小学校の道徳の教科書に『稲村の火』という実際にあった物語が載っていた。今回の地震による津波の被害で、思い出した方もおいでではないのか。私の覚えているのは、少年が蜂の巣をどうにかして移動させようと、苦心惨憺している挿絵。次には、刈りいれた稲穂に、松明で火を点けようとしている所。その次には、津波が押し寄せて村を一呑みにした挿絵だった。
祖母が、この話を知っていて、自然災害の恐ろしさは心していた。だが今は、人間による人工的な厄災が増えている。自然破壊をしておいて、津波などが避けられる訳がない。高台に逃げろ。といって、そういう場所がなければ、迫りくる死を待つだけだ。有りもしないことで起きるのではなく、地球の自然を変えていっていれば、遅かれ早かれ逃げ場はない。
蜂は、危険が迫ると、巣の周りを狂ったように飛ぶらしい。だが哀しいかな。羽はあっても安全な場所まで運べない。少年は、ニンニクを体中に塗って、蜂の巣を抱えて山に移してやる。命は人間だけのものではないのだ。近くに、海がないからと安心もできない。これには地軸の関係もあるだろうし、無論、引力や重力、遠心力に摩擦の相互関係も出てくる。
津波の起きる前には、海水が一気に引いてしまう。川にも水がなくなる。常日頃から、こういった異変に目を向けていないと、生死の境を分ける。災害は、人間の慢心にもあるのだから。快適な生活。便利で不自由のない暮らしが、判断を狂わせることだってある。この場合、何も持たないで逃げることこそ、自分を助ける。
前回に起きた、チリ地震には、私は未だ産まれてはいなかった。でも、語り告ぐことで、記憶をはっきりさせることが出来た。今回では、被害を最小限に食い止められたが、それでも生活の頼りとするところは、大きな損害も起きている。地球が怒っている。もう止められない。自然破壊でなく、人間の住むことを拒絶しているのだ。
未来少年コナン。行く手には、そういった未来もないかもしれない。地球に『意思』が芽生えたら、人類は滅亡させられるだろう。新たなる進化のためにも、地球は変化を遂げようとしているのかもしれない。それを見届けられる者は、ノアだけなのかもしれません。そこにたどり着ける可能性も定かでない。人類は何処へ向かおうとしているのだろう。
今朝は、どうにか昼までは持ったお天気ですが、午後からは降ったり、止んだりの不安定な天気でした。急に暖かくなっていたので、この寒さに慌ててしまいました。オリンピックも済んで、いつもの日常が戻りました。弥生・三月ですね。そろそろ虫愛ずる姫君のおいでましになりそうです。
祖母が、この話を知っていて、自然災害の恐ろしさは心していた。だが今は、人間による人工的な厄災が増えている。自然破壊をしておいて、津波などが避けられる訳がない。高台に逃げろ。といって、そういう場所がなければ、迫りくる死を待つだけだ。有りもしないことで起きるのではなく、地球の自然を変えていっていれば、遅かれ早かれ逃げ場はない。
蜂は、危険が迫ると、巣の周りを狂ったように飛ぶらしい。だが哀しいかな。羽はあっても安全な場所まで運べない。少年は、ニンニクを体中に塗って、蜂の巣を抱えて山に移してやる。命は人間だけのものではないのだ。近くに、海がないからと安心もできない。これには地軸の関係もあるだろうし、無論、引力や重力、遠心力に摩擦の相互関係も出てくる。
津波の起きる前には、海水が一気に引いてしまう。川にも水がなくなる。常日頃から、こういった異変に目を向けていないと、生死の境を分ける。災害は、人間の慢心にもあるのだから。快適な生活。便利で不自由のない暮らしが、判断を狂わせることだってある。この場合、何も持たないで逃げることこそ、自分を助ける。
前回に起きた、チリ地震には、私は未だ産まれてはいなかった。でも、語り告ぐことで、記憶をはっきりさせることが出来た。今回では、被害を最小限に食い止められたが、それでも生活の頼りとするところは、大きな損害も起きている。地球が怒っている。もう止められない。自然破壊でなく、人間の住むことを拒絶しているのだ。
未来少年コナン。行く手には、そういった未来もないかもしれない。地球に『意思』が芽生えたら、人類は滅亡させられるだろう。新たなる進化のためにも、地球は変化を遂げようとしているのかもしれない。それを見届けられる者は、ノアだけなのかもしれません。そこにたどり着ける可能性も定かでない。人類は何処へ向かおうとしているのだろう。
今朝は、どうにか昼までは持ったお天気ですが、午後からは降ったり、止んだりの不安定な天気でした。急に暖かくなっていたので、この寒さに慌ててしまいました。オリンピックも済んで、いつもの日常が戻りました。弥生・三月ですね。そろそろ虫愛ずる姫君のおいでましになりそうです。
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