枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

東大寺二月堂・お水取り、小潮

2015年03月12日 | Weblog

 昨日とは打って変わっての、穏やかな天気。両極端な天気と気温に、体がついていかない。寒くてはと着込んで、汗をかいたり、暖房を切ったりで、切り替えに手間取る。年齢を重ねるということは、こう言うことかと母を思い出す。

 あちこちと支障が出る体に、燃料を入れて、動いているのは、決して楽なことではない。世の中や、過去を変えることはできないが、自分と未来は変えられるとやってきた。然し、明るい未来は遠く、幾ら自分を励ましても精がない。

 神仏に祈るにも、お布施次第。ご利益を期待してはいない分、信心も薄い。神とは、宇宙であり、森羅万象の絶対的なものである。死ねば、生まれる前に還る。新しい命は、月の采配によって誕生する。自然への畏怖にこそ祈ろう。

 旧暦での暮らしには、童謡に唄われている景色がある。明治時代になっても、季節の移ろいは、江戸時代までの生活と、何等変化はなかったであろう。衣装も、着物から洋服になりはしたものの、裕福な家と都会だけの気がする。

 戦後の日本は、便利で豊かな、明るい暮らしを望んできたが、そこに隠れていた物には気づかなかった。原発の上辺に騙されて、あちこちに設置してしまった。希望も未来も、一瞬にして砕き、奈落の底に突き落とされるとは・・・

 黄昏時の宇宙に、燦然と輝く金星。-4.0等星の素晴しい輝きに、高度が上がってきており、星の瞬く前なので、人目でわかる。双眼鏡や、望遠鏡があれば火星も観える。東南には木星とその衛星の、相互食も観られる。愉しみだよ。

 庭の蓬が大きくなってきた。湯がいて潰して、白玉粉と混ぜよう。素朴な味が美味しいのもうれしい。お灸は痕が残るし熱いので、食べて養生にする。春の陽射しに、軟らかく育っている。春を待つ頃の、わくわくしたときめきがうれしい。

 リエさんが、場所を確保してくれたパレードは、最高の席。しーちゃんも、回る順番を取ってくれた素晴しい一日。

コメント
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