京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

投資区分マンションの未来

2015年01月26日 | 不動産評価について

今回も区分マンションをお持ちのオーナーさんからの

ご質問です。
 

区分マンションを持っていますが、
その将来をどう見ますか?
少し不安があります。と。


以前も触れたような気がしますが、
ご質問の趣旨に沿ってお答えしました。

まずはハッキリ申し上げて、
投資区分マンションのビジネスモデルは終わっていると。

簡単にまとめただけでも・・・
区分マンションの収入はゼロ百の世界で、
損益通算という節税は支払った源泉税が無いことには意味ない、
区分マンションは評価の大部分が減価する資産・建物で、
出口戦略の回収部分がないに等しい、
ということになります。

それでいて大部分の方は
業者のサブリースを選択しています。

このサブリースは、大方、業者優位の片務契約ですね。
細部まで理解している方は少ないでしょう。
また、サブリースは資産保全という意味であり
資産の有効活用とは言い切れません。

ですから区分マンション投資は、
適する人、
適する買い方、
がある狭いセグメントされた不動産投資である
と申し上げているのです。
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