え?こんな時間に、、、しかも土曜日に「相棒」あるの?
直前まで、NHKの人工知能とコロナの番組を視ていたせいか、、、
頭がつかれて、床に大の字になって、ボートしていた。
IA、、、人工知能は、人工知能によって学修するが、
初めのデータ~は、、、やっぱり人間が打ち込むわけだから、、、
限界はあると思っていた。
仮説の仮説の、そのまた仮説を、、、信じるのは感情抜きになると思ったりしていた。
疲れこんだ頭で、、、「相棒」を視た。
今までは、、、研究者タイプの杉下さんが、天才的頭脳でオールマイティなのだと
素直に、林先生の番組を視るときのように、、、逆らった見方はしなかった。
今回の相棒は、いきなり道場の剣士の魂という高度な設定と
紆余曲折を得て、女性剣士として
この道場の女房役の女性が
椿の花を、、、真っ二つに切るシーンが扉に使われた!
女、椿、「妻に先立たれた道場の主」
「トンビが鷹を生む」というのはあるが
その逆の、「閉じこもりの登校拒否の息子」
道場主の剣士の友人」
この設定で、初めに女剣士が椿の花を今朝切りにするシーンで
犯人は彼女だ!と
早とちりした。
それからは、例によって、個性豊かな警察官の言葉の遊びが
プロレス並みに激闘して、、、プ!と笑ってしまうようなシーンが続く。
根幹、いつもの私と違っていた。
いつもは杉下さんが東大出身のイギリス留学の天才で、
周りの馬鹿ども役の、あたたかな間抜けの性格の人物が
人間らしくて大好きだった。
今日は、周りの馬鹿どもが、、、まさに、、、
まさに、人間で、
無駄が多い行動、自分の感で、決定する上層部
自分の立場第一の、、、口の悪い刑事!
とても、人間らしく見えました。
日ごろから、脇の登場人物が、杉下さんを光らせているのは常設場面だった。
初めに、犯人は、
痴情、情念、裏切り、欲得、、、女性の業、、、
だから、椿の花を
真剣で真っ二つにした女性が犯人だと・・・・?!
私は思った。
剣に生きる女剣士が、
母性をもって、不登校の閉じこもりの師匠の息子を
理解して?
実の父親であった道場主を、我が子が引きこもってしまって
幼さが故に、父が無防備になる心情が読み取れなくて
父親と真剣で立ち会ってもらっている途中で
親子である以上、
父親としての心が、立ち合いにも出てしまって
稽古の厳しさがストップするような、、、親子関係が勝ってしまうという
心のすき間風。
「弱さを、存在そのものの弱さに置き換えてしまう」成り行きとなってしまい
父は自ら、息子に切られてしまう、、、、。
父親への殺意は無くても
息子としてのブラックホールの持つ負のエネルギーは
父親を一瞬魂の抜け殻にしたのだろう、、、
道場主は死んだ。
息子には、殺意は無かった。
自分の出番が無いのは父の優秀性だと思うしか無い、、、
がむしゃらな、、、心のはけ口のような剣に。
父は、、、、無抵抗な空白の時間をもったのだろううか?
犯人は閉じこもりの息子だった。
今回の作品の中では、、、杉下さんが頭が良いというより、、、
人工知能が、人間にまで成長で来たら
杉下さんになるかもしれないと、、、思ったりした。
NHKの影響で、疲れた頭で、「相棒」を視ると
こうなるという、、、
75歳の婆ちゃんの、コロナ忘れ、、、TV観戦術の一コマでした。