ジャパンC予想
今年は日本の馬が弱いという評判が世界で流れてきて、大物外国馬の参戦が噂されていたが結局は、そこそこの実績のある馬が4頭だけ参戦という寂しいメンバー構成にになった。日本馬は体は筋肉でムキムキで身体能力は抜群だが、頭の中まで筋肉で固まっているような白い怪物ゴールドシップや他にも現役最強馬の誉れ高いラブリーデイ、牡馬顔負けの末脚の破壊力を持つ牝馬2頭が出走するなど日本馬は最高メンバーが揃った印象がある。
しかし、今年の外国馬はなかなか侮れない馬ばかり。どの馬も3着ぐらいに食い込む能力はあると思う。さて、最近はすっかり俺の読みが外れている展開予想だが、外国馬がメンバーに入っているとなかなか展開の読みが難しい。大方の予想ではドイツ馬のイトウが逃げると考えられているが、俺の見解では日本の競馬のレースで逃げられるほどのスピードがあると思えないのだが。だいたい外国人ジョッキーはあんまり逃げるのがいないからね。スタートさえ良ければゴールドシップが逃げる可能性があるし、最内枠のラブリーデイも抑えることができなければ逃げてしまう可能性がある。しかし、日本を代表する2頭だが逃げて持ち味が出るタイプにも思えない。もしかしたら他の馬が逃げるかもしれない。いずれにしろ1000M通過が1分1秒を超えるスローペースが濃厚。ジョッキーがいかに馬とスムーズにコンタクトが取れるかの折り合い勝負、そして長くて直線の長いタフなコースで活きるのが瞬発力のある馬。それとやはり展開的には逃げる馬、好位で立ち回れる馬が向くだけに展開の利点を活かせる馬にも注意が必要だ。
それにこのレースは斤量で恵まれる3歳牝馬がデーター的にはかなりの狙い目、おお~、俺の今回の狙い目に殆んど合致する馬がいるではないか!
◎ 11 ミッキークイーン
▲ 1 ラブリーデイ
▲ 16 カレンミロティック
△ 6 ラストインパクト
△ 10 サウンドオブアース
△ 13 ヒットザターゲット
△ 15 ショウナンパンドラ
× 2 トリップトゥパリス
× 8 イラプト
× 14 イトウ
× 16 ナイトフラワー
人気しそうでいらない馬
12 ゴールドシップ
俺の本命は11番のミッキークイーン。3歳世代の牝馬の争いでは、オークス、秋華賞を制し完全にトップに立った印象があるが、今回のジャパンCにおいては牝馬の枠を超えて、現役最強馬に名乗り出るだろう。オークスを制した強烈な末脚の破壊力は文句なし、そしてデビューから手綱を取っている浜中ジョッキーとのコンビも心強く、スローペースでも折り合いに苦心しないところが非常に推したい部分だ。前走の秋華賞でも大外から中団のポジションを取りに行けた自在性は、他のジョッキーが馬の折り合いに集中しそうな中でかなりのアドバンテージ。3歳牝馬で最強のこの馬にとって斤量の53キロはかなり恵まれている。ここ数年間競馬界に続いていた牡馬を蹴散らす女傑の系譜を継承するのはこの馬であることを、今回のジャパンCで証明する
単穴には2頭挙げる。
まずは1番のラブリーデイ。今年になって一躍ブレイクし、今や現役最強馬であることを前走の天皇賞(秋)で証明した感すらある。枠も良いし、瞬発力勝負にも対応できることはこの秋の2戦で証明済み。マトモに能力を出せればこの馬が勝つだろう。しかし、前走の天皇賞(秋)はスローペースに苦心し、前半はかなり折り合いに苦心した。今回は前走より更に距離が400M伸び、更に遅いペースが考えられるだけに、かなり折り合いに苦労しそうだ。スタートは上手い馬だが、逆にそれが裏目に出てジョッキーが抑えられずに逃げてしまう可能性があることがかなり心配だ。どれか馬が逃げてくれたり、なんとか折り合いをインの好位でつけられれば、充分に圧勝する可能性はある。不安面はあるがマトモに能力を発揮すればこの馬の圧勝もありえる。
もう1頭が16番のカレンミロティック。前走の天皇賞(秋)はジョッキーの乗り替りの不運もあり、2000Mの距離での瞬発力勝負はこの馬には向かなかった。結果的に内枠で自ら動けない枠もよくなかった。今回もスローペース確実だが、今回は距離も2400Mもあるし、勝負所で動けやすそうな外枠もこの馬には良いだろう。メンバー的にこの枠からでも好位のポジションを取れそうだし、スローペースを見越して4コーナー過ぎで早め先頭に立つぐらいの勢いでレースを勧めれば、この馬にも勝機がある。ジャパンCはかつてはセン馬が強かったレース。今までの戦跡を見ればこの馬にもGⅠを勝てる能力がある。今回はジョッキーにこの馬の特徴を知り尽くしている蛯名ジョッキーというのも心強い。ここは勝たれても驚けない。
人気しそうで要らない馬
12番のゴールドシップ。スタートから出るかどうか不安だし、身体能力の衰えは感じないが年々頭が悪くなってきたのが心配。しかも、最後の3ハロンの末脚において33秒台をだせるような脚もなく、東京コースの大きなカーブで長い直線を3コーナー過ぎから一気に巻くっていくこの馬のスタイルは東京2400Mでは通じそうにない。多くのレースで底知れぬパフォーマンスを魅せてきたが、今回は静観するのが賢明だろう。隣の枠が牝馬なだけに出遅れそうな気配がするしね。
買い目 三連単フォーメーション
1着 11
2着 1、6、10、13、15、16
3着 1、2、6、8、10、13、14、15、16、18
買い目 三連単フォーメーション
1着 1、16
2着 11
3着 1、2、6、8、10、13、14、15、16、18 合計 72点
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