宝塚記念予想
今回はゴールドシップの同一GⅠレースの三連覇の偉業がかかる。もしも達成できればこれは大記録。そんな歴史的瞬間を見ることができるのか?またはメジロマックイーンやデュランダルやジェンティルドンナのような名馬が沈んでしまったようにゴールドシップも同じ轍を踏んでしまうことになるのか?
展開だが確たる逃げ馬がいないが陣営が理想はハナと言っている3番のネオブラックダイヤが逃げるか。そして2番手にカレンミロティックが続き、前半はスローペース。しかし、問題はゴールドシップの動き。1コーナーまでに好位に取り付くのか、それとも3コーナー手前から早々に進出開始するのか?この馬の出方によってはレースの流れ、展開が大きく変わる。
前走の天皇賞(春)はかなり破天荒なレース振りで制したが、今回はどのようなパフォーマンスを見せてくれるのかに期待したいが、競馬の常識から考えると三連覇なんかは無理。ここは三連覇に待ったをかけるだろう馬を本命に選びたいところだ。
スローペース確実なだけに先行馬を中心に狙っていきたいが、今回の舞台である阪神内回りコースは最後の直線は短いが、小回りコースでも無いので少しでも展開が紛れると差し馬にもチャンスのある舞台。5番のカレンミロティックはできればゴールドシップより早め早めで動きたいだろうし、勝負どころではかなりの動きがありそうだ。そして今回の阪神開催だがけっこう外からの差しが決まっている。開幕週の重賞レースであるマーメイドSもペースが遅かったのに、外から差してきた馬が上位を占めた。有力馬が早めに仕掛けるようだと、流れが差し馬に向きそうだし、スローペースになっても瞬発力を活かせる馬が外から差してくる。そうなると最後の3ハロンの脚で31秒台を記録した末脚を持つ馬を本命にしたい。
◎ 8 ディアデラマドレ
▲ 5 カレンミロティック
▲13 ラキシス
△ 2 トーセンスターダム
△ 6 デニムアンドルビー
△11 ヌーヴォレコルト
△15 ゴールドシップ
△16 ラブリーデイ
× 3 ネオブラックダイア
× 7 ワンアンドオンリー
俺の本命は8番のディアデラマドレ。去年の夏ごろから見せた末脚は本格化を告げた。今年に入ってマイル(1600M)の距離を使われているが、スタートが悪かったり、ペースに付いていけなかったりで最後は追い込んでくるものの見せ場のない敗退続き。しかし、この馬にはマイルの距離が忙しいのは明らか。むしろ今回の中距離の方が楽についていけるし、この距離なら中団かそれよりやや後方。ここ2戦のように位置取りが相当後ろにならなくて済むだろう。そしてこの馬の阪神コースは3戦3勝とパーフェクト。2200Mの距離も昨年のエリザベス女王杯は3着だったが、1、2着馬は内の伸びる馬場で、しかも難なく捌いてこれたことを考えると、むしろこの馬の能力を充分に見せ付けたと言ってもいいだろし、持っている能力はGⅠ級に限りなく近い。ゴールドシップは早めにロングスパートを掛けるのならば、この馬には良い。スローペースになった時はマイラーズCで見せた31秒台の鬼脚が炸裂しそうだ。白い怪物の三連覇の偉業を阻止するのはチョッとばかし人気薄のこの馬だ。
単穴には2頭挙げる。
まずは5番のカレンミロティック。去年のレースでは2着に食い込んでいるように能力は示しているが、海外遠征で好走し今ではGⅠ制覇を成し遂げるところまで近づいている。状態は昨年よりは良い。前走の天皇賞(春)は上手く立ち回ったが、最後は距離の壁に泣かされた感がある。しかし、今回はこの馬にとってはベストの中距離だし、展開的には好位抜け出しのこの馬に向く。過去にはGⅠレースを制覇したことがあるのは宝塚記念しか勝っていない馬が多いが、そんな系譜を継ぐ馬がもしかしたらこの馬かもしれない。
もう1頭の単穴が13番のラキシス。昨年のエリザベス女王杯では完璧なレースで立ち回ったヌーヴォレコルトを力で捻じ伏せたが、更なる成長を感じさせたのが今年に入ってからの大阪杯。タフな馬場をこなし、キズナに引導を渡したレース振りは凄みを感じさせた。距離、阪神コースに不安はないし、しかもルメール騎手は過去のGⅠレースで大物食いを見せてきた。牝馬とはいえ牡馬との対戦も多く、昨年の有馬記念でも6着とはいえ勝ち馬のジェンティルドンナからは0.2秒差。今回人気しているゴールドシップとは0.1秒差。力は互角と言っても良いぐらい。当然ながらこの馬が勝つ可能性はある。
買い目 三連単フォーメーション
1着 8
2着 2、5、6、11、13、15、16
3着 2、3、5、6、7、11、13、15、16
買い目 三連単フォーメーション
1着 5、13
2着 8
3着 2、3、5、6、7、11、13、15、16 合計 72点
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