褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

競馬 天皇賞(秋)予想 先行馬有利かな?

2010年10月30日 | 競馬予想
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 今年の天皇賞(秋)は有力3歳馬の参戦もあって予想のやりがいがある。
 前哨戦の毎日王冠が3歳馬のワン、ツーということもあり世代間の戦いが、今年のレースは少し難解にしている。実際に今年の3歳馬はレベルが高いように思うし、3歳馬が勝つ可能性があるだろう。
 しかしこのメンバーを見ると、逃げる馬はシルポート。他にこの馬に競りかける馬も見当たらず流れはスロー。今週からBコースへの変更もあり、圧倒的に先行馬が有利。
 それでは馬印と各馬についてコメントを述べよう
 ◎ 12 アーネストリー
 ▲  2 ブエナビスタ
 ▲ 10 シンゲン
 ▲ 17 コスモファントム
 △  7 ペルーサ
 △  8 シルポート
 △ 11 アクシオン
 ×  4 エイシンアポロン
 ×  6 スマイルジャック
 × 15 スーパーホーネット

 僕の本命は12番のアーネストリー。金鯱賞を勝った時は展開に恵まれたぐらいにしか思っていなかったが、宝塚記念の内容から札幌記念での堂々たる勝ちっぷりを見せ付けられるとこの馬の能力を認めなければならない。
 先行タイプのこの馬にとってスローペースになりそうな展開はこの馬に絶好だ。

 単穴には3頭挙げる
 まずは2番のブエナビスタを挙げる。今さらこの馬についてはアレコレ説明する必要も無いだろう。圧倒的な能力は持っているし、スミヨン騎乗というのも心強い。
 しかし今年になって1着か2着しかないだけに能力は認めるが、去年のような暴力的な強さを感じないのも事実。他の馬と比較して抜けた存在とも思わないのだが。それにこの馬にとって内過ぎる枠も心配だし、展開があまりにもアーネストリーに向きそうなだけに少しでも窮屈な場面があると取りこぼす可能性はある。ここは▲評価まで。

 次に10番のシンゲン。長期休養明けの前走のオールカマーでの勝利。今回は得意の東京、距離、叩き2走目など考えると前走より条件は好転する。既に7歳だがまだ底を見せていない部分があるだけに実は1番強い可能性もある。
 流れに乗ることが出来ればGⅠのこのメンバーでも上位争いどころか勝っても不思議ではない。

 次に強い3歳世代を代表して17番のコスモファントムを挙げる。他にも有力な3歳馬はいるが、スタート、折り合い、距離など不安要素があるが、この馬は好位でレースが出来るし、シルポートが引っ張る展開なら折り合えるだろう。春はローテーションを考えると本調子では無かったと思う。
 ここ2走はダートを走って本来の持っている能力を隠しているが、この馬の持っている能力はレベルの高いメンバー構成だったラジオNIKKEI2歳Sまでさかのぼれば明らか。この馬が勝っても驚けない。

 勝つのは難しいが2着ならありそうな馬を挙げよう
 まずは7番のペルーサ。最近のスタートの酷さは見てられない。しかし前走の毎日王冠はスタートの大出遅れがあったので負けるのは仕方ないが、もう少し最後は迫力のある追い込みが見れると思ったのも事実。今回練習の成果で上手くスタートを決めることが出来たとしても今までのレース振りを見ていると中団より後方の位置取りになるのではないか?
 展開的に中団より後方の位置取りでは勝つのは厳しい。ここはスムーズに能力を出し切ったとしても2着までか。

 次に8番のシルポート。休養明けのここ2走の内容が頼りないけれど本来はもう少し粘り強い馬。
 今回もメンバー的に逃げることが出来そうなだけに展開的に怖い1頭。しかも馬場が渋りそうなのも良い。2着には押さえておいた方が今晩はぐっすり眠れる。

 次に11番のアクシオン。はるか昔だが、去年の鳴尾記念の持ったまま抜け出して来た強さのインパクトが大。
 今年の金鯱賞は休養明けだっただけに大敗は仕方無い。前走の札幌記念にしても3着だったが、大して見せ場は無かった。
 しかしこの馬の能力は前走程度ではないだろう。スローペースの流れを好位で流れに乗ることが出来れば2着に飛び込んで来ても驚けない能力はある。

 三連単の端っこ(3着)に来ても驚けない馬を挙げよう。
 まずは4番のエイシンアポロン。レースセンスのある馬なだけにこの内枠は絶好。しかし完璧のレース振りだった前走の毎日王冠から受ける印象は今回の2,000Mは距離が少し長い。
 しかし今回も絶好の展開、位置取りを望めそうなだけに3着には押さえる必要はある。

 6番のスマイルジャック。前走の毎日王冠は圧勝しそうな勢いだったのに不思議なくらいの失速。気分良く前に行ってしまったのが敗因か。距離も少し長いのだろう。
 しかし、今回はジョッキーも末脚勝負に徹するだろう。今年の安田記念のようにヤケクソで最内から突っ込んできて3着の可能性はある。

 次に15番のスーパーホーネット。休養明けは超得意。やたらGⅠレースになると2着が多い勝負弱い馬だが、あの名馬のウオッカ、カンパニーを降して来た能力は侮れない。外枠は痛すぎるが3着なら来ても驚けない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 12
 2着  2、7、8、10、11、17
 3着  2、4、6、7、8、10、11、15、17

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、11、17
 2着 12
 3着 2、4、6、7、8、10、11、15、17   合計72点

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競馬 スワンS予想 前走スプリンターズS出走組に期待

2010年10月29日 | 競馬予想
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 ちょっと今年のスワンSはレベルが相当低そうだ。しかも馬場は不良馬場になるのかな?
 あんまりあれこれ悩んで予想しても仕方ないから強い馬から順番に印を付けていくのが良いだろう。
 有力馬には休養明けの馬もいるけれど、そのような馬は評価を下げて前走のスプリンターズSを叩いて、今回のレースに臨んでくる馬の評価を高めに
 ◎11 プレミアムボックス
 ○ 9 ファイングレイン
 ▲ 1 グランプリエンゼル
 ▲12 マルカフェニックス
 △ 2 ショウナンアルバ
 △ 6 エーシンフォワード
 △14 ファリダット
 × 4 ジョーカプチーノ
 ×13 ダノンムロー

 僕の本命は11番のプレミアムボックス。前走のスプリンターズSは超スローペースということもあり、全くの見せ場なし。基本的には叩き良化タイプなだけにブッツケでGⅠレースでは大敗も仕方ないかな今なら1,200Mよりも1,400Mの方がレースはしやすいだろうし、京都の外回りコースもこの馬には合っている。
 追い込み脚質だけに展開と馬場状態が不安だが、前走からの上積みは大きいし、相手関係もこのメンバーなら勝てる。

 対抗には9番のファイングレイン。この馬も前走のスプリンターズSがブッツケ。この馬は完全な叩き良化タイプなだけに上積みは大きい。しかも前走は不利があったし本来ならこの馬を本命にするべきかと思ったが・・・斤量の58キロが気になる。ここは2番手評価。

 単穴には2頭挙げる。
 1番のグランプリエンゼルは前走の大外一気の差し足を見れば、一時の不調から完全に抜け出したようだ。しかも道悪は向いている。
 しかし2走前の内容から1,400Mの距離に伸びるのは前走と比較して不安だけど、今の充実振りなら1,400Mも対応できるかも?勝つ可能性ある。

 次に12番のマルカフェニックス。前走のスプリンターズSは仕方の無い敗戦。
 叩き良化タイプで1,400Mは超得意分野。もしかしたらこの馬の今年最大の目標レースはここだったりして
 しかしこの馬は道悪競馬は良いのか悪いのか判断しづらい人気しそうだが、プレミアムボックスファイングレインと比較した時それほど実力差を感じないだけに、どうせならこの馬はちょっと評価を下げて単穴▲評価に。

 勝つのは厳しいが2着ならありそうな馬を挙げよう。
 2番のショウナンアルバは能力が発揮できるかどうか走ってみないとわからない。
 勝つのは厳しくても2着なら来ても驚けない。

 6番のエーシンフォワードスミヨン騎乗で1番人気かも?
 1,400Mの距離は合っているし、実績も充分。しかし休養明けを差し引いてこれぐらいの評価が妥当。

 14番のファリダットGⅠレースでも上位に来る能力を持っているのに、レベルの低い相手でも勝ち切れない。この大外枠なら折り合いを考えたら追い込みに賭けるか?どうやら今回も取りこぼす可能性は高そうだ。しかし2着には押さえる必要はある。

 三連単の端っこ(3着)に来ても驚けない馬を挙げよう。
 まずは4番のジョーカプチーノ。長期休養明けなだけに常識ならバッサリ斬りたい馬
 しかし、NHKマイルCのハイペースを2番手から押し切ったレース振りは衝撃的。
 今回もこの馬のペースで走ることが出来れば?3着に押さえておいた方が心配事が少なくて良い。

 そして13番のダノンムロー。最近の成績はボロボロ。しかし不良馬場はそれほど苦にしない馬。
 もしかして暑い季節は苦手かな?
 寒くなってきた今日この頃。3着に来ても驚けない。

買い目 三連単フォーメーション
 1着 11
 2着  1、2、6、9、12、14
 3着  1、2、4、6、9、12、13、14

買い目 三連単フォーメーション
 1着 1、9、12
 2着 11
 3着 1、2、4、6、9、12、13、14

買い目 三連単フォーメーション
 1着 9
 2着 1、2、6、12、14
 3着 11                       合計68点

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競馬 菊花賞反省 中だるみペースが読めなかった

2010年10月28日 | 競馬予想結果
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 今年の菊花賞は思ったよりペースが落ち着いた。最初の1,000Mは1分1秒の平均ペースで流れたけれど、次の1,000Mが1分4秒5のペースに落ちるとは予想外。
 あそこまでコスモラピュタが競りかけられずに単騎の逃げに持ち込めると思わなかったし、2,000Mの通過が2分5秒5と聞いた時はまだ2番手以降とも離れていたからこの馬の逃げ切りかと思って吃驚してしまった

 しかし、この遅いペースで有力馬が後方に居たけれど好位にいたビッグウィークには絶好の展開になったね。いくら瞬発力勝負は厳しいといってもこれだけ4コーナーで差を付けていたらセイフティーリード。あれだけ差が開いていた状態でヨーイドンのレースをさしてもらえれば本当に願ったり叶ったりのレース。
 それにしても僕の本命のヒルノダムール
 大いに反省及び、気になった馬についてコメントします

 勝ったのは前述したとおりビッグウィーク。スタート直後は折り合いを欠いたけれど、コスモラピュタが良い感じで逃げてくれたのが大きかったね。
 神戸新聞杯のような馬群がひと塊になってのヨーイドンのレースでは厳しいけれど、有力馬が後方であれだけゆっくり構えてくれたのもこの馬には恵まれた。
 どうやら今年は休養に入るみたいだ。距離適正は距離があればあるほど良いだろう。2,000Mのレースなら札幌コースのような直線の短い所なら良いけれど、天皇賞(秋)のような東京コースは厳しいだろう。

 2着にはローズキングダム。ジョッキーが折り合いを気にし過ぎたのが敗因だろう。スペシャルウィークでセイウンスカイに負けたときの菊花賞を思い出してしまった
 でもジョッキー的には有力馬を目の前に見る形だったし、まさか神戸新聞杯でアッサリ負かしたビッグウィークの直後を取りに行くレースなど出来るはずが無いから、負けるべくして負けたレースと言えるだろう。
 しかし、あの位置取りから追い込んで来たのは馬に力のある証拠。今年はジャパンカップ有馬記念には出走する予定だけれど有馬記念に直行ならチャンスあると思っている。

 3着にはノーマークにしていたビートフラッグがやって来た。この馬が来たことは正直驚いた。しかし、前走勝っていただけに気になっていた馬ではあったけれど、この馬のレースを見ていたら勝ったレースにしても余裕が無い勝ち方ばかりだから今回は厳しいと思っていた。血統的にも、レース振りからも長距離は向くと思ったけれど実力的に厳しいと思ったけれど今回のレースを見て改めて根性がある馬だということはわかったし、相手なりのタイプだという事もわかったから次走以降は要注意の馬として気をつけないといけない。しかし、相手なりのタイプの馬だし、切れる脚は使えそうに無いから重賞戦線だと勝つのは厳しい善戦マンタイプだと思う。

 4着にはレーヴドリアン抜群のスタートで予想外の好位からのレース。ヒルノダムールが好スタートから直ぐに折り合いを付けようとして中団の位置に下げたのとは違い、好位に付けたのは流石は感覚の鋭い福永ジョッキーしかし4コーナーで回ってくる時の反応が悪い馬だね。エンジンが掛かるのが遅すぎる。直線半ばでやっとエンジンが掛かったぐらいだ。こういう馬は小回りコースは駄目だろう。それに直線も短いコースは厳しそう。来年は新潟大賞典がこの馬には合っているレースじゃないかな

 5着にはコスモラピュタしかし、GⅠレースを勝つ最大のチャンスを逃してしまったかもしれない。こんなに恵まれて展開は今後は無いから。しかしGⅡ、GⅢレベルのレースならチャンスがありそう。
 
 他に気になった馬としてトウカイメロディはこの展開で大崩れしなかったし、北海道でのオープンレースを連勝したように実力の片鱗は見せたと思う。
 今日は展開も恵まれなかったし、仕方無いだろう。しかし春の実績馬相手に差を詰めている事も示したし今後期待できる。

 僕の本命のヒルノダムールは折り合い重視のレースをし過ぎたと思う。内で我慢するレースだったけれどローズキングダムもマークが厳しかった。
 最後の最後だけ伸びていたけれどもう少し4コーナーでスムーズに捌けていれば・・・それでも勝つのは無理だけれど

 他にクォークスターは前走の勝ちからから、今回の最後方からのレース振りは仕方ないだろう。しかし途中からペースダウンしたのが痛かったね。全くこの馬の切れ味が活かせないレースだった。
 しかし今後展開が嵌りそうナレースにおいて要注意

今年の成績
 的中率 89戦 17勝72敗 的中率 19.1パーセント
 回収率 575,300円使用 回収509,710円 回収率88.6パーセント

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競馬 富士S反省 僕が本命にした馬は呪われているのかな?

2010年10月28日 | 競馬予想結果
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 これは最悪のパターンの始まりだ。麻雀をやっていて配牌は良いし、ツモも良いけれどテンパイをしてこれはモラッタとリーチをしたらそれが他の人の当り牌だったとか、リーチ負けした時は劇ヤバ状態

 その次も良い配牌でツモが良くて、今度こそモラッタとリーチをかけてしまうとだいたいはそれは罠で再び振り込んでしまう
 それは運が悪いというよりも、自分のツキの状態をわかっていない素人。麻雀なんてその場でどう切るのかなんて言うのは実は二の次。
 自分の運の状態を知ることが一番大事。僕ならそのような場合はリーチはかけないし、他の人の様子を見てテンパイにもちこんでいてもサッサと降りてしまう。
 よく振り込んだ人が、俺もこんなに良い手をテンパッテいるのにとわざわざ丁寧に見せてくれる人がいるけれど、僕に言わせればその人は自分の運の状態を知らせてくれているお人好しであり、そのような人が居れば一気に攻めていく。
 
 そんな偉そうなことを書いている僕だけれど、競馬をやっているとそういう時にぶつかる時がある。
 競馬を一日中やっていて前半から全く的中しなかったら、だいたいその日は駄目。2レースして的中しなかったらちょっとレースを見送ったりして我慢しないといけないね。
 そして自分で勝負レースを見つけることが大事だと思う。

 麻雀も一緒で自分が運の悪い時は自分からあがりにいこうとしないこと。他の人が失敗するのを待つぐらいの根気が必要。競馬は自分でその操作が出来るけれど、麻雀は自分の他に相手が3人いるからね。
 自分が我慢出来ても、他の人に更に相手を勢いづかせる人がいるから困ったものだ。自分の状態が悪いのに、相手が闇でテンパイしているのをわかっていないから振り込んだなんていう人がいるけれど、そのような人は、コンピューターだけを相手に麻雀をしたら良いだろう。

 僕の今回の富士Sの予想だけれど本命にしていたブレイクランアウトが、レース後に故障が判明してしまった。
 ジョッキーも途中で止めていたからね。こういうのは馬に文句を言っても仕方が無い。むしろ馬にとって最悪の事態にならなくてよかった

 こういう時はだいたい次の日のレースも的中しないようなもの。正直今回の富士Sの結果を見て、菊花賞はヤバイと思った。

 それでは反省
 今回の富士Sは勝った馬のダノンヨーヨーが相当強かったということだろう。次走はマイルCSだけれど買い

 2着にライブコンサートだけれど、内伸びの馬場状態、展開が向いた。今回このような番手でのレースをするとは思わなかったけれど、和田ジョッキーという事を頭に入れていなかったのが反省点。外枠だったら斬って良かったけれど、今回の内枠なら絶対おさえないといけない馬だった。

 3着のガルボは上手く流れに乗って内側を走れたのが良かった。シンザン記念の内容と、今年の3歳馬のレベルを考えたらこれぐらいは走れるだろう。

 4着のリルダヴァルは1番人気するほどの実力は無かったということだろう。前走は強かったといっても条件級が相手だったからね。勝った馬のダノンゴーゴーはオープンで勝っているし、降した相手がフライングアップルだったから経験の差が今回はこの2頭を比較してあったということだろう。
 今回は4着だったけれど次走以降は非常に楽しみ。

 他に気になった馬ではサンカルロだけれど、この馬は気分よく行かしたら駄目。馬群で脚を矯めるレースが合っている。そういう意味では外枠は良くなかった。決して1,600Mが悪いという事ではないだろう。

今年の成績
 的中率 88戦 17勝71敗 的中率 19.3パーセント
 回収率 568,500円使用 回収509,710円 回収率89.7パーセント

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映画 間諜X27(1931) 女性スパイをマレーネ・ディードリッヒが演じる

2010年10月25日 | 映画(か行)
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 題名の”間諜”はスパイの意味。女性スパイを扱った映画と言えばポール・ヴァーホーベン監督のブラック・ブックが印象に強い。
 女性スパイのイメージといえば色仕掛けで相手を誘惑そんな例に漏れず、”ブラック・ブック”の女性スパイも自分の美貌と肉体をフルに使って情報収集。
 映画自体はオランダを舞台にしたナチスに両親を殺された女性が復讐を胸に誓い、レジスタンスに身を投じるが・・・サスペンス、エログロ、ドンデン返しとまさに娯楽映画の王道を行く映画。ナチスを扱ったレジスタンスというテーマに斬新性は皆無に等しいけれど、そこはルトガー・ハウアー 危険な愛氷の微笑インビジブルの監督らしく全く飽きさせない展開を見せる。

 他にも、アン・リー監督のラスト、コーションも、激しすぎる性描写が描かれているように女性スパイとなると、どうしても色仕掛けが多くなってしまうようだ。

 そして今回紹介する映画がやはり女性スパイを主人公にした間諜X271931年製作という古い映画。流石に時代の流れは感じるように舞台は第一次世界大戦末期で、滅亡寸前のオーストリア帝国
 しかし、この時代にスパイ映画が撮られていたことに驚くし、それも女性スパイというのが更に驚きを増す。
 ちなみに監督はジョセフ・フォン・スタンバーグ
 この監督もフリッツ・ラング監督と同じように戦前のドイツ映画界の代表監督であり、ナチス台頭とともにアメリカへ渡っている。
 彼のドイツ時代の作品には妖しい魅力を振りまく女性に運命を狂わせられる老教授を描いた嘆きの天使、そして灼熱の北アフリカに駐在する外人部隊を背景にして熱いロマンスが描かれたモロッコ。映画史に残る名作を撮っている大監督
 そして今回の間諜X27の主演が、前述した"嘆きの天使" "モロッコ"でジョセフ・フォン・スタインバーグ監督と名コンビといえるだろう、マレーネ・ディードリッヒ彼女はビリー・ワイルダー監督の傑作サスペンスの情婦にも出演しているように非常に妖しい魅力を持った女優さん。今回の女性スパイという役は彼女にピッタリだと思う。
 流石に1931年製作の映画でエロいシーンは望めないが、女性スパイの悲しき弱点を描いた間諜X27を紹介します
間諜X27 [DVD]

ジュネス企画

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 1915年、オーストリアのウィーンにおいて、ハプスブルグ家が栄えたのも今は昔・・・。愛する国が滅亡寸前になっているのを人々が見つめている。
 そんな中、愛国心の強い女性がスパイとしてスカウトされる。彼女はスパイのコードネームをX27マレーネ・ディードリッヒ)と名付けられる。

 ある日X27(ディードリッヒ)は仮面舞踏会に現れ、ヒンダウ大佐(ワーナー・オーランド)に近づく。彼女の任務はオーストリアを売ろうとしているヒンダウ大佐(オーランド)が売国人としての証拠を掴む事。
 X27(ディードリッヒ)はヒンダウ大佐(オーランド)に近づく事に成功し、そして証拠を見つけるが、彼は拳銃自殺をしてしまう。

 次にX27(ディードリッヒ)に与えられた標的はオーストリア将校の仮面を被った敵国ロシアのスパイであるクラノウ(ヴィクター・マクラグレン)のロシアスパイである証拠を掴むこと。
 彼女はクラノウ(マクラグレン)に近づくが、クラノウ(マクラグレン)は彼女の正体に気付きロシアに逃げる。



 X27(ディードリッヒ)は新たなる任務としてオーストリア国境付近のロシアに潜りこむ。彼女はお手伝いとしてロシア将校の寄宿する宿舎に入り込むが彼女の正体はクラノウ(マクラグレン)に見付かり、捕まってしまうがオーストリアで出会った時からX27(ディードリッヒ)に恋心を持っていたクラノウ(マクラグレン)は彼女を逃がす

 やがて雪の降るロシアにおいてX27(ディードリッヒ)の策略によってオーストリア付近のロシア領は、占領される。
 多くのロシア兵の捕虜の中にクラノウ(マクラグレン)も居た。彼は銃殺刑に処せられようとしているが、そんな彼を見つけたX27(ディードリッヒ)は自らクラノウ(マクラグレン)との2人だけの尋問に臨む。
 今やX27(ディードリッヒ)もクラノウ(マクラグレン)に対して恋愛感情を持ってしまい・・・悲しき女スパイの運命は映画を観て下さい

 スパイ映画と言えば僕らの世代はどうしても007シリーズの影響が強く、アクション、手の込み入った武器の数々、笑いに楽しさを感じるが、実際のスパイは過酷であり、命懸け

 前述した"ブラック・ブック”や”ラスト、コーション”のような女性スパイたちを主人公にした映画はいつ正体がばれるかもしれないという緊張感が全体を覆う。
 今回紹介した間諜X27においては、そのような緊張感よりも敵国同士における男女の恋愛模様が色濃く出ており、いかにもヨーロッパ映画という雰囲気。そして猫が上手く活かされた演出が派手では無いけれど、印象に残る。
 しかし、女性の悲しい性を表現するのに昔も今も女性スパイという役割において顕著に現れてしまうことがわかる。
 それにしても女性の恋愛感情は第三の男のような映画において友情をはるかに超えていくことはわかるけれど、この映画のように愛国心をも超えてしまうとは
 昔の女性に比べて最近の女性はカル~イわけだ(何が

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競馬 菊花賞予想 スタミナ勝負

2010年10月23日 | 競馬予想
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 ダービー馬のエイシンフラッシュの回避でかなり盛り下がってしまった菊花賞
 秋華賞は三冠馬誕生なるかという話題性があったが、今回の菊花賞は皐月賞馬もいないのだから二冠馬誕生という話題性もない。今年の3歳馬はレベルが高いと思っていたが、今回のメンバーを見ると少し寂しい気がする。
 大した夏の昇り馬も居ないし、やはり春の実績馬が中心になってしまうのは仕方がない。
 しかし、逃げて結果の出している馬や折り合いの難しい馬がいる事を考えると今年の菊花賞はスタミナ勝負
 最後のラスト3ハロンが35秒台から36秒台の決着になりそうだ。1番人気はローズキングダムだけれど、瞬発力勝負は無類の強さを発揮するけれど、スタミナ勝負になった時果たして?
 それでは馬印とコメントを
 ◎ 1 ヒルノダムール
 ○10 ロースキングダム
 ▲ 6 ビッグウィーク
 ▲15 トウカイメロディ
 △ 2 レーヴドリアン
 △ 9 シルクオールディ
 △13 ゲシュタルト
 × 3 クォークスター
 ×17 アロマカフェ

 僕の本命は1番のヒルノダムール。ちょっと前からの予定どおりだ。
 前走の札幌記念はスタートで躓いてしまい、前残りの展開で4着に突っ込んで来た内容は負けて強し。
 日本ダービーは9着だったがあのスローペースを後方から大外へ回したんではこの結果も仕方ないだろう。札幌記念はスタートで躓いてしまったが本来はスタートは上手な馬。今までは妙に折り合いが付きすぎて自然に位置取りが後方になってしまう。
 しかし今回は絶好枠を引けたことで普通にスタートを切れば中団より前で流れに乗れると思う。隣の2頭が最後方から行く馬だからスタートで被せられて位置取りが悪くなる事もないだろう。
 血統的に長距離は向いているし、前述したように折り合いに不安はない。皐月賞で4コーナーでロスがありながら2着にきた内容なら、この馬の方がローズキングダムより強いだろう。
 不安があるとすれば内でロスの無い競馬にこだわってバテテくる馬を捌けなくなった時。
 他には不安材料が見当たらない

 対抗には10番のローズキングダム。前走の神戸新聞杯は1,000M通過が1分3秒を超えるドスローの我慢比べのレース。
 そのレースで折り合いが付いたことはジョッキーにとって今回の長距離レースにおいては自信を持って臨めるだろう。
 しかし、今回は前走、あるいは日本ダービーの時のような瞬発力勝負にはならないだろう。今回は逃げて結果の出している馬、折り合いが難しそうな馬、あるいは3コーナーの下り坂を利用してのロングスパートをかけてくる馬などかなり出入りの厳しいレースになりそう。スタミナ勝負になった時に不安がある。
 しかしレースセンスが良い馬で、しかもジョッキーは武豊。今年骨折の影響でまだGⅠ勝利が無いけれど今年もGⅠを勝てるとしたら、今回の菊花賞が最大のチャンス。当然僕の本命馬を逆転する可能性はある。

 単穴に次の2頭を挙げる
 まずは6番のビッグウィーク。前走の神戸新聞杯は1、2着馬に大きく引き離された3着。
 しかし超スローペースの瞬発力勝負ではダービーの1、2着馬には歯が立たなかったのも仕方無い。
 しかし、そのスローペースを折り合えたのは今回の3,000Mのレースに向けては大きな武器になるし、今回はある程度前で引っ張ってくれる馬がいるだけにスローペースの瞬発力勝負は避けられそうだ。
 あるいは早めに先頭に立って自らスタミナ勝負に持ち込めれば勝てる可能性があるかも?そして今日(土曜日)のレースを見ていると内側の馬も粘っている。馬場を味方にして更に前進。

 次に15番のトウカイメロディを挙げる。北海道の長距離レースで好成績を収めているのは菊花賞での好走パターン。あえてこの夏の最大の昇り馬といえばこの馬だろう。
 スタミナがあるのは北海道のレースで実証済み。早めに巻くってのスタミナ勝負に出るのは目に見えている。心配があるとすれば小柄な馬で、関東からの輸送の影響がどうか?
 しかし、ジョッキーは去年のレースで悔しい思いをしている。今年はその無念を晴らすチャンス。

 勝つのは難しいけれど2着ならありえる馬を挙げよう
 まずは2番のレーヴドリアン。春先から末脚の破壊力は見せていたがかなりジョッキーが失敗してばかりで結果を出せずに使いこんでいるうちに調子を狂わせてしまった。
 しかし、そんな中でも比較的京都コースは得意にしているし今回乱ペースになって浮上してくるのは直線勝負にこだわりそうなこの馬かも?
 前走は珍しく折り合いを欠いてしまったが、逆にいえば馬に元気が出てきた証拠だし、ちょっと能天気な馬がやる気を出してきたことの証明でもある。
 勝つのは厳しくても2着に飛び込んできても驚けない。

 次に9番のシルクオールディを挙げる。この馬は前走はボロ負け。しかしこの馬も瞬発力勝負は厳しかった。
 しかし北海道での長距離レースにおいて早めに前を捕まえに行くレースで結果を出していることからもスタミナがあるのは証明済み。今回は前走のような瞬発力勝負は避けられる。
 ジョッキー的にも今回は好勝負可能だ。しかしちょっと切れが足りない感はあるだけに勝つのは厳しいが2着ならあり得るか。

 次に13番のゲシュタルト。前走のセントライト記念は人気を集めながらも大きく期待を裏切る惨敗。しかし休養明けを考えると実は充分にありえた敗戦。
 しかし好位で立ち回れるレースセンスがあるし、休養明けを叩いて前走よりは状態がアップしているだろう。今回は重賞勝ちのある京都が舞台。2着に押さえておく必要はある。

 三連単の端っこ(3着)に来ても驚けない馬を挙げよう。
 3番のクォークスターは前走のセントライト記念の鮮やかな大外一気は差しは見た目にもインパクトが充分。
 今回も前走のような直線勝負になりそうだが、現在の外差しが決まりにくい馬場で果たして?それに鮮やか過ぎる前走の勝ち方を見ると中距離馬のイメージが僕にはあるのだが血統的にも長距離が向くと思えない。
 ここは3着におさえておけば良いだろう。

 次に17番のアロマカフェを挙げる。前走は上手く立ち回った割に頼りない3着。しかしラジオNIKKEI賞を勝ったレースから大幅の馬体重増加を考えると今回は大きな上積みがありそうだ。
 しかしこの外枠はこの馬には残念だ。もう少し内の枠なら2着に来る可能性もあったが。とりあえず3着にはおさえておいた方が良いかな?

買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 2、6、9、10、13、15
 3着 2、3、6、9、10、13、15、17

買い目 三連単フォーメーション
 1着 6、10、15
 2着 1
 3着 2、3、6、9、10、13、15、17

買い目 三連単フォーメーション
 1着 10 
 2着 2、6、9、10、15
 3着 1                        合計 68点

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競馬 富士S予想 上昇馬VS実績馬

2010年10月23日 | 競馬予想
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 実績馬と新興勢力の対決が楽しみなメンバー構成になった。東京コースだけれど先週の府中牝馬Sのように、先行馬がしぶとく粘る展開が予想される。
 上昇馬が人気していそうだけれど、今回は休養明けでも力を発揮できそうなブレイクランアウトが期待できそう。東京コースは良いし休養明けの今回は追い込み一辺倒のイメージから脱却して、中団ぐらいで流れに乗れればチャンスかな。ここは休養明けでも本命。

 対抗には大外枠ながら、単起での逃げが叶いそうなマイネルファルケ。休養前の安田記念はどん尻もあのハイペースでは仕方ないだろう。
 今回は展開が向くだけに非常に怖い。

 他に逆転候補に底を見せぬ能力を秘めていて上昇馬のリルダヴァルダノンヨーヨーが単穴。

 人気しそうな12番のスピリタスは追い込み脚質で外を回ってきて果たして届くか前走の関屋記念でも伸び負けしているだけに人気しそうでも斬る

 ◎ 8 ブレイクランアウト
 ○17 マイネルファルケ
 ▲ 5 リルダヴァル
 ▲ 9 ダノンヨーヨー
 △ 1 リザーブガード
 △ 2 セイクリッドバレー
 △16 サンカルロ
 × 7 ショウワモダン
 ×14 ガルボ

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 8
 2着 1、2、5、9、16、17
 3着 1、2、5、7、9、14、16、17

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 5、9、17
 2着 8
 3着 1、2、5、7、9、14、16、17

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 17
 2着 1、2、5、9、16
 3着 8                       合計 68点 

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映画 青髭八人目の妻(1938) ルビッチらしく軽妙なコメディ

2010年10月21日 | 映画(あ行)
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 コーエン兄弟監督でジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼダ=ジョーンズ共演のディボース・ショウというコメディ映画があったけれど、内容はタイトルから想像できるようにディボース(離婚)をめぐっての日本人にはちょっと理解しにくい映画。
 アメリカは州によって違うけれど、結婚前に離婚をした時の契約が結ばれるという社会背景が取り入れられたコメディ映画。
 この映画では離婚する時に、その夫と妻の合計の総財産を半分半分に分割されるという契約をめぐって駆け引きが展開される様子が、例によってのコーエン兄弟流のブラックユーモアが発揮されたコメディ。

 しかし日本においては結婚する前から離婚した時のことを考えて総財産の分配を考える倫理観が無いし、離婚のことを考えて結婚するようでは到底長続きするとは思えないのだが
 離婚の多い国のアメリカならではの制度だと言えるが、近年の日本においても離婚が増加する傾向を考えると婚前契約というのが生まれてくるかもしれない
 いずれにしろお金を持っている人と結婚するのがやっぱり賢い方法なのかな

 そのような婚前契約を絡めた映画が今回紹介する青髭八人目の妻
 ちなみに監督は数々の軽妙なコメディを撮っているエルンスト・ルビッチまさに良きハリウッドの1930年代から1940年代に大きく貢献した監督。
 ナチスの侵略を受けたポーランド応援賛歌のような生きるべきか、死ぬべきかは、そんなメッセージ性を軽く超えた僕が大好きなコメディ。
 他にもグレッタ・ガルボ主演のソ連の共産主義を皮肉ったニノチカ、そして小さな雑貨屋さんを舞台にした社長の威厳さに怯まない店員の正義を描いた街角 桃色の店、他に女癖の悪さから死んでしまった自分はすっかり地獄に堕ちるものだと思っていたら、地獄の閻魔大王様でも情けがあることがわかる天国は待ってくれるなど、描き方よっては非常に重たい映画になってしまいそうだがルビッチ監督が描くと深刻さは消え去り、抜群のコメディー映画になってしまうから凄い

 そして今回紹介する青髭八人目の妻は、ビリー・ワイルダーが脚本に絡んでいるだけに一つ一つの台詞が笑わせる。
 そして往年の大スターであるゲイリー・クーパーが、他の作品では見られないような嬉々としたした表情で演じているのが驚きというか、薄ら気持ち悪くすら感じる
 僕の好きな映画監督であるエルンスト・ルビッチ青髭八人目の妻を紹介します

青髭八人目の妻 [DVD]

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 フランスのリヴィエラの衣装店にてマイケル(ゲイリー・クーパー)が店員と言い争っている。マイケル(クーパー)が上下セットのパジャマの上だけ買いたいと言い出しているのだが、流石に店員もそのような要望にはこたえることができない。
 そんな言い争っているのを見ていたニコル(クローデット・コルベール)という女性が、いきなりパジャマの下の部分を買いたいと言い出し、無事に決着

 マイケル(クーパー)は女性がパジャマの下の部分だけを買うことに興味を持ち、ニコル(コルベール)の後をしばらく追いかけていると彼はニコル(コルベール)に惚れてしまった。彼はニコル(コルベール)に猛然とアタックするが。

 一方、ホテルでは借金まみれの貧乏貴族であるロアゼル(エドワード・E・ホートン)がお金が無いのに、宿泊代を踏み倒している。ロアゼル(ホートン)はある商売を実は大金持ちの大実業家であるマイケル(クーパー)に話を持ちかけようとしていた。
 ロアゼル(ホートン)の前に現れたマイケル(クーパー)は、寝ていたロアゼル(ホートン)が立ち上がった姿を見て、ロアゼル(ホートン)がニコル(コルベール)の父親である事に気付く

 マイケル(クーパー)は流石は大実業家らしくロアゼル(ホートン)の事を調べ尽くしており、彼が貧乏貴族である事を見抜いていた。ロアゼル(ホートン)からの商売を最初から引き受ける気は無かったが、マイケル(クーパー)は彼がニコル(コルベール)の父親だと知ると、彼から出されたルイ14世が使っていた浴槽という非常に怪しい物をを高額な金で買い上げる。
 ロアゼル(ホートン)は娘のニコル(コルベール)をマイケル(クーパー)と結婚させようという腹の中と、マイケル(クーパー)のニコル(コルベール)に対する恋愛感情が見事に一致する。

 ニコル(コルベール)は大金持ちのマイケル(クーパー)には興味が無く、彼女は友人のアルベール(デヴィッド・ニーブン)と遊ぶことに夢中になっていたのだが、そんな2人の前にマイケル(クーパー)が現れる。
 実はアルベール(ニーブン)はアメリカの大手の銀行の支店で働いていたのだが、既に与えられていた休日を越えてまだ遊んでいたのだが、マイケル(クーパー)は彼の働いている銀行のオーナーであった。
 マイケル(クーパー)は無理矢理2人の仲を引き裂くように、アルベール(ニーブン)をクビにするように脅すかのように自分の秘書として働かすようにして、ニコル(コルベール)をアルベール(ニーブン)と会わせないようにした。
 結局ロアゼル(ホートン)の説得とマイケル(クーパー)の強引なアタックに負けてニコル(コルベール)はマイケル(クーパー)と結婚することにする。



 ニコル(コルベール)は親族を呼び寄せ、結婚式を開こうとするが思わぬことをマイケル(クーパー)から聞き出してしまう
 実はマイケル(クーパー)は既に7回離婚していたのだ。

 ニコル(コルベール)はマイケル(クーパー)が7回も離婚しているとは知らずに、慌てて結婚式を中止しようとするが、父のロアゼル(ホートン)の説得もありニコル(コルベール)はマイケル(クーパー)に対して、もし離婚したら月々10万ドル(?)の慰謝料を払うことを提示するが、そのような条件にアッサリとオーケーしてしまうマイケル(クーパー)

 そんな2人はチェコスロバキアのプラハへ新婚旅行に出掛けるが、そこからニコル(コルベール)は離婚して莫大な慰謝料を手に入れるために色々と作戦を開始するが・・・2人の駆け引きは映画を観て下さい

 1つ1つの台詞の面白さは、やはりビリー・ワイルダーの脚本らしさがわかり、ビリー・ワイルダー監督作品の映画にも見られるような面白さがある。
 さらに台詞だけで笑わせるのではなく、笑える印象的な場面も満載。

 このように僕がせっかく今回のエルンスト・ルビッチ、ビリー・ワイルダー、フランク・キャプラたちの抜群のお洒落なコメディ映画を紹介しているのに、古い、モノクロと言うだけで観られないとなると世の中不幸な人が多いと感じてしまう。
 最近のコメディ映画と言えば下ネタ、笑うに笑えない作品が多いけれど1930年代から1950年代にかけてのコメディ映画には非常に洗練され、不幸を笑いに変え、奥の深い笑いがある。
 今回の青髭八人目の妻も是非観てほしい映画です

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競馬 秋華賞反省 本当に恥ずかしいね

2010年10月20日 | 競馬予想結果
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 今年の3歳牝馬路線はアパパネが断トツに強かった。僕も含めて今年の3歳牝馬は混戦という評判が多かったけれど、今回の秋華賞で実は混戦ではなくアパパネが本当は強かったんだ。今までそれほど強さを感じなかったけれど、流石にここまで勝たれるともうこの馬の強さを認めなくては。
 それにしてもそんなことに気づくのが遅すぎるねおかげで今年の3歳牝馬路線の馬券予想はトライアル等含めボロボロそれも僕がアパパネの強さを見極められなかった僕の予想の拙さが結果として出てしまったようだ
 それでは反省します

 勝ったのはアパパネこの馬のレースを見て強いと思ったのは去年の赤松賞以来
 しかし、マクリ気味に大外へ回して勝つんだから強過ぎる内容だったし、蛯名ジョッキーもかなり自信があったんだろう。
 スタートが良すぎて最初はかかり気味だったけれど、上手くコーナーワークで折り合えた。本当に今年の僕の予想が奮わないのはこの馬の強さを見極められないセンスの無さ本当に何年も競馬を観ているのに呆れるね。
 しかし、見事なアパパネの三冠制覇。アパパネの関係者の皆さん、おめでとうございます

 2着にはアニメイトバイオアパパネをマークして直線に勝負を賭けるローズS と同じパターン。レース後はジョッキーも納得しているようなコメントを出していたけれどこれがこの馬のベストパフォーマンスだと思わない。
 今回はもっと積極的なレース運びをすると思ったけれど少し脚を矯めすぎじゃないかという印象もあるけれど、実際はわからない。しかし最近は結果が出ているけれど次走のエリザベス女王杯は人気しそうだが、だいたいスローペースが多いレースなだけに自在性を殺してしまった今は果たして上位にくるか微妙だと思う。

 3着にはアプリコットフィズ。内枠を活かした完璧な騎乗だと思うけれど今回は実力負け。相手が悪すぎた。

 4着にはワイルドラズベリ。展開は恵まれたし折り合いもばっちり。
 最後は3着に食い込んできそうな勢いだったけれどこの馬は折り合いも考えたら距離を短縮したら面白い馬だと思う。

 他に気になった馬はアグネスワルツは折り合えなかった。
 オウケンサクラと枠順が逆だったら、もっと楽に逃げれたと思う。スタートで仕掛けないといけない分最後は止まってしまった。

 オウケンサクラは、この馬なりのレースはしたと思うけれどもう終わってるのかな?

 僕の本命のエーシンリターンズは折り合いを欠いていたかな?ジョッキーも意識的に好位でレースをしようとした分折り合いを欠いていたように思う。ジョッキーは距離に敗因を求めていたけれど前走のローズSの内容から2,000Mが長いと思えないけれどね。
 馬群で脚を矯めるレースの方が向いていると思う。

 ショウリュウムーンは最後は直線で前が詰まってしまったけれど、それが無くても上位にくるような感じもなかった。桜花賞のときも内にもたれて外に出すタイミングが遅れていたけれど、馬群をさばくのが難しい馬なのかも?今回の結果がこの馬の能力では無いだろう。

 そして僕が人気をしそうで斬った馬のサンテミリオンは僕の予想通り来なかった。
 こんなレース内容で斬ったわけではないけれどしかし、故障してのかなと思ったけれど無事だったみたいでとりあえず安心した。
 次走は良くなると思う

今年の成績
 的中率 87戦 17勝70敗 的中率 19.5パーセント
 回収率 561,700円使用 回収509,710円 回収率90.7パーセント

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競馬 府中牝馬S反省 大恥かいてしまった(汗)

2010年10月19日 | 競馬予想結果
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 レースを観ていて、ア~ア~、ハ~という感じ。本当に府中牝馬Sの予想は恥さらしも良いところ。慌てて府中牝馬Sの予想記事を削除しようと思ったよ。
 スタートはまずまずだったのに道中ズルズル下がっていったけれど、どうも道中で他の馬に邪魔されたみたいだ。
 最後は大外から地味に伸びていたけれど、このスローペースではメンバー最速の上がり3ハロン33秒ジャストで追い込んでもどうしようもない。
 しかし競馬だから色々な要素があるけれど、テイエムオーロラが勝つ可能性を考えられなかった自分の予想も狂っていたのは確かだろう。
 それでは反省及びレースを振り返ります。

 勝ったのはテイエムオーロラジョッキーは別に逃げるつもりは無かったけれど、他に逃げる馬がいなかったから自然に逃げる形。上手くスローペースに落とせた。
 今の東京コースは内が止まらないし、スローペースだったからこの馬には展開も馬場も恵まれた。しかし競り合い担ったら非常に粘り強い。前走が1頭になったら手を抜くところがあるけれど近くに馬が来たらしぶとく粘る感じを受ける。
 次走はエリザベス女王杯マイルCSのどちらになるのかな?
 短距離で走っていたイメージがあるけれどエイリザベス女王杯に出走してくれれば、面白い存在だと思うけれど現時点ではマイルCSが有力なのかな?しかし今年のマイル路線ならこの馬でも充分に勝負になる気がする。

 2着にはセラフィックロンプ。この馬は単穴▲評価をしていたぐらいだから2着に来ても別に驚かないけれど、内で我慢できたのは少し驚き。精神的に成長が見られるのは大きい。牝馬限定のレースなら馬券対象から外せない。

 3着にスマートシルエット。実力があるところを示すことが出来たんじゃないかな?
 しかし4コーナーでは勝ち馬に比べてだいぶ外側を走ることになってしまった距離ロスは大きい。それを考えると今後が非常に楽しみな馬。まだ3歳馬だからね。

 4着にはリビアーモ。流石に展開が向かなさ過ぎそれでも大外から伸びて来たんだから強い内容だったと思う。いずれにしろ展開次第の馬。

 他に気になった馬ではブロードストリートは折り合いを欠いてしまった。調教も動きが悪かったし次走は変わってくる。

 1番人気のニシノブルームーンは展開が向かなかったのは確かだけれど、内枠で折り合っていた割に大して直線は見せ場も無かった。別に不利もないしどうしたのかな?次走はエリザベス女王杯だと思うけれど、次走でいきなり変わるムードも感じられない内容だったと思う。

今年の成績
 的中率 86戦 17勝69敗 的中率 19.8パーセント
 回収率 554,900円使用 回収509,710円 回収率91.9パーセント

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映画 千年の祈り(2007) 僕は一万年も祈って何も起こりません

2010年10月17日 | 映画(さ行)
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 それにしてもお隣の中国という国は物騒だな一党独裁国家というのは恐ろしい中国人は良い人が多いけれど国家レベルで考えるととんでもない国だ。
 今回のノーベル賞において中国政府の恐ろしい一面を見た気がする。
 もし僕が中国に住んでいたとしたら・・・やばい、やばい。僕のリベラル思想な内容のブログでは間違いなく監禁されてしまう
 
 日本では現在幕末を舞台にした大河ドラマの竜馬伝が放映されているけれど、偶然にも非常にタイムリーなドラマになっているように感じる。
 今や軍事的、経済的にも次期覇権国家候補の中国を相手に外交問題を抱える日本の状態は幕末時代に似ていると思う。
 鎖国中の日本がアメリカから強引に開国を迫られた時の日本国内の混乱振り。当時の江戸幕府はアメリカ船から放たれたの大砲の威力に驚き、不平等な条約を結ばされ、そのことに対して幕末の志士たちは江戸幕府の対応を弱腰外交と非難して立ち上がった。
 そのような志士の中に現在の大河ドラマの主役である坂本竜馬がいるのはご存知の通り。
 まさに当時の江戸幕府が現在の日本の担当政権とダブって見えてしまうのは僕だけでは無いだろう。
 幸いな事に今の日本は国会や報道番組で中国に対する外交政策を言い争うだけ。
 幕末の日本においては日本人同士が開国、攘夷など意見が分かれ斬りあいをしていたことを思うと自分を"坂本竜馬”に例える政治家が多いが、そのような勘違い野郎は今すぐ"坂本竜馬”の銅像の前で土下座する必要があるだろう。
 
 純粋に映画を紹介するというこのブログのテーマから的外れな事を書いてしまったけれど、今回紹介する映画は非常に今の中国を語るのにタイムリーな千年の祈りです。
 この千年の祈りは2007年のアメリカと日本の合作映画で去年に日本では公開されているけれど、最近の尖閣諸島問題の以前に撮られたことになるし、そして日本でもそれ以前の公開ということになる。
 かなり微妙なタイミングで日本で公開されたことに、そして自分もこの映画を観た事に少し驚きを感じる。

 監督はウェイン・ワン。名前から想像できるように中国系であり香港生まれの監督。しかし、彼の映画監督としての活躍の場所はアメリカである。
 彼の作品では中国で生まれ育ち、アメリカで暮らす女性たちと、その二世である娘の4組8人のそれまでの激動の人生、苦しみ、悩みが描かれた感動作のジョイ・ラック・クラブを思いだす。今この映画を再見したら新しい事を発見できそうなので再び見たい映画。
 そして日常的なストーリーを描きながら最後に感動させる佳作のスモークは彼の代表作だろう。
 そして今回紹介する千年の祈りが中国で生まれ育ちながらアメリカで暮らす娘を父親が訪ねるところから始まる。
 この13年?振りに出会う親子は愛し合っているが、実はお互いに隠しあっていることがありギクシャクした部分があるのだが、この映画における設定が非常に興味深い。
 中国から娘を訪れた父親は片言の英語しか喋れなくて、寂しい想いをしているのだがそんな彼を癒すのが、アメリカ在住のイラン人のおばさん。そして後半には娘の恋人の存在としてロシア人が出てくる。
 アメリカを舞台に主役は中国だが、イラン、ロシアが登場する人物設定には驚いた。この3カ国はアメリカとは思想が異なり、歴史的にそして現在、未来とアメリカにおいては軍事的に、経済的に敵国(こんな事を書いて良いのか?不安になるが)
 しかも元CIAのアメリカ人が出てくる。

 登場人物の国籍、背景だけ見たらスパイ、戦争映画かと思えるが、派手な人物設定とは逆に実はかなり地味な印象の映画。そしてメインテーマである中国人親子のギクシャクした関係を問うことによって中国という国家の問題面が浮き上がってくる仕掛けになっている。

 今絶対に見るべき作品?だと自信を持ってお勧めする千年の祈りを紹介します

千年の祈り [DVD]

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 北京からやって来たシー(ヘンリー・オー)がアメリカに降り立つと娘のイーラン(フェイ・ユー)が待っていた。
 シー(オー)とイーラン(ユー)は13年ぶりに出会う。
 イーラン(ユー)は同じ中国人の男と結婚してアメリカに渡ったのだが離婚していた。そんな娘の心配をしてシー(オー)はアメリカにやって来た。

 シー(オー)は娘のイーラン(ユー)の生活を知って驚く。イーラン(ユー)は仕事からの帰りも遅く、そしてご飯もほとんど食べない。
 そしてシー(オー)とイーラン(ユー)の間には殆ど会話もなかった。

 シー(オー)は北京ではロケット工学の仕事をしていたのだが、既に妻を亡くし仕事を引退して、北京では老人クラブで料理をしたりして楽しんでいたのだが、アメリカに来てみると娘のイーラン(ユー)は殆ど家に居ないので暇を持て余していた。

 そんな孤独感を味わっていたイーラン(オー)だったが、暇つぶしに散歩をしているとイラン人のおばさんと出会い、彼の毎日はイラン人のおばさんと片言の英語で会話をすることで、彼の孤独感は癒されていく。

 ある夜、シー(オー)は娘のイーラン(ユー)の帰ってくるのを寝ずに待っていたが最終のバスにもイーラン(オー)は乗っていなかった。
 娘を心配するシー(オー)はひたすらイーオン(ユー)の帰りを待っていたのだが、イーラン(ユー)がロシア人の男性に車で送ってもらって帰ってくるのを目撃してしまう



 シー(オー)は娘のイーラン(ユー)にロシア人の男性の事を聞くと実は娘の離婚の理由は・・・シー(オー)にとっては意外な答えが返ってきた。そして逆にイーラン(ユー)からシー(オー)の過去について問い詰められる。
 実はシー(オー)は共産党員であったが、彼には中国文化大革命の波に飲み込まれてしまった苦い過去があり、その事実をイーラン(ユー)に今初めて語るのだが・・・今まで理解しあえなかった父親と娘の交流は映画を観てください

 この映画を観て思い出すのが、中国の文化伝統である京劇を通して中国の近代史を描いたチェン・カイコー監督のさらば、わが愛/覇王別姫
 中国文化大革命の波によって京劇という舞台に生きる主人公たちの悲劇的運命が描かれていた。
 この映画を観た時はお隣の中国の事情に疎かった僕には気付かなかったが、今考えると文化大革命を扱った内容は非常に中国内においてタブーの映画だったことがわかるし、実はこの映画の製作に関わった人々には凄い勇気のいるテーマだったことがわかる。

 そして今回紹介した千年の祈りにおいて、印象的な台詞がある。
 アメリカでの生活が長いイーラン(ユー)が父親のシー(オー)とのやり取りで中国の言葉で話すよりも英語の方が自分を表現できる
 この台詞を聞くとノーベル平和賞を取りながら受刑者の身である劉暁波(りゅうぎょうは)氏のことを考えずにはいられないし、”言論の自由”という言葉が非常に重たく感じる。

 ちなみにタイトルの”千年の祈り”とは中国のことわざ。映画の文中にも出てきますが、親子の関係(恋人同士、兄弟、見知らぬ人が出会うことなど)は千年祈ってやっと叶えられるほどの深い縁の事を例えた言葉のようです。
 流石は”中国三千年(四千年)の歴史”とよく言いますが中国人は我慢強い。日本人はせいぜい我慢して○の上に3年が限界です

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競馬 秋華賞予想 三冠牝馬誕生か?

2010年10月17日 | 競馬予想
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 去年はブエナビスタが絶対的な能力がありながら、三冠牝馬という偉業を達成することが出来なかった。
 そんな高みの舞台に今年はアパパネが挑戦する
 しかし、去年のブエナビスタでも沈んでしまった舞台においてのアパパネの挑戦は険しい舞台であるのが今回の秋華賞
 僕は絶対的にこの馬が抜けたレベルだと思っていない。春とは他の馬と能力差が詰まっていると思うし、前走で改めて露呈した折り合いという弱点がこの馬に付きまとう。
 アパパネを本命にする気が起こらない。

 展開が非常に読みにくい。逃げたい馬はアグネスワルツ。しかし内隣の枠に抜群のスタートセンスを持っているオウケンサクラがいるのが前半のペースにおいて速いペースになる可能性がある。
 スタートがオウケンサクラの方がアグネスワルツよりも速いからアグネスワルツが先頭に立つまでにかなり速いペースになるかも?
 流れは最初は速い流れだけれど、アグネスワルツが逃げてからペースが極端に落ちる変則的な流れ。この2頭の兼ね合いがスムーズに行けば後方の馬には厳しいが、上手く兼ね合いが付かないと追い込み馬にもチャンスがある。

 それとアパパネの位置取りが予想しにくい。折り合いを欠くとまた好位に行ってしまいそうだけれど、オークスのように折り合い重視で後方からの位置取りだと僕は予想しているのだが

 非常に展開が読みにくいけれど、そんな展開に左右されず、明らかに春よりもパワーアップしている馬を探し出すことが出来たそして賛否両論あるジョッキーだが、牝馬レースに勝負強さを発揮するという点では非常に頼りになるジョッキー
 そんな馬を本命にして予想を組み立てます。
 ◎ 11 エイシンリターンズ
 ○  3 ショウリュウムーン
 ▲  6 コスモネモシン
 ▲  8 オウケンサクラ
 △  4 アプリコットフィズ
 △ 10 アニメイトバイオ
 △ 15 アパパネ
 ×  1 レディアルバローザ
 ×  9 アグネスワルツ

 人気しそうで要らない馬
 5 サンテミリオン

 僕の本命は11番のエイシンリターンズ春はワンパンチ足りない印象だったが、休養を経て体もパワーアップ前走のローズSはジョッキーがかなり自信を持っていた乗り方で後方から4コーナーで先団に取り付く横綱競馬をしてしまった。流石に阪神の長い直線と、でか過ぎるカーブを考えると少し無謀なレース振りだったが、それでもゴール前はアパパネを捕らえる能力は示した。
 この馬が動いた時に足を矯めていた馬にはやられる展開になったしまったが、今回は休養明けを叩いた効果は見込めるし、ペースを考えながらレースを福永ジョッキーがしてくれるだろう。本当はもっと内枠が良かったと思うが、前走から小回り平坦で直線の短い京都2,000Mならこの馬の立ち回りの上手さが居きると思う。福永ジョッキーもGⅠレースにおいて勝ちに行くレースをしてくれるはず。ここはかなりチャンスだ

 対抗にはショウリュウムーンを挙げる。この馬が勝つには絶対条件の内枠をゲットした。春はオークスで崩れてしまったが、チューリップ賞、桜花賞ではこの馬の能力を存分に示した。
 そして前走のクイーンSでは直線で前が詰まってしまうロス。もっとスムーズに捌けていればアプリコットフィズを逆転していたと思う。
 そして今週の調教の動きは抜群だ。三冠馬を阻止するのは去年に引き続き四位ジョッキーかも
 前走のような前が詰まる不利を受ける可能性も高いだけに本命にはしにくいが、4コーナーでの捌き方次第では勝つチャンス充分にある。実はこの馬は桜花賞ではロスがあり、オークスは参考外と考えるとアパパネとの勝負付けはまだ済んでいない。能力的に勝っても不思議では無い。

 単穴には2頭挙げる
 まずは6番のコスモネモシン。春は馬体重の維持に能力を発揮出来なかった。そして前走の紫苑Sは外を被せられてしまい、最後に伸びてきたときは既に勝負が決まってしまった後だった
 紫苑S組の中ではこの馬が1番の能力があることを再認識したレースでもある。
 今週の調教は輸送による馬体重維持対策で軽めも軽めの調整。しかし先週の調教では抜群の動きを披露した。
 アプリコットフィズに勝ったフェアリーS、超スローペースの中追い込んできたフラワーCを考えるとこの馬の一発があっても驚けない。好枠をゲットした事を考えても勝つ可能性ある。

 次に8番のオウケンサクラを挙げる。どうも前走は内で上手い走りをしていると思ったが、実は馬群にもまれると弱いという弱点を見せてしまった。
 今回はその点をわかって内田ジョッキーが乗るからもまれない位置でレースを進めるだろう。
 この馬はスタートが抜群だから桜花賞のようにスムーズに単騎での逃げがうてれば能力を発揮しそうだし、アグネスワルツが逃げれば、その外めの2番手、あるいは離れた2番手でスムーズに流れに乗れればフラワーCのような勝ちパターンでレース運びが出来るだろう。
 そして調教の動きからは推せる1頭であり、前走は負けた原因がはっきりしている。アグネスワルツとの兼ね合いがスムーズに運べればこの馬にも勝つ可能性はある。

 勝つのは厳しいが2着ならありえる馬を挙げよう
 まずは3番のアプリコットフィズを挙げる。春はまだ力を付け切っていなかったと思う。かなり調整に苦労した1頭。しかし、前走のクイーンSでは上手く流れを作り押し切ったように立ち回りの上手さが活きたレース。
 しかし、うまくショウリュウムーンを封じ込めることが出来た勝利であり、実際はあの馬にロスがなければ負けていた可能性がある。もしかしたら内でもまれるとあんまり良くないかもしれない。好位のインで脚を矯めて最内から抜け出すレースが出来るか?そこまでこの馬に根性があるかどうか不安。しかし2着にはおさえる必要があるだろう。

 次にローズSを勝利して一躍主役候補に躍り出た感のあるアニメイトバイオ。有力馬が前掛りにになるのをしたたかに脚を矯めて爆発させたのがこの馬。狭いスペースを突き抜けた一瞬の脚はこの京都内回りコースでは大きな武器。しかし、その勝った前走はアパパネをマークして負かした良いだけのレースだった。
 今回はそのマークするアパパネはこの馬よりも今回は後方に位置取りすると思う。そうなるとこの馬には非常にレースがしにくい。もしかしたら今回は内の2頭が逃げるだろうから、その馬に付いて行って好位からのレース運びかも?
 この馬が好位からのレース運びだとこの馬が目標になりそうだ。外を早めに閉められてしまいそうな厳しい展開になるかも?
 それと調教は本当にアレで良かったのかな?レース前から気になる材料ではある。しかし、2着にはマークする必要があるだろう。

 そして、やっとアパパネが来た。この外枠は嫌な感じがする。折り合いが不安だ。折り合いを付けるとしても最後方からのレース運びでは不安が大きい3コーナーからまくっていって勝つほどの能力があるとは思えないし、1つでもミスがあると勝てないだろう。
 しかし、先週の調教の動きは抜群だったし、今週の調教は折り合いが付いていた。後はこの馬の能力が他の馬をどれだけ凌駕するかだろう。

 三連単の端っこ(3着)なら着ても驚けない馬を挙げよう
 まずは1番のレディアルバローザ。前走はスムーズに運べた割に全く抵抗できなかった。差し馬が上位を占めたことを考えるとスムーズに好位でレースを進めすぎたか
 しかし、京都内回りの特性を考えたら大穴を見つけてくるとしたら内枠の馬を探すべきだろう。最内をヤケクソで突っ込んだら3着に来られても驚けない。

 次に9番のアグネスワルツ。枠順がオウケンサクラと逆だったら、この馬には▲単穴評価をしていただろう。
 しかしこの枠の並びなら、オウケンサクラを制して逃げる展開に持っていくにはかなり脚を使ってしまいそうだ。
 2番手に控えてスローペースに持ち込んでも良さが発揮されるタイプでもない。ここはこれぐらいの評価が適当だと思う。

 人気しそうで要らない馬について
 5番のサンテミリオンだがこの内枠は駄目だろう。
 この馬はスローペースを先行したら強い馬だけれど、もまれると良くないもまれない外を通れば位置取りは関係無い馬。この枠でしかもこの相手を考えると道中で外を走らすことなど出来ないし、無理矢理先行させるほどのスピードもない。馬群を捌いて馬込みを割ってくるというレースがこの枠順なら必要だが、そのようなタイプの馬ではないだろう。
 それに予定のローテーションとはいえオークス以来、ブッツケというのは厳しい条件。調教も?マークの内容。オークスを勝ったことには敬意を表するが、ここは斬ってしまう

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 11
 2着  3、4、6、8、10、15
 3着  1、3、4、6、8、9、10、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 3、6、8
 2着 11
 3着 1、3、4、6、8、9、10、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 3 
 2着 4、6、8、10、15
 3着 11                       合計 68点

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競馬 府中牝馬ステークス予想 ここは実績重視で

2010年10月16日 | 競馬予想
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 今週は秋華賞があるけれど、こちらの府中牝馬ステークスも楽しみなレース
 しかもかなりの激戦で荒れるムードが漂っている。12頭ぐらいに勝つチャンスがありそうだ。
 なかなか人気も拮抗しているみたいだし、実績馬、上昇馬、そして3歳馬の参戦で非常に予想も困難だ。しかし、このレースはハンデ戦ではなく、別定戦。最も実力のある馬を本命にしておけば良いだろう。

 展開は恐らく2番のセラフィックロンプが逃げると思う。他に逃げ候補の馬としてテイエムオーロラ、スマートシルエット、ブライティアパルス等もいるけれど、この馬たちは外枠に行ってしまった。
 スタートして直ぐに緩いコーナーがあり、向こう正面は長い直線コースということを考えると外枠の馬たちはセラフィックロンプが逃げると恐らく控えるだろう。
 そうなると最後の上がりが非常に早くなりそうで、後方からの追い込み馬には厳しい展開になりそうだ。

 それと現在の東京コースはどうも内側の馬が伸びている。外から差してくる馬も勝つのは厳しい感じがするね。勝つにはある程度好位にいることが絶対条件になりそうだ。
 それでは馬印と各馬についてコメントを述べよう。

 ◎ 9 リトルアマポーラ
 ▲ 2 セラフィックロンプ
 ▲ 4 ニシノブルームーン
 ▲17 ブライティアパルス
 △12 ウェディングフジコ
 △13 テイエムオーロラ
 △14 スマートファルコン
 × 1 シングライクバード
 ×15 リビアーモ
 ×16 ムードインディゴ

 人気しそうで要らない馬
  3 ブロードストリート
 11 コロンバスサークル

 僕の本命は9番のリトルアマポーラ今回のメンバーで唯一のGⅠホースで普通に考えればこの馬が勝つ。
 春はかなり酷使されてしまい、前走のマーメイドSは全くの見どころなし。
 しかし、そのレースはハンデ戦で57キロも背負わされては条件が厳しすぎた。
 確かにこの馬は叩き良化のイメージがあるが、今週の調教は抜群の動きを披露。しかも今回は別定戦で斤量が55キロ。この斤量なら他の馬との比較上かなり有利1,800Mという距離がこの馬には短い気もするが、このメンバーなら追走に苦しみことも無いし、しかも東京コースなら大して距離に不安を感じない。ここは絶好の勝機が訪れた

 単穴には3頭挙げます
 まずは2番のセラフィックロンプマーメイドSの内容から、恐らくこの馬が逃げるだろう。揉まれ弱いところがあるのでこの内枠ならなおさら逃げる可能性は高い。
 この馬が逃げるとペースは早くならない。マイペースの逃げがうてればマーメイドSのしぶとさ、そして馬場状態を考えるとこの馬が逃げ残って勝たれても驚けない。斤量の55キロは気になるが、人気薄?の今回は狙いどころ

 次に4番のニシノブルームーンを挙げる。前走のマーメイドSは4着だったが、後方から大事に乗りすぎた感じがする。
 しかし、それ以前の2走を見るとかなり強い内容。しかもヴィクトリアマイルでは、非常に絶望的なレース運びでありながら3着に食い込んできた内容は、もう少しスムーズに運べていれば着差を考えれば勝てたかも
 距離的にも今回の1,800Mはベスト。いくら次走に大レースが控えているとはいえ、厩舎的に、そしてこの馬の距離適正を考えるとここは叩き台ではなく、勝ちに来ている。内枠を上手く活かせれば勝つチャンスある。

 次に17番のブライティアパルスを挙げる。マーメイドSは距離的な不安は少しあったが、上手く展開利を活かした。
 そして逃げないで勝てたのは大きな収穫。恐らく今回も2番手の外めでレースをするだろう。今回もこの馬の勝ちパターンでレースを出来そうだが今回の55キロの斤量が少し不安。しかし展開を考えるとこの馬が勝つ可能性は充分にある。

 勝つのは厳しいが2着ならありそうな馬を挙げよう
 まずは12番のウェディングフジコ。前走のクイーンSは9着だったが、大外枠が厳しかった。
 この馬はレースが上手なだけに内枠が良い馬。
 しかし今回も本当はもっと内枠が良かった。今回は勝つのは厳しいが調教の動きからは好調さを感じる。牝馬限定の重賞なら勝つのは厳しくても2着におさえたい馬。

 次に13番のテイエムオーロラを挙げる。良いスピードがある馬だし、好位でレースを運ぶことが出来そうだ。しかし東京コースというのがこの馬に向いていない感じがあるし、距離的にも少し長いかもしれない。しかし、春先の3連勝した能力と、休養明けを勝った前走から2着にはおさえたい馬。

 次に14番のスマートシルエットを挙げる。秋華賞を除外になって、こちらに向ってきた。もしこの馬が秋華賞に出走してきたらかなり不気味な存在だった。
 現在連勝中と勢いがあるし、内容が非常に良い。しかも53キロは3歳馬とはいえ恵まれた感がある。しかしリトルアマポーラよりも上位にくる可能性は低いと思う。
 しかし、2着にはおさえる必要がある。

 三連単の端っこ(3着)におさえる必要のある馬を挙げよう
 まずは1番のシングライクバード。この馬は東京コースは向くけれど位置取りは最後方からのレース運びになりそう。今回のレースは上がりの速いレースになりそうなのが不安。
 しかし、展開は向かないがそれは1、2着は厳しいけれど3着なら展開不問で突っ込んでくるかも?

 次に15番のリビアーモを挙げる。この馬も末脚勝負の馬。この枠順なら大外を回ってくる事になってしまう
 しかし、展開は向かないだけに厳しいレースになりそうだが前走の末脚はかなり能力を感じる。3着には押さえておいた方が良い。

 次に16番のムードインディゴ。追い込み一手の脚質で展開頼みの馬。今回も展開は向きそうにないが去年の勝ち馬。相性の良さで3着にはおさえておきたい。

 人気しそうで要らない馬について
 まずは3番のブロードストリートだが、絶好の枠だし能力もあるのだが今週の調教はちょっと酷い動き。元々調教は動かないがそれにしても・・・
 人気しそうな今回はまさにこのコーナーにうってつけの馬。

 次に11番のコロンバスサークル。前走は小頭数ということもあり好位からレースを運べたが、今回の多頭数のレースでは後方からのレース運びなりそう。
 今回は展開が向かない可能性が高いだけに人気しそうだが非常に危険度が高い。どうせなら今回は斬ってしまう

買い目 三連単フォーメーション
 1着 9
 2着 2、4、12、13、14、17
 3着 1、2、4、12、13、14、15、16、17

買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、4、17
 2着 9
 3着 1、2、4、12、13、14、15、16、17   合計 72点

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映画 昼顔(1967) アサガオの花はよく聞くけれど

2010年10月14日 | 映画(は行)
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 なかなか女優というのは年齢的にピークがあり、男優と違って活躍する期間は短い。男優ならば年齢を重ねると”渋い味が出てきた”と言って褒められる場合があるが、女優の場合は年齢を重ねるとだいたい"賞味期限切れ”と言われるのが殆どだから、その扱いは雲泥の差

 しかし僕ももうすぐ40歳になるが、僕が産まれる前から現在まで活躍している恐るべき女優さんにカトリーヌ・ドヌーヴがいるけれど、現在60歳を超えてもバリバリに活躍している。
 しかし、彼女がまだ20歳ぐらいだった時のロマン・ポランスキー監督の反撥は綺麗だった。
 30歳代後半になってもフランソワ・トリュフォー監督の終電車やトニー・スコット監督のハンガーにおいても、その美貌は衰えを知らずというよりも、さらに綺麗になっているように見えた。
 流石に最近の彼女はすっかり貫禄が出てしまい、綺麗という言葉は適当ではないけれど女優としての価値は少しも下がっていないのは、まさに女優魂を感じる。

 そんなカトリーヌ・ドヌーヴが若くて、綺麗だった頃の作品に今回紹介する昼顔
 僕はこの映画を観るのは2回目だけれど、実は最初観た時は作品の内容が殆どわからず、カトリーヌ・ドヌーヴが綺麗だったという印象ぐらいしか残っていなかった。
 実際にこの映画を観ようと思ったのが、カトリーヌ・ドヌーヴが目当て
 
 だいたい今にして思えばこの映画の監督はルイス・ブニュエル。当時の僕ではこの映画の内容がよくわからないのも仕方が無いか。

 しかし、ルイス・ブニュエル監督の作品と言えば観ている僕たちを混乱させるかのような映画をたくさん撮っているし、またその混乱さが楽しい。
 例えばブルジョワ達の食欲を皮肉ったブルジョワジーの密かな愉しみ
 自由主義を皮肉る自由の幻想、セックスへの欲望を非常にシニカルに描いた欲望のあいまいな対象、僕が最も彼の好きな映画である、超不条理映画の傑作皆殺しの天使など。
 上記に挙げたような今観ても変わった映画を撮るかと思えば、忘れられた人々のような社会派作品も撮っている鬼才、多才な彼の映画は楽しい。

 そして今回紹介する昼顔は変態っぽい映画若くて最も綺麗な時期のカトリーヌ・ドヌーヴのコスプレや、変態シーンが楽しめる映画であり、ルイス・ブニュエル監督の男性諸君のツボを見事に捕えた映画であり、しかも夢想と現実を行き来するブニュエルマジックが炸裂している。
 そんな絶世の美女と呼ばれたカトリーに・ドヌーヴを題材にした男性必見の昼顔を紹介します

昼顔 [DVD]

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 馬車に医者である夫のピエール(ジャン・ソレル)と妻のセヴリーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が会話をしている。2人は幸せな結婚生活を送っているようだが、ピエール(ソレル)が、唯一セヴリーヌ(ドヌーヴ)の欠点である不感症を指摘してから急に喧嘩が始まり、ピエール(ソレル)は従者に馬車を止めさせ、セヴリーヌ(ドヌーヴ)を強引に引き摺り出し、近くの森の中へ従者を連れて入っていく。
 ピエール(ソレル)はセヴリーヌ(ドヌーヴ)を縛り上げ、そして従者たちにもセヴリーヌ(ドヌーヴ)に強姦するように仕向けるが・・・
 実はその出来事はセヴリーヌ(ドヌーヴ)の夢の中だった

 彼女はピエール(ソレル)と幸せな結婚生活を送っているが、彼の肉体を受け容れることが出来ず、しかも夢の中で性に対してマゾ的な衝動に駆られていた。



 セヴリーヌ(ドヌーヴ)とピエール(ソレル)がスキー場に行くとアンリ(ミシェル・ピコリ)という男に出会うが、彼女はアンリ(ピコリ)の厭らしい目つきが嫌で彼に不快感を持っていた。

 テニスをしていたセヴリーヌ(ドヌーヴ)は友達からパリに娼婦館があることを知らされる。昔はあったようだが今でもそのような娼婦館があることを信じられないセヴリーヌ(ドヌーヴ)だったが、偶然出会わしたアンリ(ピコリ)から実は彼が娼婦館に通ったことがあるのを知らされ、そしてその娼婦館のある場所まで知らされる。

 夢の中で性的に倒錯したシーンばかり見てしまうセヴリーヌ(ドヌーヴ)は夫のピエール(ソレル)に内緒で、アンリ(ピコリ)から教えてもらった娼婦館に行く。
 結婚しているセヴリーヌ(ドヌーヴ)は昼の2時から5時までしか働くことが出来なかったが、そんな彼女に娼婦館の女主人のアナイス(ジュヌヴィエーヴ・バージュ)から"昼顔"という名前を付けられる。
 最初は娼婦の仕事に嫌悪感を示すセヴリーヌ(ドヌーヴ)だったが、彼女の性的衝動は抑えることが出来ずに次第に"セヴリーヌ”と"昼顔"の二重生活に嵌っていくのだが・・・衝撃的な二重生活は映画を観てください

 夢と現実が行き来したり、過去と現在が交錯したりする映画は難解な映画が多いけれどそのような映画を見ていると結構慣れてくるもんだ。
 この映画も現実?と虚構の世界が行ったり来たりするし、そして観ている側は虚構の世界だったのかとガッカリしてしまうが、そこにルイス・ブニュエル監督の悪戯心が見られる。 そして絶世の美女だと言われるカトリーヌ・ドヌーヴの裸を写すカメラワークは見えそうで見えないチラリズムというのを、ルイス・ブニュエル監督は実によくわかっていらっしゃる
 それにしてもこの映画のエンディングといい、ブニュエル監督の映画は観る側をおちょくっている作品が多いね

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競馬 京都大賞典三連単的中 あ~あオウケンが来ちゃった

2010年10月13日 | 競馬予想結果
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 僕の予想通り、本命のメイショウベルーガが勝ったけれど、オウケンブルースリが2着に来たんでは高配当も望めず。
 今回は叩き台だったけれども、流石はオウケンブルースリ。やっぱり現役屈指の実力馬と言ったところだけれど、どうも故障したかもしれないようだ
 せめてジャパンCに出走できたら良いけれど・・・厳しいだろう。

 しかし、レースはドリームフライトの暴走気味の大逃げ。
 スタートから鞭を使ってまでの逃げだから結果的にハイペースになってしまうのは仕方ないだろう。今回は反省することも無いけれど気になった馬についてコメントを

 勝ったメイショウベルーガだけれど、京都の2,400Mは本当に得意だね
 相変わらず勝負どころでの反応は鈍いけれど、直線は確実に伸びてくれる。しかし、この馬は強くなったね。エリザベス女王杯は京都外回り2,200Mだけれど、今回の京都外回り2,400Mと大してコース形態は変わらないからこの馬の能力はフルに発揮できるだろう。
 エリザベス女王杯では今のところ本命級の扱いをしている。

 2着のオウケンブルーズリは今回は仕方無いだろう。
 しかし、恐らく年内に復帰は無いのかな?

 3着にはプロヴィナージュが来たけれど、今回は自ら前を捕まえに行くレースだっただけに後方の馬に差されたのは仕方ないけれど、エリザベス女王杯は対メイショウベルーガを考えると勝つのは厳しいだろう。
 本当はもっと直線の短いコースの方が向いている。

 4着のベストメンバーは放牧に出されるみたいだ。もう少し頑張れる馬だと思うのだが?

 他に気になった馬としてフォゲッタブルはどうも調子が狂ってしまったようだ。能力はある馬だと思うのだが?次走はアルゼンチン共和国杯の予定だけれど、折り合いに不安の無い馬だから距離は2,500Mは良いけれどハンデ戦だということを考えれば割り引きたい。

今年の成績
 的中率 85戦 17勝68敗 的中率 20.0パーセント
 回収率 547,700円使用 回収509,710円 回収率93.1パーセント

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