大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

広中平祐講演会

2008-08-01 20:31:36 | 文化
2008とやま夏期大学1日目は、元ハーバード大学教授でフィールズ賞に輝いた広中平祐の講演「なぜ数学か?私と数学、数学の世界」があった。
さすが有名な数学者ということで、高校生も多く参加していた。
生い立ちの話はおもしろかった。兄弟15人におどろかされた。母が占いにみてもらったら、子だくさんで大変苦労しているが、一人が有名になるといわれたという。
アメリカでの一流の人々との出会い、パリでの小沢征爾との出会い。優れた学者の下には優れた弟子達が集まる。最高の先生につくことの大切さがわかった。「人間に未来は見えない。しかし、未来はあなたが創るもの」
数学は、数,形,動を追求するもの。人間の手は5本。なぜ5本かを追求するおもしろさが、数学だ。
間違いをしても良い。しかし、なぜ間違いをしたかを追求するところから、新しい飛躍がおきるという。
数学の目的は、数の学問で、とても若い学問である。数学オリンピックでは日本の小学生は中国よりかしこい。孫たちの時代が面白いと言われた。
貴重な話が聞けて、知的好奇心が高まったかな。
コメント
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