砺波文化ホールで「キネマの神様」を鑑賞しました。
原田マハ氏の人気小説、待望の舞台化です。
都心の片隅で、細々と、火をともし続ける名画座。そこに集う映画大好きの多くの人たちが、名画座を続けようと立ち上がります。
主人公ごうが出した映画評論の一通のメールが、海外の熱心な映画評論家の心を打ち、奇跡の交流が広がります。
舞台中央スクリーンに、映像やメールが紹介されたり、回り舞台が転換しネットカフェやアメリカになったり、新しい創造的な楽しい舞台でした。
多人数の出場者が夢に向かって、つながりあう熱気に圧倒されました。
ごうと海外の評論家の深い友情に感動し、マスクが涙で濡れました。
劇の転換の合間に登場する焼き芋屋や冷凍ミカン屋さんが季節感を出し、楽しいアクセントになっていました。
主役以外の人の発声があまり聞こえない時があったのが、少し残念でした。
外は大雪、でもよい劇を鑑賞できてうれしかったです。