最近は自身の都合によりブログの投稿を放置したままにしておりましたが、これからは週一ペースでアップしていこうと思っております。さて、当ブログを読んでいただいている方はもしかしたら気づいておられるかもしれないが、.実はミュージカル映画は殆ど載せていない。理由はいたってシンプルでミュージカル映画が嫌いだから。あのいきなり唐突に歌って踊りだすシーンを見ると個人的に白けてしまうことが多々。実は俺と同じような理由で結構ミュージカル映画が嫌いな人は居るのではないかと思っている。しかしながら、今回紹介するミュージカル映画であるジャージー・ボーイズは、そんな心配は無用。アメリカ音楽界をかつて一世風靡いたフォー・シーズンズのリードボーカルであるフランキー・ヴァリの伝記映画の趣もあり、非常に興味深く観ることができる。
ちなみにフランキー・ヴァリだが現在は90歳。本作が公開された時は80歳になっている。彼の強烈な裏声を基調とした歌い方は個性的であり、まさか御大である本人に若い時を演じさせられるはずがないし、バレバレの録音も違和感を感じるので、映画化するには難しいポイントが色々とあったと思うのだが、そこは巨匠クリント・イーストウッド監督。そんなハードルを簡単にクリアしてみせるし、また色々と遊び心満載でミュージカル映画が苦手な人でも飽きさせないで最後の最後まで魅せてくれる。
年齢差に関係なく誰でも聴いたことがあるようなヒット曲ナンバーとフランキー・ヴァリとそっくりの歌声が耳にすることができるストーリーの紹介を。
ニュージャージーの田舎町に住んでいる若者であるトミー(ヴィンセント・ピアッツァ)とニック(マイケル・ロメンダ)はマフィアの手先となり、コソ泥を働いている。極貧の田舎町から抜け出すことを夢見ていたトミーは、天使の歌声を持つフランキー・ヴァリ(ジョン・ロイド・ヤング)を見出す。さらにトミーは友人のジョー(後の有名俳優)から作曲のできるボブ・ゴーディオ(エリック・バーゲン)を紹介される。ここにグループ名『フォー・シーズンズ』を結成。彼らの運命は瞬く目に大きく変わりだし、ヒット曲を連発。しかし、その裏でグループを解散させるような大きな問題が起こっていたのだが・・・
このニュージャージーの田舎町が凄い場所。トミーが観客に視線を向けて説明する。この町で生きる方法は3つある。一つは軍隊に入って戦死、二つ目はマフィアになって死ぬこと、そして三つめが有名人になってこの町を飛び出すこと。トミー達は余程の幸運に恵まれ有名人になってこの町を飛び出すことができたわけだ。しかしながら、運だけでは生きていけるほどこの世は甘くないということが本作を観ていたらよくわかる。そして、成功の裏には影があるというのも身に染みて涙が出そうになる。
そして、面白いのがデビュー曲の『シェリー』を始めとして、曲の誕生秘話やあの名バイプレイヤー俳優はそうだったのか?なんてトリビアンな話にも惹きつけられる。楽しい歌声だけでなく、涙が出そなほど暗い話も出てくるが、そのような部分をダラダラと長く引っ張らないのが良い。ラストへ向けての爽やかな疾走感は素晴らしいの一言。大してミュージカルに興味がない人、フランキー・ヴァリって誰?と思っている人にも今回紹介するジャージー・ボーイズはお勧めできる
監督はクリント・イーストウッド。ジャズ好きなだけあってミュージカルを撮らせても完璧なところを本作で見せつける。お勧めは多数なのだが、本作でも音楽に関わっている息子のカイル・イーストウッドと親子共演しているセンチメンタル・アドベンチャーをお勧めに挙げておこう。
ちなみにフランキー・ヴァリだが現在は90歳。本作が公開された時は80歳になっている。彼の強烈な裏声を基調とした歌い方は個性的であり、まさか御大である本人に若い時を演じさせられるはずがないし、バレバレの録音も違和感を感じるので、映画化するには難しいポイントが色々とあったと思うのだが、そこは巨匠クリント・イーストウッド監督。そんなハードルを簡単にクリアしてみせるし、また色々と遊び心満載でミュージカル映画が苦手な人でも飽きさせないで最後の最後まで魅せてくれる。
年齢差に関係なく誰でも聴いたことがあるようなヒット曲ナンバーとフランキー・ヴァリとそっくりの歌声が耳にすることができるストーリーの紹介を。
ニュージャージーの田舎町に住んでいる若者であるトミー(ヴィンセント・ピアッツァ)とニック(マイケル・ロメンダ)はマフィアの手先となり、コソ泥を働いている。極貧の田舎町から抜け出すことを夢見ていたトミーは、天使の歌声を持つフランキー・ヴァリ(ジョン・ロイド・ヤング)を見出す。さらにトミーは友人のジョー(後の有名俳優)から作曲のできるボブ・ゴーディオ(エリック・バーゲン)を紹介される。ここにグループ名『フォー・シーズンズ』を結成。彼らの運命は瞬く目に大きく変わりだし、ヒット曲を連発。しかし、その裏でグループを解散させるような大きな問題が起こっていたのだが・・・
このニュージャージーの田舎町が凄い場所。トミーが観客に視線を向けて説明する。この町で生きる方法は3つある。一つは軍隊に入って戦死、二つ目はマフィアになって死ぬこと、そして三つめが有名人になってこの町を飛び出すこと。トミー達は余程の幸運に恵まれ有名人になってこの町を飛び出すことができたわけだ。しかしながら、運だけでは生きていけるほどこの世は甘くないということが本作を観ていたらよくわかる。そして、成功の裏には影があるというのも身に染みて涙が出そうになる。
そして、面白いのがデビュー曲の『シェリー』を始めとして、曲の誕生秘話やあの名バイプレイヤー俳優はそうだったのか?なんてトリビアンな話にも惹きつけられる。楽しい歌声だけでなく、涙が出そなほど暗い話も出てくるが、そのような部分をダラダラと長く引っ張らないのが良い。ラストへ向けての爽やかな疾走感は素晴らしいの一言。大してミュージカルに興味がない人、フランキー・ヴァリって誰?と思っている人にも今回紹介するジャージー・ボーイズはお勧めできる
監督はクリント・イーストウッド。ジャズ好きなだけあってミュージカルを撮らせても完璧なところを本作で見せつける。お勧めは多数なのだが、本作でも音楽に関わっている息子のカイル・イーストウッドと親子共演しているセンチメンタル・アドベンチャーをお勧めに挙げておこう。