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世界中に、日本で最も有名な日本人は誰か?と尋ねる。もしかしたら王貞治という答えが帰ってくるのだろうか彼が打ったホームラン数868本は、本当に凄い数字だ。しかし、アメリカの人たちはどう思っているんだろう。
日本の今よりも、狭い野球場の記録なだけに、アメリカ人にとっては王貞治という、存在がどれだけ認識されているか。アメリカの野球場でなら868本もホームランを打てたかと聞かれると、無理だろう。恐らくその半分も打てないんじゃないかな
そういう意味では、やはり黒澤明監督は凄い。彼の映画は世界中で認められている日本人が誇れる唯一の人物かもしれない。大体彼の映画は驚いたことに、まず日本で公開されると、映画評論家からの評価は高くない。しかし、アメリカやフランスでは、日本よりも評価がいつも高い。そして、その後にやっと日本の映画評論家も黒澤作品を認めるのである。日本の映画評論家は馬鹿だね
ちなみにアメリカでは、よく今でも黒澤明の映画が公開されるが、終わった後はスタンドオペレーションが起こるそうだもし僕がその場に居たらどれほど日本人として、どれだけ誇りを感じるか
黒澤作品といえば、アクション映画の凄さがよく言われるが、ヒューマニズム作品にも素晴らしい名作を残している僕は黒澤明の映画が好きで、たくさん観ているが、酔いどれ天使は初めて見る。
さて作品の内容だが、貧乏医者真田(志村喬)が、手に傷を負った松永(三船敏郎)を、自分の病院に連れてきて、手を負傷している松永(三船)を治療する。医者の真田(志村喬)は、街の暴力団にも屈しないが、酒ばかり飲んでいる医者だ。しかし、腕はいい。そんな医者の真田(志村喬)がつれて来た松永(三船敏郎)は、今この街を牛耳っているヤクザだ
真田(志村喬)は松永(三船敏郎)の手を治療した後、体の状態を診るが、どうやら肺結核に侵されていることを、確信する
真田という医者はヤクザでも助けようとする医者なのである。一方、松永は酒を飲み、病がひどくなっていくのがわかる。別の医者でレントゲンを撮ったのを見た真田は松永に酒は絶対に飲むなと注意する。
しかし、ついにこの街に松永の親分である岡田が帰ってくる真田の家では岡田から離れたがっている、岡田の女房を家に隠れさせている。
そして、松永もついに真田の家で休む事になる。
やがて、やくざ同士の縄張り争いに発展し、病に侵されている松永はついに、やくざの抗争に飛び込んでしまい死んでしまう。
真田はやくざの世界を批難しながらも、松永を助ける事が出来なかったことに、無念さを感じるのである。
上記の画像は、松永を慕う女から女の故郷へ一緒に行かないかと誘われる場面です。しかし、この後松永はやくざ抗争を起こし、死んでしまう。
志村喬演じる貧乏医者が、やくざの三船敏郎を助けようとするが、戦後間もない時代まだ、死に方の美徳にこだわる三船がギラギラしている。
一方、悪に屈しない貧乏医者の志村喬のやくざ世界に対する怒りが感じられて、ヒューマニズム映画にしては、迫力のある映画になっている。
そんな中、真田の医者に通う女子高生(久我美子)の松永とは、反対に真田のアドバイスを聞いて病気が治っていくところに、迫力に満ちた作品の中で、一輪の花を咲かせている感じがいいね
下記に黒澤明監督のヒューマニズム作品で僕が観た中で良かった作品を挙げます
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