大好き!本・花・旅

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小森陽一講演会

2014-06-02 20:50:13 | 政治
ラポールで9条平和小杉の会7周年記念として、小森陽一さんの講演会「子供たちに残したい平和な国」がありました。
安倍政権の解釈改憲で戦争の国を歩むのか、平和の国を子供たちに残すのかが今問われている。55年体制の崩壊と小選挙区制の成立、イラク派兵、第一次安倍内閣で教育基本法の改悪、自民党の新憲法案のおそろしさ、秘密保護法の成立、日本版NSCの成立など、歴史的経過が良くわかりました。
特に、自民党の新憲法案は、人権、立憲主義を否定し、国防軍、軍法会議、総理大臣に権力が集中し戦争をいつでも行えるという恐ろしいものでした。
このような憲法になっては、本当に危険です。富山県の自民党は、先日、憲法改正権もないのに、憲法を改正せよという意見書を議会で採択しました。信じられないことです。公務員の憲法を守る義務にも違反しています。
イラク戦争の時、サマワで支援にあたっていた日本の自衛隊が武力攻撃にさらされ、撤退する時、守っていただいていたオランダ軍や他国の兵士からも羨ましがれたそうです。「日本は9条があっていいなあ」と。
9条があったから、70年間戦争しなかったのです。自衛隊員の命が守られたのです。
集団的自衛権は、集団的戦争権のことです。アメリカの傭兵となってどこでも戦争する国になることです。今安倍首相によって、憲法がハイジャックされそうです。みんなに働きかけ、防ぎましょう。
若い学生も多く参加していて、こんなに多くの平和な日本を求める人がいてうれしいことです。とても良い講演会でした。
コメント
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