麗らかな天気。風もなく、陽射しは暖かいのも有難い。昨夜の読書が祟って、目覚ましを何度も止め、起きたのは午前10時を過ぎていた。外を見ると上天気で、布団を干し洗濯機を回す。珈琲も豆から挽いて淹れる。同じようだが香りが佳い。
杜の都のタイトルだけに、思わず借りたが、ちょっとばかり展開がじれったい。浅見光彦も登場しない。う~ん、何か切れが悪い読後感。図書館が休みなので、明日の返却だ。予約を入れていた宮部みゆきの新刊が読める。英雄の書の続刊だ。
暖かいので、縁側での読書にする。布団を仕舞ってから庭を見ると、色や種類の違うクリスマスローズが、鉢の中で咲いており、その佇まいが好ましい。今年、初めて蕾をつけたのも、何年も咲いているのもあり、思わず見惚れてしまう。眩しい。
午後2時過ぎの、布団を仕舞った頃から、曇りがちになったが、洗濯物は乾いていた。奈良東大寺二月堂お水取りが済むと、心持暖かくなり、彼岸を待つ思いになる。自然との約束事には、どんなに化学や文明が進んでも、季節は動かし難い。
そういったことを踏まえての、自然エネルギーを再考してほしい。原発の危険性を隠してまで再稼動するよりも、より効果的なことは言うまでもないのに。利益や利潤が低いというだけで、核のゴミには触れていない。時間と供に風化させていく。
第五福竜丸のことも。チェルノブイリのこともまた、福島の第一原発も然り。決して忘れてはならないこと。現在進行形の沖縄の辺野古問題。解決しなければならないことが山積み。国民の無関心さを逆手に取っての横暴さに、呆れてしまった。
夕刻になると冷え込みだす。午後2時を回ると、夜露は降り始めるので、布団は干していても、湿気を誘うばかりで意味がない。冬の最中を思えば、何とも有難い陽射しだ。枇杷葉の小さな苗を、2本ばかり移植する。実が生るのは8年後だが。
ふなっしー。抱き枕を、前回買わなかったので、どこかにあると探していて、リエさんが見つけてくれた。うれしなっしー!