褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

競馬 天皇賞(秋)(2022)

2022年10月30日 | 競馬予想
天皇賞(秋)予想
 なかなか面白いメンバー構成なのでじっくりと俺の予想の考察を述べたいのだが、所用で忙しいので印と買い目のみ。

 8 ◎ シャフリヤール
 1 △ マリアエレーナ
 2 △ カラテ
 3 △ パンサラッサ
 5 △ ダノンベルーガ
 7 △ イクイノックス
 9 △ ジャックドール
14 △ ユーバーレーベン

買い目 馬連1頭軸流し 
 軸 8
相手 1、2、3、5、7、9、14      合計 7点




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映画 キング・オブ・コメディ(1983) 映画史に遺る最強コンビの傑作

2022年10月27日 | 映画(か行)
 映画史においてよく監督と俳優の名コンビによる作品が多々ある。我が日本においては黒澤明監督と三船敏郎、小津安二郎と笠智衆なんかはその代表であり多くの傑作を生んできた。映画の都ハリウッドでいえば、ジョン・フォード監督とジョン・ウェインのコンビなんかは多くの傑作、名作を生みだしてきた。そんな名コンビでも、たまに失敗作を作ってしまうことがあるが、マーティン・スコセッシ監督と名優ロバート・デ・ニーロのコンビは、名作ばかりで外れがない。特にこのコンビは人間の狂気をあぶり出す作品を多々生み出し、まさに一時代を築いた名コンビと言えるだろう。そして、今回紹介する映画キング・オブ・コメディだが、タイトルだけ聞くと笑えるコメディかと思えたりするが、実は本作こそ人間の狂気をあぶり出し、そして欲望を描き出した傑作だ。
 まあ、俺なんかは目立たないようにコッソリと生きていることに満足しているタイプの人間だが、この世の中には目立ちたがり屋で、必死で寄付金を募ったり、ピンハネをしたりして自分の飲み代にしようとしている馬鹿を見かける。私利私欲に走る人間の愚かさを目の当たりにして、ひたすら驚くばかりの今日この頃だ。

 さて、この世の中には売れない芸人なんか数多と存在するが、売れたいがために狂気に走ってしまう中年芸人のストーリーの紹介を。
 売れない34歳のコメディアンであるパプキン(ロバート・デ・ニーロ)は何とかして自分を売り込もうと、有名コメディアンであるラングフォード(ジェリー・ルイス)に、あの手この手を使って近づこうとするが、突きっ放されてばかり。
 どうしても売れたいパプキンは、ついにラングフォードを拉致して、放送局を脅し、番組に出演してネタを披露することに成功するのだが・・・

 前述した目立ちたがり屋と、この売れないコメディアンの共通点は妄想が大きすぎること。前述した俺の知っている目立ちたがり屋は、偉そうなことばかり言っているが、すっかり本性がバレて仲間がドンドン減るばかり、もしかしたら今でも自分は人気者だと勘違いしているかもしれない。
 しかし、本作のロバート・デ・ニーロ演じる主人公の誇大妄想っぷりも半端ない。拉致するまでに数々の迷惑行為を行っているのだが、コメディアンのくせにシャレが全くわかっていないことに俺はドン引きしたと同時に笑えた。本作を観れば妄想は狂気を呼び覚ますことが理解できる。俺の近くにも妄想に憑りつかれている奴が居るので、俺も被害に遭わないように気をつけないといけない。
 本作品はそれほど怖さは感じないが、古い映画でありながら今でも通じる部分はある。しかし、今なら自分を売り込む方法としてSNSの活用があるし、実際にその活用によって人気歌手がたくさん誕生した。とにかく時代を経ても変わる物があったり、変わらない物があることを再認識させられた映画である。
 なんだかんだ言ってもタイトル通り笑えるシーンもあったり、犯罪映画でもあり、けっこう人を選ばずに楽しめる映画。名監督と名優のコンビによる傑作作品として今回はキング・オブ・コメディをお勧め映画として挙げておこう

 監督は前述したマーティン・スコセッシ。ロバート・デ・ニーロとのコンビ作品ではレイジング・ブルミーン・ストリートタクシー・ドライバーケープ・フィアカジノがお勧め。ロバート・デ・ニーロが出演していない作品ではアフター・アワーズがお勧めです。
 

 

 









 
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競馬 菊花賞の予想(2022)

2022年10月23日 | 競馬予想
菊花賞予想
 今年の菊花賞は皐月賞、日本ダービー馬の連対馬が不出走。何とも寂しいメンバーになったが、出走馬のバランスは取れていてなかなか面白いレースが見れそうだ。阪神内回りコースの3000Ⅿコース行われるが、やはり内回りなだけに先行馬が有利。しかも逃げそうな馬も6番のビーアストニッシドぐらいしかいないのでペースはスローペースになりそうだ。しかし、13番のディナースタの出方が気になる。この馬が今までのように捲る競馬に出ると差し馬にもチャンスが出てくるか。結局は展開を考えても難しいが、ポイントは阪神内回りコースだということ。何回もコーナーを回るコースなだけに外を通る馬は相当な距離損を強いられる。長丁場の3000Ⅿのレース。インをコースの好位で脚を矯めて出来るレースをする馬には絶好。と言うわけで俺の本命馬は最内枠のこの馬だ。

◎ 1 ガイアフォース
△ 3 プラダリア
△ 4 ポルトグフーシュ
△ 5 ヤマニンゼスト
△ 8 マイネルトルファン
△11 ドゥラドーレス
△12 ヴェローナシチー
△14 アスクビクターモア
△16 フェーングロッテン
△17 ジャスティンパレス

 俺の本命は1番のガイアフォース。絶好枠を引いたし、前走のセントライト記念でアスクビクターモアを競り落とした内容は圧巻。このメンバーで春一番の実績馬を打ち破ったのだからこの馬の能力の高さを認めるところだろう。能力的には心配ないし、スライドの大きい走りっぷりから3000Ⅿは望むところ。サッと好位をとれるレースセンスも良い。心配なのは前述した13番のディナースタが早めに捲ってきたときに、内で押し込められて追い出しが遅れること。しかし、今や松山ジョッキーは信頼できるし、阪神の内回りコースならこの馬なら早めに動いて後続を追い込みを抑え込むことができそうだ。迷いなく本命。

 △は前走の内容の内容、実績を中心に選択する。

買い目 馬連軸1頭流し
軸  1
相手 3、4、5、8、11、12、14、16、17   合計9点

 
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競馬 秋華賞予想(2022)

2022年10月16日 | 競馬予想
秋華賞の予想
 今年の秋華賞の注目はスターズオンアースの三冠牝馬なるか。どうやら調教の動きは申し分いが、オークス後の両足前骨折明けというのはどうか?個人的には非常に本命にはし難い状況だ。まあ、オークスの内容からここでも圧勝してもおかしくないが、右回りはけっこうモタレルのでその点でも不安。名手ルメールがどう克服するかだが、しかし今回は色々と困難な状況を克服しなければならない。
 さて、メンバーを見渡すと内からタガノフィナーレラブパイローが逃げそうだし、しかも外からブライトオンベイスだが、短距離でも逃げるなど早い。もうこれはハイペースだろう。ここは差し馬を狙いたいところだ。
  
◎ 8 ナミュール
▲ 1 ウインエクレール
▲ 2 ライラック
▲ 5 ストーリア
▲ 7 スタニングローズ
▲ 9 スターズオンアース
▲10 アートハウス
▲11 エグランタイン  
▲12 ウォーターナビレラ
▲16 プレサージュリフト

 俺の本命は8番のナミュール。強烈な末脚はハイペースの展開を利するか。オークス以来のぶっつけ本番だが、休養明けでも走れる馬だからこれはマイナスにならない。舞台は阪神内回りで、外回りよりラストの直線が短いのは少し残念だが、阪神内回りだと言っても小回りコースではないので、差しはかつて秋華賞が行わていた内回りコースより利きやすい。しかも、最後の直線のラストの坂があるのはこの馬にはプラスだ。この馬が三冠牝馬達成に待ったをかける。

買い目 馬連1頭軸流し
軸 8
紐 1、2、5、7、9、10、11、12、16          合計 9点
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映画 勝手にしやがれ(1959)ジャン=リュック・ゴタール監督の長編デビュー作にして最高傑作 

2022年10月12日 | 映画(か行)
 先日ヌーベルバーグの最後の生き残りであるジャン=リュック・ゴタール監督が91歳で亡くなった。他にも面白い映画があったと思うのだが、やっぱり彼を有名にし、最高傑作といわれるのが、今回紹介する映画勝手にしやがれ。元々は映画批評家から出発したのだが、映画を自分で撮ってみたいとの熱い想いが本作を産んだ。ジャンプカットと呼ばれる編集技術は当時の映画界を驚きの渦に巻き込み、街に飛び出してのロケ撮影は当時の映画では珍しくあり新鮮さを与え、そして破滅へ向かって一直線に進む刹那的に生きるジャン=ポール・ベルモンド演じる青年の主人公象は、その後の映画の主人公のあり方にも大きな影響を与えた。そして、主人公が画面越しに観客へ語り掛けるなど、従来の映画の作り方に対して革命を起こしたのが本作。
 これまでの映画の既成概念をぶっ壊し、当時の映画ファンは困惑しながらも大絶賛し、今でも名作として誉れ高い。しかしながら、本作が公開されてから60年以上経った今となっては、果たして本作を初めて観る人はどう思うだろうか?ハリウッド映画の大金を使ったアクションやアドベンチャー映画を見慣れた人が観ると、少しばかりどころか大いに不満を持つ人も出てくるかもしれない。

 さて、早速だがヌーベルバーグの決定打とも言うべき作品のストーリーの紹介をできるだけ簡単に。
 日常茶飯事に車泥棒を繰り返すミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)だが、盗んだ車で飛ばしている時に白バイ警官に追いかけられる。しかし、ミシェルはたまたま持っていた銃で警官を射殺して逃亡。そのままパリに向かって、数日前に仲良くなったアメリカの留学生であるパトリシア(ジーン・セバーグ)と再会し、一緒にイタリアへ逃亡しようとする。仲間から金を返してもらって早くパリを脱出したいミシェルと、記者として成功するためにパリに居続けたいパトリシア。将来に対する考え方の違う2人だったが、燃え上がった愛はパリからイタリアへ向けての逃避行になるはずだったのだが・・・

 愛し合った男女の逃避行の話であり、当時にしてもそれほど珍しい題材ではない。むしろストーリーよりもその撮影方法に当時の人は驚いた。本作でよく言われるのは前述した編集技法であるジャンプカット。正直なところ個人的にはそれがどうした!って感じ。むしろ俺なんかは編集に失敗してるんじゃねぇ、何て勘違いしてしまった。
 それよりも俺が最も面白く思ったのが街中のロケ撮影。ベルモンドとセバーグが街を歩いていたりするシーンの周りの人があからさまに振り向いたり、驚いたり、背中を撃たれてフラフラになりながら走っているベルモンドを通行人がビックリして見ているのに笑えた。また全く関係のない通行人が明らかに撮影カメラに気を取られてたリしていて、そのような適当かつアマチュアっぽさが俺にはウケた。
 男女の会話がずれていてグダグダだったり、その内容も言葉遊びみたいなのが入ってくるが大して笑えないし、また会話のシーンが長すぎたりでダレてしまう人もいるだろう。なんだかくだらないシーンが多いと思いきや、所々では面白いシーンも入ってくる。後半は結構楽しいシーンが多かったような気がする。最初の方でたまたま持っていた拳銃で警官を殺したのと対比して、ラストは拳銃を持たされたせいで撃たれる羽目になってしまうのだが、その辺りはけっこう笑えたし、ゴタール監督の非凡さを感じさせる。
 最初から最後の最後までかみ合わない男女の会話、ダレてしまいそうなくだらない会話があったりするが、ジャンプカットによる副次的産物のおかげで妙にテンポが良かったり、突発的なシーンが多く出てきたりで、映画史に遺る金字塔的な作品ではあるが、なんだかド素人が映画を撮ったらこんな失敗作品が撮れてしまうのかなんて俺は思ったのだが、俺の持っている感覚を超えた作品なんだろうと思う。
 そもそも当時のゴタールは金を持っていないから映画を撮ろうとするのが無理があった。しかし、世の中は何が成功するかわからない。本作がまさかヌーベルバーグの決定打になり、この作品以降はジャン=リュック・ゴタールは売れっ子の花形監督になるのだから何が幸いするかわからない。ある意味では本作が登場するまでフランス映画がいかにマンネリ化に陥っていたかわかるとしたものだろう。
 ジャン=リュック・ゴタール監督の名前をニュースで初めて聞いた人は、まずは本作から観ることをお勧めする。これ以降の作品は殆どが本作の特徴を継承しているからだ。ゴタール監督の映画をこれからドンドン観たい人にはまずは映画勝手にしやがれを見ることをお勧めする。

 ジャン=リュック・ゴタール監督のお勧めだが正直なところ観る人を選ぶが、本作が面白いと思った人には女と男のいる舗道気狂いピエロは楽しめるか。個人的にはゴタール監督がやりたい放題で撮ったようなウイークエンドは面白かった。











 
 
 
 
 








 
 
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競馬 スプリンターズSの予想(2022) 内枠の馬が怖い

2022年10月02日 | 競馬予想
スプリンターズSの予想
◎ 13 メイケイエール
〇  1 テイエムスパーダ
▲  7 ウインマーネル
▲  9 ナムラクレア
△  2 ジャンダルム
△  6 ナランフラグ
△ 11 トゥラヴェスーラ
× 12 ヴェントヴォーチェ
× 15 シュネルマイスター 

能力は圧倒的に13番のメイケイエール。本命は迷わなかったが、現在の中山コースはインコースを通る馬が相当有利。1番のテイエムスパーダはこの枠なら一目散に逃げる。しかも無理して追いかける馬もいないのでこの馬の一発があっても驚けない。そういう意味では2番のジャンダルムも警戒は必要だろう。

買い目 三連単フォーメーション
1着 13
2着  1、2、6、7、9、11、
3着  1、2、6、7、9、11、12、15

買い目 三連単フォーメーション
1着 1、7、13
2着 13
3着 1、2、6、7、9、11、12、15

買い目 三連単フォーメーション
1着 1
2着 2、6、7、9、11
3着 13                     合計 68点



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