大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

樋口恵子講演会

2008-08-03 22:47:04 | 文化
2008とやま夏期大学3日目は、樋口恵子の「人生100年すべての人に居場所と出番を」の講演だった。
高齢者には、これからの人生に希望と勇気をもらえる素晴しい講演だった。
元気をなくしている高齢者にはとてもおすすめの講演でした。
先生の講演は、久しぶりだったが、政府の審議会やNPO「高齢者社会を良くする会」など前線で活躍される先生だけあって、世界の国々と比較しながら、日本の現状の課題と展望がユーモアたっぷりに、具体的に話され、とてもためになった。
平均寿命世界1,高齢化率世界1,高齢化のスピード世界1という三つの金メダルをもっている日本。
「人生100年丸」を自覚した初代の私達は、人生100年を生きる快楽と覚悟をもとう。
そのためには、「いつまでも夢を!見果てぬ夢を!」もち、「20代ばばあと70年娘」の気概で生きていこう。
一人一人が自分の価値に目覚めて、地域の中での街作りなど、何かお役に立つことをしていこう。
年老いても成熟し、長生きをする人がいてよかったといわれる時代を共に築いていきましょう。
そのためには、少子化の今こそ、一人一人の子どもの居場所と出番のある教育に力
を尽くしていきましょうとのことであった。
格差社会の暗い日本の中で、より豊かな高齢者社会をめざし、奮闘しておられる先生。足の具合が余りよくないようですが、車椅子になっても全国で講演をし、若者や高齢者、女性のために希望と勇気を与える講演をし続けてほしいと切に思いました。ほんとうに、ありがとうございました。
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