花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

昭和が遠くなってゆく

2022-02-02 06:41:05 | Weblog

 

昭和生まれの、、、10年前後までの男性は

   石原慎太郎さんの時代の男性ですね、、、

      「太陽の季節」を読んだ時には、、、衝撃的でした。

 

     戦後の日本には、なくてはならない、、、、、復活に向かって

    新しい考え方を模索できる、、、きっかけをつくってくれた小説でした。

原子爆弾で疲弊していた日本人の心に

    戦争がもたらした、、、富国強兵の、、ありえない教育現場から

 

       主体は生徒側に移ったという、、、窓が開きました。

   生まれた年代を考えると

 あの年代の男性は

  国が富国強兵の教育をしていましたから

   成長期の慎太郎さんが、、、右派と言われるのも

     育った時代を考えると、、、納得がいきます。

 

   北海道のもゆかりが有るので、

     私は、研究肌の友人の前では、

        「太陽の季節」の話はしませんでしたが

    母が、音楽をする人だっただけに

            

      いい年をした母と、

         中学生の私は

       慎太郎文学で、盛り上がった思い出が有ります。

     私が、、母を理解できるようになった

        きっかけをくれた本の一冊でもありました。

     川端文学の「伊豆の踊子」と、

           方向が まるで異質で

            行動が躍動して見えるような本だったと、

       、、太陽の季節は記憶に残っています。

             

            

      復活してゆく日本には、、、

       考え方を転換することを教えてくれた作家さんでした。

 

 

              

 

 

             

     慎太郎さんが居なくなったとき、、、

       昭和が遠くなってしまいました。

             

         裕次郎さんの、、、時計台の前で、、、の唱も

           心をしびれさすような、、、不思議な

              戦争で傷ついた心を,、、労わる様な、、、

                優しい、、、兄貴のようでしたね、、、。

 

      時代が生んだ、、、素晴らしい人たちだったのかもしれませんが、、

      誰も真似のできない。。。パワーが有りましたね。

         万人の恋人だったかもしれません。

 

       昭和ヒトケタ生まれは、、、戦争ばかりの時代を生き残っと来たのですから

      闘う男の人生を、、、はっきりと、、、闘いつづけることで

      男の人生を,、、、見せてくれましたね。

 

       手塚治先生の「火の鳥」の中に出てくる、、、、がおう、、、、

         何処か重なる、、、火の鳥、、、、慎太郎さんの「太陽の季節」でしたね。

 

       沈んでしまった夕日の後の、、、美しいい空を、、、一

 

         飛んでゆく、、、あの鳥は、、、どこへ、、、行くのでしょうか?

 

               サヨナラは、、、言わないで、、、見送りました。

          、、、時代を飛翔にした不死鳥だったのかもしれませんね

 

                  gassyou,,,,

          [

「これは、、、78歳になろうかという婆ちゃんの、、、たわいもない日記です。

    本当は,、、巨星の様な、、、大きな人なのでしょうけど

       婆ちゃんにとったら、、、男性と女性の、、新しい時代が来たと

           復活への冒険を、青春のシンボルのように

             楽しんで頑張れるエネルギーをくれた本でしたね。

 

           

 

              


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