『カティンの森』で確認することが出来たのは、非常に嬉しいことでもある
 実はこの映画はアンジェイ・ワイダ監督の両親にオマージュを捧げられている実は彼の両親は『カティンの森事件』の被害者でもあったことをこの映画を観て知った
 第二次世界大戦が終わった後も、ポーランド国民の苦しみはまだ続いていたことを全世界は知るであろう『カティンの森』を紹介します
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 第二次世界大戦、ポーランドにおいて独ソ不可侵条約を結んだドイツが西から、ソ連が東からポーランドに侵攻してきた
 ポーランド国民が西からドイツの侵攻のため、東からソ連侵攻のため逃げてきた両者が橋の上で鉢合わせになるシーンは国を失ったポーランド人たちを見事に描写している
 その中に、ポーランドのクラクフから将校である夫のアンジェイを探しに妻のアンナとまだ幼いニカが、ソ連に占領されたポーランドの東部にやってくる
 傷ついた兵士が救護されている教会において、夫のアンジェイは近くの駅にアンジェイが居るかもしれないと聞いた、アンナは駅に向かいアンジェイに出会うことに成功するが、一緒に居たのも僅かの時間であり、アンジェイは直ぐにソ連の捕虜として収容所へ向かうことになった
 
 その頃夫のアンジェイと妻のアンナが住んでいたクラクフでは、ナチスドイツによって占領されており、アンジェイの父はクラクフ大学の教授であったが、クラクフ大学は反ナチスの宣伝の媒体となっていることにアンジェイの父がナチスドイツの収容所へ行くことになってしまい、アンジェイの父は収容所で病気のため死んでしまう

 やがてドイツ軍はソ連に攻め込むが、1943年にカティンの森で大量のポーランド人が白骨化して死んでいるのを発見し、頭部を銃で撃ち込まれているのを発見したドイツ軍は1940年にソ連による大量虐殺であることを全世界に発表する

 クラクフではカティンの森で死亡している将校たちの名前がアナウンスで放送されていたが、アンナは夫のアンジェイの名前がアナウンスされないこと、そして新聞の記事にもアンジェイの名前が載っていないことに夫が生きている希望を持っていた

 第二次世界大戦が終り、ポーランドにおいてソ連による共産主義国家が成立しようとしていたそんな時代の中、アンナを訪れたのが夫のアンジェイと同じ軍隊に一緒にいたイェジだったイェジはカティンの森の被害者として新聞に載っていたため、アンナはイェジとの再会を喜ぶが、夫のアンジェイは死んだことを告げられるアンジェイは遺品として、イェジの着ていたセーター?を着ていたため、アンジェイの遺体がイェジと誤認されていたのだった
 現在イェジはソ連の軍人として働いている

 ソ連側はカティンの森におけるポーランド人虐殺はドイツ側がやったことだと大々的に報じるそしてソ連共産主義の影響を受けたポーランド国民はカティンの森の虐殺事件はドイツの仕業だと妥協する者、そして自分の命を賭してまでもカティンの森の虐殺事件はソ連の行った事実を否定しない人間たちに分かれる
 カティンの森での事件がソ連が行った事実であることを曲げない者には苦難の道が待っていた
 
 そしてまだ夫が生きていると信じているアンナのもとに、夫のアンジェイの遺品である手帳が渡されたその手帳には夫のアンジェイがソ連の捕虜になってからの日記が書き留められていた果たしてその手帳の内容とは・・・ソ連軍がポーランドの将校に対する行いの衝撃のラストシーンは映画を観てください

 ポーランドの第二次世界大戦における悲劇がよく描かれている
 ドイツとソ連によるカティンの森事件において、実行したのはドイツはソ連の仕業であることを発表するが、ソ連はその事実を知っていながら、ドイツに責任転嫁してしまう
 そしてソ連の支配を受けたポーランドの国民はカティンの森事件は、自分の命を守るためカティンの森事件をドイツの仕業だということに屈服しなければならない人々にも同情するもはやポーランドには永遠に自由がやってこないだろうと絶望している人間たちである
 その一方で、ソ連がカティンの森事件の当事者であることは事実であり、ポーランドに自由を得るためには事実を折り曲げる事ができない人々もいる
 そのような人たちはソ連影響下のポーランド政府からも事実を折り曲げるように強要され、それでも自分の信念を曲げない人たちの運命は・・・
 カティンの森事件の真相に対して、第二次世界大戦後から東西冷戦終了まで、ソ連支配下のポーランド政府はカティンの森事件を調べることは全くしていないし、また共産主義国家において出来る行動でもなかった
 現在ではソ連は崩壊しロシアに変わって表向きは民主主義の国家になっているし、またポーランドも民主主義国家として自由を手に入れた
 ドイツとソ連に挟まれたポーランドという悲劇性をこの映画を観て改めて思う

 実際にポーランド映画界もアンジェイ・ワイダ等の作品によって世界中に知られることになるが、共産主義国家のポーランドにおいて映画を撮るのも大変なことだった
 ポーランド人監督であるロマン・ポランスキーが自国で映画を撮ったのは長編デビュー作の水の中のナイフの1本だけであり、その後、彼はイギリスで反撥、袋小路等を撮るようになる
 アンジェイ・ワイダ監督ポーランドで映画を何本か撮っているが、やがて自国で映画を撮れない状況に追い込まれ、一時期フランスに渡って映画を撮っている

 今回紹介したカティンの森は、絶対に東西冷戦時代には撮れない映画であり、共産主義国家の元ではこのような映画が生まれることは不可能であった
 もう年齢も84歳に達してしまったアンジェイ・ワイダ監督だが、彼の描くポーランド映画をもっと観たいと思うのは僕だけだろうか 

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映画 アンドリューNDR114(1999) 人間の世界なんてそんなに良いと思わないけれど

2010年05月19日 | 映画(あ行)
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 人間の世界なんて陰謀、欲望、争いの醜い部分がたくさんある犬を飼っていた時は、人間より犬の世界の方がまともな世界だと思っていたけれど、動物虐待のニュースとか聞くとやっぱり動物に生まれたとしてもとんでもない飼い主に当たってしまうと可哀想だし、言葉をしゃべれないから自分の意思が100パーセント通じているわけでは無いから、犬もストレスがたまっているんだろうと思う
 スティーヴン・スピルバーグ監督のA.Iという映画があったけれど、少年の姿をしたロボットが時空を超えて母の愛を求める映画があったけれど、今回紹介したい『アンドリューNDR114』もロボット映画
 今回『アンドリューNDR114』を観て、ロボット工学三原則というのが最初の方に出てくるけれど、この言葉を聞いて思い出した映画が、ウィル・スミス主演のアイ、ロボット
 ロボット工学三原則というのは、SF小説家であるアイザック・アシモフの小説においてキーポイントになってくる言葉だけれど、この言葉が単なる感情の無いように思われるロボット映画を、ヒューマン映画に昇華させる役割を果たす
 『アイ、ロボット』はアクション映画としての面白さがあるけれど、今回紹介する『アンドリューNDR114』はロボットを通じて人類とは何か?を問いかけてくる映画
 『アンドリューNDR114』はアクション映画では無いけれど、非常に考えさせられる映画になっており、人間賛歌を思わせるが、前述したように人間の世界というのは現実は冒頭で述べたとおりロクな世界ではない
 もしこの映画がただの人間賛歌で終わってしまうようなら駄作だと言って良いだろう果たしてこの映画を観て何を学べば良いのか
 それではストーリーを紹介しよう
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 舞台は近未来マーティン家に家事用のロボットがやって来た見た目も完全なロボットにアンドリュー(ロビン・ウィリアムズ)と名付けられる

 アンドリュー(ウィリアムズ)はマーティン家に来た当初こそ、マーティン家の子供であるリトル・ミスから嫌われていたが、アンドリュー(ウィリアムズ)がリトル・ミスの宝物を壊してしまうが、アンドリュー(ウィリアムズ)がリトル・ミスの宝物を作り直してからアンドリュー(ウィリアムズ)とリトル・ミスの交流は続く
 しかし、この想像性のあるロボットであるアンドリュー(ウィリアムズ)に驚いたのが、マーティン家の父であるリチャード(サム・ニール)だった
 彼はアンドリュー(ウィリアムズ)を連れて、アンドリュー(ウィリアムズ)の製造元を訪れるが・・・

 やがて数年が経ちリチャード(ニール)は死に、リトル・ミスも成人して結婚するアンドリュー(ウィリアムズ)は自分と同じ姿をしたロボットを探す旅に出かけるが、自分と同じ型のロボットが廃棄されている現場を目撃する
 そして、ようやくリストの最後のロボットを訪れた時に発明家のルパート(オリヴァー・プラット)と出会う
 アンドリュー(ウィリアムズ)がルパート(プラット)の研究室で見たものとは
 アンドリュー(ウィリアムズ)は旅を終えて、リトル・ミスの所に帰って来たそこでリトル・ミスだと思ってアンドリュー(ウィリアムズ)が話しかけた相手はリトル・ミスの孫娘であるポーシャだった
 そして、すっかりおばあちゃんになってしまったリトル・ミスの姿を見てアンドリュー(ウィリアムズ)は驚くが、リトル・ミスもロボットの姿から人間の姿になって帰って来たアンドリュー(ウィリアムズ)を観て驚く

 アンドリュー(ウィリアムズ)はポーシャと仲良くなるが、リトル・ミスは死んでしまう徐々にアンドリュー(ウィリアムズ)は自分は不老不死だが、人間が生まれては死んでいく姿を見て、そしてアンドリュー(ウィリアムズ)はポーシャのことを好きになりアンドリュー(ウィリアムズ)はポーシャと一緒に生死を共にしたいという気持ちから更に人間に近づこうと再びルパート(プラット)の元を訪れる

 そしてアンドリュー(ウィリアムズ)はルパート(プラット)の発明のおかげで血が通った人間の姿になる
 アンドリュー(ウィリアムズ)はポーシャと結ばれることによって、人間の感じる愛の素晴らしさを理解するが、彼は法的にロボットのままであり、アンドリュー(ウィリアムズ)は自分は人間であることを証明するために裁判で人間としての資格を得ようとするが・・・アンドリュー(ウィリアムズ)の200年間の生涯を是非映画で観たください

 なかなか気持ち悪いロボットだったねしかし、このようなロボットにしろ、アンドロイド(ブレード・ランナー)にしろ、モンスター(フランケンシュタイン)など、人間に造られた人造人間が、人間社会に反乱を起こすタイプの映画が多かったけれど、そのような映画を観ていると人間の勝手な思想と言うものに対する批判的メッセージを感じる
 しかし、今回紹介する『アンドリューNDR114』は人間に造られたロボットが、優しい家庭、人間に触れ合っていくうちに、ロボットが人間になりたいと思ってしまうロボットがわかるはずのない、人が愛することとはどういうことかをロボットが理解してしまう
 確かに感動的映画なのは確かであるラストシーンは本当に感動するからね
 しかし、近い未来において世界はどのようになっているのだろうこの映画におけるロボットのアンドリューは人間の醜い部分を旅をする過程で見ていない
 現実の人間の世界は、冒頭でも述べたように褒められた世界ではない恐らく100年後、200年後も世界のどこかで戦争、紛争がまだ起こっているだろう僕はこの映画において描いている世界は甘すぎると思う

 しかし、僕は遠い未来になるけれど世界に戦争、紛争、人殺しの無い世の中が来ると信じている人間というのは過ちを繰り返してしまうこともあるが、過ちから反省することも知っている色々と人間というものに嫌な部分があっても、僕自身がこの世に生まれてきて良かったと思っているからね
 ちなみにこの映画の原題はBicentennial Man直訳すると”200年にわたる人間”という意味です。

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競馬 ヴィクトリアマイル反省 このレースを的中できないとは

2010年05月19日 | 競馬予想結果
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 やばいこんな簡単なレースを的中出来ないとは
 殆どブエナビスタの1強ムードのレースなのに、このようなレースまで的中出来ないとはどうも今年は軸は合っていても、ヒモを間違える時が多いね
 しかも、今回のようなガチガチの1番人気が勝ってくれるレースを的中出来ないとは2、3着の馬を両方とも外しているとは僕のヴィクトリアマイルの予想がかなり狂っていることの表れか
 しかし、先週のNHKマイルCといい、GⅠレースともなればペースが速くなるね
 他の東京のレースはスローペースばかりで、前残りのレースが多いからその残像が今回のヴィクトリアマイルの予想に少なからず影響してしまった
 それでは反省します

 勝ったのは前述したとおりブエナビスタ海外から帰国緒戦ということで馬自体は厳しい戦いだったけれど、最後の直線は根性で差して来た
 久しぶりの1,600M戦ということもあり、意外にも位置取りは後方から高速馬場を考えると前の方が有利なのはジョッキーもわかっていたけれど、ペースについていけなかったことからある程度は腹をくくった乗り方だったと思う
 しかし、最後はエンジンの掛かりが遅かったけれどこれはそれほど調子も良くなかったのだろう大外からよく差してきたと思う次走は宝塚記念みたいだけれど、調子は今回より状態アップで出走できそうだから非常に楽しみ

 2着にはヒカルアラマンサが来た僕のヴィクトリアマイルの予想では×評価だから3着にしか、マークしてなかた京都牝馬Sの内容から持っているものはGⅠ級の能力を感じさせられたが、追い込みにかけるレースをすると思っていたので3着にしか押さえられなかったけれど、好位からのレースをされてしまった
 内田ジョッキーらしいガッツのある騎乗だったし、勝てそうな感じだったけれど今回は勝った馬が強すぎたこの馬はマイルの距離が合っていると思う2,000Mぐらいに距離が延びるとこれまでのレース振りから微妙な感じがする
 しかし、去年より体調がアップしているのは間違いないから今後も楽しみ

 3着には全くのノーマークだったニシノブルームがわずかに3着争いから抜け出して来た流石は前走で重賞を勝っただけのことはあるしかし、今回のレースは好スタートを切ったのに段々と位置取りが悪くなるし、最後の直線もなかなか抜け出すことが出来ないチグハグナレース振り
 もう少しスムーズなレースが出来ていればちょっとわからなかったGⅠレースなのに非常に勿体ないレースだった次走は何処を使ってくるのかなもしかして安田記念に出走してくれば馬券対象内に考えておいた方が良いね
 しかし前走で重賞を勝っている馬はやっぱり3着にはマークしておかないといけない

 4着にはレッドディザイア外枠が少し痛かったね人気を背負っていたし、この前有利の馬場状態を考えて、スタートから積極的にレースをしようという気配はあったけれど、折り合いを欠いたねこの馬も外から差して来たのは底力だね海外遠征帰りということを考えると4着だったけれど良く頑張ったと言って良いだろう
 次走は宝塚記念が目標みたいだけれど、この馬も今回より状態はアップしそうだから楽しみ

 他に気になった馬として3着争いが熾烈になったけれど、9着ぐらいまでの馬はもう少しで3着に来られただけに惜しい思いをした人も居るかもしれない

 僕が単穴評価に挙げた2頭のベストロケーションブラボーデイジーは、ブエナビスタに勝てるとしたら逃げそうな馬だと思っていたから、その単穴評価をした2頭が競り合って最初の3ハロンを33.8秒という速い流れを作り出したんでは、僕の目論見は崩れてしまった僕の考えではどちらかが逃げると思っていたけれどあそこまで競り合うとはね
 そんな中でブラボーデイジーはよく頑張った今の馬場状態も後押ししているけれどね

 他にラドラーダは出遅れてしまったしかし、脚を矯めていた割に直線は全く伸びなかったしジョッキーも全くやる気がなかった馬の体調も良くなかったのかも知れないね確かに直線では前が馬で壁みたいになっていたけれど、一瞬スペースが開いたら抜け出そうかというような乗り方でも無かったし、ちょっと今後が不安ではあるね

 今週は重賞が二つあるけれど、オークスだけにします
 今年のオークスは大混戦だからねジックリ予想して、今年最初のGⅠレース的中を果たしたいです

今年の成績
 的中率 54戦 11勝43敗 的中率 20.4パーセント
 回収率 341,700円使用 回収276,310円 回収率80.9パーセント

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競馬 京王杯スプリングC反省 高速馬場過ぎるね

2010年05月18日 | 競馬予想結果
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 今の東京コースの馬場は時計が速すぎる逃げ馬をマークした形で2番手にいた馬がレコードタイムで逃げ切るようなレースでは、ちょっと予想も難しいね
 今の東京コースの1,400Mのレースなら長い直線も関係ない本来東京コースといえば1,400Mでも底力が問われるけれど、この高速タイムの出る馬場だと底力よりもスピード勝負の様相だ
 そのようなコース状態を読めなかったことが、大きな反省点として残る
 それでは反省します
 勝ったのはサンクスノート(画像)とりあえず僕の京王杯スプリングCの予想では東京コースは得意な馬だから3着にマークしておけば良いかと思って×評価にはしていたけれど、まさか勝ってしまうとはねしかも1,200Mでも好位に付けられるくらいのスピードのある馬だから高速馬場も味方にした積極的に逃げ馬に絡んで行ってのレコード勝ち距離は1,200M~1,400Mは良いけれど、1,600Mは距離が長そうだね

 2着にはマルカフェニックスが来たしかし、1,400Mが得意な馬位置取りも絶好だったし、最後の3ハロンを32.9秒での脚を使って負けたのだから仕方が無いね結果的にもっと速めに前の馬を捕らえに行かないといけなかったけれど、結果論だからね調教の動きはヨレヨレに見えたけれど、実際は調子が良かったみたい次走は安田記念1,600Mでも距離は大丈夫だと思うけれどね逆に1,200Mの方が距離が短すぎる感じがする

 3着にはアーバニティが来たこの馬の何処が強いのかよくわからなくて人気しそうで要らない馬で斬った1頭だけれど、僕の大失敗
 しかし、この馬が逃げるとは思わなかったこの高速馬場を横山ジョッキーが読んでいたね3着とはいえもう少しだったこの馬は1,400Mよりも1,200Mの方が良いけれど、今回は逃げたことが3着に来れた要因だと思う次走は何処を走るのかわからないけれど、この馬が1,200Mの方が良いと言っても相手次第

 4着にはエーシンフォワード位置取りは理想的だったけれど、最後の直線では全く前を行く馬を差せる感じが無かったね外枠はこの馬にとっては良くないけれど、そのロスは最小限に食い止めていただけにちょっと頼りない内容確かに上がりの速いレースだったけれど、調子も下降線かな

 他に気になった馬として僕の本命馬のタケミカヅチは好スタートを切ったけれど、1,400Mの距離は忙しいみたいだ
 最後は脚は使っているけれど、これだけ前に行った馬が止まらないとこの馬の位置からでは届かないしかし、もう少し好位からレースを出来ると思ったけれど次走に期待したいね

 他に僕が対抗○に挙げたスズカコーズウェイは5着だったけれど、この馬の脚質では今回の展開ではこれが精一杯今回は馬場を考えるとちょっと評価しすぎてしまった

 他にサンカルロは、これも展開が向かなかった実際陣営も自信が無さそうだったしね今回は不運が重なったけれど次走は期待できるだろう

今年の成績
 的中率 53戦 11勝42敗 的中率 20.8パーセント
 回収率 335,300円使用 回収276,310円 回収率82.4パーセント

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