褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

競馬 シルクロードS&根岸Sの予想(2019)

2019年01月27日 | 競馬予想
 今日は芝ダードの短距離レースの重賞を予想する。両方とも今後のGⅠレースへ向けて注目すべき戦いだ。

 シルクロードS予想
 まずは京都コース内回り1200Mコースで行われる芝の短距離戦のシルクロードSから予想する。昨年の短距離王者であるファインニードルが引退してしまって、やたら短距離界は主役なき混戦模様になってしまった。果たして、このレースから短距離を引っ張っていく大物が登場するかどうか。
  コース形態は最後の直線は短く、平坦なので先行馬が有利なのだが人気薄の差し馬が例年馬券に絡んでくるで、人気薄の馬にも注意が必要だ。例によって展開を考えると確たる逃げ馬はいないが、このメンバー構成ならラブカンプーが逃げるか。ブリンカー着用のセイウンコウセイが2番手に控えるか。1200Mの重賞戦にしてはペースは遅いぐらいかもしれない。先行馬が有利な展開であり、大外を回って追い込んでくる馬には厳しいレースになりそうだ。そして、やっぱりこのコースは内枠が有利。
 レース展開、能力を考えると、かつて世界的スプリンターとして日本のみならず海外のGⅠレースも勝ちまくったロードカナロアだが、昨年はアーモンドアイが登場するなど種牡馬としても大活躍。ここはスプリント界の大物候補としてロードカナロア産駒を後継者として指名すべく本命にしたいところだ。

◎ 2 ダノンスマッシュ
▲ 7 リョーノテソーロ
▲16 アンヴァル
△ 1 ナインテイルズ
△ 9 ペイシャフェリシタ
△10 ラブカンプー
△13 ダイメイプリンセス
△14 セイウンコウセイ
× 5 ビップライブリー
× 6 ラインスプリット

 俺の本命は2番のダノンスマッシュ。前走の京阪杯での勝ちっぷりから本格化を感じさせる。父親は前述したロードカナロア。短距離レースで絶対的な強さを見せつけた遺伝子がいよいよこのレースでベールを脱ぐ。しかも、2番という絶好の枠順。1200Ⅿ戦にしては差し馬が多いメンバー構成なので、内枠が仇になって馬群に包まれる心配をしなくて良いので能力はフルに発揮できそうだ。もしも枠順が大外枠とかだったら本命にするのをためらったが、この枠順なら逆らえない。もしかしたら逃げるラブカンプーの直後の位置取りでレースができるのでないか、そうなれば最高の展開。そして休養明けも抜群の調教の動きから心配することなし。ここは強さを見せつけて高松宮記念で堂々と主役として臨むことになるだろう。

 単穴には2頭挙げる
 まずは7番のリョーノテソーロ。成績は全くの尻つぼみ状態。しかし、前走は6着だったが前が詰まって全く追えなかった。あの手応えならもっとスムーズに走れれば着差を考えれば勝てたんじゃないか。しかも、その前走の淀短距離ステークスの出走組が今回のレースでも多く出走してくるので、それらの相手比較からしてもここでは充分に勝負になる。ハンデの54キロも少しぐらいはアドバンテージがありそうだ。ジョッキーはオーストラリアで武者修行していた坂井騎手。武者修行の成果をこのレースで見せてくれ。

 次に16番のアンヴァルを挙げる。この枠順は痛すぎるが、それでも好位で立ち回ることは可能だろう。ちなみに、この馬も父親はロードカナロアだ。休養明けは馬がボケてるので走らない印象があるが、今回は間隔が詰まっての出走はこの馬にはピリッとしてプラスだろう。前走は叩き台みたいなもので、今回も牝馬の中一週でも調教で一杯に追ったところを見るとここは陣営も本気モード。最近はスタートダッシュも良いし好位でレースを進めることができる。本命馬とのハンデ差を加味すれば逆転も可能だ。

△評価について、まずはGⅠレースでも2着にきているラブカンプーは展開にもハンデにも恵まれているが、休養明けでそれほど調教の動きが良いとも思えなかった。ダノンスマッシュの目標にされやすいレース展開になりそうなので、勝つことはないだろう。ここは△評価で充分だろう。他の△×評価の馬は好位でレースができそうな馬と内枠重視で選びました。

買い目 三連単フォーメーション
 1着 2
 2着 1、7、9、10、13、14、16
 3着 1、5、6、7、9、10、13、14、16

買い目 三連単フォーメーション
 1着 7、16
 2着 2
 3着 1、5、6、7、9、10、13、14、16   合計 72点

 根岸Sの予想
 先週の東海Sではダート戦線の主役を張れるかもしれない大物候補の誕生にざわついたが、今回もかなり楽しみな素材が出てくる。カペラSで見せたコパノキッキングの鮮やか過ぎる追い込みを見ると底知れぬ能力を感じさせるが、さて中山1200Ⅿダートから東京1400Ⅿダートに代わってあの豪脚が再び見れるのかどうか。
 展開だが大外枠を引いてしまったがマテラスカイの単騎逃げ。マイペースの逃げに持ち込めるだろう。東京ダートコースは追い込みが利きやすいが、この馬がマイペースで逃げれる展開なら最後に失速することは考えられない。

◎16 マテラスカイ
▲ 2 ユラノト
▲ 6 モーニング
▲12 サンライズノヴァ
△ 1 クインズサターン
△ 3 サトノファンタシー
△ 9 ワンダーリーデル
△11 コパノキッキング
×15 キタサンミカヅキ

 俺の本命は16番のマテラスカイ。プロキオンSでのブッチギリが衝撃的だったが、その後の成績が案外な内容。地方競馬の重たいダードが合わないようだ。中央のダートならこの馬のスピードが活きるし、東京の軽いダートはこの馬には向くだろう。そしてこの馬は中京のプロキオンSをブッチギッタように左回りの方が良い。そして何と言っても展開はこの馬には向くのが大きい。逃げ馬に乗った時の武豊騎手のペース判断には一切狂いがない。ここは自信の本命。

 単穴には三頭挙げる。
 まずは2番のユラノト。名前の由来は『百人一首にでてくるこの歌の初句』からきている。ちなみにお母さんはGⅠレースも勝ったコイウタ。何ともロマンチックな馬名と発想力だ。展開からは先行馬が有利な流れになりそうだが、その恩恵を受けるのがこの馬だろう。前走は負けたとはいえ最後に詰め寄って来た内容は能力を感じさせる。しかも今回は再びルメールが騎乗するのは大きなプラス材料だ。位置取り的にはマテラスカイを見ながらレースを進めることができそうなだけに、乗りやすいだろう。本命馬とのマッチレースに持ち込めればチャンスはある。

 次に6番のモーニング。かつてのフェブラリーSの勝ち馬。当時のようなパフォーマンスを期待するのは無理なような気がするが、前走のJBCスプリントを見ている限りではまだまだ元気が一杯だ。その前走はこの馬には距離が短い。この馬はペースの流れに左右されない自在性があるのが良いし、東京1400Ⅿダートコースはこの馬の最も得意とするところ。その相性の良さは3年前の根岸Sの勝ち馬だということから理解できる。斤量は58キロ背負わされるが58キロぐらいは背負い慣れているし、実際に58.5キロでも勝っているのだから心配はいらない。古豪の底力を見せつけるか。

 次に12番のサンライズノヴァを挙げる。東京ダートはとにかく得意。追い込み一辺倒の脚質はかつては取りこぼしも目立ったが、ここに来てその豪脚と能力がようやく一致してきた。東京ダートコースは追い込みが決まりやすい舞台。今回は逃げ馬が強力なだけに差し届かない可能性があるが、東京コースで見せる強靭な末脚は信頼できる。これ以上は評価をさげることはできない。

 △評価ではやはり11番のコパノキッキング。短距離向けの差し馬のイメージであり、今回の1400Ⅿの距離も充分に対応できる。しかし、最後の東京の長い直線で末脚の持続力に疑問を感じる。まだまだ未知の魅力が秘められているので怖い存在だが、ここは歴戦の古豪に分があるとみたい。
 穴候補で9番のワンダーリーデルは押さえたい。ここ2走は3着続きだがそれほど内容が悪いわけではない。立ち回り一つで何とかなりそうなのを取りこぼしている印象がある。今回は相手関係は厳しいが、東京1400Ⅿダートなら2着に飛び込んで着ても驚けない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 16
 2着  1、2、3、6、9、11、12、
 3着  1、2、3、6、9、11、12、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、6、12
 2着 16
 3着 1、2、3、6、9、11、12、15      合計 70点

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競馬 愛知杯予想(2019)

2019年01月25日 | 競馬予想
愛知杯の予想
 毎年荒れる牝馬重賞の愛知杯。ハンデ戦というのも原因として挙げられるが、そもそも大して強くもない馬が人気を背負うのが大きな理由だ。しかも、今年は人気が割れているので人気どころでも配当は結構つきそうだ。そうは言っても毎年軽ハンデの馬が活躍するレース。やっぱりここは斤量に恵まれている馬を本命にしたいところだ。
 展開はランドネが逃げる。どうやらスローペースの流れになりそう。そうなると展開の恩恵を受けるのはランドネということになりそうだが、この馬は2000Ⅿの距離は微妙に長い気がする。そうなるとゴール寸前で軽ハンデ馬の鋭い追い込みが見れることになりそうだ。もちろん俺の本命馬は昨年のこのレースで2着に入っているのに52キロと斤量に恵まれた馬を本命に挙げる。
 ◎ 2 レイホーロマンス
 ▲ 1 レッドジェノヴァ
 ▲ 9 ウラヌスチャーム
 ▲11 ノームコア
 △ 4 コルコバード
 △ 6 レイズアベール
 △ 8 ランドネ
 × 3 ディーエスグライ
 × 7 スカーレットカラー
 ×14 キンショーユキヒメ

 俺の本命は2番のレイホーロマンス。昨年のこのレースで2着だったが、今年はその雪辱を果たす。昨年のこのレースだけでなく中京コースでは良いレースを見せている。牡馬相手の重賞レースも経験を積んでいるし、そこそこ善戦している。2走前のエリザベス女王杯はぶっつけでGⅠレースなので参考外だが、前走は今回と同じ舞台である中日新聞杯で着差は褒められたものではないが、最後の脚は良かった。レースを使って良くなるタイプの馬だから叩き2走目の今回は前走より更に状態はアップしていそうだ。スローペース濃厚のメンバー構成で展開は向くとは思えないが、それでも52キロのハンデなら追い込んでくる。

 単穴には3頭挙げる
 まずは1番のレッドジェノヴァ。前走のエリザベス女王杯ではGⅠレース制覇を期待されていたが、勝った馬が強かったのと内枠が結果的に良くなかった。しかし、昨夏からの活躍は目覚ましいものがある。京都大賞典での2着はこのメンバーなら大いに評価できるだろう。ジョッキーもMデムーロだし、本来は好位でレースができる馬。欠点が見当たらないだけにこれ以上は評価は下げられない。

 次に9番のウラヌスチャームを挙げる。ここに来て連勝中。3走前のローズSは5着とはいえ非常に能力を感じさせたレース振り。その能力が本物であることをここに来ての連勝が証明しているし、斤量も53キロなら妥当なところ。直線の長い中京コースも脚質的に向くように思われるのだが、このメンバーに入るとワンパンチ足りない気がするし、もっと何かハッキリとした恩恵が欲しいところ。しかし、最も勢いがあることを考えるとアッサリ勝たれても驚けない。

 次に11番のノームコア。前走のエリザベス女王杯はスローペースの外枠でレースが難しかった。しかし、意外に差を付けられたのには残念な気もした。好位から立ち回れるレース振りは信頼できそうだが昨年の春の重賞レースで連続で3着というもどかしいレース振りは気になる。一番人気になりそうだが、果たしてそこまで信頼できるものか。まあ、普通に勝てれても驚けないがこういう馬は軽ハンデの馬に取りこぼすことも多いとしたもの。これ以上は評価はさげられないが、毎年荒れるレースだと考えると本命に挙げるにはちょっと不安があるってところだ。

 △×評価は斤量によるハンデ差を考えたら、これぐらいが妥当と思われる。

買い目 三連単フォーメーション
 1着 2
 2着 1、4、6、8、9、11
 3着 1、3、4、6、7、8、9、11、14

買い目 三連単フォーメーション
 1着 1、9、11
 2着 2
 3着 1、3、4、6、7、8、9、11、14       合計 72点
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映画 北ホテル(1938) 昔のフランス映画の良さがわかります

2019年01月23日 | 映画(か行)
 ハリウッド映画のようなテンポが良くてド派手な映画も楽しいが、1930年代から40年代にかけての哀歓を感じさせるようなフランス映画をたまに観るのも、なかなか風流な気分を感じさせてくれて良いものだ。酸いも甘いも知り尽くした大人向けの映画が今回紹介する北ホテル。あの名作グランドホテルはお金をたくさん持っている人が泊まれる高級ホテルを舞台にした映画だったが、こちらは貧しい人向けの安ホテルが舞台。お客さんは近所の人が集まって来て、食卓を囲んでいるがアットホームな雰囲気が漂う。しかし、やはりと言うべきか安ホテルにはすっかり人生に絶望している者や、犯罪者が泊まって居たりする。

 当たり前のことだが、人生なんてものは人の数だけ存在するということが更に理解できるストーリーの紹介を。
 パリのサンマルタン運河の畔に建っている北ホテルにおいて。その夜の北ホテルではお客さんたちが食堂でワイワイガヤガヤ飲み食いしながら楽しい会話が弾んでいた。そこへ若い男女のピエール(ジャン・ピエール・オーモン)とその恋人ルネ(アナベラ)泊まりにきて部屋に案内される。この二人は若いながらも既に人生に絶望しており、心中するためにホテルに泊まりに来たのだ。
 ピエールは持っていた拳銃でルネを撃ち、そして自らに銃口を向けるのだが急に恐ろしくなって自殺するのが怖くなってしまった。隣の部屋にいた身なりの良い渋めのおじさんであるエドモンド(ルイ・ジューヴェ)が銃声を聞いて、部屋に入ってきた。エドモンドはピエールにさっさと逃げるようにアドバイスして去らせる。ピエールは北ホテルを去った後も自殺を考えるが、結局は怖くて死ねず自首する。
 そして、ルネは不幸中の幸いなのか入院先で目を覚ます。彼女は軽傷レベルで済んでいたのだ。ピエールもルネも生き残ってしまい、流石に2人の仲も終わったように思われた。行く当てのないルネは北ホテルで女中として働くようになる。
 ところがそんなルネに惚れてしまったのが、まだ北ホテルに宿泊しているエドモンド。彼にはレイモンド(アル・レッティ)という情婦がいたのだが、何かと面倒くさい彼女とはサッさと縁を切ってルネに近づきたいと思っていたのだが、驚いたことにルネの方もエドモンド事を好きになってしまい・・・

 昔のフランス映画は男女の恋愛関係の描写が優れている映画が多い。時々馬鹿すぎるカップルを見せられることがあるが、本作なんかはバカップルの一歩手前で踏ん張るサジ加減が抜群で、男女の恋愛関係ってこんなもんだよねっと納得できる。男の強がりな気持ち、女性の揺れ動く気持ちの描き方が非常に巧み。恋愛の手引書には全く向かないが、こういう人生を経験している人もきっと居るはずだと思えるの良い。
 そして、ラストの結末が鮮やか。ハリウッド映画ならド派手にお涙頂戴のような感動を煽るような描き方をするところを、観ている者の心に静かに、深く刻み込まれるようなエンディングが全盛期の頃のフランス映画の真骨頂を感じさせる。そして、このエンディングだがハッピーエンドとバッドエンドの両方が同時に描かれているのが良い。
 昔のフランス映画に酔いしれたい人、ハリウッドのド派手な映画に飽き飽きしている人、甘酸っぱい映画を観たいと人、人生経験が豊富な大人向けの映画を観たい人に今回は北ホテルをお勧め映画として挙げておこう。

北ホテル [DVD]
アナベラ,ルイ・ジューヴェ,アルレッティ
IVC,Ltd.(VC)(D)


 監督はマルセル・カルネ。戦前のフランス映画全盛期を支えた監督です。この人の映画は本当に人生の喜怒哀楽を描くの上手い。名作中の名作と言っても良い天井座敷の人々、エミール・ゾラ原作のサスペンス映画嘆きのテレーズ、ジャン・ギャバン主演のボクシング映画われら巴里ツ子、ジェラール・フィリップ主演の記憶喪失ムービーの愛人ジュリエット等がお勧めです。
 
 
 


 

 


 

 


 

 

 
 
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競馬 東海ステークス&アメリカJCC予想(2019)

2019年01月20日 | 競馬予想
 今日は重賞の2レースを予想。どちらも固い決着で決まる予感がします。
東海ステークス予想
 ルヴァンスレーヴの故障でダート界が混戦模様になってきただけに、このレースはフェブラリーSへと向けて注目の一戦だ。そんな中でも現在5連勝中のインティが人気を集めることが確実。実際にこの馬の勝ちっぷりを見るとこの馬を本命にせざるを得ない。
 ◎ 4 インティ
 ▲ 5 スマハマ
 △ 1 グレンツェント
 △ 3 チョウワウィザード
 △ 7 アジュデジール
 △ 8 モルトベーネ
 △ 9 シャイニービーム
 △10 コスモカナディアン
 △11 マイネルバサラ
 × 2 アスカノロマン

俺の本命は4番のインティ。この馬の先行してブッチギッテ勝つ内容が素晴らしい。確かに今回はそこそこの強敵はいるが、この馬のレースが出来ればここも通過点にすぎないだろう。メンバー構成を見ていても先行するタイプの馬が他に見あたらないので、この馬が能力をフルに発揮できそうだ。中京ダートの1800Ⅿは先行馬有利の傾向なのでこの馬には条件がピッタリなのも良い。今までとは相手のレベルが違うが前走ぐらい走れれば今回も勝てる。自信の本命であり、今回はこの馬に逆らえない。

 単穴には1頭だけ挙げる。
 5番のスマハマがチョット不気味だ。骨折明けのブランクがあるだけに割り引いて考える必要があるが、しかし強い世代の馬で順調なら昨年の秋のダート戦線をもっと賑わせていたかもしれない馬。昨年のヒアシンスSの勝ち馬なら4歳世代のダート界ではトップ級の能力があるだろう。もしかしたら未知の大物候補の可能性がある。本命を逆転できるとすれば、この馬しかいないだろう。
 △評価は昨年のような人気薄が突っ込んでくる可能性もあるので幅広くおさえる。

買い目 三連単フォーメーション
 1着 4
 2着 1、3、5、7、8、9、10、11
 3着 1、2、3、5、7、8、9、10、11

買い目 三連単フォーメーション
 1着 5
 2着 4
 3着 1、2、3、7、8、9、10、11             合計 72点



 
アメリカJCC予想
 昨年の3歳世代(現在の4歳世代)はかなりの強い馬が揃っている。アーモンドアイを始め、ルヴァンスレーヴ、ブラストワンピースしかりだ。そしてそんな強い世代の馬として菊花賞馬であるフィエールマンが出走してきて俄然今年のアメリカJCCが注目度が高いレースになった。強すぎる世代の菊花賞馬なのだから、現時点で実は最強馬の可能性すらある。しかし、あまり順調にレースに使えないという不安要素がある。間隔を空けて出走してきても結果をだしてきたから心配する必要はないのかもしれないが、中山2200Ⅿコースは先行馬が力を発揮しやすい舞台。そうなるとフィエールマンが安泰とは言えないのではないか。そして中山コースを得意にしている馬がいるので、むしろそっちの馬に食い指が動かされる。

 ◎ 1 ジェネラーレウーノ
 ▲ 4 フィエールマン
 ▲ 5 ダンビュライト
 ▲ 9 ショウナンバッハ
 △ 6 ミライヘノツバサ
 △ 7 ステインシアトル
 △10 メートルダール
 △11 サクラアンブール
 × 8 シャケトラ

 俺の本命は1番のジェネラーレウーノ。中山コースは滅法走るし、今回の2200Ⅿは得意中の距離と言えるだろう。昨年の皐月賞でみせたハイペースで絡まれながら3着に粘り切った内容は能力を感じさせる。そこそこのハイペースで逃げても粘り抜くレース振りはフィエールマンには強敵だろう。この馬も菊花賞以来の出走となるが休養明けのレースは得意とするところ。フィエールマンの反応が悪かったりすると、この馬が粘り込む。もちろんこの馬は昨年のクラシック戦線は皆勤賞なだけに強い現在の4歳世代においてもトップクラス級の能力を持っている。そして血統背景からも更なる成長が見込める。持ち前の先行力をフルに発揮してこの馬が勝つ。

 単穴には3頭挙げる
 まずは4番のフィエールマン。なんだかんだ言ってもこの馬はこれ以上評価は下げられない。菊花賞で見せた瞬発力は相当な器。今年のGⅠ戦線でも大活躍しそうだ。しかし、先行力よりもラストの切れる末脚が持ち味の馬なだけに取りこぼす可能性はあると思う。それと使い込めない体質なのもちょっと頼りない気がする。このレースに対する本気度がどれほどなのかも気になるところだ。しかし、これぐらいのレース間隔でも菊花賞を勝つぐらいだし、気にし過ぎて馬券圏内から外してしまうのは考えものだろう。しかし、悠長に構えていたり、反応が悪くて動きたい時に動けなかったら先行力のある馬に足元を掬われる可能性はある。

 次に5番のダンビュライトを挙げる。昨年のこのレースの勝ち馬。相性の良いレースならばここはこの馬にとってチャンスだろう。最近は先行力を活かすレースが出来なくて消化不良のレースが続いているが、今回はバッチリと好位でレースが出来れば昨年に続いて連覇できる可能性がある。ステインシアトルジェネラーレウーノが先行する早い流れはこの馬には向くし、時計が掛かるような馬場もこの馬には良い。フィエールマンがもたつくようだとお馬にもチャンスがある。

 次に9番のショウナンバッハを挙げる。前走の走りを見れば、なかなかの能力をもっている。すでに8歳だが体力的な問題はなく、気分にムラがあるのだろう。前走の中日新聞杯は勝つ勢いで追い込んできたのに逆に差し返されてしまうのは気性的な問題を抱えているのだろう。全くアテにできない馬だが外差しの決まるレースも目立っている今の中山コースなら可能性を感じさせる。フィエールマンが普通に走れば適わないが、展開的に差し馬向きの流れになる可能性はあるし、穴をこじ開ける馬としてはこの馬だろう。

買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 4、5、6、7、9、10、11
 3着 4、5、6、7、8、9、10、11

買い目 三連単フォーメーション
 1着 4、5、9
 2着 1
 3着 4、5、6、7、8、9、10、11           合計 70点 
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映画 ドクトル・ジバゴ(1965) 大河メロドラマです

2019年01月18日 | 映画(た行)
 ソ連時代の代表的作家であるボリス・パステルナークの同名タイトル小説の映画化作品が今回紹介するドクトル・ジバゴ。ちなみに小説の方は1957年に出版されているが、自国ソ連においてはその内容がソ連共産党のお偉方の逆鱗に触れて発禁処分になってしまい、外国で先に出版されて人気がでた。
 さて、本作の時代背景はロシア革命の動乱期。皇帝専制か共産主義革命かで揺れ動いていた時代のうねりの真っ只中を医者であり詩人である一人の男であるジバゴの生涯を描いている。このジバゴという男だが、ついつい不倫に走ってしまう以外は優しい気持ちを持っている本当に良い人。しかし、時代の波と厳しいロシアの大自然が容赦なくジバゴに襲い掛かってくる。この映画を観ているとこんな時代のロシアに産まれなくて良かったと自分の運の良さに感謝した。
 
 次から次へと災難ばかりやってくるジバゴの人生から観ている我々は何を感じれば良いのか!それでは三時間を超えるストーリーをできるだけ簡単に紹介しよう。
 幼い頃に両親を亡くしたユーリー・ジバゴ(オマー・シャリフ)は、父の知り合いだという人に引き取られて育ち医者になる傍らとして詩人としても知られるようになる。やがてその娘であるトーニャ(ジェラルディン・チャップリン)と愛し合い結婚する。
 一方で若き女性ラーラ(ジュリー・クリスティ)は母親と二人暮らし。母親にはコマロフスキー(ロッド・スタイガー)という愛人がいたのだがコマロフスキーが狙っていたのはラーラ。ラーラには共産主義に燃える革命に生きようとするパーシャ(トム・コートネイ)という彼氏がいたのだが、コマロフスキーに犯されてしまう。
 ある日のクリスマスの夜のパーティーにおいて。コマロフスキーが居るところにラーラが銃を持って現れる。ラーラはあの時の恨みを晴らすためにコマロフスキーに向けて発砲するが、腕を撃つが命を奪うことができなかった。コマロフスキーの負傷を治療したのがユーリー・ジバゴだった。
 それから数年後、ロシア革命の内戦において従軍看護婦として戦場に参加していたラーラ。そこに軍医として野戦病院にいたのが医者として働いていたジバゴ。ラーラはジバゴのことを全く覚えていなかったのだが、ジバゴはクリスマスの日のことを鮮明に覚えていたので彼女のことを一目でわかった。今では二人とも結婚しており子供もいる身だったのだが、この再会を切っ掛けにして・・・

 実はこの映画はユーリー・ジバゴが出ている場面を含めて全て回想シーン。ユーリー・ジバゴの義兄であり共産党の偉いさんであるエフグラフ(アレック・ギネス)が少女を呼び出して、お前のお父さんは・・・!と詰め寄るが、それは観ている我々も『この女の子は何で?』なんて興味も持たしてくれる。
 しかし、本作の多くの見せ場はジバゴの生き様。ロシア革命の波にさらわれて、次々に悲惨な出来事に襲われながらも人間としての良心を持ち続けることができたのは何故なのか?俺に言わせれば、きっとそれは愛があるからだな。しかし、この世の中において愛をカネで売り飛ばす奴がいるのが本当に嘆かわしい。
 そしてこの映画はデヴィッド・リーン監督の作品なだけに映像が素晴らしい。ロシアの大自然を描きだすだけでなく、列車の中で人がぎゅうぎゅう詰めにされていたり、寒そうな家の中など狭い空間にも配慮されたシーンも注目して欲しいところだ。そして名作には名曲が付きものだが『ラーラのテーマ』の音楽が良い。映画のタイトルは聞いたことが無いという人でも音楽は耳にしたことがあるって言う人は多いはずだ。
 けっこうな登場人物が出てくる割に、幸せそうな人は俺が見たところ出てこないが、バラライカと呼ばれる弦楽器の使い方が上手くて少しばかりの希望を感じさせるのが素敵だ。
 ロシアを舞台にした映画が好きな人、大自然が好きな人、ロシア革命に興味を持っている人、現在不倫中である人・・・等などに今回はドクトル・ジバゴをお勧め映画として挙げておこう

ドクトル・ジバゴ 特別版 [DVD]
オマー・シャリフ,ジュリー・クリスティ,ジェラルディン・チャップリン
ワーナー・ホーム・ビデオ


 監督は前述したようにデヴィッド・リーン。彼の奥行きを感じさせる映像は大画面でこそ観たいと思わせる。そして、不倫映画の傑作が多いのも特徴。彼が描く不倫映画として旅情ライアンの娘をお勧めに挙げておこう。そして、この監督の普及の名作としてアラビアのロレンスも挙げておこう。
 
 


 

 
 
 
 
 
 
 


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競馬 京成杯予想(2019) 固い決着になりそうです

2019年01月13日 | 競馬予想
 3歳クラシックにむけて賞金を加算したいレース。中山2000Ⅿコースで行われるが、なぜかクラシックに直結しないレース。しかし、時には大物が出てきたりするので注意してみる必要はあるだろう。個人的なイメージで実績がそのまま信頼できるレース。今の中山コースは外差しが決まっている傾向なので、ここは前走で鮮やかな差しを決めたシークレットランの1着固定で狙える。

 ◎ 9 シークレットラン
 △ 2 ヒドゥンタイム
 △ 5 ランフォザローゼス
 △ 6 カテドラル
 △ 7 ラストドラフト
 △ 8 カフジジュピター
 △11 リーガルメイン
 × 1 カイザースクルーン
 × 4 マードレヴォイス
 ×10 ナイママ
 ×12 ダノンラスター

 買い目 三連単フォーメーション1着固定
 1着 9
 2着 2、5、6、7、8、11
 3着 1、2、4、5、6、7、8、10、11、12          合計 54点
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競馬 日経新春杯の予想(2019) 本命は簡単に決まりましたが。

2019年01月13日 | 競馬予想
日経新春杯の予想
 伝統の一戦である重賞のハンデ戦。京都外回りコースの2400Ⅿ戦。古豪と勢いのある4歳になったばかり勢いのある若手の戦いだ。毎年勢いのある4歳馬が活躍するレース。昨年は4歳馬が出走していなかったが、今年はデーター的に、そして強い4歳馬の世代だと考えれば、ここは4歳馬を本命にするしかないだろう。そんな中でも4歳馬の大将格はグローリーヴェイズ。この馬についてアレコレと弱点を探してみたが、本命評価から下げる要因が全く見つからなかった。

 ◎ 2 グローリーヴェイズ
 ▲ 4 アフリカンゴールド
 ▲16 ムイトオブリガード
 △ 5 シュペルミエール
 △ 6 サラス
 △10 ルックトゥワイス
 △11 ノーブルマーズ
 △12 メイショウテッコン
 × 7 ガンコ
 ×15 ロードヴァンドール

 本命は2番のグローリーヴェイズ。前走の菊花賞は5着とはいえ、後に有馬記念を勝つブラストワンピースとは半馬身差。ラストの脚は勢いで優っていたぐらいだ。その菊花賞は大外枠、超スローペースなど並みの馬なら惨敗確実の要素ばかり。むしろ菊花賞のレースでこの馬の能力の高さを見せつけたと考えた方が良いだろう。その菊花賞に比較して明らかに今回は条件が好転している。距離の2400Ⅿはよりレースがしやすいだろうし、この内枠は良い。しかもジョッキーのM・デムーロとの相性はぴったりだし、ハンデにも他馬との比較でも恵まれた感すらある。展開もこのメンバーなら平均ペースで流れそうなのでこの馬には絶好だろう。菊花賞から少し間隔があるが、それとて昨年のこの馬の使われ方ならきっちりローテーション通りと言える。能力はあるし、枠順、展開、そしてハンデなどによる不安要素が全くない。ここは不動の本命。

 単穴には2頭挙げる
 まずは4番のアフリカンゴールド。前走の菊花賞では惨敗したが非常にちぐはぐなレース振り。あの大敗で評価を下げる必要はないし、むしろここは昨年の未勝利を勝ってからの成績と内容に評価するべきだろう。勝ったレース内容は本当に素晴らしい。好位にサッとつけて、直線で抜け出す時に軽く仕掛けただけで他馬を引き離してしまうレース振りに相当な能力を感じさせる。菊花賞はジョッキーが3000Ⅿの距離を意識しすぎて本来のレースが出来なかったが、今回の2400Ⅿならこの馬の得意のレースパターンに持っていける。しかもハンデの52キロはこの馬の能力からは相当恵まれた。ドイツのトップジョッキーであるミナリクが乗るのも非常に心強い。ハイレベルの4歳世代のこの馬もこれぐらいの評価は必要だ。

次に16番のムイトオブリガードを挙げる。今年は例年の如く強い4歳馬が4頭出走してくるが、そんな勢いのある若手を迎え撃つ古馬の代表がこの馬だろう。しかし、大外枠は大きなマイナス。しかし、前走のアルゼンチン養和国杯では超スローペースを最後の3ハロンを32.5秒で追い込んできた末脚は侮れない。本来はスタートが良い馬だから前走のレース内容は不完全燃焼と言えるだけに能力をフルに発揮できるようだと4歳馬もまとめて負かしてしまう可能性はある。この大外枠が響いて馬群が固まる外々を回る展開になってしまうと辛いが、縦長の隊列になりそうなメンバーの組み合わせなだけに距離ロスを最小限に止めることができれば、この馬の充実度、前走の内容から古馬の貫録を見せるか。

 △評価では6番のサラス。確実な末脚は京都外回りコース向き。ハンデの49キロはかなり不気味なので2着に突っ込んで来ても驚けない。11番のノーブルマーズはもっと内枠が欲しかったが、宝塚記念で3着に突っ込んできた実力は警戒が必要だろう。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2
 2着 4、5、6、10、11、12、16
 3着 4、5、6、7、10、11、12、15、16

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4、16
 2着 2
 3着 4、5、6、7、10、11、12、15、16            合計 72点


    
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競馬 フェアリーS予想(2019) スピードで押し切れそうです

2019年01月12日 | 競馬予想
フェアリーS予想
 3歳牝馬限定重賞レースの今年の一発目。まだキャリアの浅い馬たちばかりなので重賞レースといえども1勝馬クラスの馬が殆どというメンバー構成。しかも、中山1600Mコースというトリッキーな形態なので予想は難しい。能力のある馬を本命にすれば良いというレースでもなさそうだ。
 キャリアの浅い馬ばかりで、まだ脚質が固まっていないだけに難しいが、とりあえず展開を読む。恐らく逃げるのはデビューからの2戦を1200M戦を使ってきている5番のサンタンデールが枠順的にも逃げるか。しかし、この馬が前走のようにそれほど逃げる気を見せなければ8番のホウオウカトリーヌが逃げる可能性がある。いずれにしろ逃げ争いになることはないだろうし、1000Ⅿ通過が1分を切るか切らないかの平均かそれより遅いペースの可能性もある。ここは先行馬が展開の恩恵を受けそうだ。何かと不安要素が多い3歳牝馬のレースで自信をもって頼れる馬が見当たらないのが現状だが、この時期にしては比較的レース経験が豊富で安定感のある馬を見つけることができたので、その馬を本命に推しておく。

 ◎ 8 ホウオウカトリーヌ
 ▲ 2 アゴベイ
 ▲11 アクアミラビリス
 ▲12 チビラーサン
 △ 3 エフティイーリス
 △ 6 レーヴドカナロア
 △ 9 プリミエラムール
 × 1 フィリアプーラ
 ×13 グレイスアン
 ×16 アマーティ

 本命は8番のホウオウカトリーヌを挙げる。スタートが良く、楽に好位に付けられるスピードはこのメンバーなら一番だろう。それにある程度キャリアを積んでいるのがこの時期のレースでは大きなアドバンテージになりそうだし、成績的に安定感があるのも良い。1200Ⅿ戦を2勝しているように1600Ⅿの距離がどうなのかという不安はあるが、東京の1400Ⅿ戦で2着に負けたが、その時に最速の三ハロンの上りを繰り出しているし折り合いは付くので1600Ⅿがこなせないと思えない。しかも、中山1600Ⅿコースならこの馬のスピードが東京コースよりも活かせそうだ。4コーナーでは余力充分にラストの直線に向いてゴール板まで粘り切る、何回レースのシミュレーションをしてもそんなシーンばかり思い浮かぶ。

 単穴には3頭挙げる
 まずは2番のアゴベイを挙げる。追い込みタイプの馬だが、前走は相当な距離ロスが響いて2着。4コーナーであそこまでスピードを落とす必要があったのか?と思わせるレースだった。その点で今回は北村宏司ジョッキーに乗り替わるのは大きなプラス材料。外を回るレースばかりしているが、そんなレースをしていては勝てそうにないが、この枠順を活かして距離ロスの無いレースをすれば最後の直線で俺の本命馬を抜き去ることができるか。

 次に11番のアクアミラビリスを挙げる。お姉さんはエリザベス女王杯を勝ったり、有馬記念でも2着に食い込んだクイーンズリング。注目の良血馬だ。前走のデビュー戦は素質の高さを感じせる圧巻の走り。もしこれが東京1600Mのコースのような紛れの少ないコースだったら本命にしていた。能力はこのメンバーでは一番だと思うが、デビュー戦で見せたスタートの出遅れは心配。新馬戦だったから二の足を効かせて好位に取り付けたが、今回は前走とは相手もスタートからペースも違うので位置取りが後方になりそうで心配だ。しかし、そんな心配をぶっ飛ばす快走を見せてくれるだけのポテンシャルも感じられるのでこれ以上は評価は下げられない。

 次に12番のチビラーサンを挙げる。ちなみに馬名の由来は沖縄の方言で『きびきびとした、かっこいい』という意味。これからは『チビラーサンですね!』と言われたら大いに喜べばいい。デビュー戦こそスタートはしっかり決めたが、前走は出遅れて後方からのレースを余儀なくされてしまった。しかし、終わってみれば最後は着差をつける余裕の勝利。今回は枠番も偶数の最後の方なので、出遅れずに普通にスタートが切れる可能性が高いと思う。スタートを決めて好位からレースを運び、前走で見せた決め脚を発揮すればここも勝てる可能性はある。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 8
 2着 2、3、6、9、11、12
 3着 1、2、3、6、9、11、12、13、16

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、11、12
 2着 8
 3着 1、2、3、6、9、11、12、13、16             合計 72点

 
 

 
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映画 にがい米(1949) ネオリアリズモの傑作です

2019年01月12日 | 映画(な行)
 戦後のイタリアはナチズム、ファシズムの恐怖から必死で抜け出そうとしていた頃。そんなイタリア庶民の哀歓を現実的な描写で描いた1940年代半ばから1950年代の後半にかけてのイタリア映画の様式をネオリアリズモと呼ぶ。確かにこの時期のイタリア映画は傑作ぞろい。ロベルト・ロッセリーニ、フェデリコ・フェリーニ、ルキノ・ヴィスコンティ、ヴィットリオ・デ・シーカといったイタリアが生み出した世界的名監督達はネオリアリズモから出発した。そんなネオリアリズモの代表的な作品なのが今回紹介するにがい米。イタリアの食い物といえばパスタが真っ先に思い浮かぶが、本作はタイトル名から想像できるように水田の農村を舞台にした映画。イタリアの戦後の映画らしく、貧しさから抜け出そうと苦しみもがく人々の様子が描かれている。そこにはセンチメンタルな感情をいっさい廃しただけでなく、夢も希望も感じられない。
 確かに内容は暗いが、画面を通して目立っているのは当時18歳のピチピチギャルのシルヴァーナ・マンガーノ。服の上からでも爆乳だとわかるド迫力ボディは、日本の巨乳ギャルを見慣れている俺でもビックリするぐらい。自慢のオッパイを揺らしながら踊っている様子は大昔の映画なのに今観てもエロい。

 貧困から安易に抜け出そうとするバカップルから労働の有難さがわかる?ストーリーの紹介を。
 北イタリアのポー川流域において。この地域には毎年出稼ぎに多くの女性がやってくる。その中に紛れて、首飾りを盗んで警官に追われているウォルター(ヴィットリオ・ガスマン)の彼女であるフランチェスカ(ドリス・ダウリング)の姿もあった。フランチェスカはウォルターから首飾りを預かっていたのだが、その高級そうな首飾りに目がくらんで彼女に近づいてきたのが爆乳娘のシルヴァーナ(シルヴァーナ・マンガーノ)。後からウォルターがやって来たのだが、なんとシルヴァーナはウォルターを好きになってしまい更には彼の米盗みの計画に加担してしまうのだが・・・

 いつの間にか三角関係、四角関係になっているように見えたが、盗むことばかり考えている奴がモテる理由がわからなかった。そんなことで悩んでしまったらこの映画の凄さに全く気がつかない。いつも胸のデカさに目が行ってしまって、女性の内面の美しさに気が付かないことが多い俺だが、本作には大いに感動させられた。それはきっと労働で得たお米の大切さがよくわかったからだろう。
 それにしてもイタリアのネオリアリズモの作品には日本人にも大いに共感できる内容が込められていることが多い。まさかイタリアの映画からお米の大切さを教えられるとは夢にも思わなかったが。
 力を合わせて目的に向かって働く姿には感動できるし、明日からは御飯を食べる時は一粒も残さないぞ!と思えるし、最後の方はちょっとした激しいアクション映画を観た気分になれる映画にがい米を今回はお勧め映画として挙げておこう


にがい米 [DVD]
ヴィットリオ・ガスマン,ドリス・ダウリング,シルヴァーノ・マンガーノ,ラフ・ヴァローネ
ジュネス企画


 爆乳が素敵なシルヴィア・マンガーノ。もう少し年齢を重ねた頃の映画ではルキノ・ヴィスコンティ監督のベニスに死す家族の肖像でも印象的です。


 

 

 

 

 


 

 
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競馬 シンザン記念予想(2019) ここは牝馬がねらい目です

2019年01月06日 | 競馬予想
 まだ3歳の若駒が出走するマイル戦。過去には多くの名馬を輩出したレースであり、昨年はアーモンドアイが規格外の強さを見せつけたようにクラシックにもつながるレースとして注目だ。昨年のアーモンドアイを始め、シーキングザパール、ジェンティルドンナなど名牝と呼ばれた馬たちが勝っているように牝馬の活躍が目立つレース。まだキャリアの浅い3歳馬たちのレースなだけにわからない部分もあるが、このメンバー構成をみたところ頼りになりそうな牡馬が見当たらない。ここは昨年の例からも牝馬を狙いたくなる。
 展開がけっこう難しいのだが、ニホンピロヘソンが前走のようなイレ込みがなければ逃げるか。この馬が逃げれば確かに怖いが、昨日のレースを観たところ京都開幕週にしては、かなり時計が掛かっているし外を回った差し馬も勝っているように、逃げた馬が馬場の恩恵を受けることはなさそうだ。頭数もそれほど多くないし、馬場も時計が掛かるので差し馬の台頭があり得るか。
 さて、改めて出走メンバーを見渡せば俺の願いにかなった馬がいた。未知の能力を秘めていそうな牝馬が本命だ。

 ◎ 9 パッシングスルー
 ▲ 3 ハッピーアワー
 ▲10 ミッキーブリランテ
 △ 2 ヴァルディーゼル
 △ 4 ゴータイミング
 △ 5 アントリューズ
 △ 6 ドナウデルタ
 △ 7 ニホンピロヘソン
 × 1 マイネルフラッグ
 ×11 ショドウスケイプ


 俺の本命は9番のパッシングスルーだ。まだ1戦1勝の経験の浅い牝馬だが、そのデビュー戦は能力を示した1戦だった。超スローペースを大外を回って勝った内容は大物感があるし、その時に同じく出走した馬たちの2~3着馬がその後に勝ち上がってるようにレベルの高いレースだった。関東からの遠征、経験の浅さなど脆さを出してしまう可能性があるが、むしろジェンティルドンナ、アーモンドアイのような歴史的三冠牝馬の強さをこの馬から期待したい。

 単穴候補には2頭挙げる
 まずは3番のハッピーアワーを挙げる。もう5戦も消化しており色々な距離、コース、重賞を経験しているだけに安定感はある。前走のデイリー杯2歳Sでは直線だけの前残りのレースを最後方から3着に追い込んできた内容は評価はできる。その時に勝たれた馬が後のGⅠホースになるアドマイヤマースだから、このメンバーの中でもレベルの高い相手とレースをしているのは大きな強みだ。その前走は初の1600Ⅿの距離を考えて、ジョッキーが慎重に乗り過ぎた感じもあるが、今回は距離も2回目で1600Mもこなせることがわかった。今回持っている能力をフルに発揮できれば本命を逆転できる。

 次に10番のミッキーブリランテを挙げる。ちなみにこの馬のお父さんはダービー馬であるディープブリランテ。本馬を管理する矢作調教師をダービートレーナーにした馬だけに、その子供の馬ならば調子も気合が入っているだろう。デビュー戦は2着に敗れたとはいえ一頭だけ違う脚で追い込んできた。そして前走では好位追走から楽に抜け出したように成長ぶりを見せつけた。好位からレースを運べるのは強みだし、さらに成長していればこのメンバら勝てるチャンスがある。

 △はパンチ力は無さそうだが2着ぐらいなら来てもおかしくない馬を選びました。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 9
 2着 2、3、4、5、6、7、10
 3着 1、2、3、4、5、6、7、10、11

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 3、10
 2着 9
 3着 1、2、3、4、5、6、7、10、11             合計 72点

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映画 フロスト×ニクソン(2008) 世紀の対決です?

2019年01月05日 | 映画(は行)
 歴史に残る世紀の戦いと聞いて、パッと頭に浮かんだのがアントニオ猪木VSモハメッド・アリの異種格闘技戦。凡戦だったと評価されることが多い戦いだったが、現在に至る格闘技戦の方向を示した歴史的な戦いだったことに異議はないだろう。さて、今回紹介する映画フロスト×ニクソンも世紀の対決と呼ぶに相応しいバトルを見せてくれる。ちなみにニクソンとはアメリカの歴代の大統領のひとりとして有名だが、フロストとは一体誰なのか?
 とりあえずリチャード・ニクソンのことを全く知らない人のために少々説明をしておくとウォーターゲート事件によって、アメリカ史で唯一任期途中で失職した大統領。
 そして、もう一つ有名なのが現在においても最も人気のある元アメリカ大統領ジョン・F・ケネディと繰り広げた大統領選挙戦。彼らの討論会の様子をラジオで聴いていた人は明らかにニクソンの勝利を確信していたようだが、一方でテレビを観ていた人には、ニクソンのテレビ映りの悪さに愕然とさせられ、結局そのことが原因で僅差でニクソンはケネディの後塵を拝することになってしまう。
 そんなわけで何かと負のイメージが強く、歴代の中でも最も不人気な大統領として有名。しかし、泥沼にはまってしまったベトナム戦争からの完全撤退、ソ連や中国といった共産主義国家との外交、変動為替相場制を取り入れる等、非常に歴史的意義の高い政策を実行した大統領として評価されている面もある。そのような知識を予め得ておければ、本作はより一層面白く観ることができる。
 一方、フロスト(デービット・フロスト)って誰?と思う人が殆どだと思うが、イギリスやオーストラリアで主にバラエティ番組の司会をしていたイギリス人タレント。そんな彼がアメリカ進出の野望を叶えるため、ニクソン元大統領から失言を引き出そうと果敢にテレビ番組用のインタビューを行ったストーリー。前半はチャラいだけのテレビタレントが思い付き同然でニクソン元大統領に戦いを臨むのだが、これが身の程知らずも良いところで無謀という二文字が直ぐに俺の頭の中をよぎった。フロストVSニクソンを世紀の対決と煽ってしまった自分が恥ずかしい。
 
 元アメリカ大統領とテレビタレントが対決する歴史的インタビューの様子を描いたストーリーの紹介を。
 1974年、リチャード・ニクソン(フランク・ランジェラ)はウォーターゲート事件において、法廷に立つことも無く疑惑を国民に残したままでアメリカ大統領を辞職する。その時、イギリスのテレビ番組の司会者であるデービット・フロスト(マイケル・シーン)は、これはチャンスとばかりにニクソン元大統領へインタビューを試みようとする。ニクソン元大統領をテレビ番組でインタビューして、アメリカ国民にニクソン大統領の嘘っぱちを見せつけて、フロスト自身はアメリカ進出への野望を果たそうとしていたのだ。
 一方、ニクソンも政界復帰への意欲を失っておらず、このインタビュー番組をチャンスと捉えてフロストの申し込みに応える。ハッキリ言って百戦錬磨のニクソンにとってはフロストなんかはショボすぎる相手。実際にインタビューの第一ラウンドではニクソンはフロストをいとも簡単に軽くあしらい、フロストも目の前の相手がとんでもない大物だということに気付くのだが・・・

 本作は実話。1977年のテレビ番組でインタビュー番組が放映されている。フロストがニクソン元大統領にインタビューして、それをアメリカの三大ネットワークに売り込もうとするのだが、アメリカ人にとって全く誰だかわからないようなイギリス人司会者の番組にカネを出そうとする奴なんかいるわけがない。本作の中でもニクソンの情報を探しながら、資金集めに奔走する場面が描かれているが、結局は自腹を切ってニクソン陣営にギャラを払い、自主制作番組になってしまう。
 しかし、本作を観ていても大統領として君臨した男の凄さを感じることができる。彼にすれば、どこの馬の骨かわからないような人物からのインタビューを利用した論戦に対し、堂々と受けて立つあたりは政治家としてのプライドを感じさせる。俺の知っている政治家の中には議論から逃げてばかりで、しかも反論できないとわかれば何故かキレてしまう政治家としてのプライドが全くない奴がいる。どれだけギャラを積まれたからと言っても、この映画のニクソンからは政治家としてのあるべき姿を見せてくれる。
 しかし、ニクソンに訪れる運命は今回もメディアによって負けてしまうという皮肉な結果。相手をフラフラになるまで追い込んだのに最後の最後に、しくじって負けてしまうあたりは、まるでケネディとの大統領選挙の再現を思わせ、ニクソン大統領も普通の人間だということを感じられる。インタビューを舞台にした論戦ではあるが、そこそこ緊迫感のある戦いを観ることができるし、戦いの後に訪れる爽やかな感動が非常に心地良い。
 ニクソン大統領に全く興味がないという人以外に今回はフロスト×ニクソンをお勧め映画として挙げておこう

フロスト×ニクソン [DVD]
マイケル・シーン,フランク・ランジェラ,ケビン・ベーコン
ジェネオン・ユニバーサル


 監督は最近はトム・ハンクスを主演にしたダヴィンチ・コード等のロバート・ラングドン教授が活躍するシリーズでヒットを飛ばしているロン・ハワード。彼のお勧め映画としてトム・ハンクスがまだコメディ路線を突っ走っていた頃のスプラッシュを挙げておこう。

 

 

 
 
 
 
 
 

 
コメント (3)
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