花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

家族

2020-02-24 04:41:09 | 70代の日記

2月は、、、今も一緒に生きている父が、私の傍に居てくれると、、、実感できる月なのです。

父は、日本が鎖国から解き放たれて、300年の醗酵した比類なき日本酒の味のように

日本人だけが味わえることのできるか゚のような、、、日本列島という瓶の中で過ごしていた歴史がある。

世界広しと言えども、、、他国には,、、熟成されたような銘酒のような民族は居なかったのではなかろうか?

日本文化は、日本に惚れ込まないと理解できないだろうと、、、私的には思ってきた。

明治という、、、世界中の銘酒の並ぶ棚に、日本種も並んだとしたら、

そのカウンターではカクテルが作られたり

いろいろな使い方をされ始めて、

日本の味は、

そのまま伝えられてゆくとは

考えにくかった時代であると推測している。

日本という、ザビエルが東方見聞録で紹介した小さな島国が

明治になって、世界中のレーダーがキャッチできる「開国」という転換期を迎えた。

日本国内では、時代の分かれ目に於いて、

文明開化と散切り頭は、丁髷も、日本刀も、武士も、女性の大奥も、身分制度も

明治という時代のクレパスの中に吸い込まれていったような、、、印象であった。

市ヶ谷あたりには思想が故に捕らえられた、時代に理解されない人々が大勢いたはずであった事だろう。

教科書丸暗記で、、、とりあえず、、、自分んで考えるには未熟すぎる私であるから

難解な日本という国の激変の文化は、、、国内に住んでいて捉えるには困難な混乱状態の中

世界の中に合流し始めて言った感覚で、明治の45年間は戦乱が続いたと、教えられた。

明治43年あたりに、父母が生まれている。

明治20年代には祖父母が生まれているはずである。

                          つづく