GⅠレースへ向けてのトライアルレースとは、この二つのレースが始るといよいよ秋のクラシックレースが近づいて来たことを感じる。春の活躍した馬達がやはりそのまま強さを見せ付けるのが、夏に力を付けてきた馬が春に活躍した馬を逆転するのか。若い3歳馬のレースを予想する際に、ちょっと悩んでしまう予想ファクターだ。今年の春のクラシック戦線は俺の予想はボロボロ。しかし秋のクラシックレース
秋華賞、
菊花賞を的中させるためにも、今回の予想はギャグなしの真剣に予想する
ローズS予想
今年の春のクラシック戦線で主役を張った
ハープスターは凱旋門賞に出走するために秋華賞にも出走してこないが、それでも3歳牝馬戦線は層が厚いのか、なかなか楽しみなメンバーが揃っているし、トライアルレースである今回の
ローズSでも熱い女の子の戦いが見れそうだ。まだ阪神開催2週目ということもあり、先行馬、内を通ってくる馬が有利。穴狙いなら先行馬、内枠の馬を狙うのが正解か。しかし、個人的な見解だが今年の牝馬戦線はレベルが高いと思う。春の牝馬GⅠ戦線を引っ張って来た馬が秋のレースでも実力を発揮すると見ているのだが、当然ながらそのような馬たちは今回のレースが休養明け。今回は2歳牝馬王者
レッドリヴェール、オークス馬
ヌーヴォレコルトが2強だと思うが、その他の馬も隙を突けるチャンスがあるだろう。もちろん俺の本命馬、この2頭の内の1頭だがハッキリ言って簡単に本命は決まった。
◎ 14 レッドリヴェール
▲ 1 ヒルノマテーラ
▲ 8 レッドオリヴィア
▲ 12 ダンツキャンサー
△ 5 アドマイヤシーク
△ 7 アドマイヤビジン
△ 11 サングレア
× 6 ヌーヴォレコルト
× 10 リリコイパイ
× 17 プリモンディアル
僕の本命は14番の
レッドリヴェールの方。
ハープスターを降した
阪神JFでは、まあ相手が油断していたぐらいのラッキー勝ちという印象があったが、この馬の本領を発揮したのがハープスターの2着に負けた
桜花賞。もしかしたら勝つかもと思わせた一瞬の末脚、勝負根性は
ハープスターのライバルとして名乗りを挙げるぐらい価値のあるレース。そのレースで後の
ヌーヴォレコルトより上位に来ているのも、この馬の強さを今思えば充分に感じさせる。牡馬相手に果敢に臨んだ
日本ダービーでは二桁着順に大敗したが、小柄なこの馬に東京までの遠征は馬体重減になって現われ、この馬の本来の調子とは大きくかけ離れたモノだから決したこの馬の評価を下げることにはならない。夏の休養はこの馬の成長を促し、休養明けの緒戦を心配するのはこの馬には無用。目標は先だが、むしろ今回の方が能力を発揮しやすい条件が揃っている。個人的には自信の本命だ。
単穴には3頭挙げる。
まずは1番の
ヒルノマテーラ。最内の1番枠を引いたが最高の枠順。相手は強いが一発を狙える枠順だ。もちろんただ1番枠を引いたから単穴候補に挙げている訳では無い。前走は2着とはいえ勝った馬(セントライト記念に出走するサトノフェラーリ)が強かったし、枠順の差も大きかった。有利なインコースをずっと走ってスムーズにレースが運べれば一発がある。ジョッキーの
田中勝春もわざわざ関東から駆けつけて調教に参加していたのも非常に好感が持てる。勝てる可能性はあるぞ。
次に8番の
レッドオリヴィア。未勝利、500万ととりあえずは連勝中の馬。さすがに今回は相手のレベルがまるで違うが、この馬の連勝の内容がスケールの大きさを感じさせる。特に末脚は大物感を感じさせるし、しかもジョッキーに
武豊を確保した。荒削りなレース振りにこのジョッキーの手綱捌きが
秋華賞へ向けての新星誕生となる可能性ある。もしかしたら能力で強敵を凌駕するかも?
次に12番の
ダンツキャンサー。恐らく逃げるのはこの馬か。
NHKマイルCは勝った
ミッキーアイルに真っ向勝負を挑んで、最後の直線半ばまではもしかしたら勝つ!なんて思わせる好内容。今回は望みどおり逃げることが叶いそうだし、マイペースの逃げを打てそう。開幕2週目の馬場なら粘り込む可能性ある。展開的に勝たれても驚けない。
6番の
ヌーヴォレコルトは
オークスを勝っているように、実力は認めるが過去のオークス馬のこのレースの成績は良くない。特に関東馬の参戦となると、三冠牝馬に輝いた
アパパネの姿が重なる。とりあえず3着のところに印を押えておくだけで良いだろう。
買い目 三連単フォーメーション
1着 14
2着 1、5、7、8、11、12、
3着 1、5、6、7、8、10、11、12、17
買い目 三連単フォーメーション
1着 1、8、12
2着 14
3着 1、5、6、7、8、10、11、12、17 合計 72点
セントライト記念予想
毎年、
セントライト記念は小物ばかり出走してくるが、どうも今年はその様相が違う。毎年は中山競馬場で行われるトリッキーなコースで行われるだけに強い馬でもちょっと不安なコース設定。しかし、今回は新潟の内回りコースで行われる。毎年関西の有力馬が次週の
神戸新聞杯に回ることが多いが、今年は関西から春のクラシック戦線を大いに盛り上げた
トゥーザワールドが出走してきた。そして皐月賞を勝ち、日本ダービー2着馬の
イスラボニータも出走。春のクラシック戦線で鼻面を合わせて叩き合った両雄が、今回は菊花賞へ向けての前哨戦から激突する。
単勝10倍を切るのは恐らくこの2頭だけ。しかも
イスラボニータは単勝オッズを2倍を切るガチガチの本命扱い。確かに春の実績通りならこのようなオッズになるのも仕方ないのかもしれない。
しかし、夏を境にパワーを付けてきた馬も居るし、春は敵わなくてもこの秋が楽しみな馬も出走してきた。いつもとは違い、今年の
セントライト記念は非常に楽しみな馬が多く揃った印象があり、2強に待ったをかけるような馬もいると見た。確かに
イスラボニータは強いが、今回は新星の誕生をディープインパクトの子供から大物誕生の気配を感じたい。
◎ 10 ステファノス
▲ 5 イスラボニータ
▲ 7 サトノフェラーリ
△ 2 エアアンセム
△ 8 オウケンブラック
△ 15 デルカイザー
△ 16 トゥーザワールド
× 1 ラングレー
× 4 ショウナンラグーン
× 6 マイネルフロスト
× 17 クラリティシチー
本命は10番の
ステファノス。今年の牡馬クラシック路線においてディープインパクト産駒の大物が登場していないが、
菊花賞へ向けての大物を期待したいのが
ステファノス。今年の春のクラシック路線は皐月賞で5着があるものの力不足を感じさせた。しかし慌てて日本ダービーを狙わずに確実に3歳オープン戦である
白百合ステークスに向かったのが大正解。ここで勝って余力を持って
セントライト記念に登場してきた。その前走においても素晴らしい反応、末脚の破壊力を見せ付けたが、大きな所を狙える馬だということを実感させてくれた。今や名門となった
藤原厩舎だが、休養明けでも決して手を抜かない。多くの有力馬がここはステップレースあるいは先のローテーション及び適正を見極めるレースとして出走してくる馬が多い中で、この陣営のモチベーションは頼もしい限り。春から成長した姿を、しっかりこの目に焼き付けさせてくれ
単穴には2頭挙げる。
まずはやっぱり5番の
イスラボニータ。好位で運べるレースセンス、抜け出してからのスピードの持続力、叩き合っての勝負根性などセールスポイントが多数。
サンデーサイレンスの最初の世代の大物
フジキセキの最後の世代の子供。そこからクラシックホースが誕生するとはなんとも不思議な競馬の魅力が堪能できるではないか。しかも、この馬は父親の良い所を本当に受け継いだ。枠も好枠をゲットしたし、新潟コースも既に走っているし、左回りコースもお手のもの。これ以上評価を下げられないというのが本当のところ。不安があるとすれば休養明け、そして春の時点で完成されていて更なる成長力をあまり感じられないことぐらい。それでも春の能力を維持していれば、ここでも上位争い。
もう1頭が7番の
サトノフェラーリ。春のクラシック戦線には能力がついてこずに間に合わなかったが、3ヶ月の休養を経た前走では素晴らしいパフォーマンスを見せた。休養明けを叩いて迎える今回は絶好のローテーション。遅れてきた
藤澤厩舎の期待馬が、ここで存在感を見せ付けるか。ちなみにこの馬もディープインパクトの産駒。血統的に大物の気配が漂うし、前走の内から突き抜けてきた脚を見れば馬込みに不安は無いし、勝ちっぷりが良い。夏を境にした上昇馬として今回は期待できる。
買い目 三連単フォーメーション
1着 10
2着 2、5、7、8、15、16
3着 1、2、4、5、6、7、8、15、16、17
買い目 三連単フォーメーション
1着 5、7
2着 10
3着 1、2、4、5、6、7、8、15、16、17 合計 72点
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