京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

差押えは急にはこない!

2013年06月20日 | 契約のこと
京都不動産コンサルタントのブログ

今回はご相談でも不動産業者に悪意の匂いが
プンプンする内容でした。

というのは不動産業者を通し中古マンション売買手続きをし、
明日引き渡しの予定だったものが急にマンションが
差し押えされたという。

一言で言えば不動産業者の怠慢です。
もちろん売主の誠意のなさ、いや悪意も感じられます。


差押えはいきなり来るものではなく、
それまでに当該物件所有者(売主)を債務者とした
金銭トラブルがあったと考えられます。

売主はその兆候を以前から、程度は別にして、
認識していると思われます。その上で売却という道になったとも考えられます。

又は逆に、債権者が当該物件の売却を事前に察知し、
債権保全の為差し押さえたのかも知れません。

いずれにしても当該差押え登記の抹消が担保されない限りは
代金の決済や引渡しはできません。
不動産業者に悪意が感じられるようなら
別の専門家にご相談されることをお勧めします。

というものでした。
レアなケースでしょうがこんなこともあるんですね~
コメント
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