高松宮記念予想
今年のメンバーを見るとトップ級のスプリンターホースが出走してくるのは勿論だが、トップマイラーも参戦してきたように予想するのは難解なメンバー構成になった。しかも、午前10時の段階では不良馬場。色々と面倒な要素が絡んでかなり大変だ。しかし、メンバー、馬場、コース等を考えるとスピード一辺倒のタイプでは勝ち切れないレースになったといえるだろう。しかし、一つ言えることはスピードだけでは押し切れないし、軽い馬場で切れ味の鋭い脚を活かす馬にも厳しい舞台設定だということ。
大方の予想はダノンスマッシュ、グランアレグリア、タワーオブロンドンの3強だが、個人的にはこの舞台設定に適していないように思えるの馬がいるのだが・・・。展開は16番のモズスーパーフレアーが逃げ宣言だが、枠順を考えるとスタートから思い切り飛ばすか?昨年のレースでは直線の半ばで早々と力尽きたが今年はよりタフな設定なだけに早々と力尽きる。しかし、意外にメンバーは差し馬に有力馬が多いので、外枠の差し馬は展開的には厳しい。好位を占める馬たちに天界は向く。例年ならば馬場のインが有利なのだが、今年は雨の影響を考えると外差しにも注意をしないとダメだろう。ちなみに俺の本命は名馬を多く生み出したあの名門厩舎の馬だ。
◎ 9 タワーオブロンドン
▲ 3 ダイアトニック
▲ 8 グランアレグリア
▲12 セイウンコウセイ
△ 1 ステルヴィオ
△10 アイラブテーラー
△17 シヴァージ
× 2 アウィルアウェイ
×14 モズアスコット
×18 ノームコア
人気しそうで要らない馬
6 ダノンスマッシュ
俺の本命は9番のロンドンタワー。前走はいかにも最後の反応が悪く休養明けを感じさせるレース振り。一度叩いた上昇の上積みは大きいのは昨年の夏から秋にかけてのレース振りを見ればわかる。馬体から相当なスプリント能力だけでなくパワーも感じさせるので道悪も不利にならないし、最後の長い直線の設定なら昨年のスプリントSを制した中山コースよりも今回の方が良いだろう。枠順も内隣に同厩舎で先行しそうなダノンアレグリアと言うのも良い。最後の直線もこの枠なら内から馬群を捌くこともできるし、外目にも出しやすそうなのでレースが非常にしやすそうだ。前走よりも何もかも状況が好転するだけに本命から下げる理由が全く見当たらない。ジョッキーもこのレースと相性が良いのも推せる。
単穴には3頭挙げる。
まずは3番のダイアトニック。同厩舎で偉大な先輩であるロードカナリアの産駒。ベストは1400Ⅿだと思われてきたが、ここに来てマイルもこなせるようになったし、前走では今までと違って先行するレース。前走の経験が今回のスプリント戦で活きそうだ。例年通り内目が伸びる馬場のようだと俄然この馬にも勝つチャンスが出てくる。昨年のミスターメロディの勝ち方を再現する可能性があるのはこの馬だ。
次に8番のダノンアレグリアを挙げる。前走の阪神Cでは本命にしたが、そんな自分も驚くほどの強さ。今回は初の1200Ⅿ戦でGⅠレースだが、この天才少女にはそんな心配は全くの不要。豊なスピードが持ち味で初の1200Ⅿ戦も心配はないが、しかし馬場の悪化が少し心配。天気が良くて、良馬場ならこの馬を本命にしたかったが、今までのパフォーマンスからこれ以上は評価を下げられない。
次に12番のセイウンコウセイを挙げる。3年前のこのレースの勝ち馬。ちなみにもう駄目だと思われた昨年もこのレースで僅差の2着に食い込んだ。更に年齢を重ねたが、昨年よりも調子を上げているようだ。しかも、このレースを勝った時は馬場が重かったが抜群の適性を示した走り。今年も馬場が悪化するので勝つチャンスが出てきた。この馬もスピードあるので逃げ馬から少し離れた2番手でレースを進めることができそうだ。波の激しい馬だけに買い時が難しい馬だが、今回は能力をフルに発揮できる体制が整った。勝って古豪健在を示す可能性は充分にある。
人気しそうで要らない馬
さて、6番のダノンスマッシュだが昨年のレースを観ると外目を走らさせられたこともあるが、それにしても最後は伸びなかった。もしかしたら左回りが意外に良くないか。この馬の前走でも見せた鋭い瞬発力は軽い馬場向き。今回の雨による馬場の悪化はこの馬には厳しいそうだ。それとここ2戦のスタートの出遅れ。GⅠレースの1200Ⅿ戦でこの最近の出遅れは致命的になりかねない。前走の勝ちぷっりから能力には疑いがないが、心配な面があり過ぎるので今回は馬券対象から外す。
買い目 三連単フォーメーション
1着 9
2着 1、3、8、10、12、17
3着 1、2、3、8、10、12、14、17、18
買い目 三連単フォーメーション
1着 3、8、12
2着 9
3着 1、2、3、8、10、12、14、17、18 合計 72点