褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 禁じられた遊び(1952) 無垢なる子供の純粋さに悲しくなる

2016年03月28日 | 映画(か行)
 映画のタイトルにもなっている旋律の哀愁が漂う音楽は非常に有名。本作を観たことが無いと言う人でも、音楽は一度くらいは耳にしているはずだ。そんな音楽に乗せて、まだ年端もいかないような少女と、少女よりちょっと年上の少年の出会いから別れが描かれているストーリーが今回紹介する映画禁じられた遊び

 俺のようなすっかり心が汚れきった大人の男性が女性との出会い求める場合は余計なことを想像してしまう。しかし、本作における純真な少年と、無垢なる少女の出会いには汚れた部分は微塵も無い。少年と少女の純粋な出会いと交流を見せられると、異性を見るたびに発情したり、なんだか直ぐにドキドキしてしまう俺のような邪な考えを持っている大人は大いに反省させられるはずだ。
 だが、その一方で、無垢なる心を持った少年と少女の交流は恐ろしいほどまでに残酷。経験不足から生じる死に対する無知、中途半端にしかしらない宗教の知識、世間の常識に対する欠如等から引き起こされる行為は、善意の表れであるのに、常に慈悲なる心で接する聖母マリア様ですら、この少年と少女の行動を許すことができない罰当たりな事。しかし、純粋な気持ちを無くしてしまった多くの大人は、無邪気な少年と少女の交流を一刀両断で否定できる奴は多くは居ないはずだ。

 さて、音楽も名曲だがフランス映画の名作として未だに色あせることがない名作であるストーリーの紹介を
 1940年の6月のフランス。パリはドイツ軍に占領されて逃げ惑う人達の中には幼い少女ポーレット(ブリジット・フォッセー)が居る。ドイツ軍の爆撃機の機銃掃射はポーレットの両親と愛犬を目の前で撃ち殺す。死の意味が理解できていないポーレットは両親の死に悲しむ様子も見せず、逃げ惑う群衆から離れ、死んだ愛犬を抱えて森の中を彷徨っていた。そんな時に彼女はミシェル(ジョルジュ・プージュリー)と出会う。ポーレットから両親の死を聞かされて可哀相に思ったミシェルは彼女を自分の家に連れて行き、家族もポーレットを暖かく迎え入れる。
 ミシェルとポーレットの交流は順調に続くが、ポーレットはミシェルから『死んだ者はお墓に埋められる』ということを教えられる。そんなことすら知らなかったポーレットは死んだ愛犬を土の中に葬ったのを切っ掛けに次第にエスカレート。ヒヨコ、モグラ等ありとあらゆる死骸のお墓を次々に作る事に夢中になってしまう。
 しかも、ポーレットはお墓の上に十字架が必要なことを知り、とんでもない要求をミシェルにしてしまい、彼女のためを想ったミシェルもとんでもない物を教会から盗もうとし・・・

 冒頭から逃げ惑う市民を狙って爆撃を行う様子を見ているだけでもショックを受けるが、少女が両親の死よりも愛犬の死に反応する様子が更にショック。よほど飼っている犬が可愛かったんだと思ってたら、実はそれほど熱い気持ちが犬に対しても無かったことが判明。この少女の死に対する知識の無さだけでなく、まだ人間としての感情さえ芽生えていないことに驚かされる前半の描写がラストシーンで効いてくる。
 無垢なる純粋さが残酷さを引き起こしてしまうことは別に戦争中に限ったことではない。いつもニコニコ、どこから見ても良い人である俺の優しさが相手にとって必ずしもプラスのことをもたらさないことは経験済み。いつの世の中においても善意が必ずしも報われるとは限らないし、本作を観ればそのことが大いに理解できるし、ますます悲しくなる。さて、純粋な交流で結ばれている少年と少女を引き裂かすのは、一体何であるのか?そのことを知った時、我々のような大人は自分を省みることになる。
 そして、ラストの少女の叫びは少年との別れが悲しくなってきたことだけでなく、少しだけ死の意味を理解してしまった少女の心の成長も表わしているように俺には思えた。俺なんかは40歳をとっくに超えてもあの偉人である孔子のように不惑を迎えるどころか、戸惑うことだらけ。あ~、もっと成長したいと思っている今日この頃だが、成長することの残酷さまで表現したラストシーンには俺自身が大いに悩まされた。きっとラストシーンは観る人によって色々と感じ方があるだろうし、異なることもあるだろう。深~イ余韻に浸りたい人には映画禁じられた遊びをお勧めしておこう

禁じられた遊び [DVD]
ブリジット・フォッセー,ジョルジュ・プージュリー
ファーストトレーディング


 監督はフランス映画界に一時代を築いたルネ・クレマン。本作以外に彼の代表作であるアラン・ドロン主演の映画太陽がいっぱいはお勧め。戦争映画の中にはオールキャスト出演の大作映画がありますが、そんな楽しみを求めている人にはパリは燃えているかもお勧めできる(古い映画なのでオールキャストと言っても知らない人ばかり出演している印象を持たれるかもしれませんが)。







 

 

 

 

 


 
 

  
 
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競馬 高松宮記念予想 大混戦です

2016年03月26日 | 競馬予想

高松宮記念の予想


 今年一発目の芝のGⅠレース。気合いを入れて予想する、と言いたかったのだが花粉症及び歯痛で集中力がない。しかも明日はゴルフなので超簡単に予想だけアップしておきます。
 ◎  4 ビッグアーサー
 ▲  6 ミッキーアイル
 ▲  8 アルビアーノ
 ▲ 18 ハクサンムーン
 △  1 ブラヴィッシモ
 △  7 サトノルパン
 △ 12 ウリウリ
 × 11 レッツゴードンキ
 × 13 エイシンブルズアイ
 × 15 ローレルベローチェ

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4
 2着 1、6、7、8、12、18
 3着 1、6、7、8、11、12、13、15、18

 買い目 三連単ファーメーション
 1着 6、8、18
 2着 4
 3着 1、6、7、8、11、12、13、15、18           買い目 72点
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競馬 阪神大賞典&スプリングSの予想

2016年03月20日 | 競馬予想
 今日は東西で春のGⅠレースを占う大きなレースが行われる。両レースとも比較的頭数が落ち着き万馬券を取るチャンス。今回は気合いを入れて予想する

阪神大賞典の予想


 昨年までこのレースを3連覇していたゴールドシップが引退して、今年は絶対的な馬が存在しない。しかし、古豪、実績馬、新勢力が入り混じりなかなかの混戦模様。長距離レースなので予想は折り合い重視。そうなると今まで3000Mのレース経験は無くても、折り合いに全く不安のなさそうなこの馬を本命にしたい。

◎ 11 シュヴァルグラン
▲  3 トーホウジャッカル
▲  6 タンタアレグリア
△  1 カレンミロティック
△  2 アドマイヤデウス
△  4 アドマイヤフライト
×  7 カムフィー
×  9 タマモベストプレイ

 俺の本命は11番のシュヴァルグラン。お姉さんはヴィルシーナという超良血にして、あの大魔神佐々木主浩が馬主。この馬もGⅠを獲れそうな器だ。前走の日経新春杯は簡単に差し切られた印象があるが、相手が強すぎた。重賞経験はあったとはいえ古馬混合の骨っぽい相手のレースで確かな実力は示したし、まだまだ奥が深そうな面がありそうだ。スローペースの瞬発力勝負になると一線級には分が悪そうだが、スタミナが求められる長距離線なら話は別。折り合いに不安は感じられないのは、この長丁場では大きな武器になりそうだし、むしろ長距離で新たな一面を見せてくれそう。今回もなかなか強い馬が揃っているが、ここを堂々と勝って春の大一番の天皇賞(春)では主役として堂々と胸を張って登場する。

 単穴には2頭選ぶ
 まずは3番のトーホウジャッカル。菊花賞馬だけにこの距離に不安があるわけがないし、鞍上にもミルコ・デムーロを迎えて非常に不気味。休み明け、調教の動きも大したことがないように思えるが、ここはGⅠホースとして格好をつけるレースはしてほしいところ。昨年は良いところが無かったが、まだ年齢的には能力が落ちるはずが無く、まともに力を出せればアッサリ勝てる実力があるだけにコレ位の評価は必要だろう。
 
 次に6番のタンタアレグリアを挙げる。まだ重賞未勝利だがGⅠレースでも善戦しているだけに、能力はある。昨年の菊花賞でも4着に食い込んでいるだけにスタミナはあるはず。前走のダイヤモンドSは休養明けと馬場が悪かった事を考えれば悪い内容では無い。ここは一叩きして大きく前進が見込めるだけに、このレースで善戦マンを払拭する走りを見せるかもしれない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 11
 2着  1、2、3、4、6
 3着  1、2、3、4、6、7、9

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 3、6
 2着 11
 3着 1、2、3、4、6、7、9            合計 42点


スプリングSの予想


 牡馬クラシック戦線はなんだか3強ムードが高まっているが、そんなムードに待ったをかける馬が今回登場するかもしれない。しかも16年ぶりに誕生したJRA女性ジョッキーの藤田菜七子も参戦する。中山1800Mだが、なかなかトリッキーなコース。先行馬が活躍するイメージが俺にはあるのだが、今回は頭数は落ち着いたがメンバー的にはけっこうタフな流れになりそうな気配がする。ケンホファヴァルトが飛ばして逃げ、離れた2番手でマイネルハニー、しかし、そこへ掛り気味に武豊のドレッドノータスがせり書ける流れ。こうなると最後の急坂でスリリングな争いがみられそうだ。3歳の若駒の争いなだけに展開予想、能力などハッキリしない部分もあり難しいのだが、ここは勢いを重視してドイツの名手シュタルケ騎乗の馬を本命にしたくなる。

 ◎ 1 マウントロブソン
 ▲ 4 マイネルハニー
 ▲ 7 ミッキーロケット
 ▲10 ロードクエスト
 △ 2 ハレルヤボーイ
 △ 8 フランスシャルマン
 △11 ドレッドノータス
 × 3 アドマヤモラール
 × 5 モウカッテル

 俺の本命は1番のマウントロブソン。前走は小倉まで遠征して捲くり一発を決めて快勝。デビューからの2戦は連続で2着だったが、今思えばなかなか強かった。ここに来て連勝中と能力開花、勢いが出てきたので重賞のこのメンバーでも充分に戦える。前走のようなレース振りで勝てると思わないが、そこは名手シュタルケ、そしてすっかり名調教師に登りつめた堀厩舎。クラシックへ向けて秘密兵器を皐月賞へ送り出す。

 単穴には3頭挙げる
 まずは4番のマイネルハニー。逃げて2勝している内容が圧巻。単騎逃げが可能ならこの馬を本命にしたいところだ。二番手からでもレースができると思うが、早めに競りかけてくる馬がいそうなので展開的には厳しい。しかし、案外そういう時に限って他の馬が控えて楽逃げさせてもらえる時がある。ここは用心してコレ位の評価はつけておきたいところだ。

 次に7番のミッキーロケットを挙げる。ここのところ連続2着、しかも内容も今ひとつ伸び切れなかったりと歯がゆい結果と内容。しかし、今回はわざわざルメールを中山まで連れて来て確保した。これはもう陣営のクラシックへ向けての執念を感じさせる。また、ルメールなら詰めの甘さも払拭しそうなだけにこの乗り替わりは不気味。展開が向けば突き抜けて来る可能性がある。

 次に10番のロードクエストを挙げる。新潟2歳Sで見せた豪脚は能力はGⅠ級を感じさせる。前走のホープフルSは外を大きく回される不利がありながらも2着に踏ん張った内容は評価が下がるものではない。しかし、この馬には中山コースは向きそうに無いし、休養明け、本番はまだ先という余裕残しの仕上げ。それでも豪脚を発揮させれば楽勝する可能性があるだけにこれ以上は評価を下げられない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 2、4、7、8、10、11
 3着 2、3、4、5、7、8、10、11

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4、7、10
 2着 1
 3着 2、3、4、5、7、8、10、11               買い目 63点

 
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映画 グラン・トリノ(2008) 男の責任感の重さを感じます 

2016年03月13日 | 映画(か行)
 クリント・イーストウッド監督の作品において最高傑作との呼び声が高い映画が今回紹介するグラン・トリノ(主演も兼ねる)。名作とよばれる映画は多くのテーマを内包しているものだが、本作もその例外ではなく、その多様なテーマ性から色々と考えさせられる映画。基本的には偏屈で頑固な古きアメリカ親父を代表する老人と黄色人種でモン族の少年の交流が描かれている。この2人は異なる世代、人種、民族と正反対の間柄であるが、彼らに共通するのは『アメリカ』と『男』。クリント・イーストウッド演じる古きアメリカ人は、これからの時代を担っていくモン族の少年に何を教え、何を遺していくのか

 もう少しクリント・イーストウッド演じる老人のキャラクターを説明すると、自動車産業の発展で一時代を築いたデトロイトにおいて、かつて50年間フォード社で組立工員ととして働き、現在はそのままそこで隠居暮らし。そして過去に朝鮮戦争に従軍し、その活躍ぶりから勲章をもらっている。自宅の庭には国旗を上げており、その毒舌っぷりは人種偏見丸出しで、ただ今の共和党の次期アメリカ大統領候補のドナルド・トランプ氏に匹敵するぐらいのウヨクチックな人間。朝鮮戦争での経験が彼をそうさせたのか特に黄色人種が大嫌い。今や奥さんが亡き後は、息子や孫たちとも仲が悪く、飼っている犬が唯一の友。そんな彼の宝物は愛車72年型のグラン・トリノ
 そんな男がなぜモン族の少年と交流するようになったのか?そして、その交流の結末はコレいかに?それではストーリーの紹介を。

 朝鮮戦争の帰還兵であり、フォード社の工場でかつて働いていたウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)。今や妻は先立ち、子供たちはとっくに家を出ており、愛犬デイジーと一緒にデトロイトで1人暮らし。かつては自動車産業で栄えていてデトロイトも、今ではすっかり日本車ばかりが走っており、しかもこの場所に住んでいるのは移民達ばかりで、治安が悪化。ウォルトはすっかり荒廃してしまったデトロイトの現状を嘆いていた。
 そんなある日のこと、隣の空き家に引っ越して来たアジア系のモン族の家族の少年タオ(ビー・ヴァン)が、同じモン族のチンピラグループ達に脅され、ウォルトの宝物である愛車72年型グラン・トリノを盗もうとするのを発見。しかし、驚いたことにこの事件を切っ掛けにウォルトとモン族の隣家の交流が始まり、それはウォルトとタオの師弟関係に似たような友情が芽生える。
 タオがモン族のチンピラ達から根性焼きを入れられていることから、ウォルトはチンピラ達に報復。しかし、その事は更にタオの家族にとんでもない悲劇を呼び込んでしまい・・・

 デトロイトを舞台にしていながら、これが的確にアメリカという国の現状を描き出している。自国産業の墜落、移民達の流入、銃社会の悲劇、治安がボロボロ、他民族国家における民族間の争い・・・等など、イーストウッド監督の問題だらけのアメリカ社会に対する考えが観ている我々にもよく理解できる。しかも、もうこの映画も2008年制作の映画なのだが、この映画で描かれている問題点が現在においても全く改善されていないことに気付かされる。

 しかし、多くの社会的なテーマを盛り込んだ映画は、問題提起はするが、解決策はほとんど示さない。だが、本作におけるクリント・イーストウッド監督が凄いのは、その答えをしっかり描いているところ。この解決方法がまさに男の責任感の重さを感じさせ、自らの落とし前をキッチリつける鮮やかな方法。しかし、悲しいことにアメリカだけに限らず、世界中の各国のリーダーが、けじめのつけ方をわかっておらず、その勇気がない。だから世界は今もどこかで流さなくてもいい血を流している。
 他にもイーストウッド演じる老人が朝鮮戦争での経験を若き神父に語りながら逆に説教するシーンは非常に奥が深いやりとりを感じる。イタリア系の散髪屋、アイルランド系の建築士との会話のやりとりは人種差別発言のオンパレードでけっこう笑える。しかも、イーストウッド演じる老人の名前コワルスキーからもわかるようにポーランド系アメリカ人という設定が心憎い設定。そしてダーティー・ハリーでマグナム44を構えていたイーストウッドが手で銃の構えを作るシーンがけっこう出てくるようなファンサービスも上手く活かされている。
 最初はダメダメでショボイ男だと馬鹿にしていたタオの中に『けっこう、こいつ良いとこあるじゃん!』と思い、そして未来のアメリカを我が子孫ではなくタオに託すかのようなラストシーンは静寂だが感動的。これだけ色々とテーマを詰め込みながら説得力のあるストーリー運びは、さすがクリント・イーストウッド監督、もう80歳も半ばだがまだまだ映画を撮ってほしいと思わせる映画監督。これまでのイーストウッド監督の総決算的な作品として、また新たなる伝説の始まりかのように、この作品以降も話題作、傑作を連発することになる記念碑的作品としてお勧めの映画です

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クリント・イーストウッド,ビー・バン,アーニー・ハー,クリストファー・カーリー
ワーナー・ホーム・ビデオ


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 監督は前述している通り、御大クリント・イーストウッド。彼のお勧め作品は本作のグラン・トリノ以降の作品として、”君の瞳に恋してる”、”シェリー”のヒット曲で知られるフォーシーズンスのミュージカルにして伝記映画のジャージー・ボーイズ、戦争映画の傑作アメリカン・スナイパーが良いです。


 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
  

 

 
 
 
 
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競馬 弥生賞予想 3強対決です

2016年03月06日 | 競馬予想

弥生賞の予想


 オッズが示す通り完全な3強対決。マトモに走ればこの3強で1~3着を占めてしまうのは間違いない。この3強の中から本命を選び、3強の一角に食い込んでくる馬は果たして居るのか?中山2000Mコースに対する適正、そして緩くなりそうなペースを考えると本命は自ずと決まってくる

 ◎ 4 エアスピネル
 ○11 マカヒキ
 ▲10 リオンディーズ
 △ 2 シャララ
 △ 3 タイセイサミット
 × 1 アドマイヤエイカン
 × 7 ケンホフェヴェルト
 × 8 イマジンザット
 × 9 モーゼス

 俺の本命は4番のエアスピネル。好位で立ち回れるレースセンス、どこからでもスパートできる賢さ、3強の中では1番オッズでは下だが中山2000Mの舞台はこの馬が1番適正がある。朝日杯FS。1600Mから2000Mに距離が延びるが折り合いに不安がないだけに何の心配もいらない。ここは武豊が外人ジョッキー2人に貫禄を見せ付ける。
 
 対抗には11番のマカヒキ。新馬戦、若駒Sとエリート街道を連勝中。2戦とも楽勝なのでまだまだ余力が残っているし、奥の深さもある。後方から進める馬なので展開、コース適正に不安はあるが大物かもしれない楽しみの方が大きい。他にもクラッシクへ向けて大物が控えてるルメール騎手の手綱をしびれさせる走りを見せるか。

 単穴には10番のリオンディーズ。2歳王者に輝いたあの末脚を今回も見せるか!しかし、この馬のデビュー戦で見せた折り合いの不安さ、後方で折り合いに専念せざるをえないレース振りは今回は3強の中でも最も不安。しかしながら爆発力は3強では1番なだけにこれ以上は評価は下げられない。

 △評価について
 2番のシャララは緩いペースの単騎逃げに持ち込めば2着に粘れても驚けない。3番のタイセイゼットは前走で今回と設定が同条件の舞台で鋭い末脚を見せたが能力を感じさせた。この2頭は勝つのは厳しいが3強の中に割って入り、2着に飛び込んで来る可能性はある。

買い目 三連単フォーメーション
 1着 4
 2着 2、3、10、11
 3着 1、2、3、7、8、9、10、11

買い目 三連単フォーメーション
 1着 10、11
 2着 4
 3着 1、2、3、7、8、9、10、11

買い目 三連単フォーメーション
 1着 11
 2着 2、3、10
 3着 4                      合計 45点

  
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競馬 チューリップ賞 電光石火の末脚が炸裂しそうです

2016年03月05日 | 競馬予想

チューリップ賞の予想


 いや~、ミルコ・デムーロがもの凄い勢いで突っ走っている。ただ今重賞5連勝中!もはや彼の勢いを止めるのは俺の予想しかないのか。最近は競馬の予想だけでなく自虐ネタもスベリまくり。もうアレコレ考えずにデムーロ騎乗のジュエラーを本命。前走のシンザン記念の末脚なら阪神の外回りコースはピッタリ。ここは逆らわずに黙って買い。
 相手候補に前走の阪神JFは強敵をマークして自滅したが今回は2走前の末脚を活かすレースなら能力発揮できるデンコウアンジュ、同じく前走の阪神JFではフラフラの馬に邪魔されながらも最後は地力で伸びて来たブランボヌール、連勝中と勢いに乗り、まだまだ奥が深そうなレッドアヴァンセの3頭を指名する。

 ◎ 9 ジュエラー
 ▲ 2 デンコウアンジュ
 ▲10 ブランボヌール
 ▲16 レッドアヴァンセ
 △ 3 ヴィブロス
 △11 シンハライト
 △12 ウインファビラス
 △15 クロコスミア
 × 8 エルビッシュ

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 9
 2着 2、3、10、11、12、15、16
 3着 2、3、8、10、11、12、15、16

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、10、16
 2着 9
 3着 2、3、8、10、11、12、15、16       合計 70点
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