日本には剣道という伝統武術があるが、インドネシアにはシラットと呼ばれる伝統武術がある。そんなシラットを使ったアクションが絶好調な映画が今回紹介する映画ザ・レイド。ブルース・リーやジャッキー・チェンが風靡したカンフーとどこが違うのかを説明しろと言われても答えられないが、確かに何かが違う。
早速だがシラットを駆使した怒涛のアクション映画のストーリー紹介を。
高層ビルに住居を構える麻薬王タマ・リヤディ(レイ・サヘタピー)をとっ捕まえるために、警察は20人の精鋭部隊であるSWATを送り込み奇襲攻撃をかける。彼らはひたすら麻薬王タマ・リヤディが居る階を目指し上階へ向かって突き進む、以上
激しい銃撃戦も楽しいが、シラットを駆使した肉弾戦が楽しすぎる。血が吹っ飛ぶシーンが多いだけに、もちろん死人の数も多い。頭に銃弾をぶち込まれて一瞬にして殺される人も居れば、戦っている最中に刀剣で一刀両断される人もいる。シラットでの戦いにおいても死に方がたくさん見られる。とにかく細かい内容なんかはどうでもよく、本作に関しては頭の中を空っぽにして観るのが正しい観賞方法だ。
SWAT部隊及び、なぜか彼等と途中合流した警部補のジジイが高層ビルの中に簡単に侵入し、5階ぐらいまでは順調に突き進む。しかし、麻薬王がSWATの侵入に気付いてからは一転して高層ビル内が地獄絵巻。麻薬王が支配する高層ビルと言っても、そこの住人は犯罪者だらけ。麻薬王が『侵入してくる奴等を一人残らずぶっ殺せ』と放送案内をすると住人が一斉に銃を構え、刀剣を携える奴が向かってきたり、SWAT部隊に次々犠牲者が出てしまう。
一見すると小汚い服装をした高層ビルの住人たちだが、こいつ等がとにかく強い。スナイパーの如く射撃の腕は一流だし、やたら格闘能力が高い。そんな中でも特に凄く強いのが麻薬王の側にいるマッド・ドッグ(ヤヤン・ルヒアン)と呼ばれるパンチ力があるらしい男。あくまで俺の私見だが、マッド・ドッグはアンガールズ山根に似ていて、どうみても強そうに見えないのだが、こいつの戦う本能は人間レベルを超えている。映画史に残るヒールの誕生だ。
もちろん麻薬王もインパクト充分。一度観たら忘れられない悪人面、そして冗句の内容ですら背筋が凍りそうになるぐらいの恐ろしさ。さらに金持ち。恐怖と金、この両方があれば正義も支配できる。
悪党が魅力的な映画であるが、同時に主役のラマを演じるイコ・ウワイスのは動きに切れがあり、今後もアジアを代表するアクションスタートして益々活躍するだろう。実はラマにもドラマが隠されており、それがラストで効いてくる設定だ。
過激なバイオレンスシーンが多いが、観ている最中はそれほどショッキングには感じない。なかなか斬新的なカメラワーク、次々と繰り出すアクションシーンが痛みを消してくれるのだろうか?最近は東南アジア系の映画において面白いアクション映画が増えてきているが、今後も益々その傾向は続くだろう。
とにかく内容なんかは二の次、三の次で、シンプル・イズ・ベストが口癖の人。格闘技系の映画が観たい人、本作の続編であり日本人が多く出演しているザ・レイド GOKUDOを観る前の予習がしたい人、とにかくハートが熱くなれる映画を観たい人等に映画ザ・レイドはお勧めです
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高層ビルに住居を構える麻薬王タマ・リヤディ(レイ・サヘタピー)をとっ捕まえるために、警察は20人の精鋭部隊であるSWATを送り込み奇襲攻撃をかける。彼らはひたすら麻薬王タマ・リヤディが居る階を目指し上階へ向かって突き進む、以上
激しい銃撃戦も楽しいが、シラットを駆使した肉弾戦が楽しすぎる。血が吹っ飛ぶシーンが多いだけに、もちろん死人の数も多い。頭に銃弾をぶち込まれて一瞬にして殺される人も居れば、戦っている最中に刀剣で一刀両断される人もいる。シラットでの戦いにおいても死に方がたくさん見られる。とにかく細かい内容なんかはどうでもよく、本作に関しては頭の中を空っぽにして観るのが正しい観賞方法だ。
SWAT部隊及び、なぜか彼等と途中合流した警部補のジジイが高層ビルの中に簡単に侵入し、5階ぐらいまでは順調に突き進む。しかし、麻薬王がSWATの侵入に気付いてからは一転して高層ビル内が地獄絵巻。麻薬王が支配する高層ビルと言っても、そこの住人は犯罪者だらけ。麻薬王が『侵入してくる奴等を一人残らずぶっ殺せ』と放送案内をすると住人が一斉に銃を構え、刀剣を携える奴が向かってきたり、SWAT部隊に次々犠牲者が出てしまう。
一見すると小汚い服装をした高層ビルの住人たちだが、こいつ等がとにかく強い。スナイパーの如く射撃の腕は一流だし、やたら格闘能力が高い。そんな中でも特に凄く強いのが麻薬王の側にいるマッド・ドッグ(ヤヤン・ルヒアン)と呼ばれるパンチ力があるらしい男。あくまで俺の私見だが、マッド・ドッグはアンガールズ山根に似ていて、どうみても強そうに見えないのだが、こいつの戦う本能は人間レベルを超えている。映画史に残るヒールの誕生だ。
もちろん麻薬王もインパクト充分。一度観たら忘れられない悪人面、そして冗句の内容ですら背筋が凍りそうになるぐらいの恐ろしさ。さらに金持ち。恐怖と金、この両方があれば正義も支配できる。
悪党が魅力的な映画であるが、同時に主役のラマを演じるイコ・ウワイスのは動きに切れがあり、今後もアジアを代表するアクションスタートして益々活躍するだろう。実はラマにもドラマが隠されており、それがラストで効いてくる設定だ。
過激なバイオレンスシーンが多いが、観ている最中はそれほどショッキングには感じない。なかなか斬新的なカメラワーク、次々と繰り出すアクションシーンが痛みを消してくれるのだろうか?最近は東南アジア系の映画において面白いアクション映画が増えてきているが、今後も益々その傾向は続くだろう。
とにかく内容なんかは二の次、三の次で、シンプル・イズ・ベストが口癖の人。格闘技系の映画が観たい人、本作の続編であり日本人が多く出演しているザ・レイド GOKUDOを観る前の予習がしたい人、とにかくハートが熱くなれる映画を観たい人等に映画ザ・レイドはお勧めです
ザ・レイド [DVD] | |
イコ・ウワイス,ヤヤン・ルヒアン,ジョー・タスリム,ドニ・アラムシャ,レイ・サヘタピー | |
KADOKAWA / 角川書店 |
ザ・レイド Blu-ray | |
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