褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 スワンS予想 前走が強かったです

2015年10月31日 | 競馬予想
 京都競馬場にはコースのど真ん中に大きな池があり、そこに白鳥が泳いでいる。そこからきているレース名であるスワンS、毎年、この後のマイルCSを狙って強豪馬がたくさん出走してくるレースだ。今年もGⅠホース、またはいつGⅠレースを勝ってもおかしくない馬たちが出走してくる。
 このスワンSは外回りコースで行われる。外回りコースは内回りと違って、最後の直線は平坦だが直線が長い。展開によって鮮やかな逃げ切りが見られたり、後方から豪快に差しきったり、展開を読むことが非常に重要なレース。さて、今年のメンバーを見渡すと、6番のエーシントップが逃げるか。しかし、ベルルエミエールテイエムタイホーアルビアーノ等の馬もスピードがあり、平均よりはペースが早くなりそうだ。このメンバーなら差し馬から狙いたくなる。俺の本命馬は去年から今年にかけて、それなりのレース振りは披露していたが、休養明けを経ての前走で明らかなパワーアップを感じさせた馬を本命にする。

 ◎ 1 サトノルパン
 ▲ 4 フミノムーン
 ▲11 アルビアーノ
 ▲15 ティーハーフ
 △ 2 サンライズメジャー
 △ 9 オメガヴァンデッタ
 △14 フィエロ
 × 3 バクシンテイオー
 × 6 エーシントップ
 ×13 ダイワマッジョーレ

 俺の本命は1番のサトノルパン。去年は日本ダービーに出走するなど能力の片鱗は見せていたが、さすがに2400Mの距離はこの馬には長い。しかし、ようやくディープインパクト産駒らしい切れ味を見せたのが休養明けの前走。1200Mを楽に追走し、最後は馬なりで抜け出して来た内容が非常に優秀。今回は前走より200M伸びての1400M戦だが、過去の内容からはこの馬のベスト距離だと言って良いだろう。内枠で脚を矯められるのは良いし、また浜中ジョッキーというのも秋華賞を制覇し、明日の天皇賞(秋)では急に有力馬の騎乗のチャンスが巡ってきた。実力、運を兼ね備えたジョッキーを確保できたのは、非常に良い流れだと言えるし、一昨年、昨年とこのレースを2年連続で制覇しているジョッキーで相性も抜群。ペースが早くなりそうなメンバーなので展開も向きそうだ。ここで才能が開花したことを証明する。
 
 単穴には3頭選ぶ。
 まずは4番のフミノムーンを挙げる。3歳であり、しかも休養明けを経てのぶっつけ。しかし、今年の古馬たちの短距離馬たちはレベルが低く、3歳馬でも充分に太刀打ちできそうだ。しかも、この馬のベスト距離は明らかにマイルの距離(1600M)よりも今回の1400M。ここはこの馬にとっては叩き台ではなくて真剣モードで完全に勝負気配。この馬の1400M戦で見せる末脚は相当な能力を感じさせる。ペースが早くなりそうな展開から、3歳馬、休養明けを割り引いても勝てる条件は充分に揃っている。

 次に11番のアルビアーノ。春のNHKマイルCでは並み居る牡馬を相手にして2着に食い込むなど、牝馬ならが牡馬相手でも気後れしない精神力が持ち味。休養明けの前走の京王杯AHでは7着だったが、勝った馬からはたったの0.1秒差。先行した馬の中で粘っていたのはこの馬だけだから悲観する内容ではない。内で揉まれるレースを経験したことがないから、この枠順は良いだろう。内での先行争いを見ながら好位でレースをするだろう。1400Mはこの馬にとって短い気がするし、関東馬だけに関西でのレースはどうなの?と少々の不安はあるが、休み明けを叩いて上昇度は前走以上。単穴評価から下げることはできない。

 次に15番のティーハーフ。前走のスプリンターズSはGⅠレースなのに瞬発力勝負に近いスローペース。しかも大外発進で外々を回される不運なレースぶり。さすがにあれでは力を発揮できない。今回も大外だがペースはけっこう流れそうで展開は向きそうだし、フィエロが内隣にいるのはかなりラッキー。この馬を見ながらレースを進めることができそうなので、ジョッキーもレースに迷いがないだろう。1200Mの重賞を勝っているが、1400Mでも能力を発揮できそうだし、京都コースもこの馬には良い。前走の屈辱を晴らす舞台が早々にやって来た。この馬なら勝てても驚けないの正直な感想だ。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 2、4、9、11、14、15
 3着 2、3、4、5、9、11、13、14、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4、11、15
 2着 1
 3着 2、3、4、5、9、11、13、14、15         合計 72点

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映画 裏切りのサーカス(2011) 激シブのスパイ映画

2015年10月28日 | 映画(あ行)
 ソ連が崩壊してしまって以降、すっかり緊張感に満ちたスパイ映画というのが無くなってしまった。まあ、それでもジェームズ・ボンドが超人的な活躍をする007シリーズは健在だし、トム・クルーズが素敵な笑顔を振り撒くミッション:インポッシブルシリーズも新作を公開する度に大ヒット。仕掛けがド派手で見た目が楽しいスパイ映画の需要は現在においても映画産業を活気溢れるものにしている。
 しかし、中にはノーテンキなだけのスパイ映画は飽きたと言う人も居るだろう。派手な撃ち合い、爆発するシーンは俺の記憶ではなかったような気がするが、とにかく普段は使わない脳ミソをフル回転させる知的興奮を味わえるスパイ映画が今回紹介する映画裏切りのサーカス。スパイ小説の第一人者であるジョン・ル・カレによる原作小説の映画化作品だ。
 前述したような007シリーズ、ミッション:インポッシブルシリーズとは雰囲気が全く異なり、非常に懐かしい気分にさせるスパイ映画。それもそのはず、1970年代の東西冷戦が時代背景だ。

 さて、諜報機関内において二重スパイの存在をめぐって熾烈な抗争が描かれるストーリーとはいかなるものか。
 1970年代の冷戦時代において。イギリスの諜報機関サーカスは長年に渡り、ソ連の諜報機関KGBと激しい情報戦を繰り広げていた。サーカスのリーダーであるコントロール(ジョン・ハート)は、毎度の作戦失敗、情報漏れからサーカスの組織内部にソ連諜報機関の二重スパイ、通称”モグラ”が存在していることを確信。彼はモグラの情報を得るために部下のジム・ブリドー(マーク・ストロング)をハンガリーへ派遣。しかし、ジム・プリドーは背中から銃で撃たれ、またもや作戦失敗。コントロールは作戦の失敗の責任をとって、彼の長年の相棒であるジョージ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)を連れて引退する。
 しかし、程なくしてコントロールは謎の死亡。引退していたジョージ・スマイリーのもとにモグラを探し出せとの命令が下される。スマイリーは今は左遷されてしまっているが信頼のおける元部下のピーター・ギラム(ベネディクト・カンバーバッチ)の協力を得て、モグラ探しを始める。コントロールは生前において、幹部の5人の内の1人がモグラであることを確信していたことを突き止める。しかし、その5人の中にスマイリー自身の名前があることを知ってしまい・・・

次から次へと人物が登場し、過去と現在が交錯するシーンが多くて、別の意味で脳ミソを使うことになる人が多いかもしれない。名前と顔が一致しないのに、おまけに疑わしい幹部の5人には、あだ名が付けられているのだから尚更ややこしい。しかしながら、登場人物たちはネームバリューのある役者ばかり。俺が知らない俳優も出ているが、見た目からしてインパクトのある奴等が登場するから最初から顔と名前、そしてあだ名も最初から覚えるつもりで気合いを入れて観ると、けっこう理解しやすいかも。
 本作の主題となるところは、諜報機関組織サーカスの中に存在する敵国ソ連の二重スパイ、通称モグラは果たして誰なのか?という一点のみ。見終わった後に意外性があるかどうかは評価の別れるところだろう。俺なんかは出てきた瞬間から、こいつが一番怪しいと思って観ていたのだが、やっぱりその通りの結果だった。
 しかし、その過程におけるサスペンス感は観ている我々に心地良い緊張感を与えてくれる。そして、本作が丁寧に描かれているのが人間関係。友情、恋愛、ライバルなどを観終えた後に思い返すと言葉にできない深い余韻を残す。特に忘れかけていた過去の因縁が今までの自分の人生に付きまとっていたことを悟った時のジョージ・スマイリーの気持ちを考えると、単なるスパイ映画に飽き足らず人間ドラマとしても非常に優れものだ。
 大人が観賞するのに相応しいスパイ映画が観たい人、そうとう記憶力に自信のある人なんかにはお勧めしたい、そして実は既に観ているけれど『よくわからん?』と感じた人も映画裏切りのサーカスを再見することを勧める。ちなみに俺も実は今回が2回目の観賞です。

裏切りのサーカス コレクターズ・エディション [DVD]
ゲイリー・オールドマン,コリン・ファース,トム・ハーディ,ジョン・ハート,トビ―・ジョーンズ
Happinet(SB)(D)

 
 ちなみに監督はスウェーデン人のトーマス・アルフレッドソン。彼の代表作と言えば、残酷ながらも美しい結末が印象的なぼくのエリ 200歳の少女がお勧めです。

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競馬 菊花賞予想 非常にレベルの低い戦いに思えますが

2015年10月25日 | 競馬予想
 

菊花賞の予想


 春の二冠を圧倒的なパフォーマンスで制したドゥラメンテの戦線離脱により、なんとも頼りない面々のレベルの争いに感じるのは俺だけだろうか?春の実績馬、夏の昇り馬の激突の様相を感じさせるような人気オッズだが、非常に人気している馬たちの弱点が目立ちすぎて、大荒れの匂いがする。展開は大外に入ったスピリッツミノルが出ムチをぶっ叩いてでもハナにこだわりそう。さて、その時に内隣の枠順のリアファルが我慢できるかどうか?しかし、この枠ならある程度はスタートから出していかないとダメなので非常に前半のペースが早くなる可能性がある。ミュゼエイリアンレッドソロモンキタサンブラック当たりも逃げる可能性ある。
 相変わらず京都の芝は勝ちタイムが早いが、けっこう外からの差し馬も届くケースが段々と目立ってきた。ここは展開、馬場から差し馬を本命にしたいところだ。

 ◎ 9 アルバートドック
 ○ 3 タンタアレグリア
 ▲ 2 サトノラーゼン
 ▲15 ジュンツバサ
 △ 4 キタサンブラック
 △ 8 ミュゼエイリアン
 △12 ワンダーアツレッタ
 × 5 ペルーフ
 × 7 スティーグリッツ
 ×10 ブライトエンブレム

 人気しそうで要らない馬
 11 リアルスティール
 17 リアファル

 俺の本命は9番のアルバートドッグ。前走の神戸新聞杯では休み明け初戦、超スローペース等で折り合いに苦しんで、全く競馬にならなかった。更に今回は距離がその前走から延びるだけに折り合いが心配。しかし、休養明けを叩いてガス抜きが出来て、しかも前走よりはペースが流れるとなると折り合える可能性はある。位置取りは最後方に近いぐらいだと思うが、このメンバーなら末脚の破壊力だけなら一番だから大外一気も可能だろう。しかも、今の京都の馬場なら大外からの差しが決まっても不思議ではない。阪神よりも京都の軽い芝の方が切れるイメージもあるし、デビューから手綱を取っている藤岡康太騎手。最近はけっこう有力厩舎からの依頼も増えているし、重賞レースでも存在感を見せている。そして来年の2月に定年を迎える数多くの名馬を送り出した名門松田博資調教師。そんな名伯楽だが、不思議と牡馬クラシックには手が届いていない。今回はそんな彼の牡馬クラッシク制覇のラストチャンス、ここは渾身の調教で調教師人生に更なる栄誉を付け加える。

 対抗には3番のタンタアレグリア。前走のセントライト記念はスローペースを外に回したのだが、さすがに馬も休養明けで伸び切れなかった。しかし、前走ぐらい上手にスタートが切れれば混戦の菊花賞で勝つパターンである道中は好位のインで脚を矯めて、4コーナーでがら空きのインを突く好走パターンに持ち込める可能性が高い。状態は前走の休養明けを叩いてアップしているし、インで脚を矯める理想的な展開になれば距離も持つだろう。血統的に母系も非常に軽く長距離が向いていると思わないのだが、その点を割引して対抗の評価。

 単穴には2頭挙げる
 まずは2番のサトノラーゼン。日本ダービーで2着に輝いた実績はここでは光る。前走のセントライト記念は叩き台らしく本番の菊花賞へ向けて折り合い重視のレース運び。結果は伴わなかったが折り合い面では合格をあげられるだろう。今回は内枠の2番と最高の枠順。この枠順と前走の折り合い面を考慮すれば今回は攻めていける。京都コースも2戦2勝と相性バッチリだし、インを捌いて抜け出す岩田ジョッキーの得意パターンが炸裂しそうな予感が。末脚の破壊力という点では本命に見劣る気がするので、こちらは単穴評価まで。

 次に15番のジュンツバサを挙げる。前走は連勝で迎えたセントライト記念だがしぶとく3着にはいり菊花賞へ進めてきた。まだキャリアが浅く、今回の菊花賞が5戦目。しかも父親ステイゴールドならまだまだ奥が深そうだ。枠は外過ぎるが、まだまだ未知の部分が多い。この馬が勝って、あ~、やっぱり強かったんだなんて後から気付いても遅い。ここはコレぐらいの評価が必要だろう。

 人気しそうで要らない馬
 まずは11番のリアルスティール。前走の神戸新聞杯は折り合いバッチリ。骨折休養明けを考えたら上々のレース振りだった。しかし、皐月賞、日本ダービーでもそうだが良い脚が一瞬しか使えない。前走の神戸新聞杯にしても一瞬は素晴らしい瞬発力を見せたが、最後は逃げた勝ち馬リアファルと同じ脚色になってしまった。前走は2400Mで2着に突っ込んだが、個人的にはベストパフォーマンスを発揮できるのは2000Mまでだと思う。前走の神戸新聞杯は2400Mの距離と言ってもあれだけスローペースだと大してスタミナは要らない。ましてや3000Mの今回は良い脚が長続きしないといけない舞台であり、前に有力馬が居るとなると、この馬も早めに動かないといけないのが非常に辛いところ。今回は思い切って馬券対象から斬る。

 次に夏の最大の昇り馬である17番のリアファル。ダートから芝に矛先を変えての連勝。しかもレベルの高い相手を降してのものだから持っている能力は疑いようがない。しかし、前走の神戸新聞杯は完勝だったが、超スローペースだっただけに展開の助けが大きかった。しかし、今回は展開の助けが見込めない。それに今回は枠順及び沸くの並びも悪過ぎ。せめて大外のスピリッツミノルと逆の枠順で大外の方がまだ良かった。外隣のスピリッツミノルがムチをビシビシ入れて逃げるとなると、かなり折り合いが心配。吊られて引っかかる可能性が怖い。別に逃げなくても良いタイプだと思うが、この枠順で控えるとなると中団の外目の位置取りになってしまう可能性がある。さすがに馬群の外を回るレースになると厳しいだろう。今回はマークもきつくなるし、楽なレース展開に持ち込めない。これだけ不安な要素が多いと馬券対象から斬ってしまった方が賢明だ。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 9
 2着 2、3、4、8、12、15
 3着 2、3、4、5、7、8、10、12、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、3、15
 2着 9
 3着 2、3、4、5、7、8、10、12、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 3
 2着 2、4、8、12、15
 3着 9                               合計 77点

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競馬 秋華賞予想 逃げ切り濃厚

2015年10月18日 | 競馬予想

秋華賞予想


 3歳牝馬による熱い少女たちの戦い。春の実績馬に加え、夏を境に急上昇してきた馬の戦いの構図が見られる。さて、今年の秋華賞だがメンバーを見渡すと過去のレースで逃げた馬は何頭かいるのだが、どの陣営も逃げる馬が居れば控えるなんて弱気な発言をしている陣営ばかり。こうなったらレッツゴードンキが逃げるだろう。しかもタッチングスピーチミッキークイーンのような人気馬が追い込み馬だと考えると、けっこうなスローペースになるのではないだろうか?1000M通過が1分前後ならレッツゴードンキに展開が向く。
 どうやら今年の秋華賞は牝馬二冠達成の結果になりそうだ。

 ◎ 10 レッツゴードンキ
 ▲  7 トーセンビクトリー
 ▲ 18 ミッキークイーン
 △  2 クインズミラグロ
 △  3 ディープジュエリー
 △  4 ディアマイダーリン
 △  6 マキシムマムドパリ
 △ 11 タッチングスピーチ
 ×  1 ココロノアイ
 ×  9 クイーンズリング

 俺の本命は前述したとおり10番のレッツゴードンキ。桜花賞で超スローペースとはいえ、ラストの3ハロンで33.5秒の末脚で後続を完封した内容は非常に優秀だ。オークスは全く折り合えず、前走のローズSはハイペースを逃げて、そこそこ粘った内容は悪くない。休養明けでプラス14キロ馬体の緩さを考えれば、今回は更に粘りを増す。その前走から200Mの距離が延びるが、阪神外回りの1800Mは最後の直線が長くて、坂が待っていて底力を要求される。しかし、今回の京都内回りの2000Mならば最後の直線は短いし、平坦だからそのままスピードでおしきれそうなので、前走からのコース変わりはプラス材料だろう。
 コース、展開、馬の叩き2走目など前走からの上積みは大きい。桜花賞に引き続き秋華賞も制覇するだろう。

 単穴には2頭挙げる
 まずは7番のトーセンビクトリーを挙げる。父がキングカメハメハ、母はトゥザビクトリーという超良血馬。春のクラシックは昨年の未勝利後の骨折で棒に振ったが、この夏を境にいよいよ良血が開花してきた。前走のローズSは強敵相手に3着、能力の限界が見えたというよりも、更なる奥深さを感じさせるレース運び。良い枠順を引いたので、馬群の中から抜け出してくるレース運びで産まれた時から期待されたGⅠ制覇を成し遂げる。

 次に18番のミッキークイーンを挙げる。前走のローズSは出遅れからダッシュも付かず最後方からのレース運び。しかし、2着に追い上げたように上々の今回に向けての試運転を見せ付けた。しかも、今回は18番の大外はこの馬にとってはゲートで待たされない最後のゲートインだから五分にスタートを切れるだろう。問題はトリッキーな京都内回り2000Mだということ。ペースも遅くなりそうだから、本命にするにはちょっと危険性を感じる。しかしながらオークスを制した末脚の破壊力は歴代の名牝馬と比べても決して見劣りはしない。こちらの方が牝馬二冠達成なるか。

 △、×印は能力と内枠の有利さを活かしてこのような印のうち方になりました

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 10
 2着  2、3、4、6、7、11、18
 3着  1、2、3、4、6、7、9、11、18

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 7、18
 2着 10
 3着 1、2、3、4、6、7、9、11、18           合計 72点

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映画 アミスタッド(1997) スピルバーグ監督の渾身の力作

2015年10月14日 | 映画(あ行)
 1839年のキューバ沖付近において、スペイン籍の奴隷輸送船アミスタッド号が航海中にアフリカ人奴隷が反乱、乗っ取りを起こす事件がアミスタッド号事件。実際に起こった事件を背景にスティーヴン・スピルバーグ監督が放つ渾身の力作が今回紹介するアミスタッドだ。我々のような日本人からすれば、あまりにも馴染みが薄くて、そんな事件があったの?程度ぐらいで済ましてしまいそう。しかし、スピルバーグ監督が凄いのは船の中での惨殺事件から、更にテーマをを大きく膨らませたこと。
 黒人に対する人権問題、奴隷制度が描かれているのは勿論のこと、アメリカの司法制度の矛盾、権力を握るアメリカ大統領のあり方、司法と行政の独立、自由及び正義とは?!、自らの魂を突き動かす信仰心の尊さ、先人達の偉大なる功績、俺の頭の中ではザッとこれぐらいの事が思い浮かんだが、他にも重要なことが抜け落ちていたかもしれない。

 さて、アミスタッド号事件から歴史、政治、宗教など多くのことを学べる非常に有りがたいストーリーとは如何なるものか。
 1839年のキューバ沖を航行中のスペイン籍の奴隷輸送船のアミスタッド号において、シンケ(ジャイモン・フンスー)をリーダー格とする黒人達が乗組員を次々に惨殺して乗っ取り、生かしておいた舵取り役の2人のスペイン人に故郷アフリカの方へ舵を取るように指示をする。
 しかし、6週間後にシンケ達はアメリカの沿岸警備船に拿捕され、アメリカのコネチカット州で投獄され、彼らは海賊行為及び殺人の容疑で裁判にかけられる。シンケ達は死刑確実だと思われたのだが、裁判は意外な方向へ動き出す。スペインの女王イザベル(アンナ・パキン)はアミスタッド号の積荷としてシンケ達の所有権を主張、舵取り役の2人は自分たちが買った奴隷として所有権を主張、アメリカの沿岸警備船の乗組員もシンケ達の所有権を主張、いつの間にか裁判の目的がシンケ達の所有権争いに様変わりしてしまう。
 いずれにしろ黒人奴隷制度が横行するアメリカの法廷においてはシンケ達にはロクな結果をもたらすはずが無いが、そんなシンケ達を助けようとする人たちが現われる。奴隷解放論者であるタバン(ステラン・スカルスガルド)、元奴隷だったジョドソン(モーガン・フリーマン)の2人である。彼等はシンケ達を助けるために元大統領のジョン・クィンシー・アダムズアンソニー・ホプキンス)に手助けを求めるが、アッサリ拒否。仕方なく法廷で出会った若い弁護士ボールドウィン(マシュー・マコノヒー)を雇い裁判に臨むのだが、彼らの前に巨大な権力が立ち塞がり・・・

 いきなりスピルバーグ監督らしく冒頭からぶっ飛ばす。嵐が吹き荒れる中でのアミスタッド号内での反乱シーンだが、観ている我々をショックのどん底に叩き落とす。時々スピルバーグ監督作品には最初が面白くて中だるみが続いてしまうという欠点があるが、本作はそんな心配は無用。随所に感動的なシーンを散りばめる。
 例えば言葉が通じないシンケとボールドウィンの地べたに下手な地図を書いてのやり取り、カトリックの家系である回し者の判事の信仰にすがり自分の良心に問いかけ決断するシーン、シンケと元大統領ジョン・クィンシー・アダムズの魂を感じさせる会話、絶妙なキルティ・ジョイフォの登場シーン、法廷でシンケ達が自由を叫ぶシーンには多くの人に本当の自由とは何かを感じさせ、黒人の2人が聖書を解読するシーンではお互いの信仰を理解しあう寛容さが描かれる等、心が震えるシーンが連発。しかも、感動させて持ち上げながらも突き落としたりするが、そのサジ加減のバランスが絶妙なのも良い。そして本作が更なる価値を高めているのはラストシーンだろう。歴史とは時に非情な結末を用意しているということを観ている我々は痛感する。
 それにしても、シンケが語るアフリカからアメリカにやってくる道のりの出来事がビックリ仰天。黒人奴隷の扱い方が人間扱いされていなくて粗大ゴミ同然の扱い方。流石にこれは誰が見ても酷いと思うだろう。しかし、当時の奴隷制度賛成の立場の人間の黒人に対する見方はこんな感じだったのだろうか?日本に生きる我々にはちょっと理解し難いものがある。
 それはさておき、スピルバーグの盟友であるジョン・ウィリアムズの音楽は非常に安定しており気持ちを高ぶらせるし、大してCGを使っていないのも良い。そして本作の出演時点では無名だったジャイモン・フンスー、キルティ・ジョイフォ、ステラン・スカルスガルド等が現在では立て続けに傑作、話題作に出演しているのも非常に感慨深い物があるではないか。そう言えばピート・ポスルスウェイトが憎たらしい検事役で出演していた。今思うと最高の演技派を揃えた豪華キャストだったことに気付く。
 とにかく俺が観たスティーヴン・スピルバーグ監督作品で一番好きな映画がコレ!それだけの理由だけでも映画アミスタッドは全ての人にお勧めだ

アミスタッド [DVD]
デビッド・H・フランゾーニ
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン


 監督は前述したとおりスティーヴン・スピルバーグ。あらゆるジャンルで名作、傑作を撮る大監督。今回はお勧めとして本作とテーマが共通している部分があるリンカーンを挙げておこう。

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競馬 京都大賞典予想 強さを見せ付けます

2015年10月12日 | 競馬予想

京都大賞典の予想


 昨日は毎日王冠、そして今日は京都大賞典。この二つのレースの名前を聞くといよいよ古馬のGⅠ戦の王道の戦いが始ったことを実感する。また、非常にメンバーも豪華すぎ。今回予想する京都大賞典も出走頭数は10頭と落ち着いた頭数になったが、なかなかの強いメンバーが揃った。
 有力馬の多くの馬がここはGⅠ戦線に向けての叩き台だと思っている陣営が多いと思うが、それでも絶好の馬場コンディションで広くて走りやすい京都2400Mコースならどの馬も能力を発揮しやすいと思う。逃げ馬不在のメンバー構成なだけにスローペース必至。4番のニューダイナスティが逃げると思うが、展開的には先行馬が有利。しかも今回はGⅡ戦となれば有力馬の陣営は途中から早めにスパートするような馬がいるとは思えず、直線に入ってからの瞬発力勝負の流れか。そうなると今年に入ってから重賞を勝ちまくり、ついにGⅠホースに輝いた馬を本命にする。

◎ 1 ラブリーデイ
○ 7 カレンミロティック
▲ 5 レコンダイト
▲ 8 ラキシス
△ 2 ワンアンドオンリー
△ 4 ニューダイナスティ
△10 サウンドオブアース
× 6 フーラブライド

 俺の本命は1番のラブリーデイ。今年に入って重賞レースを勝ちまくり、能力を示したのが宝塚記念の好位抜け出しからの押し切り勝ち。2番手からレースを運べるセンスは開幕週の京都の馬場では大きなアドバンテージ。しかも、スローペース濃厚の流れなら直線の長い京都でもコースロスなく立ち回れることを考えれば、最後の直線で脚が鈍ることなど考えられない。斤量の58キロもすっかり本格化したこの馬なら全く問題ないだろう。はっきり言ってマイナス材料が見当たらない。ここは勝って古馬の王道路線の主役をアピールする

 対抗には7番のカレンミロティック。前走の宝塚記念はスタートで後手を引き、自分のレースをさせてもらえなかった。海外でのレースにも善戦し、今年の天皇賞(春)のレース振りからも7歳を向かえた騸馬に衰えなど微塵もなく、GⅠ級の能力を感じさせる。この馬も好位抜け出しが得意パターン。今回のスローペースはこの馬には位置取り的には絶好のポジションで立ち回れるが、瞬発力勝負になるとちょっと苦しそう。ラブリーデイより前目の位置で早め早めでの勝負を仕掛けることが出来れば、逆転できる可能性はある。

 単穴には2頭挙げるが。
 まずは5番のレコンダイト。前走の七夕賞は明らかに小回りコースが合わなかった。今回の京都外回りコースは大歓迎で、持てる能力をフルに発揮できる。しかしながら、ここは相手が強力なのでどこまでやれるか!しかし、ここはジョッキーのM・デムーロの手綱捌きに期待したいところ。過去の京都コースでのレースで好位から33秒1の末脚を使っているし、2400Mの距離もこの馬には合っている。この馬ならワンパンチが当たっても驚けない。

 次に8番のラキシスを挙げる。前年のエリザベス女王杯の覇者。連覇達成の目標に向かって秋はこのレースから始動してきた。今年に入っても大阪杯で強豪牡馬たちを粉砕したように、更にパワーアップしている印象がある。前走の札幌記念も着順から受ける印象ほどレース内容が悪くないし、ハイペースを少し追いかけすぎたような気もする。上手く有力馬の直後に位置取り出来れば、この馬のしぶとい差し足が生きそうだし、スローペースの瞬発力勝負なら牝馬トップクラスのこの馬には願うところ。天才武豊のエスコートが今回も強豪牡馬たちをなで斬りにする。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 2、4、5、7、8、10
 3着 2、4、5、6、7、8、10

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 5、7、8
 2着 1
 3着 2、4、5、6、7、8、10

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 7
 2着 2、4、5、8、10
 3着 1                            合計 59点

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映画 終着駅(1953) 不倫映画の傑作です

2015年10月09日 | 映画(さ行)
 不倫映画の名作って多いが、けっこうイタリアを舞台にした映画が多いように思う。例えばデイヴィッド・リーン監督の旅情という作品では水の都・ヴェネツィアが舞台だった。あの作品に登場するイタリア男の度の過ぎた女好きには少々呆れるが、ラストが女性の大人を感じさせる素敵なラストシーンで幕を閉じた。
 そんな旅情と同じくイタリアのローマを舞台にした不倫映画の傑作が今回紹介する終着駅。ローマを舞台にしているから、てっきり観光名所や遺跡など見れる旅行した気分になれる映画かと思っていたのだが、そんな期待はあっさり裏切られ、殆んど全編がタイトル通り人々がごった返した終着駅(ターミナル)を舞台にしている。

 不倫を描いた映画なんかは掃いて捨てるほどあり、また名作と呼ばれるような良品も多い。当然だと思うが、不倫をしている男女の2人が中心になって、けっこうな馬鹿っぷりを見せてくれる映画が多いが、今回紹介する映画終着駅は 不倫関係の2人だけでなく、彼らがターミナルで出会ったり、見かけたりする多くの人々の人生模様もさり気なく描いているのが凄いところ。そして、それらの人生模様に触れることによって不倫妻の心理面にも少なからず影響を及ぼしているのが、本作の奥の深さを感じさせる。

 さて、早速だがアメリカからやってきた人妻とローマ在住の米伊の混血男性の不倫の結末を描いたストーリーとはいかなるものか。
 本国アメリカからやって来た人妻であり子供もいるメアリー(ジェニファー・ジョーンズ)は、ローマに住んでいる妹の家に身を寄せてローマ見物をして数日間過ごしていた。しかし、ローマ滞在中に若くてイケメンのアメリカ人とイタリア人の混血であるジョヴァンニ(モンゴメリー・クリフト)と出逢い、激しい恋に落ちていた。
 本国アメリカに夫と子供をおいて来たメアリーは別れを告げるためにジョヴァンニのマンションのドアの前までやってくる。しかしドアを開けて入った瞬間に、それは決して抜け出ることの出来ない愛に溺れることになり、それはアメリカにおいてきた夫と子供を捨てること意味することを悟ったメアリーは、断ち難い想いを捨て去り、アメリカへ帰るために、ローマの中央駅に向かう。

 メアリーは駅で妹に電話をして荷物を持ってきてもらうように頼むのだが、荷物を持ってきてもらいながら出発の電車を待っている間に、どこから情報を知ったのか駅にジョヴァンニが現われる。必死で出発を思い止まらせようと猛プッシュするジョヴァンニの熱い気持ちに、メアリーは混乱してしまうのだが・・・

 当時のハリウッドを代表する大スターモンゴメリー・クリフトジェニファー・ジョーンズの共演。わざわざモンゴメリー・クリフトを出演させるために彼を米伊の混血の設定にしてしまうなど違和感が色々と見ていてあったのだが、ジェニファー・ジョーンズの不倫に思い悩む役がよかった。しかし、イタリア映画(本作はハリウッド資本が主に入っていますが)というのは本当に子供の使い方が上手い。ジェニファー・ジョーンズの甥っ子の役の子供が登場したときは、お前が1人で来たらダメだろう!なんて一瞬思ったのだが、この甥っ子のチビが不倫している叔母さんのブレーキ役を果たしているのが、なかなかニクイ設定だ。
 リアルタイムで時間が進む設定もなかなか効果的で緊迫感を得られることができたり、ジェニファー・ジョーンズの最後の選択も良かった。ダイアン・レイン主演の運命の女はドンドン不倫にはまり込んでドツボに落ち込んでしまうが、こちらはいかにも大人の女性の選択という感じがして好感が持てる。
 それでいてラストシーンは当たり前の結末とはいえ、少々苦味を感じさせるのも良い。人間って様々な出会いあり、つながりがあったり、不思議な縁で結ばれることがある。そんな人間ってお互いに協調し合って生きていくんだという力強いメッセージを感じられるのが本作の素晴らしいところで、単なる不倫映画で済ますだけでは勿体ない内容の映画。終着駅というタイトルの示す内容は意味深だが、随所で大いなる人間賛歌を感じられる。不倫映画と言っても大してドロドロしていないし、母親の家族を愛する気持ちが理解できるという意味では小学生にも見せたい映画。老若男女を問わずに全ての人に見せたい映画終着駅を今回はお勧めに挙げておこう

終着駅 [DVD] FRT-280
ジェニファー・ジョーンズ/モンゴメリー・クリフト/リチャード・ベイマー/ジーノ・チェルヴィ
ファーストトレーディング


 監督はイタリア人でネオリアリズモを代表するヴィットリオ・デ・シーカ、本当に泣かせる映画を撮る監督です。父と息子の結束の固さに泣ける自転車泥棒、マルチェロ・マストラヤンニ、ソフィア・ローレン共演の戦争の傷跡を描いたひまわり等がお勧めです。

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競馬 スプリンターズS予想 秋の大レースがこれから始ります

2015年10月04日 | 競馬予想

スプリンターズS予想


 秋のGⅠシリーズの一発目のスプリンターズS、中山コース1200Mの電撃戦だ。牝馬が多く出走し、また上位人気を占めている。この状況は男たる牡馬たちは情けないぞ!そりゃ~、男なら女性の後ろを走りたい気持ちはわかるが、ゴール板を過ぎても女性の後ろを追いかけてどうする。果たして女性の誘惑に惑わされずに、競走馬としての闘争本能をむき出しにしている、真の格好良い男馬は居ないものか?
 さて、展開は8番のハクサンムーンと9番のアクティブミノルが隣同士の枠に入って、お互いが逃げ宣言。どうやら今回はハクサンムーンも控える気が全くなさそうで、かなりのハイペースが予想される!しかもベルカントが外の馬に吊られて折り合いを欠いたり、ミッキーアイルが外枠で前に壁を作れない状態で気分良く前の方に行ってしまうと前半3ハロンが32秒台前半の超ハイペースになる可能性があり先行馬は壊滅、トリッキーな中山コースだが急坂を越えてからのゴール前では差し、追い込み馬が台頭するシーンが見られるだろう。
 牝馬のお尻、美脚に惑わされない精神力を持ち、強烈な末脚を兼ね備える牡馬はいないものかとメンバーを見渡すと・・・オオッ、居たぞ~!ドバイ首長のシェイク・モハメッド殿下が送り出す馬が俺の本命だ

 ◎ 16 ティーハーフ
 ▲  6 ウキヨノカゼ
 ▲ 12 ウリウリ
 △  2 ストレイトガール
 △  4 サクラゴスペル
 △  7 ベルカント
 △ 11 レッドオーヴァル
 ×  1 リッチタペストリー
 ×  3 リトルゲルタ
 ×  5 スギノエンデバー
 × 13 ミッキーアイル

 俺の本命は16番のティーハーフ。一気に3連勝をして函館SSを制した末脚はGⅠ級を感じさせる凄みがあった。しかし、次走のキーンランドCが3着とはいえ、意外なぐらいに伸びなかった。しかし、好スタートから好位キープしようとしたレース振りはこの馬には中途半端な印象があった。しかし、今回は枠は大外の16番であり、前走の反省から、ジョッキーも今回は腹を括って末脚勝負に徹することができるだろう。しかも、ハイペースになりそうな展開はこの馬には絶好であり、不利に思える16番枠も今回は良いんじゃないか?なんだ函館SSは強くみえただけなのかもしれないが、俺にはあのレース振りはGⅠ級の末脚に思えた。中山コースでの戦績はボロボロだが、元々が合わない距離を使われたり、まだ覚醒する前にしか走っていない。本格化した今なら中山コースも苦にしないだろう。大外から豪脚を見せつけて、強くて華麗なる牝馬達を一網打尽にする

 単穴には2頭挙げる。
 まずは6番のウキヨノカゼ。1年9ヶ月に及ぶ休養を挟んでしまい、クラシック戦線は完全に棒に振ってしまったが、前走でキーンランドCを制して、厩舎やその他のスタッフの苦労が報われた。しかし、その前走のレース振りは単なるマグレにも思えず、かなり強い勝ち方。ここに来て連勝中と勢いの乗ってのGⅠレース初参加だが、決して他のメンバーとも見劣りしない。そして、名ジョッキー藤田伸二の突如の引退には驚いたが、そんな彼と同期であり切磋琢磨していたのが四位洋文ジョッキー。最近はすっかり影が薄くなってしまった印象があるが、今年は重賞を3勝するなど存在感を見せ付けており、いぶし銀の彼の騎乗は今の競馬界にはまだまだ必要だ。そして、今回は久しぶりにGⅠレースでチャンスのある馬と乗ることができて、四位ジョッキーを燃えさせる舞台設定になったのでは無いだろうか!人馬ともに苦しい時期を切り抜け、熱い想いがGⅠの舞台で爆発しても驚けない。

 次に12番のウリウリを挙げる。1600Mの距離でもこなせるが、GⅠ級のレースではパンチ不足。しかし、1200Mのスプリント路線に切り替えてGⅠに届く可能性が出てきた。馬もジョッキーも馬群をこじ開けて、最内を突くレース振りが得意。この人馬はなかなか良いコンビだ。前走は大外枠だったのに、スタートが遅くて、後方から馬群の中に入れるレース振り。ペースも阪神開幕週のスローペースト条件が全く合わなかったのに2着に食い込んで来た内容はかなりの強さを感じさせる。12番枠というのは少し微妙であり、もっと内の方が良い馬だが、最内にこだわらなくても勝てる能力はある。しかし、この馬が心配なのはハイペースでバテそうな馬が何頭か出てくると思うが、その時に馬群を捌けるのかどうかが心配。前が開きませんでしたという可能性がこの人馬には付きまとう。能力的にはメンバー中で1番のように感じるが、本命にするにはちょっと怖い。それでもコレぐらいの評価は必要か?

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 16
 2着  2、4、6、7、11、12
 3着  1、2、3、4、5、6、7、11、12、13

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 6、12
 2着 16
 3着 1、2、3、4、5、6、7、11、12、13                  合計 72点

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