花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

初雪

2008-11-05 02:40:32 | Weblog
       札幌に初雪らしき「雪が降りました。」

  雪囲いを済ませ、かじかんだ手をこすりながら、

  昼からは本屋さんに行きました。
  近所の本屋さんは、
      時代の波で閉店してしまいましたので、
  駅前のKIKOKUNIYAに通います。

  映画のDVDコーナーには
 
  「文化映画」の復刻版もあって、
  親しみやすい本屋さんです。

  孫へのプレゼントに
  「切り紙細工」の絵本、
  
  嫁さんには料理の本がいいかしら?

  2Fにあがると、
  専門書がある。
  ここで、あれこれめくっていると
  3時間ぐらいすぐに過ぎてしまう。

  最近は「医療破壊」という本が増えた。

  消える病院!

  命を落とす医師!

  さまよう患者と家族!
  外科医の七割が当直明けに手術!
  全国の7割が赤字経営!
  綱渡りの血搬送!
  
  銚子市立総合病院が閉鎖
  崩れだした地域医療

  690円でこれだけの見出しがついている。

  医療界の仕事を
  親の代から続けてきた環境にいるせいか、
  医師への嫉妬がある以上、
  会社や、自治体や、地域が病院を乗っ取り、
  医師を駒にして
  自分たちが「中国三人組の時代」のように
  権力を持ちたいのだろうか?

  だとしたら、、、
  実際に診療している医師の意思はどうなってゆくのだろう?
  いろいろな

  政治家が作り上げた決まりで動いてしまうから

  薬も値段にならない薬を
  自前で使わないと患者さんは治癒が遅れてしまう場合も出ているようです。

  こうなる前に
  マスコミに報道をよくよく注意してほしいと思った。

  こうなる前に、
  昼間きちんと診察を受けて
  夜中の時間外にに、
  38度の熱さましをとりに来たからと、
  病院の医師を叩き起すのはやめようと、、、思いやりを持ってほしい。

  個人差や、合併症や、免疫の強さや、遺伝子が一人一人違う人間!
  100パーセントの結果が約束できないのが医療!

  すぐに「訴訟」をして、
  医師の診療の「やる気をくじく行動」は
  患者さんの意識の改革が必要ですよね。

  病院にはお金がある!、、、勘違いですよね。

  先生はお金持ちのお嬢さんと
  結婚している場合もあります。

  初めっから、お金持ちのお嬢さんなのですから、
  医師の月給とは無関係に「セレブ」な女性も目立ちます。

  マスコミは、特殊な「少数セレブ」をスクープしては
  世の奥様方の不満と反感をあおりたて、
   視聴率を上げますよね、、、!

  これって、、、地味に、
  学術に月給の11割を使って
  医学の進歩に貢献してきた医師にも
  家族や夫人にも、
  身に覚えのない「嫉妬の矢」が飛んでくるのです。

  病院は、医師のほかに、
  看護師、栄養士、、、、臨床心理士、、、事務、、
  数え上げればきりがないほどの
  「多くのプロが助け合って運営」しています。

  医療にひたすら一生懸命の
  医師やコ、メディカル、事務、、

  しかし、最近は、操業20年、、、30年、、と
  軌道に乗った質の良い国際的に認められた病院や、
  全国的になの知れてきた病院を、
  会社が運営してゆく時代に入った。

  つまり、、、出来上がったころ、
  自分たちの都合のよいスタッフから
  運営権のある理事を選出し、
  医師の理事はあっても、コメディカルの理事は少ない、、とか。

      尽した医師が出てゆく記事、、、、(--!哀しい!。

  創立時代からしっかりと、病院に泊まり込んで
  患者様との信頼を造り上げ、病院を軌道に乗せたころ、、、

  会社が買い取り、営業面だけを考えた人事を始めるから大変である。
  普通の職業とは違うのは、
   命を対象にしているだけに、
  医師と医師との助け合いのネットが、
  しっかりとしていないと
  命が危険なとき、
  急場が間に合わない。

  買い取った会社のスタッフは文系大学卒業。
  上層部の考えは医師ではないから臨床の経験がない

  賢さと知識と、
  上役という権力と、
  バンカブルであるかどうか、
  60年といわれる会社の寿命の運営を
  病院に当てはめてくる。

  1990年代は

  ヨーロッパの病院は
  行き倒れの病人を
  教会が世話を始めたのが
  創業時代の歴史だったりする。

  500年の歴史のある病院も健在である。

  バンカブル一辺倒な
  会社や自治体の「インベーダーの指揮官」のような
  上役は存在していない。

  心ある人々が「人間の生きる権利を見つめている。」
  患者様の病気と
  一緒に戦っている医師の行動を尊重してきている
  500年以上の歴史の病院の中庭に立ちつくした。

  「産む機械」的発想で、
   病院を思うように動かそうとする。
   

  人間という「命」「心」「家族」「社会」、、、と
  多岐に絡まった複雑な医療!

  「命」対象をする仕事の医師たちにとって、
   選手をよく知る「原監督」に
  「交代」、、と言われれば納得もゆく。

  しかし、
  オーナーではあるが、
  選手の特徴も、医師たちの人脈も
  医学的にはとらえていない、
  病院運営のオーナーであるという「会社」の
  「文系の理論」

  買い取ると決めた病院に、
  数年前にインベーダーを
  病院職員として送り込み、
  トロイの木馬のように、内側から
  病院買い取りの兵を集めてゆく。

  病院発展に尽した
  古参の功労者や
  中心となって頑張った人たちは

  インベーダーが造り上げた、
  数年来の新しい兵によって
  いきなり、人事が交替する!!!!

   この雑誌によると、、、

  会社の人事のように、
  自分たちの都合に合わせ移動さしても
  自分の思うように
  病院を運転出来ないのはなぜでしょう!?

  これらの本を読んでいると、
  患者様の為に努力して
  医療を進歩させてきた医師やコ、メディカル。

  自分が病院で権力を揮える人事にして病院を乗っ取りたい経営者。

  この矛盾した利害のバランスをの均衡が傾くと、
  医師は、一瞬にして退職してしまっている。

  或いは、「やる気」を失い、未来に不安を持ち
  経営者が「激」を大声で言っても
  病院は左前になって消滅している記事が満載だ!!!!

  自治体や、会社は、権力が欲しい。

  しかし、
  「診療の責任」は「国家免許を持つ医師」が負う。

  税金は「勤務医の学術」という
  「診療のための頭脳の中の設備費」は控除しない。

  医学は日進月歩であるだけに、
  医療はいつも新しい。

  そのうえ、病院の赤字の時は
  「責任だけ院長に押し付ける。」

  つまり、、、「診療」と、「経済」の
   両方を院長に責任を負わせている。

  「患者さんを見れない」「運営のスタッフ」が
   人事権を握っているからたいへん!

   気にくわない人間はどんどん追い詰める。
   プライドをはぎとり、
   顔をつぶしていられなくする。

  この雑誌を見ていると
  背筋が寒くなってきました。

  病院は「健康」という、衣服の前に着る大切な「あなた自身です。」

   医療は「商売根性」や、「権力欲望心」では
   良い結果を出せないと思います。

   医療は奉仕の心だと思います。
   医師は「仕事にプライド」と「喜び」が持てれば
   元気百倍で結果も良いと思います。

   だから、、、患者様も、意識を変えて、
   「感謝の心」で医療を受けてはいかがでしょう、、?」
   「感謝の心」が、
   医師のがんばる気持ちと
   「一生けん命な治療」を
   精神的にサポートすると思います。
   
   この雑誌のような、医療破壊が、これ以上起きないように
   祈らずにはいられません。

   学者は学者のプライドがあり
   臨床家は臨床家としてのプライドが
   生きてゆく原動力と思います。

   お互いのジャンルを尊重して、お互いの
   生きる原動力である範疇を
    いかなる甘言に乗せられようとも
   侵略してしまっては、、、
   
   医師は集団で辞めてしまっているのが
   雑誌の記事の行間に読み取れました。

 「 医師の持てる力」を「あなたの為に!!!」
   充分発揮してもらうためには、

   創世記から頑張った医師たちの誇りを守り、

   新しく十年以上も後から入った医師を
   「素人から見た評価の高さ」で、
   いきなり古参医師の上役に持ってくるのは
   集団で移動してしまった医師を見送る記事のあるだけです。
   「雑誌もびっくりして」喚いているように思いいました。

   「素人から見た評価」というのは、肩書きに翻弄されます。
   医療に携わる者は、真実の力を見なければなりません。

   「博士」だったり、「教授、助教授、講師、」、
   という肩書が医療に素人の患者さんにとったら大切です。

   しかし、、、「博士号」というのは
   運転免許のように、
    日本のどこでも通用する評価がありません。

    博士号を取得した大学で認められた称号ですから、
   『「国内で同じ評価」で通用しない』という事を
     知っている人は少ない。

    東京大学に勤めていたころ

    各大学から研究に来ていた博士の先生が
    大学によっては、全く評価されない現実に
    世の中の「実力」評価の厳しさに
    ひや汗がでる思いでした。

   博士号は、
   博士号を取得した大学の免許のような、
   狭い範囲の評価です。
   極端な話、
、、
   イルカの病気の研究やカタツムリの生殖器官の研究でも
   取得できるのが医学博士号ですよね。

   患者さんが教科書!、、、という
   臨床家の評価とは一緒に評価できないのが
   博士号だと思いました。

   臨床家の教科書は患者様の病気であり、患者様全体でしょう?!

   教授といっても、臨床の教授と基礎医学の教授では
   大きく担当分野が異なります。

   患者さんを一切診察しないで、
   菌の研究をしていても、
   寄生虫の研究をしていても、教授になれます。

   臨床の分野での教授は「臨床の力に満ちています」。

   しかし、、、
   病院は患者様相手に、
   地域で20年以上も尽くしてきた
   信頼の絆の深い古参の医師を、
   正当に評価する目がありません。
   なぜなら
   人事担当は「出来上がった病院を運営するために
   病院を買い取ったの会社から来た文系の知識と権力の上司だからです。

   会社経営と、利益と、権力と、見せかけの官位のようなもので
    人事をかき混ぜてしまうと、
   本来の医療が受けられないという
   「病院破壊」につながります。

   病院を潰さないように、
    患者様の協力で、
   医師を酷使することをやめなければ、
    医師を増やせば良い、、、というものではなさそうです。

    美味しい夕飯は「妻の料理の腕」
   「美味しい料理を食べさせたい!」、、、
    愛と真実と好意とやる気です。

    「料理の道具」
    「アツアツの時に帰宅して食べる旦那!」

  患者さんの病気も、
  「医師が病気を治す協力を惜しまない信頼関係」が
  良い治療に導くと思います。
  
   医師を窮地に追い詰めないような、
   安定した医療社会を作らねば、
   
   政治家は優れた頭脳で知識と考えだけで
   医療改革や医療費削減を行うと、

   一番大切な
    国民の元気がなくなります。

   医療費削減は
   国民の元気を守る医師を脱力させます。
   21条も、国民の元気のもとの医師の元気を奪います。

   麻生さんの「国民を元気にする」言葉を信じています。

   国民の元気は健康から!