褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 マンデラの名もなき看守(2007) 感動的秘話です

2013年12月26日 | 映画(ま行)
 先日、偉大なる政治家でありノーベル平和賞受賞者でもあるネルソン・マンデラ元南ア大統領が亡くなられた。御歳95歳と聞けば大往生であるが、その内の27年間を刑務所暮らしを強いられたことを想うと彼の人生は苦難と戦いの日々。特に反アパルトヘイト運動の急先鋒として戦ってきた闘士から南アフリカ共和国初の黒人大統領にまで登りつめた彼の生き様は、俺のように平々凡々にただ時が過ぎていく人生を送っているだけの人間にとっては想像を絶するような人生だったことは確かだ。
 もし彼の存在が無ければアメリカも今頃はまだ黒人の大統領が誕生していない可能性が高いし、南アフリカにおいては未だにアパルトヘイト政策(人種隔離政策)が続いているかもしれない。そういう意味では現在の世界に多大な影響を与えた人物であるともいえるだろう。
 そして彼の偉大であるところは決して長生きしたことでもなければ、刑務所生活が長かったことでもない。自分たち黒人を虐げた白人社会との融和を図ったこと。白人に対し復讐する気など毛頭も見せず、決して怨み事も言わない。彼のような人間が世界各国のリーダーになれば戦争など無くなってしまうのではないかと思わせる。ノーベル平和賞を『お前がもらう資格があるの?』なんて思える奴が多く居るが、彼のノーベル平和賞受賞に関しては俺も文句の言いようがない。
 過去の出来事についてグタグタ文句を言うような日本のお隣の国に、ネルソン・マンデラの偉大なる思想を誰か教えてやれ

 そんなネルソン・マンデラの刑務所生活及び彼の偉大さがよく理解できるのが今回紹介するマンデラの名もなき看守。よ~くタイトルの意味を考えればわかるのだが、実は本作はネルソン・マンデラを主人公にした映画ではない。ネルソン・マンデラの刑務所生活の担当になった白人の名もなき看守が主人公。ネルソン・マンデラ名もなき看守の実話を基にしている交流が描かれた作品というのが本当のところだ。

 さてネルソン・マンデラと彼の担当となった看守の感動的秘話とでも言うべき知られざる交流とは如何なるものだったのだろうか。
 1968年、アパルトヘイト政策が真っ只中の南アフリカ共和国において。白人の看守であるジェームズ(ジョセフ・ファインズ)は幼い頃に黒人の少年と遊んでいた時に身につけたコーサ語を話せる能力を認められて、反アパルトヘイト政策運動の指導者であり、国家反逆罪で終身刑になっているネルソン・マンデラデニス・ヘイスバード)の担当者として、彼が収監されているロベン島の刑務所に妻グロリア(ダイアン・クルーガー)と息子と娘と一緒にやって来た。コーサ語を話せることから、マンデラ(ヘイスバード)や他の黒人の話をスパイすることが目的でジェームズ(ファインズ)にとっては出世街道であり、妻のグロリア(クルーガー)ともども喜んでいた。
 しかし、刑務所内でのネルソン・マンデラ(ヘイスバード)の威風堂々たる姿及び人間性に触れていくうちに、いつしかジェームズ(ファインズ)はマンデラ(ヘイスバード)の理想とする南アフリカの将来像に自らも共感を抱くようになって行くのだが・・・

 実はこの映画の大きな見どころの一つとして、ジェームズ(ジョセフ・ファインズ)がマンデラ(ヘイスバード)に対して、ほんの少しの思いやりを見せた行動によって自らを危機に陥れることになってしまうところ。白人優遇の人種差別政策と言っても、時にはその政策が白人自身にも刃を向けることがあるということがよくわかる。ジェームズ(ファインズ)が次第にマンデラ(ヘイスバード)に心酔していくと同時に自らの境遇も危なくなっていく場面は非常にサスペンスフルに描かれていて退屈しない。
 そしてネルソン・マンデラを演じるデニス・ヘイスバードの演技が存在感が抜群で良い。ネルソン・マンデラを描いたもう一つの映画であるインビクタス/負けざる者たちでマンデラを演じたモーガン・フリーマンの評価がかなり高いが、個人的な見解としてデニス・ヘイスバードの演技の方が勝っているし、マンデラ自身にやや似ている雰囲気が彼の方がある。
 そして本作のネルソン・マンデラの台詞や行動は我々日本人にとっても色々と教えられることがたくさんある。特に爆発テロが起きる件で『暴力には暴力で対抗する』なんて台詞があるが、非武装論を唱える日本人のバカ左翼に聞かせてやりたい台詞だ。さらに獄中に居続けていても南アフリカに居る黒人運動家に指示を行うことができて、彼を死刑にできない(彼が獄中で死んだとなると黒人達の暴動を抑えることができないため)白人達の苛立ちを見ていると恐るべきカリスマ性を備えていたことがよくわかる。
 
 偉大なる政治家の条件として単に頭が良いだけではダメであり、自らの命を投げ出す覚悟、更にはそれ以上に己の家族が犠牲になる事でさえも覚悟しなければならないということがこの映画を観ればよくわかる。そしていかなる困難があってもブレない信念。そして祖国を想う愛国心も必要だ。オッと今気付いたが最近の日本の総理大臣に全く欠けている条件ばかりじゃないか。
 ネルソン・マンデラの凄みを多少なりとも理解したい人、人種差別政策の愚かさをもっと知りたい人、いつまで経っても過去の恨みを忘れる事ができない人にはマンデラの名もなき看守は感動的なシーンも多くお勧めだ

マンデラの名もなき看守 [DVD]
株式会社ポニーキャニオン
株式会社ポニーキャニオン


 監督はデンマーク映画界と言うより世界的有名なビレ・アウグスト。マックス・フォン・シドー主演のペレがお勧め。そしてミュージカルではないリーアム・ニーソン、ジェフリー・ラッシュという本格的実力派同士の熱演が見れるレ・ミゼラブル(1998)、そしてメリル・ストリープ、グレン・クローズ、ジェレミー・アイアンズ、ウィノナ・ライダー、アントニオ・バンデラスなどの超豪華キャストが楽しめる愛憎の大河的ドラマの愛と精霊の家がお勧め。

 主演のジェームズ看守を演じるのがジョセフ・ファインズ。この人を有名にした恋に落ちたシェイクスピアがお勧め。他にケイト・ブランシェット主演のエリザベス、チェン・カイコー監督がハリウッドで撮ったキリング・ミー・ソフトリーはへザー・グラハムとのエロシーンが楽しめるだけでお勧め。

 ネルソン・マンデラを演じるのがデニス・ヘイスバード。ジュリアン・ムーア、デニス・クエイド共演のエデンの彼方にがお勧め。

 ジェームスの奥さんを演じるのがドイツの美人女優ダイアン・クルーガー。ちょっと渋いドラマから大作に出演する現在ノリノリの女優。第一次世界大戦における感動的な裏話を描いた戦場のマリア、ブラッド・ピット、エリック・バナ、オーランド・ブルーム共演の歴史劇トロイ、ニコラス・ケイジ主演のナショナル・トレジャー、ベルギーの奇才ジャコ・ヴァン・ドルマル監督のミスター・ノーバディ、クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演のイングロリアス・バスターズなどお勧め多数です。

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競馬 有馬記念予想 この馬しかいないでしょ

2013年12月22日 | 競馬予想

有馬記念予想


 本当に今年は競馬の予想はボロボロ。競馬の予想だけがボロボロならば何の苦労もしないのだが、生きるテンションを保つのすら困難だった年。だけど色々な経験をさせてもらい、久々の再会など生きてて良かったと心から思える年。しかし、このまま今年の競馬が終わるのは本当に寂しい。最後ぐらいは気持ちの良い今年の馬券生活を終えたい気分だ。
 
 俺の今までの人生の生き様を有馬記念の予想で見せてやる、なんて思っていたのだが正直メンバー表を見ているとそんな気分は失せた。そんな事よりも強い馬の走りを見たいという気持ちが強い。俺の冷たく荒み切ってしまった心に勇気と希望を与える走りを今回のラストランで魅せてくれ、オルフェーヴル

 ◎ 6 オルフェーヴル
 △ 1 ダノンバラード
 △ 3 カレンミロティック
 △ 4 ウインバリアシオン
 △ 7 タマモベストプlレイ
 △ 8 ラブリーデイ 
 △10 アドマイヤラクティ
 △13 トゥザグローリー
 △14 ゴールドシップ
 △16 トーセンジョーダン

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 6
 2着 1、3、4、7、8、10、13、14、16
 3着 1、3、4、7、8、10、13、14、16        合計 72点

 今年は競馬の予想は終了。今年は予想するレース数は少なく、的中率も悪かったのですが、少しは参考になり、笑える予想が出来たのではないかと思っています。来年はもっと予想するレース数を増やして、ガンガン的中して笑える予想を心掛けますのでよろしくお願いします。

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映画 ルシアンの青春(1973) フランスの青春映画?です

2013年12月14日 | 映画(ら行)
 フランス人の少年と少女のとても爽やかで、アワ~イ恋愛が繰り広げられる青春映画、と言うのは嘘。日頃、ウップンが溜まっている暴力的な性格の17歳の少年がナチス・ドイツの秘密警察の手先となって威張り散らす様子がとてもムカつく映画だ。心の内に閉じ込められてしまったやり場の無いエネルギーが少年を暴力へと駆り立てる。そのエネルギーをもっと違うところへ使えよ!って思いたくなるが、よ~く考えたら第二次世界大戦における戦争中のヨーロッパにおいて持て余したエネルギーをマトモなことに使えって言うのが無理としたもの。
 決して、ナチス・ドイツの秘密警察の手先として次々に密告や略奪していく行動は誉められるはずが無いが、人間として気の狂った連中ばかりが居る中において自らも悪の道に染まっていく事は、もしかしたら仕方の無いことなのかもしれない、なんてことを深く考えさせられる作品が今回紹介するルシアンの青春だ。
 
 すっかり悪の道の染まってしまったルシアンと言う名の少年だが、そんな彼を少しでもマトモな人間に変えていくのが無理矢理自分の彼女に強要したユダヤ人の少女とその一家。馬鹿な男を更正させるには、やっぱり女性の力が必要なんだよな~、なんて事を思わせる展開は充分に納得(そんなテーマが作者の意図としてあったかどうかは甚だ疑問だが)。

 やっと人間としての生き方を知ったルシアンに訪れる幸福感、そしてこれがやっぱり戦争の悲劇なんだよな~、と感じさせるストーリとは如何なるものか。
 1944年のフランスの西部のある田舎において。17歳の少年であるルシアン(P・ブレーズ)は病院の掃除係りとして働いていたが休日を利用して実家に帰ってみると、いつの間にやら自分の家は取り上げられていて、母親は別の男の女になっていた。
 どうしようもない苛立ちから、彼は対ドイツのレジスタンス活動に身を捧げようと隊長に入隊したいことを申し出るがアッサリ断られてしまう。

 その夜、ルシアン(P・ブレーズ)病院に戻る途中でホテルの前でボ~ッと突っ立っていると、ある男から声を掛けられる。実は彼が立っていた場所はホテルの前ではなく、ドイツの秘密警察の本部であり、彼らの手先として動いているフランス人のたまり場だった。ルシアン(P・ブレーズ)はすっかりフランス人のたまり場での華やかな生活に憧れてしまい、彼もドイツの秘密警察の手先として喜んで働き出す。
 ある日、ルシアン(P・ブレーズ)は上司にユダヤ人の洋服屋であるオルン(H・ローウェンアドラー)の所へ、新しい服を仕立てるために連れて行かれる。そこで彼はオルン(H・ローウェンアドラー)の娘であるフランス(A・クレマン)に一目惚れ。そしてフランス(A・クレマン)を連れて秘密警察の本部のパーティーに参加するのだが・・・

 簡単に言ってしまえば、あまりにもの世間知らずによって戦争に巻き込まれてしまった17歳の少年の愚かさを描いた内容。そんな彼がようやく戦争の愚かさ、自らの行って来たことに対する罪の深さに気付くのだが、結末は悲しいことに厳しいお仕置きが待っている。しかし、現在の都知事はウッカリ5千万円を借りたことについて大して反省もせずにノウノウと延命を企んでいるが、本作の主人公のルシアンの運命と比較すれば、いかに人生をなめ切っているかがよくわかる。
 決して派手さは無いが、戦争の悲惨さは理解できるし、人生の厳しさを痛感し、そしてちょっとエロいシーンが妙に印象に残ったりするルシアンの青春は、ブログを読んで興味が湧いてきた人は観てください

ルシアンの青春 [DVD]
ピエール・ブレーズ
IVC,Ltd.(VC)(D)


 監督はフランスのヌーヴェルバーグを代表するルイ・マル。マイルス・デイヴィスによるアドリブ演奏がアンニュイな雰囲気を醸し出すサスペンス映画の金字塔死刑台のエレベーター、ひたすら寂寥感が漂う鬼火、そしてハチャメチャな展開、映像表現が笑えるコメディ地下鉄のザジがお勧め

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映画 黄昏(1981) 人生は深いです

2013年12月04日 | 映画(た行)
 何歳から老人と言うのかわからないのだが、人は老境に達すると何を思うのか?俺のような若輩者には全く想像のつかない世界であるが、老いによる衰え、そして過去の栄光、後悔など様々な出来事が頭の中を去来し、もう一度過去に戻ることができればと思ったりするのだろうか。
 しかし、老齢に達することは悪いことばかりではなく、今まで生きてきた人生の経験は何よりも得がたい大きな財産であるはず。長年連れ添った老夫婦のやり取りや会話は人生の奥深さを感じさせ、アラフォー世代の俺には今までの己の生き方の是非を見つめ直させ、これからの人生を如何にして生きていくべきかを考えさせられる映画が今回紹介する黄昏

 まるで自らの人生を投影させるかのような湖が見渡せる別荘を舞台に老夫婦とその娘、そして娘の結婚相手の息子との交流する姿を観て、我々は何を想い、何を感じるのだろうか。世代によって様々な想いを抱くであろうストーリーとはいかなるものか。
 ニュージャージー州の通称ゴールデン・ポンドと呼ばれる湖の側にある別荘に長年連れ添った老夫婦の夫ノーマン(ヘンリー・フォンダ)と妻エセル(キャサリン・ヘプバーン)がやって来る。もうすぐ80歳に達するノーマン(ヘンリー・フォンダ)だが体力だけでなく、更には記憶力の衰えも痛感する。おまけに頑固で毒舌を吐きまくり。そんな夫をエセル(キャサリン・ヘプバーン)が心強く支える日々を送っていた。
 ノーマン(ヘンリー・フォンダ)の80歳の誕生日に娘のチェルシー(ジェーン・フォンダ)が婚約者である歯科医をしているビル(ダブニー・コールマン)と、彼の連れ子である13歳の少年であるビリー(ダグ・マッケオン)を連れて別荘にやって来た。しかし、ノーマン(ヘンリー・フォンダ)とチェルシー(ジェーン・フォンダ)の間には長年に渡って確執があり、2人は久々の再会であるがエセル(キャサリン・ヘプバーン)の介添えも虚しく、衝突を繰り返す。
 ビル(ダブニー・コールマン)とチェルシー(ジェーン・フォンダ)は2人で欧州旅行に出かけるため、ビリー(ダグ・マッケオン)をノーマン(ヘンリー・フォンダ)とエセル(キャサリン・ヘプバーン)に預けるのだが、最初こそノーマン(ヘンリー・フォンダ)とビリー(ダグ・マッケオン)の仲は上手く行かなかったが、次第に2人の間は打ち解けていく。
 欧州旅行から帰ってきたチェルシー(ジェーン・フォンダ)はノーマン(ヘンリー・フォンダ)とビリー(ダグ・マッケオン)が仲良くしている光景を目の当たりにし、ショックを受けるのだが・・・

 ちなみに原題はOn Golden Pond(黄金の湖で、と言う意味かな?)。主役は老夫婦であるが、湖がもう一人の主役と言って良いほど様々な表情を見せる。老夫婦の心境、人生を抽象的に描き出す表現が本当に素晴らしい。そしてアビなんて言う鳥が出てくるが、これがまた老夫婦の感情を表わすのに効果的な使い方がされていて感心させる。
 ちなみにヘンリー・フォンダジェーン・フォンダは映画の中だけでなく、実生活でも本当の父娘。そして映画と同様に実生活でも長年の確執があり、本作での共演を機にやっと仲直りできた経緯があり、そのような知識もあればより本作を興味深く観ることができる。
 実はこの映画は俺がまだ20歳になるかならないかの時に観たことがあるのだが、どこが良いのかまるでわからなかった。正直あの頃の俺に本作におけるテーマを理解できるはずが無かった。今観ると流石は名作だと感じる事ができるし、10年後、20年後・・・と俺の人生が黄昏に近づくたびに再観賞すると色々と気付くことが多くなるような映画だと思う。この映画の本当の凄さを今の俺には、まだまだ理解できていない奥の深さがあるようだ。
 既に人生の甘いも酸いも知り尽くしているご年配の方々にはお勧めだが、非常に親子の仲が悪くてヨリを戻したいけれどその方法がわからない人、そして自らの人生について大なり小なり悩んでいる人にはきっと癒しの効果がある。ちょっと大人の気分の人には映画黄昏はお勧めだ。

黄昏 [DVD]
ヘンリー・フォンダ,キャサリン・ヘプバーン,ジェーン・フォンダ,ダグ・マッケオン
ジェネオン・ユニバーサル


 監督は自らも俳優として映画に出演することもあるマーク・ライデル。彼のお勧めとしてはジョン・ウェイン主演のある意味で異色作の11人のカウボーイが良いです。

 主演のノーマンを演じるのがハリウッドの名優ヘンリー・フォンダ。多くの名作に出演する大スター。お勧めは十二人の怒れる男未知への飛行テキサスの五人の仲間怒りの葡萄。挙げた作品の中で、まだ観たことが無い作品があるという人は、今すぐにレンタル店へ行って借りるべし。

 エセルを演じるのがハリウッド黄金時代に大活躍した名女優キャサリン・ヘプバーン。ハワード・ホークス監督のコメディ赤ちゃん教育、ジョン・ヒューストン監督、ハンフリー・ボガード共演のアフリカの女王、スタンリー・クレイマー監督、スペンサー・トレイシー、シドニー・ポワチエ共演の招かれざる客、デヴィッド・リーン監督の旅情がお勧め。

 チェルシーを演じるのがジェーン・フォンダ。政治運動家のイメージがありますが、彼女も父親と同様に名作に多く出演し、現在も活躍中。フレッド・ジンネマン監督、ヴァネッサ・レッドグレイヴ共演のジュリア、ジャック・レモン、マイケル・ダグラス共演のチャイナ・シンドロームがお勧め。

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競馬 ジャパンCダート予想 古豪が貫禄を見せます

2013年12月01日 | 競馬予想

ジャパンCダート予想


 先週のジャパンCは馬単で確実にゲット。三連単を買ってたら間違いなく外していた。どうも今年は三着に来る馬の予想が本当にダメ。◎○▲の予想はまあまあなのだが×の選び方が良くない。正直に書くと今年は三着に来そうな×印は適当に選んでいたが、今回は×をつける馬も真剣に予想して三連単を的中させる。
 先週のジャパンCは、ショボイメンバーだったが今回のジャパンCダートは好メンバーが揃った。しかも、ちょっと不気味なダートの本場のアメリカから外国馬も参戦して来るなど、なかなか予想が難解。しかし、俺に言わせればこれぐらい悩む要素があるぐらいでないと予想のしがいがない。
 さて、展開を読むと純然たる逃げ馬が存在しないが枠順、スピードを考えるとエスポワールシチーが逃げるだろう。この馬が逃げるとなるとスローペースは考えられない。人気しそうなホッコータルマエも前々走の南部杯で、この馬に負けているとなると徹底にマークで、早めに動く展開。他にもメーデイアブライトラインそして前回の覇者であるニホンピロアワーズも早めに動いてくる展開。3コーナー過ぎから激しい展開になるが、そんな前の争いを利して差し込んでくる馬が狙い目。こうなるとレース展開を読めるジョッキーの手腕も予想の要因としては非常に重要だ。
 そうなると俺の本命は日本競馬界の至宝であり、今年は日本ダービーを制覇するなど存在感を見せ付けている武豊騎乗の古豪の馬が本命だ

 ◎ 8 ワンダーアキュート
 ○ 5 クリソライト
 ▲15 インカンテーション
 △ 1 ローマンレジェンド
 △ 6 ホッコータルマエ
 △ 9 ナイスミーチュー
 △13 グランドシチー
 ×10 パンツオンフィアー
 ×12 ペルシャザール
 ×14 ニホンピロアワーズ

 本命は名手武豊騎乗の8番のワンダーアキュート。今年はホッコータルマエには毎回負かされているが、地方のレースだと出走馬のレベルの差が開きすぎてマッチレースになってしまう。しかし、中央競馬のGⅠレースにおいては実力馬が揃って混戦になる。混戦になって浮上するのが安定して力を発揮するこの馬だろう。
 今回はホッコータルマエなど有力馬が早めに動く展開。そこを名手武豊が狙い済まして、バッチリのタイミングで追い出して差し切るシーンばかりが俺の頭の中に浮かんでくる。最近は好位置に取り付くレースばかりしているが、後方からでも強烈な末脚を発揮できる馬。直線で坂のある阪神コースに変わるのもこの馬にとっては良い。名手の手綱捌きで古豪が7歳馬にして初のJRAのGⅠを制覇する

 対抗には3歳馬である5番のクリソライト。前走のJBCクラシックでのボロ負けが響いて注目もされていない気がするが、今年の3歳馬のダート路線ではトップ級の能力を秘めている。前走にしても休養明け、初の歴戦の古馬相手、初の地方競馬など能力を発揮しにくい条件が多すぎた。しかし、それまでの春の勝ちっぷりは能力がGⅠ級であることは疑いがない。一度叩いた今回は能力を発揮する可能性が高い。アッサリ勝たれても驚けない。

 単穴には、これも3歳馬の15番のインカテーションレパードSを制覇するなど今後のダート界を背負うかもしれない逸材だ。しかも前走のみやこSにしても殆んど勝ちに等しい内容。無欲の追い込みに徹すれば、展開に恵まれて差しきる可能性ある。まだ3歳馬だが、この時期の斤量の2キロ差はチャンス。ワンダーアキュートの直後の位置取りでレースを進めることが出来ればチャンスあるかも?

 △印は展開利を考えて、差し馬の穴馬っぽいところもマークする。

 さて肝心の三着なら来ても不思議では無い×印の馬だが、アメリカからやって来た10番のパンツオンフィアは要注意だ。外国から来る馬は馴染みが無くて、名前が覚えられない時がよくあるが、この馬の名前はすぐに覚えられた。ちなみに名前の意味は『尻に火がつく』らしい。ちなみにジョッキーのゲイリー・スティーヴンスは今年50歳にしてジョッキーとして復活し、アメリカ競馬に殿堂入りしているレジェンドとでも言うべき存在だ。復帰してからも腕の衰えは全く無く、今年も大活躍。さて、馬の方もアメリカのダート競馬でもまれているだけにタフな展開は望むところだろう。この馬は3着にはマークが必要だ。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 8
 2着 1、5、6、9、13、15
 3着 1、5、6、9、10、12、13、14、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 5、15
 2着 8
 3着 1、5、6、9、10、12、13、14、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 5
 2着 1、6、9、13、15
 3着 8                              合計 69点

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