中島みゆきさんの、、、この歌が心に染み入ります。
まっさんの物語でも歌っていますよね、
ほとんど口には出しませんでしたけど、
この方の歌は、ぞん底に居るとき、カセットテープで、何回も聞いていました。
人生には、山あり谷あり、、、、ぞん底になるときってありますよね。
あたりまえのことが出来なくて、
あたりまえのことをするのには、
家族とも、如水のごとく、各自が自立していながら、、、
同じ遺伝子のテレパシーで
一枚岩のように、、、一つです。
だけど、、、体は各自、、、個々に離れている。
母子といえども、時はすべてをつれさってゆく、、、
中島さんは歌う
なのに どうして、寂しさを 置き忘れてゆくの、、、
いくつになれば、ひと懐かしさを うまく 捨てれるようになるの、、、
40歳ごろの感情は
まさに、胸をえぐられるように、、、言い当てられていただろう。
******、、、
そして、今は この歌詞が、胸に来る。
敢え無く わたしが 波に砕ける日には
どこかで お前の舟が かすかに きしむだろう
それだけのことで、私は海を ゆけるよ、、、、
24歳で北海道に嫁いでしまった私は
65歳を過ぎた母を、知らない。
里帰りもしないまま、母は81歳の生涯を閉じた。
私の帰りを待っていてくれただろうか?、、、
母が亡くなるとき、私の舟は、大きく傾いだ
私の舟は、星空の海に向かって きしみながら 母の舟を追っていた。
親を思わない子供がいるだろうか?
親を慕い 親を訪ねることが出来たなら
大人になった激流は乗り切れない
母さんの舟は大きく傾いでも
振り替ええてはいけない!
越えて行け!
この波を
お前を待っている人がいる限り。
中島みゆきさんの 歌の解釈はまちまちだと思うのですが、
時代は廻る、世代交代、ゆずり葉、立ち枯れの菊
寒菊や、、、纏うは、、己の光のみ、
生きてゆくもの、 時代から消されてゆくもの、、、、
世代交代は、遺伝子の音叉が、遠く離れたところで響きあい
親と子の、見えない絆は、漆黒の闇の中から光に向かってゆく。
中島みゆきさんの歌のことを、、、、胸から胸に伝えた愛が
愛が、、、わたしを滅ぼし、、、母が生まれ生きてゆく。
そのような受け止め方をしながら、、、息子と一緒に
別の場所で、聞いているのです。