砺波中央文化会館で、文化座の「命どぅ宝」を観劇しました。
さすが沖縄返還50年、劇団文化座創立80年の特別講演。
沖縄基地返還運動と日本復帰を目指して多の苦難を乗り越えて戦った沖縄の人々の想いが、見事に蘇ってきました。演劇の真の力です。
民衆から愛され、米軍がおそれたという瀬長亀次郎と「命どぅ宝」と説いて土地闘争の先頭にたった阿波根昌鴻の若き姿が生き生きと演じられていました。
さすが名優、佐々木愛のおばあさんも素敵でした。
三線に載せた沖縄の踊りや歌、見事な舞台転換、照明もすばらしかったです。
「剣をさす人は剣で死ぬ」「命を生み出す農業」「米軍はきらいだ」など大切な言葉が、今こそ平和の大切さを強く教えてくれました。
ラストでは、不発弾の不慮の事故で亡くなった息子と夫がよみがえって自分の子供を抱だいているシーンはほっこりしました。
今新基地の建設を巡って変更の承認拒否をめざして、300人が県知事と集会を開いた沖縄。
全国の支援の輪を大きくしていきたいものです。
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