枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

十方ぐれ入り・弥生

2020年04月11日 | Weblog
 例の臭いがするが、所在が掴めない。身体の何処からか発しているのに、ふとズボンのポケットに違和感を感じて手を入れた。おおっ!ここであったか。カメムシの強烈な臭いに閉口するが、ティッシュペーパーに包んで捨てた。暫くは臭いが消えずであるが、洗濯物にくっ付いて侵入するとは、敵も然るものである。カメムシに罪は無い。

 折角暖かくなってきたものを、冷え込みが強く暖房を点けた。すばるが寒いと訴えるし、朝夕の冷え込みに震える。懐炉も貼り付けるが、休日にはしないこともあって、衣類での調整となる。風邪を引いても困るので、ストーブは煮炊きに使う。我慢もしての数日であったが、痩せているだけに禁物である。疲れが溜まっているのも難儀だ。

 天気が続き風があると水分が飛ぶので、意外に水遣りは大切な事。野良猫が土を入れたり、柔らかくなった場所に、糞をしているのに困る。枇杷葉での消臭効果があるので、臭いは然程しないが鉢物に、地植えに影響が出て来る。縄張り争いのためでもあるが、我が家に来なくても良いのに、と元に返しておく。すばる!呼んじゃだめだよ。

 庭の枇杷葉の実が、小指大になってきている。そろそろ袋掛けをしなければと思うが、横着なので間近にならぬと動かぬ身体である。旧暦の卯月になれば、枯れたのや結実しなかったのが分かるのもあって、今月中に遣れば好い。収穫は、7月にすればいいことで、余り早くから遣ると、粒が落ちてしまうこともある。まあ、のんびりと…。

 今年の春は長いとあるが、例年なら暖かさよりも暑さになっている。コロナが拡大しているのも、気温にも因るのか。細菌は、暑さに弱いかもしれない。このままでは終息する見通しには程遠い。地球温暖化の傾向にありながら、事が起きれば寒さが戻るとは、意外な処に隠れていたものだ。悪政の付けと結果に、厭きれるばかりでもある。

 人類の繁栄にも、神を蔑ろにしてきた罪や咎が含まれているのか?わたくし自身には信仰的なものはないが、心の底には疼く部分も多々ある。誰のせいでもなく、己の責任を痛感する。文明や科学の発展で、それ等を使ってないとは思えず、金さえ払えば済む問題にも当然と考えてしまう。魔力は静かにうごめいている。天にも地にも同様に。

 お気に入りの場所では、邪魔されないことが分かっており、くつろいでいる。甘えん坊でもある。
コメント
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