今年で38年目の我が家の換気扇がとうとう動かなくなった。
昨日の夜11時ごろ、ギーギーと音を出し始めてスース―と回転してから
換気扇は回らなくなった。以前サーキュレーターが回らなくなった状態と
極めて似ているので、真夜中の換気扇分解が始まった。
外のフードを外すと、
裏側に黒に近い粘土状の汚れが塗料のようにベターと存在している。
魚ぎょぎょギョ、魚ちゃんの様な悲鳴が出そうになった。
ともかく、、、「赤ちゃんのおしりふき」で拭くのがピッタリなので、
ビニール袋に手を入れて、赤ちゃんティシュを引き抜きながら、
鷲頭加味にしながら、フードの裏側をきれいにした。
何と、12時になっている。
周りにくっついたベトリ塗料が落ちないように、
こすると、伸びて汚れの縄張りを増やすので、
あちゃコチャ汚れながら、、途中で新聞紙を敷くことに目覚めた。
フードが終わると本体の、羽根車が
内面が黒色の汚れのピザの石焼のように苔むした状態である。
もう一度、、、ぎょぎょギョ魚!、こうなったら腹を据えた。
割りばしの先にアカチャンティシュを、はたきのように鋏を入れた。
武器が出来た以上、徹底してクリーンに磨いた、
真夜中2時!セットを元に戻して、換気扇のスイッチを入れた。
ギー,、がーー、カラカラ、ジーコジーコ、、、
変な音が我勝ちに国会の野次を飛ばしているようなことになり
上手く雑音なしに回ってくれない。
換気扇は回れば良いてものじゃありません。
音をどうすることも出来ないまま
分解したり、組み立てたり、、、しまいに、、根性入れて
「麺棒」で、汚れをほじくり出しても、音がする。
とうとう、、、真夜中3時半、、、
朝刊を配るバイクの恒例のエンジン音!
おきる時間になったよ、、、トホホ、、、
ネットで、
24時間受け付け中の「換気扇修理サイトにアクセスした。」
「換気扇の良くわかっている仕事人をお願いします!」
「わかりました。今日中に出来る人を紹介します。」
。。。。。。+++‘‘‘@@@:::負けたよ、、音には、、、。
わずかの仮眠が電話の音で終了。
11時に「7つ道具」を満載した「サンキュー」とも読める
ワゴン車が玄関い止まった。
声が若くて、澄んだトーンだったので、
若者かな?と思っていたら、やっぱし若者らしい。
お若いですね!、、と思ったら、年を聞いたら昭和生まれだとお言う。
顧客のカルテのように、整理された閻魔帳から見ると
かなりのベテランだと推測できた。
換気扇の、格闘した姿に、笑いながら言った。
「おっかさん、換気扇は羽根車の下の汚れが、音の原因ですよ!」
昨日の夜からの武勇伝を看てとったのか、
彼は、おかしそうに
換気扇の羽根車ごと、
バイ貝をするりと引っこ抜く要領で全体を引きずり出した。
す、す、す、ご~~~い、黒い油汚れの塗料で、フル装備の
換気扇のオケッの部分がまさに、、、ゴミのコロッケである。
そのままビニールに入れて、引き取っていただいた。
彼は。30分ほど石黒ホーマに出かけたのかもしれません。
しばらくして、四角い換気扇を持って帰ってきた。
ビスで取り付け、上から、白い格子窓のようなフードをかぶせて完了。
「回っているの?」
「回っていますよ(笑い)」
彼は』トイレットペーパーをワンカットひっぱて切リトルと
換気扇の前に持って行った。
トイレットペーパーは、ぴた!と張り付いたままである。
「おっかさん、、、換気扇のスイッチ切ってみて!」
トイレとペーパーは、ひらひらと換気口を離れて落ちた。
「おっかさん、、、換気扇が音を出し始めたら、汚れを服と良いよ。(笑い)」
「40年近く貯めっぱなしのごみを観たのは久しぶりだな~~~**」
彼は、結構達成感があったのか、値引きをしてくれた。
はじめの予約値段より1000円も値引いてくれた。
「僕の母ちゃんと、同じぐらいだろうけど、ネット出来るのってすごいね!」
「褒め言葉とともに、彼は立ち去って行った。」
ともかく、、昨日の夜11時に始まった換気扇トラブルは、
今日の2時に完了した。
昨日は主事は「認定医の為の講習会だとかで、病院に泊まって
早朝出勤をするために、帰宅しなかったこともあって、、、
還ってきたら、いつものように、、、
「いいな~~主婦は、、、家でTV漬けになっても、生きて行けて、、、」
ボヤキが始まりそうな帰宅時間が近づいている。
こんなことは、いつ気が付くかが、見ものであるから、、、
当然、報告はしない。
ずーと気が付かないと思うのであるが、、、
どうかな?
主婦の仕事はきりがなくて、消費者で、おまけに評価はないし
月給もないし、時々、、、薬剤師をやめてしまっていることを
後悔しながらも、70過ぎた医師の主人の
世の中への「役立ち指数を比べると、、、」
誰かが、つぶれて、
「医師の仕事だけをすればよい」環境をつくり。雑務サポートしないと
仕事を辞めた主人が、毎日家にいることを考えると、
ゴミ捨て一つ出来ない、像を部屋で飼っているのと同じの
飼育員状態になると思うと、
換気扇を見事に手術した職人さんが
器用な人が、家で、あれこれ治してくれるご家庭を想像すると、
家に居てくれていい人と、
仕事と格闘して、外でエネルギー使い果たして帰宅して
惚けないでいてくれる方が、、、
家事というつまんないサポートをしている方が
ぐるりと回って、「主人の医師という仕事の方に軍配が上がる。」
結婚以来、擦れ違いの便利屋をしながら、
主人を立派に旅立たせてから、
老人専属の薬関係の仕事をしたいと、思っている。
換気扇に振り回されながら、
男は、、、皆、、、プロだと、、感心した一日でした。