京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

古の住居と生活は…

2009年12月09日 | Weblog
不動産コンサルタントのブログ

今から1300年前の奈良時代下級役人の生活実態、
という先日の読売新聞記事が
目に停まりました。

敷地は広く家屋は狭いものの
家賃はタダだったようです。
職場まではドアツードアで1時間
ということも影響しているのか、
初位下という最下級の役人でも土地の広さは
64分の1町の約250㎡だったとか。

人口は今と比べようがなく
比較はしにくいのですが、
土地は75坪もあったのですね。
うらやましい限りです。

収入の方といえば、
米価から想定した金額では年収は230万円程度だという。
住居負担がないということでは
現在の公務員宿舎に充当し、
今に通じる生活感覚です。

余禄としては広い庭先で野菜等を栽培し
家計を補っていたということでしょうか。
日本の生活実態の連綿とした歴史伝承がうかがわれます。
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