肩凝りが歯痛になるのか、歯痛が肩凝りを起こすのかは、一概には言えないが、首が回らなくて困った。はり灸さんに連絡し、お灸を送ってもらった。肩といわず、手首にも下ろす。頭に響いていた痛みが消えた。背中はまだ少し、痛みが残るが楽になる。
風邪を引きそうになり、山女酒を戴く。千振も飲む。日蓮伝説・・・二日かかる。就寝時の一時だから、一晩では無理だった。知識が豊かになる、というよりも知らないことに愕然とする。新発見が多い。日蓮上人の説法では、現世での生き方に通じていく。
確かに、死後のことは誰にもわからない。弥勒菩薩や阿弥陀如来が救ってくれる保障も無い。観音菩薩もまた、道標にはならない。死すれば皆、同じであることにも往きつく。魂が仮の肉体を離れれば、何処に帰依するのだろう。来世に希望はあるのか。
帰宅して、菜の花を湯がく。浸しにして、明日の弁当のおかずだ。蕗の薹も顔を出し始めた。味噌和えが美味しい。庭の蓬は、日に日に大きくなっていく。蓬団子が楽しみなこと。孫の大好物なので、作って食べさそう。田舎暮らしの、小さな幸せを感謝す。
朝夕の冷え込みが残るが、日中は先ず先ずで過せる。ああ、春だなぁ・・・と宇宙を見上げる。光度を増す金星が煌めき、火星が観える。東天には木星が輝く。木星の衛星どうしの相互食も見逃せない。冬から、春の宇宙に、移っていく様を眺めるのも好い。
何をやる気のも、気力が萎えていたのが、少しづつ回復してきた。しんどさが生半可でなく、言葉にならないだるさが圧し掛かっていた。原因不明と言えばそうだし、心因的なことと思えばその通りでもある。自然治癒能力の援けを感謝し、枇杷葉に祈る吾。
宝石も、ブランド品も要らない。新鮮な野菜と空気があり、多少不便でも原発のない暮らしがしたいもの。再生処理の見通しは、皆無だ。再稼動すれば、核のゴミは増える一方で、地球の再生には何も解決しない。戦争に駆り立てる目論見は今直ぐに止めよ。
中秋の名月。昨年は、素晴しい輝きを見せた月だ。かぐや姫の伝説も、何百年前にはあった月語りかもしれない・・・