京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

サラリーマンだからこそ・・・

2012年07月13日 | 収益マンション
積算評価を重視する近年の金融機関でも、
収益還元を少しは考慮していると言う。

そのような金融機関の考え方に、
サラリーマンであればサラリーで自分の食い扶ちを稼ぎ
自己完結させ、
収益マンションはその収入で廻れば(完結させれば)
融資もそれ自体充分成り立つ」といった考え方のところもある。

端的に言えばサラリーマンを辞めればそれは一介の自営業者となる。

家賃収入で生活するということは
それだけ可処分所得が減るということになり、
次に動かせるお金が少なくなるんですね~、
と金融機関から見られかねない。

もちろんサラリーマンを辞め、専業で、
収益性アップを図ろうという道もある。

しかし、それは賃貸管理会社にまかせたほうが良い。
わざわざ会社を辞めるまでもないと、
私は常々言ってきている。
管理は管理専門業者に依頼すべきだと。

マンション一棟の経営を考えたときに、
客付けという短期目線も当然収入が大切ではあるが、
経営管理という意味では長期的視点も大切である。

目先のことだけでなく、
長期修繕という建物ハード面を含む長期戦略が無いと
長年の収支計画はできない。

いずれにせよ管理会社は必要で、
片手間では管理はできないことを考えれば
サラリーマンをやめる必要性はない。

会社や官庁の服務規程では、
副業禁止の所も少なからずあるものの、
賃貸業という保存行為的な事業には甘いことも事実。

以前の会社に内緒で不動産投資共々
参考にして下さい。
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