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最近のクリント・イーストウッド監督の映画の凄さは、何なんだろうね
年齢も80歳に届きそうな彼の映画に懸けるバイタリティーは何処から来るのだろうか
しかし、元々彼は俳優として荒野の用心棒や、ダーティー・ハリーのアクション俳優から彼の映画経歴は始まる
そんなイーストウッドが監督・主演を兼ねる映画作品は多いが、今回紹介するファイアー・フォックスも彼が監督と主演を兼ねた映画である
そして、またこの映画がサスペンスと戦闘機アクション映画になっているしかも、この映画は1982年製作でいかにもこの時期のアクション映画の定番であるソ連を敵国とした映画である
しかも、いまや完全に崩壊してしまったKGBが出て来る当たりに、昔のアクション映画という感じがするね
今や映画を撮るたびに彼自身の最高傑作映画を超えるかのようなクリンド・イーストウッドが、昔はこんな映画を監督していたという意味で、非常に興味のあったファイヤーフォックスを紹介しよう
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昔、ベトナム戦争のパイロットとして活躍していたガント(クリント・イーストウッド)だが、今はパイロットを辞めてアラスカに自宅を構えている
ちょうどランニングをしている時(この頃のイーストウッドはまだまだ若いね)飛行機がやって来た
慌てて自宅へ戻るガント(イーストウッド)しかし、彼はベトナム戦争での後遺症によるトラウマの障害を持っていた彼の脳裏にはベトナム戦争における被爆死したベトナム少女の姿が頭に浮かぶ
実はガント(イーストウッド)を飛行機で訪問してきたのは、NATO(北大西洋条約機構)の偉いさんであった
彼らがガント(イーストウッド)を訪れた理由はソ連がステルス性で、マッハ5の速さで飛び、そして手動操作をしなくても、パイロットが思考するだけでミサイルを発射できるファイヤーフォックスと呼ばれる軍事機のことだった
NATO及びSIS(イギリスの諜報部・・・OO7のジェイムズ・ボンドで有名)はロシア語を話せて、理解できる人物で優秀なパイロットを探していた
その結果ガント(イーストウッド)に白羽の矢が立った
ガント(イーストウッド)に対する命令はソ連に潜入して、ファイヤーフォックスを盗み出すこと
ソ連の作ったファイヤーフォックスは、西側諸国よりも優れた軍事機であり、ソ連とNATOの軍事バランスが完全に崩れたことを示すことであった今のNATOにはファイヤーフォックス以上の軍事機を作ろうと思っても作れないファイヤーソックスを大量生産する前に盗みだしてしまえというNATOの考えだった
ガント(イーストウッド)は最初こそ、この策戦に加わることに否定的だったが結局は加わることに、そしてガント(イーストウッド)はフランス人の麻薬商人に変装してソ連のモスクワに降りた
そしてガント(イーストウッド)はソ連に潜入しているSISの諜報員の案内によって、ファイヤーフォックスを盗みだそうとするが・・・
果たしてKGBの警戒の目をくぐってファイヤーフォックスを盗み出し、無事に帰還できるのか
前半のソ連に侵入してからのファイアーフォックスに乗り込むまでのシーンは非常にサスペンスタッチで緊張感がある
そしてファイアーフォックスを製造した人物は実はNATOに対する協力メンバー
この協力してくれるメンバーや、ソ連内でガント(イーストウッド)を案内してくれるSISの諜報員たちの体を張って、ガント(イーストウッド)を助ける想いが観ている側に感動を呼ぶ
そして、ガント(イーストウッド)の操縦するファイヤーフォックスを追って、ソ連がガント(イーストウッド)の国外脱出を防ぐために、追撃しようとするファイヤーフォックス2号との特撮を使ったドッグファイトのシーンは面白い
トップガンを遥かに超える面白いシーンだった
最後の決着をつけるシーンは、流石はイーストウッドというような演出ロシア語で考えろ
しかし、この映画は途中でイーストウッドがロシア語を話すシーンが少しだけあるけれど、ソ連の書記長や大佐が作戦会議で英語を話しあっているシーンは残念今のイーストウッド監督なら・・・ロシア語で話させているかもしれない。
しかし、ソ連や、KGBなど、いかにもちょっと昔のアクション映画という感じがするしかも、あのドッグファイトシーンも最近の映画ではすっかり観なくなったような気がする
でも冷戦時代においてこの映画のような命を落としているスパイたちが実際にたくさんいるそして、実は日本というのはスパイ天国というぐらいに、スパイたちが今でも暗躍している
そんなことには全く無頓着な日本という国は本当に平和ボケしているとしか思えないねこのような映画のことは実際に起こっているような出来事であることを考えると、冷戦時代の恐ろしさを思わずにはいられない
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